JPH0541760Y2 - - Google Patents

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JPH0541760Y2
JPH0541760Y2 JP1987158460U JP15846087U JPH0541760Y2 JP H0541760 Y2 JPH0541760 Y2 JP H0541760Y2 JP 1987158460 U JP1987158460 U JP 1987158460U JP 15846087 U JP15846087 U JP 15846087U JP H0541760 Y2 JPH0541760 Y2 JP H0541760Y2
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JP
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doll
leg
air
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air pump
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、外部から与えられる空気圧により
身体の一部を動作する人形に関する。
従来技術とその欠点 従来の身体の一部を動作する人形は、可動部分
に直接、機械的運動エネルギーを与えて、連動さ
せるものであつた。
従つて、エネルギー付与手段が人形の中に組み
込まれているので、小形のスリムでスマートな人
形には、適用することができなかつた。
解決しようとする技術課題 この考案は、上記の点に鑑み、空気圧エネルギ
ーにより動作する人形において、空気圧付与手段
と空気圧利用動作手段とに分離形成するととも
に、空気圧付与手段を人形の外部に、空気圧利用
動作手段を人形本体内に設け、かつ、人形の脚自
体を空気圧供給路として用いることにより、人形
自体の容積を小さくすることができるようにした
人形を提供しようとするものである。
課題解決手段 この考案による人形は、上記の目的を達成する
ため、人形支持台と、人形本体と、エアポンプと
からなり、前記人形支持台は、外部に突出する結
合管と、上面に突出する給気管とを有し、エアポ
ンプは、可撓管を介して前記結合管に結合してあ
り、前記人形本体は、中空の脚と、中空の胴体
と、腕又は眼球等の可動部とを有し、前記脚は、
足裏に前記人形支持台の給気管を差し込んで前記
人形本体を前記人形支持台に起立状態に支持する
結合孔を有し、かつ、前記脚の付根に前記脚の内
部と外部を連通する孔を設けた結合軸を有し、前
記胴体内に空気圧利用動作手段が設けてあり、前
記可動部は、前記人形本体に回転自在に連結され
ており、かつ、前記可動部には前記胴体内におい
て連繋片を突設した結合軸が結合されており、前
記空気圧利用動作手段は、前記脚の結合軸から連
結管を介して加圧空気を供給されるシリンダと、
そのシリンダ内に昇降自在に備えられたピストン
と、そのピストンの上端部に設けられ、前記連繋
片に係合する連繋部材とからなるものであること
を特徴としている。
作 用 人形支持台の給気管に人形本体の足裏の結合孔
を結合し、人形支持台に人形本体を起立状態に固
定し、エアポンプを操作すると、加圧空気が給気
管及び結合孔を経て人形本体内のシリンダに供給
される。従つて、ピストンが上昇し、連繋手段を
介して、人形の可動部が回動される。
この考案の実施例 次に、人形のて腕を可動部とした場合の実施例
を、図面に基いて説明する。
この考案に係る人形は、第1図に示すように、
人形支持台Aと、人形本体Bと、エアポンプCと
からなつている。
人形支持台Aは、中空に形成され、上面に人形
起立部を兼ねる少なくとも一つの給気管1が突設
されている。図示の例では、給気管1が左右一対
設けてある。これらの給気管は人形支持台Aの内
部において連結部2により連結され、その連結部
の他端に人形支持台の外部に突出する結合管3が
設けてある。
この結合管3には可撓管4が結合され、可撓管
の先端に弾性材料で蛇腹状に形成されたエアポン
プCの一端部が結合されている。
こうして、エアポンプCの前部を人差し指と中
指で押さえ、後端部を親指で反復的に押すと、エ
アポンプから加圧空気が可撓管4を経て人形支持
台Aの給気管1より噴出する。エアポンプの後端
部に開口を設けておき、エアポンプを押すときは
親指でその開口を塞ぎ、押し終わつたときはその
開口を開放すると、加圧空気の送り込みが円滑に
できる。
人形本体Bの脚5は第3図に示すように中空に
形成してあり、足裏に外部から内部に連通する結
合孔6が設けてある。この結合孔に前記人形支持
台の給気管1を差し込むことにより、人形本体B
を第1図に示すように人形支持台Aに起立状態で
支持することができ、かつ、エアポンプCからの
加圧空気を脚5内に送り込むことができる。
人形本体Bは、中空の胴体10を有し、その中
に、足から供給される加圧空気を用いて身体の一
部を動作させる手段(空気圧利用動作手段)が設
けてある。
以下、空気圧利用動作手段の一例を説明する。
脚5は付根に、脚内から軸線方向外部に貫通す
る孔7を備え、かつ、先端外周にフランジ8を設
けた円筒状の結合軸9を有しており、フランジ8
を胴体10の腰部左右に形成した脚連結孔11の
内側に位置させ、結合軸の小径部分を脚連結孔に
嵌合して、胴体に抜脱不能に、かつ、回転自在に
連結されている。
胴体10は、第4図に示すように、ほぼ船状に
形成された前半部10fと後半部10bとを周端
縁において突き合わせ、一例として首部と腰部に
おいてねじをねじ込むなどして接合してあり、内
部に中空部12を有する。
また、胴体10は肩部左右に腕連結孔13を有
し、左右の腕連結孔にそれら腕連結孔の間を延長
する腕連結装置14の両端部が回転自在に嵌合さ
れ、先端の結合部15,19が腕連結孔13から
外側に突出されている。腕連結装置は左腕支持部
材14lと、右腕支持部材14rとからなり、左
腕支持部材は腕連結孔から外側に突出する結合軸
15と、結合軸の外周に突出するフランジ16
と、腕連結孔に回転自在に嵌合する小径部17
と、胴体内部を右側の腕連結孔13まで延長する
連結軸18を有する。右腕支持部材14rは筒状
に形成されて、外端部に結合部19とフランジ2
0を有し、小径部21において腕連結孔13に抜
脱不能にかつ回転自在に嵌合して取付けられてい
る。そして、各腕支持部材には、結合部15,1
9をそれぞれ腕22の付根の孔23に押入してそ
れぞれ左右の腕が連結してある。
さらに前記胴体10内部に前記脚5の付根の結
合軸9から給入される加圧空気のエネルギーを機
械的エネルギーに変換し、前記腕を上下動作させ
るための空気圧利用動作手段Dが設けられてい
る。
この空気圧利用動作手段Dは、前記脚の結合軸
9から連結管24を介して加圧空気を供給させる
シリンダ25と、そのシリンダに昇降自在に備え
られたピストン26と、前記腕連結装置の連結軸
上に設けられ、ピストンの上端部に連繋された連
動部材29とからなつている。
さらに詳述すると、シリンダ25の下端部に結
合された連結管24はその端部が脚連結孔11の
中央に臨ませてあり、先端部を結合軸9の孔7に
挿入し、連結管24に形成したフランジ24aで
パツキン24bをフランジ8に押圧して気密に結
合管9と連結管24とを連結している。
シリンダ25は第5図に示すように中央の仕切
板25aにより左右2室25l,25rを有し、
各室に断面半円形のピストン26l,26rが昇
降自在に挿入されており、各ピストンの上端面
に、上端部付近に小径部を有する連繋突起26a
が設けてある。また、腕連結装置の連結軸18上
には、左腕支持部材14lの小径部17に隣接し
てスラスト歯車28が固着され、そのスラスト歯
車に噛み合うスラスト歯車29aとスラスト歯車
29aの軸線に沿つて結合部15と反対方向に突
出する管部29bと、その管部から直角方向に延
びる二股状の連繋片29cを有する連動部材29
が回転自在に備えられている。
右腕支持部材14rにもスラスト歯車28と同
様のスラスト歯車30が固着され、連結軸18上
に上記連動部材29と同様の連動部材31が回転
自在に備えられている。そして、両側の連動部材
の管部の間において連結軸18上に圧縮ばね32
を巻装して、連動部材のスラスト歯車を常時スラ
スト歯車28,30に押圧させてある。また、連
動部材の連繋片29c,31cの溝の間に、ピス
トンの連繋突起26aの小径部を嵌合してある。
これにより、シリンダ25内に加圧空気が給入
されてピストン26が上昇されると、第6図に示
すように、連繋突起26aを介して連動部材の連
繋片29c,31cが上方に回転され、従つて、
スラスト歯車29a,31aとこれらに噛み合つ
ているスラスト歯車28,30を介して左腕支持
部材14l及び右腕支持部材14rが回転される
ため、左右の腕22が上方に回転される。エアポ
ンプCに加えた押圧力を維持する間は、腕が挙げ
られた状態を保持する。
また、エアポンプCから親指の押圧力を除く
と、エアポンプからシリンダ25までの中の空気
が減圧すると共に、腕の荷重により腕22と腕連
結装置14及び連繋突起26aがてこ作用をする
ため、腕が逆方向に回転し、ピストン26が下降
する。
従つて、エアポンプCの反復的動作により、人
形本体は腕を反復的に上げ下げする。
上記シリンダ25、ピストン26及び連動部材
29,31が前記空気圧利用動作手段を構成する
ものであるが、ピストンと連動部材の連繋構造は
他の各種の構成とすることができ、また、空気圧
利用動作手段も上記は一例に過ぎず、この考案は
これに限定されるのではない。
空気圧を利用して、羽車を所定角度まで回転さ
せ、エアポンプから力を除いた場合にコイルばね
で羽車を逆転復帰させる構造とすることもでき
る。
さらに、上記は、人形本体Bの身体の一部とし
て腕を動作させるようにした例であるが、胴部を
上下二分して上半部を下半部に対して垂直軸周り
に回転させるようにしても良いし、頭を首に対し
て回転自在に結合して、その首を横振りさせるよ
うに構成することもでき、あるいは、眼球を回転
させてウインクしているような印象を与えること
もできる。
この考案の人形本体支持台に支持される玩具の
形態種類は任意である。
この考案の効果 上述のように、この考案によれば、空気圧付与
手段と空気圧利用動作手段とを分離形成したの
で、空気圧利用動作手段を小型化して、人形の胴
体内に収納できることとなり、しかも、人形の脚
を空気圧供給路として用いるので、スリムでスマ
ートな人形の外観を損なうことなく、身体の一部
を空気圧で動作する人形を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る人形の斜視図、第2図
は人形支持台の縦断面図、第3図ないし第6図は
人形内に備えられる空気圧利用動作手段の一例を
示すものであり、第3図は人形本体の正面側から
見た縦断面図、第4図は人形胴体の縦断面図、第
5図は空気圧利用動作手段の要部を示す分解斜視
図、第6図は連繋状態における縦断面図である。 A……人形支持台、1……給気管、2……連結
部、3……結合管、B……人形本体、5……脚、
6……結合孔、4……可撓管、C……エアポン
プ、9……連結軸、10……胴体、15……結合
軸、22……腕、25……シリンダ、26r,2
6l……ピストン、26a……連繋部材、29
c,31c……連繋片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (イ) 人形支持台と、人形本体と、エアポンプとか
    らなり、 (ロ) 前記人形支持台は、外部に突出する結合管
    と、上面に突出する給気管とを有し、 (ハ) エアポンプは、可撓管を介して前記結合管に
    結合してあり、 (ニ) 前記人形本体は、 中空の脚と、中空の胴体と、腕又は眼球等の
    可動部とを有し、 前記脚は、足裏に前記人形支持台の給気管を
    差し込んで前記人形本体を前記人形支持台に起
    立状態に支持する結合孔を有し、かつ、前記脚
    の付根に前記脚の内部と外部を連通する孔を設
    けた結合軸を有し、 前記胴体内に、空気圧利用動作手段が設けて
    あり、 前記可動部は、前記人形本体に回転自在に連
    結されており、かつ、前記可動部には前記胴体
    内において連繋片を突設した結合軸が結合され
    ており、 前記空気圧利用動作手段は、前記脚の結合軸
    から連結管を介して加圧空気を供給されるシリ
    ンダと、そのシリンダ内にに昇降自在に備えら
    れたピストンと、そのピストンの上端部に設け
    られ、前記連繋片に係合する連繋部材とからな
    るものである、 ことを特徴とする空気圧で動作する人形。
JP1987158460U 1987-10-16 1987-10-16 Expired - Lifetime JPH0541760Y2 (ja)

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JP1987158460U JPH0541760Y2 (ja) 1987-10-16 1987-10-16

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JPH0159196U JPH0159196U (ja) 1989-04-13
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49112736A (ja) * 1973-02-20 1974-10-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49112736A (ja) * 1973-02-20 1974-10-28

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JPH0159196U (ja) 1989-04-13

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