JPH0541757Y2 - - Google Patents

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JPH0541757Y2
JPH0541757Y2 JP1988105081U JP10508188U JPH0541757Y2 JP H0541757 Y2 JPH0541757 Y2 JP H0541757Y2 JP 1988105081 U JP1988105081 U JP 1988105081U JP 10508188 U JP10508188 U JP 10508188U JP H0541757 Y2 JPH0541757 Y2 JP H0541757Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、遊園地等に設けられる滑り遊戯装置
に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
従来、船型の乗り物に乗つて傾斜面を一気に降
下し、水面に突入する乗り物が知られているが、
これは、単に該傾斜面を降下するときのスリル
と、水飛沫をあげながら上記水面に突入する際の
爽快な気分を味わえるだけのものに過ぎなかつ
た。
本考案は、上記従来の乗り物とは異質のスリル
を味わうことが出来、且つ、傾斜面を降下し終つ
た後も更に滑走を楽しむことが出来ると共に、夏
以外に冬や春・秋にも遊ぶことの出来る滑り遊戯
装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の滑り遊戯
装置は、人が座つて乗るための滑走体を有し、且
つ、該滑走体が下降する滑り台の降下面に常時水
を流下させる流水装置を、該滑り台の上端寄りに
付設し、上記滑り台の下端部を略水平状に形成
し、さらに、該滑り台の降下側に人工芝生等から
成る固体状滑走面部を配設すると共に、該固体状
滑走面部の内、少なくとも上記下端部の近傍部を
上記下端部とほぼ同一高さ位置に設定し、且つ、
上記下端部と該滑走面部との境界部に、滑り台の
降下面上を流れる水が流入する流入部を設け、さ
らに、上記滑り台と上記固体状滑走面部を、平面
視に於て一直線状に配設すると共に、上記滑走面
部の幅寸法を上記滑り台の溝幅寸法よりも大きく
設定し、上記滑走体の横幅寸法を上記滑り台の上
記溝幅寸法よりも僅かに小さく設定したものであ
る。
〔作用〕
滑走体の横幅寸法を滑り台の上記溝幅寸法より
も僅かに小さく設定するため、滑走体の下面と滑
り台の降下面との間に水の層が形成され易くな
り、摩擦抵抗を減少させ得る。滑り台の下端部と
固体状滑走面部との間にはほとんど高低差が無
く、かつ、滑り台と固体状滑走面部が平面視に於
て一直線状に配設されるため、滑走体は、滑り台
の下端部から固体状滑走面部へと上下動もなく円
滑に移行し、滑走面部と平行方向の大きな速度を
もつて滑走面部上を滑走する。滑走面部の幅寸法
は滑り台の溝幅寸法よりも大きいため、滑走体が
滑走面部上に移行した後は、滑走体の左右に障害
物がなくなり、速度が落ちるのを防止できる。そ
して、滑走体内に於て乗客が重心位置を適宜変更
したり、風圧を受けない姿勢をとる等により、積
極的に乗客自身が走行抵抗を加減して滑走する距
離を伸ばすことが可能となる。滑り台の下降面上
を流下する水は流入部に流れ込むので、固体状滑
走面部に水溜まりが生じないように出来る。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、第
1図と第2図に於いて、2は滑り台であつて、降
下面7を有する底壁部6と、側壁部9と、から構
成され、該底壁部6の表面には摩擦低減のために
テフロン等のプラスチツク材を貼つている。10
は滑り台2の中途部を支える支脚である。11は
降下面7に常時水を流下させるためのパイプ等か
らなる流水装置である。つまり、流水装置11
を、滑り台2の上端寄りに付設する。滑り台2の
最上部側には、ローデイングテーブル12及びチ
ルトテーブル13が夫々設けられており、該ロー
デイングテーブル12により、図示仮想線の滑走
体1とその上に座つた状態の乗客Mとが矢印A方
向に搬送され、さらに、該チルトテーブル13に
より、滑走体1等を滑り台2最上部の発進位置S
へ移動させる。滑り台2の最上部へ登るには回り
段階14を利用する。
滑り台2の下端部3は、略水平状つまり水平状
乃至やや上方に傾斜させるが、図例では、水平状
に形成した場合を示す。滑り台2の降下側には、
人工芝生等から成る固体状滑走面部4を配設する
と共に、固体状滑走面部4の内、少なくとも滑り
台2の下端部3の近傍部を該下端部3とほぼ同一
高さ位置に設定する。なお、図例では、滑り台2
は2カ所に所定間隔を隔てて平行状に設けるもの
とし、また、滑走面部4,4をこれらに対応して
夫々設けるものとする。滑走面部4,4の両側に
は、コースを外れて滑走体1が滑走してくる場合
等に備えて安全のためにカーペツト15……を敷
設している。滑走面部4,4の大部分は略水平状
に形成するが、滑り台下端部3から離れた位置、
具体的には、乗客Mが滑り台2を降下して滑走面
部4を滑走した場合における到達地点乃至その近
傍部には、緩傾斜の上り勾配部5を設けている。
また、図2に示すように、滑り台2と固体状滑
走面部4を、平面視に於て一直線状に配設すると
共に、滑走面部4の幅寸法W1を滑り台2の溝幅
寸法W2よりも大きく設定する。これにより、滑
走体1が固体状滑走面部4に移行した後は、滑走
体1の左右に障害物が無くなり、自由な滑走が出
来ると共に、スピードが落ちるのを防止出来る。
滑り台下端部3と滑走面部4との境界部には、
降下面7を流れる水が流入する流入部8が設けら
れており、第4図に示すように、該流入部8は横
断面矩形状の貯水槽から成り、その上方開口部に
於いては下端部3及び滑走面部4の夫々端末部が
適宜の間隔を介して対向状とされている。また、
図示省略するが、滑り台下端部3と滑走面部4と
を連続一体状に形成することも可能であり、この
場合には、流入部8の真上位置に相当する部分に
多数の微小水排出孔(図示せず)を設けるものと
する。流入部8の底部には流水装置11迄水を送
るための揚水用ポンプ16が設けられている。
滑走体1は、第3図に示すように、略浅皿状に
形成され、左右側壁部には把手17が付設されて
いる。また、底壁部18には複数条の縦溝19…
…が形成されている。滑走体1の形状について
は、降下時、及び、滑走面部4を滑走時、抵抗が
小さくなるので、底壁部18の前側部分が上方湾
曲状であるのが好ましいが、それ以外の形状であ
つてもよく、例えば、側壁部を省略しても差し支
えない。なお、滑走体1は、全体がFRP等で一
体プラスチツク成形されている。
また、図2に示すように、滑走体1の横幅寸法
W3を滑り台2の溝幅寸法W2よりも僅かに小さく
設定する。これにより、滑走体1の下面と滑り台
2の降下面7との間に水の層が形成され易くな
り、摩擦抵抗を減少出来る。
第5図に示すように、ローデイングテーブル1
2上の乗客Mは、両側の手すり21を手で掴み、
ローラ20……を転動させながら乗つている滑走
体1を引き寄せるようにして、前方のチルトテー
ブル13迄前進させる。その後、係員等が安全を
確認したうえで傾動用シリンダ22を操作してチ
ルトテーブル13を傾動させることにより、チル
トテーブル13上の滑走体1に乗つた乗客Mは滑
り台2を降下することが出来る。
第1図に示すように、降下面7上を滑つて下端
部3迄到達した滑走体1は、下端部3と滑走面部
4との間に高低差が無いので、流入部8の上を越
えて滑走面部4へ円滑に移行し、滑走面部4上を
所定のスピードにて滑走することが出来る。下端
部3の近傍部に於いては、鉛直方向の速度成分は
ほぼ零とみなすことが出来、さらに、図例では、
密生した人工芝によつて滑走面部4を構成したの
で、滑走体1は、人工芝(好ましくは水を撒いた
人工芝)に支持され浮遊した低摩擦の状態で略水
平方向に滑走し、遠く迄到達することが出来る。
下端部3から離れた位置迄来ると、滑走体1のス
ピードはかなり低下しているが、上り勾配部5に
よりしだいに停止する。
なお、水たまりが生じない程度に人工芝生を湿
らせた状態で行えば、滑走距離を大きくすると共
に滑走体1の到達距離を一層伸ばすことが出来
る。
上記実施例の場合と異なり、固体状滑走面部4
を、滑走体1との間の摩擦が小さい雪や氷等によ
つて構成しても差し支えない。天然の芝生を設け
てもよいのは勿論である。
〔実施例〕
本考案は、上述の構成により次のような顕著な
効果を奏する。
滑り台2での下降方向の滑走の後に、固体状
滑走面部4での水平方向の滑走を楽しむことが
出来、スリルに変化を持たせることが出来る。
左右方向に狭小な滑り台2での滑走から、左
右に広く開放感のある固体状滑走面部4での滑
走に移行でき、面白さが増大する。
固体状滑走面部4上に、滑走の障害となる過
分な水たまりが生じない。
滑走体1と滑り台2との間の摩擦抵抗を小さ
くすることが出来、滑走体1の降下速度を増大
出来る。
滑走体1が滑り台2から固体状滑走面部4に
移行する最に、上下動なくスムースに滑走出
来、滑走体1の速度低下を防止し得ると共に、
乗り心地を良くすることが出来る。
滑り台2に於て、少量の水にて、滑走体1を
スムースに滑走させるのに十分な水流を得るこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は平面図、第3図は滑走体の横断面図、第4図
は滑り台下端部の近傍部を示す拡大断面側面図、
第5図は滑り台上端部の拡大断面図である。 1……滑走体、2……滑り台、3……下端部、
4……滑走面部、5……上り勾配部、7……降下
面、8……流入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 人が座つて乗るための滑走体1を有し、且つ、
    該滑走体1が下降する滑り台2の降下面7に常時
    水を流下させる流水装置11を、該滑り台2の上
    端寄りに付設し、上記滑り台2の下端部3を略水
    平状に形成し、さらに、該滑り台2の降下側に人
    工芝生等から成る固体状滑走面部4を配設すると
    共に、該固体状滑走面部4の内、少なくとも上記
    下端部3の近傍部を上記下端部3とほぼ同一高さ
    位置に設定し、且つ、上記下端部3と該滑走面部
    4との境界部に、滑り台2の降下面7上を流れる
    水が流入する流入部8を設け、さらに、上記滑り
    台2と上記固体状滑走面部4を、平面視に於て一
    直線状に配設すると共に、上記滑走面部4の幅寸
    法W1を上記滑り台2の溝幅寸法W2よりも大きく
    設定し、上記滑走体1の横幅寸法W3を上記滑り
    台2の上記溝幅寸法W2よりも僅かに小さく設定
    したことを特徴とする滑り遊戯装置。
JP1988105081U 1988-08-08 1988-08-08 Expired - Lifetime JPH0541757Y2 (ja)

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JP1988105081U JPH0541757Y2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08

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JPH0225295U JPH0225295U (ja) 1990-02-20
JPH0541757Y2 true JPH0541757Y2 (ja) 1993-10-21

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ID=31337379

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5526973A (en) * 1978-08-17 1980-02-26 Masaaki Suzuki Travelling method of car that utilize inclined plane and its device
JPS5940885A (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 堀端 博 湿−乾並用の橇滑降装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5526973A (en) * 1978-08-17 1980-02-26 Masaaki Suzuki Travelling method of car that utilize inclined plane and its device
JPS5940885A (ja) * 1982-08-31 1984-03-06 堀端 博 湿−乾並用の橇滑降装置

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