JPH0541560U - カテ−テル包装容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カテ−テル包装容器の改良に関するもので、
一度に複数のカテ−テルを収納できる包装容器を提供す
るものである。 【構成】 容器本体２とシ−ス３とから構成され、容器
本体２の側面に背貼４が装着され、容器本体２内部にカ
テ−テル６を包装したシ−ス３が複数収納され、容器本
体２の端部はシ−ル部５により封をされたカテ−テル包
装容器１。 【効果】 カテ−テル６を１本ごとにシ−ス３ごと取
り出して、シ−ス３をたくりあげながら患者の患部に挿
入することができるので、操作性がよく、また外気に汚
染されることなく衛生的である。容器本体２内に残っ
たカテ−テル６もシ−ス３に包装されているので、落下
菌等により汚染されることはない。カテ−テル１本あ
たりの包装コストを低減することができる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、カテ−テル包装容器の改良に関するもので、一度に複数のカテ−テ ルを収納できる包装容器を提供するものである。

【０００２】

【従来の技術および考案が解決しようとする課題】

図３は現在使用されているカテ−テル包装容器１１の概略図である。カテ−テ ル包装容器１１は、幅が約７０ｍｍ前後に形成されたブリスタ−容器、軟質ポリ エチレン等から構成され、カテ−テル１６を１本毎に包装していた。１５はシ− ル部である。

【０００３】 このため一度に多数本のカテ−テル１６を使用する際には包装容器１１が嵩ば ったり、カテ−テル１６を包装容器１１から取り出す際に手間がかかり面倒であ った。また多数本のカテ−テル１６を包装容器１１に収納する場合、１本のカテ −テル１６を取りだして使用するときに、他のカテ−テル１６が汚染される危険 性があった。そこで本考案者は以上の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結 果次の考案に到達した。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

図１（図２は図１のＡ−Ａ断面図）は本考案のカテ−テル包装容器１の概略図 である。包装容器１は容器本体２とカテ−テル６を包装したシ−ス３とから構成 されている。容器本体２の側面にはガス透過性の材質からなる背貼４が装着され 、容器本体２内部にはカテ−テル６を包装したシ−ス３が複数収納されている。 また容器本体２の端部は、シ−ル部５により溶着され封をされている。

【０００５】 シ−ス３の幅は約３０ｍｍ前後（３０±５ｍｍ）に形成され、これらが幅約１ ００ｍｍ前後（１００±１０ｍｍ）に形成された容器本体２内に収納されている 。またシ−ス３の端部は、カテ−テル６を取り出しやすいように開口されており 、容器本体２内に収納された状態では、折り曲げるかまたは一部シ−ルされてい る。

【０００６】 次に本考案の使用方法について説明する。容器本体２のシ−ル部４を破断して 端部を開口し、カテ−テル６を包装したシ−ス３を取り出して、シ−ス３をたく りあげながらカテ−テル６を患者の患部に挿入する。容器本体２内に残っている 他のカテ−テル６はシ−ス３に包装されているので、落下菌等により汚染される ことはない。容器本体２内にシ−ス３に包装されて残ったカテ−テル６は、容器 本体２の端部を再シ−ルすることにより、必要なときに使用することができる。

【０００７】

【考案の作用効果】

以上説明したように本考案では、カテ−テル６を１本ごとにシ−ス３ごと取 り出して、シ−ス３をたくりあげながら患者の患部に挿入することができるので 、操作性がよく、また外気に汚染されることなく衛生的である。容器本体２内 に残ったカテ−テル６もシ−ス３に包装されているので、落下菌等により汚染さ れることはない。カテ−テル１本あたりの包装コストを低減することができる 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のカテ−テル包装容器の概略図

【図２】図１のＡ−Ａ断面図

【図３】従来のカテ−テル包装容器の概略図

【符号の説明】

１ カテ−テル包装容器 ２ 容器本体 ３ シ−ス ４ 背貼 ５ シ−ル部 ６ カテ−テル

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 容器本体２とシ−ス３とから構成され、
   容器本体２の側面に背貼４が装着され、容器本体２内部
   にカテ−テル６を包装したシ−ス３が複数収納され、容
   器本体２の端部はシ−ル部５により封をされてたことを
   特徴とするカテ−テル包装容器１。