JPH0541604U - 棒材振れ止め装置 - Google Patents
棒材振れ止め装置Info
- Publication number
- JPH0541604U JPH0541604U JP667391U JP667391U JPH0541604U JP H0541604 U JPH0541604 U JP H0541604U JP 667391 U JP667391 U JP 667391U JP 667391 U JP667391 U JP 667391U JP H0541604 U JPH0541604 U JP H0541604U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bar
- bar material
- bush
- rod
- gantry
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異形材に適用することができ、加工時におけ
る振動及びこれに伴う騒音を著しく低減することができ
る棒材振止め装置を提供することを目的とする。 【構成】 棒材が通過することができる穴を有する架台
と、回転軸線が棒材の中心軸線と一致するように前記架
台に取付けられた回転支持体と、前記回転支持体の内側
に取付けられた棒材保持用ブッシュと、前記架台と前記
回転支持体との間に配置され、前記ブッシュに保持され
た棒材の回転によって発生する振動が前記架台に伝達さ
れるのを抑制するための弾性部材とを有する棒材振止め
装置。
る振動及びこれに伴う騒音を著しく低減することができ
る棒材振止め装置を提供することを目的とする。 【構成】 棒材が通過することができる穴を有する架台
と、回転軸線が棒材の中心軸線と一致するように前記架
台に取付けられた回転支持体と、前記回転支持体の内側
に取付けられた棒材保持用ブッシュと、前記架台と前記
回転支持体との間に配置され、前記ブッシュに保持され
た棒材の回転によって発生する振動が前記架台に伝達さ
れるのを抑制するための弾性部材とを有する棒材振止め
装置。
Description
【0001】
本考案は、棒材自動供給機の棒材送り装置に関し、詳細には、棒材振れ止め装 置に関する。
【0002】
比較的長い棒材を旋盤等に自動的に供給する棒材供給機においては、高速で回 転する棒材の回転振れを抑制するための棒材振止め装置を備えているのが通常で ある。この振止め装置としては、例えば、棒材を中心に均等間隔に配置した4つ のローラによって、棒材を弾力的に把持するローラ振れ止め装置(特願昭61-221 549 号)が知られているが、かかる装置の構成によっては、断面が小判形などの 所謂異形材の振れを有効に抑制することができなかった。このため、軸線を棒材 の軸線と共通にする回転支持体の内部に、棒材を保持する弾性ブッシュを設けた 、異形材用回転振止め装置が開発された(特開平1-281802号)。
【0003】
しかしながら、上記異形材用回転振止め装置は、弾性ブッシュを回転自在に指 示するベアリングを架台に直接取付ける構成であったため、棒材が高速回転する と、振動が、弾性ブッシュ、ベアリング及び架台を介して棒材供給機に伝わって しまい、著しい騒音を発生するという欠点があった。
【0004】 したがって、本考案の目的は、異形材に適用することができ、しかも、棒材加 工時における振動及びこれに伴う騒音を著しく低減することができる棒材振止め 装置を提供することにある。
【0005】
上述の目的を達成するために、本考案による棒材振れ止め装置は、棒材が通過 することができる穴を有する架台と、回転軸線が棒材の中心軸線と一致するよう に前記架台に取付けられた回転支持体と、前記回転支持体の内側に取付けられた 棒材保持用ブッシュと、前記架台と前記回転支持体との間に配置され、前記ブッ シュに保持された棒材の回転によって発生する振動が前記架台に伝達されるのを 抑制するための弾性部材とを有する。
【0006】
次に図面を参照して本考案を説明する。 図1は、本考案の実施例の棒材振止め装置を組み込んだ棒材送り装置を一部切 欠いて示す側断面図であり、図2は、図1の2−2線における断面図である。 図1および図2を参照すると、棒材自動供給機の基台12に摺動自在に取付ら れた棒材送り装置10が示されている。基台12の上面には棒材送り方向向きに 配置したレール13が固定されており、レール13によって案内されレール13 に対して摺動するスライドブロック14の上面に棒材送り装置10の架台15が 固定されている。
【0007】 架台15の上部は中空円筒状に形成され、この中空15aには異形材8が通さ れる。異形材8は、ウレタンゴム等で作られた中空弾性体17aと、スリーブ1 7bとからなるブッシュ17によって取り囲まれる。中空弾性体17aの内径は 、加工すべき小判形棒材の長い方の直径よりも短く形成されているので、中空弾 性体17aは棒材8を弾性的に把持することになる(特に図2参照)。
【0008】 ブッシュ17は、回転支持体、例えば、ベアリング16によって回転自在に支 持されている。ベアリング16は、リング状クリップ、或いは、キー等の適当な ロック手段18によってブッシュ17に係止される。従って、加工すべき棒材の 形状に応じてブッシュ17を簡単に交換することができる。
【0009】 ベアリング16の外周面には、棒材回転時の振動がベアリング及び架台を介し て棒材供給機に伝わるのを抑制するため、中空弾性体30aと、スリーブ30b とからなる弾性部材30が設けられている。ベアリング16の弾性部材30への 係止もまた、適当なロック手段32によって行われる。
【0010】
本考案による棒材振れ止め装置は、異形材料を把持する回転支持体を弾性部材 によって取り囲むように構成されているので、異形材料を回転させた際生じる振 動が棒材供給機に伝わるのを効果的に抑制することが可能である。
【図1】本考案の実施例の棒材振止め装置を組み込んだ
棒材送り装置を一部切欠いて示す側断面図である。
棒材送り装置を一部切欠いて示す側断面図である。
【図2】図1の2−2線における断面図である。
8 棒材 10 棒材送り装置 11 ローラ 12 基台 13 レール 14 スライトブロック 15 架台 16 ベアリング 17 ブッシュ 17a 弾性体 17b スリーブ 30 弾性部材 30a 弾性体 30b スリーブ 32 ロック手段
Claims (1)
- 【請求項1】 棒材が通過することができる穴を有する
架台と、回転軸線が棒材の中心軸線と一致するように前
記架台に取付けられた回転支持体と、前記回転支持体の
内側に取付けられた棒材保持用ブッシュと、前記架台と
前記回転支持体との間に配置され、前記ブッシュに保持
された棒材の回転によって発生する振動が前記架台に伝
達されるのを抑制するための弾性部材とを有する棒材振
れ止め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP667391U JPH0541604U (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 棒材振れ止め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP667391U JPH0541604U (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 棒材振れ止め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541604U true JPH0541604U (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=11644894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP667391U Pending JPH0541604U (ja) | 1991-02-18 | 1991-02-18 | 棒材振れ止め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541604U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02218502A (ja) * | 1988-11-21 | 1990-08-31 | Cucchi Giovanni & Co Srl | 工作機械の棒体共給装置 |
-
1991
- 1991-02-18 JP JP667391U patent/JPH0541604U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02218502A (ja) * | 1988-11-21 | 1990-08-31 | Cucchi Giovanni & Co Srl | 工作機械の棒体共給装置 |
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