JPH0541596U - 余興用眼鏡 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】宴会や、学芸会での余興に使用する余興用眼鏡
で、模造の目と眉毛を眼鏡に取り付け、紐の操作で上が
り目にしたり下がり目にして、表情に合わせて目を可動
することにより観客を楽しませるためのものである。 【構成】眼鏡の眼球の位置に穴を空けて模造の目を取り
付け、眼鏡を掛けている人が観客の表情を見ながら演技
できるようにする。両方の目に切り込みを入れ、中央に
ギヤを組み合わせて両方の目が同時に動くようにしたも
のであり、紐で操作する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、宴会や学芸会での余興に使用するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、余興に各種の道具が使用されているが、模造の目を使用すると顔の感じ が大幅に変わり、見物人を楽しませることができる。更に、目が吊り上がったり 、垂れ目になることで面白さが増す。しかし、本考案によるような、目を眼鏡に 取り付け、ギヤを利用して目を上下動させる余興用眼鏡は見当たらない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

表情を変えるには目が重要な要素となっている。このため、目に直接触れず、 目から離れた位置での操作により、自然に目を上がり目にしたり下がり目にする と顔が怒ったり泣いたりする表情となる。従来の余興用眼鏡や模造眼鏡は数多く 出回っているが、目や眉毛を動かす機構のものが見当たらない。本考案は、従来 の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする ところは、観客の表情を見ながら目と眉毛を可動させることである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における余興用眼鏡は眼鏡を掛けている人 が外部の動きが見えるように目の玉に当たる部分に穴を開け、この穴を支点とし て目が動き、目に眉毛を連結して同時に動かすことである。左右の目を同時に動 かすために左右の目の連結にギヤを２個使い、このギヤを動かすために目の側端 にギヤに合わせた切り込みを入れたものである。又、片方の目に糸をつけて左右 に引くことにより目を上げたり下げたりすることができるようにしたものである 。

【０００５】

【作用】 上記のように構成された余興用眼鏡は、従来の製品と異なり、簡単な操作で自 然に上がり目、下がり目に変化し顔の表情を変えることで観客を楽しませること ができる。

【０００６】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。 図１は１部を切欠した斜視図であ り眼鏡１に模造の目２、３に連結して眉毛４、５を取り付け紐１０でこの模造の 目と眉毛を操作する。模造の目２、３の裏側に切り込み８、９を付けギヤ６、７ を作動させて双方の目を自然な感じで動かす。紐の代わりに片側の目の縁にレバ ーを付けて眼鏡のツルを支点として動かすこともできる。

【０００７】

【考案の効果】

以上説明したように、本考案による余興用眼鏡は、この眼鏡を掛けて余興を演 ずる人が観客の表情を眼鏡に明けた穴から読み取りながら眼鏡に付けられた模造 の目と眉毛を自分の演技に合わせて動かすことができる。

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】は１部を切欠した斜視図である。

【図２】は使用例である。

【０００９】

【符号の説明】

１・・・・・・・余興用眼鏡 ２、３・・・・・模造の目 ４、５・・・・・眉毛 ６、７・・・・・ギヤ ８、９・・・・・切り込み １０・・・・・・・紐

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 眼球の位置に穴を開け、模造の目を外側
   から差し込んだ形状の眼鏡１であって、模造の目２、３
   に眉毛４、５を連結し、模造の目２、３が同時に上がり
   目になったり、下がり目になるように、ギヤ６、７を中
   央に組み合わせ、ギヤ６、７に接して模造の目２、３に
   ギヤを動かす切り込み８、９を入れたもので、紐１０に
   より目を動すように形成されてなる余興用眼鏡