JPH0541484Y2 - - Google Patents

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JPH0541484Y2
JPH0541484Y2 JP5429486U JP5429486U JPH0541484Y2 JP H0541484 Y2 JPH0541484 Y2 JP H0541484Y2 JP 5429486 U JP5429486 U JP 5429486U JP 5429486 U JP5429486 U JP 5429486U JP H0541484 Y2 JPH0541484 Y2 JP H0541484Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電源回路に接続してスイツチをOFF
とした後、一定時間経過後に負荷への電力の供給
が停止する遅れスイツチ回路、殊に二系統の電源
にそれぞれ接続される異なる負荷を一方の電源に
設けられているスイツチにより、それぞれ遅れて
OFF作動させることができる遅れスイツチ回路
に関するものである。
[従来技術] 従来、スイツチをOFFとした後、一定時間経
過後に負荷への電力の供給が停止する機械式、或
いは電気式の遅れスイツチが知られている。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、それらの遅れスイツチは一系統の電
源に接続される負荷を遅れ制御するものである。
従つて、例えば夜間の外出の際などにおいてス
イツチのOFF操作から30秒後に玄関灯が消灯し、
更に30秒後に共用灯が消灯すれば照明に照らされ
た状態で建物の外まで安全に出ることができて両
灯を一定時間経過後に自動的に消灯することはで
きない。殊に、マンシヨン等の共同住宅のように
それぞれの負荷が室内の電源に接続されている玄
関等の照明と、共用部分の電源に接続されている
通路等の照明であつて、これらを一方の電源に接
続されているスイツチによつてそれぞれ遅れて
OFF作動させる等、異なる電源に接続されてい
る異なる負荷を一方の電源に接続されているスイ
ツチによりそれぞれ遅れてOFF作動させるもの
は存在しない。
[考案の目的] 本考案は斯る点に鑑みてなされたものであつ
て、異なる電源に接続されている異なる負荷を一
方の電源に接続されているスイツチによりそれぞ
れ遅れてOFF作動させることが可能な遅れスイ
ツチ回路を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記の問題点を解決するため本考案である遅れ
スイツチ回路は、第1の電源に接続された三路ス
イツチのON側端子に第1の負荷が接続されてい
るとともに、前記三路スイツチのOFF側端子に、
前記三路スイツチのON側端子とOFF側端子との
間に接続された第1のセツト接点を駆動する第1
のラツチングリレーのセツトコイルと、前記第1
のラツチングリレーのリセツトコイルに接続され
た前記三路スイツチをOFFとして起動してから
一定時間経過後に停止して通電状態が解除される
第1のタイマ回路とが接続され、第2の電源に第
2の負荷が第2のセツト接点を介して接続されて
いるとともに、前記第1の電源に接続された三路
スイツチのOFF側端子に、前記第2のセツト接
点を駆動する第2のラツチングリレーのセツトコ
イルと、前記第2のラツチングリレーのリセツト
コイルに接続された前記三路スイツチをOFFと
して起動してから一定時間経過後に停止して通電
状態が解除される第2のタイマ回路とが接続され
ていることを特徴とする。
[作用] 本考案である遅れスイツチ回路は、三路スイツ
チをON側に操作すると第1の負荷がON状態に
なる。
次いで、三路スイツチをOFF側に操作すると
第1のラツチングリレーのセツトコイルに電流が
流れて第1のセツト接点がON状態になり第1の
電源に接続されている第1の負荷はON状態を維
持する。
このとき、同時に第2のラツチングリレーのセ
ツトコイルに電流が流れて第2のセツト接点が
ON状態になり第2の電源に接続されている第2
の負荷はON状態となる。
同時に第1ならびに第2の電源にそれぞれ接続
されている第1ならびに第2のタイマ回路が作動
し、予め定めた所定の時間を経過したとき前記第
1ならびに第2のタイマ回路がそれぞれ停止して
第1ならびに第2のラツチングリレーのリセツト
コイルにそれぞれ電流を流して第1ならびに第2
のセツト接点がOFF状態となり、第1ならびに
第2の負荷がそれぞれ予め設定されている時間の
経過後にOFF状態になつて通電状態が解除され
てて遅れスイツチ回路が元の状態に復帰する。
[実施例] 次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図は本考案の一実施例を示す回路図を示し、第
1の電源V1には三路スイツチSwがその共通端子
0を電圧側として接続されており、そのON側の
負荷端子1は例えば玄関灯である第1の負荷L1
の電圧側へ接続され、この第1の負荷L1の接地
側は第1の電源V1の接地側に接続されている。
また、三路スイツチSwのOFF側の負荷端子3
にはダイオードD1、抵抗R1、第1のラツチング
リレー(図示せず)におけるセツトコイルSC1
コンデンサC1が第1の電源V1の接地側に接続さ
れ、第1のラツチングリレーのセツトコイルSC1
に定電圧ダイオードZD1、コンデンサC2およびフ
オツトカプラQ1を構成する発光ダイオードLED
1が並列に接続されるとともに前記三路スイツチ
Swの負荷端子1と負荷端子3との間には前記セ
ツトコイルSC1によつて閉成する第1のセツト接
点S1が接続され、この第1のセツト接点S1の第1
の負荷L1側はフオツトカプラQ2を構成する発光
ダイオードLED2のカソードK側に接続されて
いる。
尚、R2,R3はそれぞれ発光ダイオードLED1,
LED2のアノードA側に直列に接続され電流制
御用の抵抗であり、ZD2は前記発光ダイオード
LED2と並列に接続される定電圧ダイオードで
ある。
更にまた、前記発光ダイオードLED1のカソ
ードK側と第1の電源V1の接地側との間には定
電圧ダイオードZD3、コンデンサC3および抵抗R5
とコンデンサC4とで構成される第1のCR時定数
回路がそれぞれ接続され、この第1のCR時定数
回路およびトランジスタTR1,TR2サイリスタ
SCR1等により第1のタイマ回路T1が構成され
る。
更に詳しくは前記コンデンサC4には前記第1
のラツチングリレー(図示せず)のリセツト接点
RS1およびこれと直列に接続されているコンデン
サC4、放電用の抵抗R6が並列に接続されている
とともに前記第1のCR時定数回路からの電流を
制御するためのPNP型のトランジスタTR1がベ
ース抵抗R7を介して接続され、このトランジス
タTR1のコレクタ電流をベース電流とするNPN
型のトランジスタTR2が接続されるとともにこの
トランジスタTR2のコレクタ側は、アノードA側
が前記第1のラツチングリレーのリセツトコイル
RC1に、カソードK側が第1の電源V1の接地側
にそれぞれ接続されているサイリスタSCR1のゲ
ートG側に接続されている。
尚、R7,R8,R9はそれぞれトランジスタTR1
のベース、エミツタおよびコレクタ抵抗、R10
R11はサイリスタSCR1のゲート抵抗である。
一方、もう一方の第2の電源V2においては、
電圧側にダイオードD3、抵抗R12、第2のラツチ
ングリレー(図示せず)のセツトコイルSC2とが
直列に接続され、これらの末端は前記フオツトカ
プラを構成するトランジスタTR3のコレクタ側に
接続される。
また、第2の電源V2の電圧側と接地側とには
前記第2のラツチングリレーのセツトコイルSC2
によつて閉成するセツト接点S2を介して例えば通
路等共用部分にに設置される共用灯である第2の
負荷L2が接続されている。
尚、第2の電源V2における他の回路は前記第
1の電源V1の場合と同様であり、その説明は省
略する。
つぎに、上記実施例の作用について説明する
と、まず、例えば夜間に外出しようとして、玄関
に備えられている三路スイツチSwをON側に操
作すると、共通端子0とON側の負荷端子1とが
接続し、室内の第1の電源V1に接続されている
玄関灯である第1の負荷L1が点灯する。この時、
負荷L1にだけ電流が流れ、他の回路には一切流
れない。
そして、次に三路スイツチSwをOFF側へと操
作すると前記共通端子0とOFF側の負荷端子3
とが接続し、ダイオードD1、抵抗R1を介して第
1のラツチングリレー(図示せず)のセツトコイ
ルSC1に電流が流れ、同時に第1のセツト接点S1
が閉成するため玄関灯である第1の負荷L1は継
続して点灯している。
このとき、本実施例では予めリセツトされるコ
ンデンサC1のために瞬時に第1のラツチングリ
レーのセツトコイルSC1が作動し、エネルギーを
節約することができる。
また、第1のラツチングリレーのセツトコイル
SC1に電流が流れると同時にフオツトカプラQ1
構成する発光ダイオードLED1にも電流が流れ、
第2の電源V2に接続されている第2のラツチン
グリレー(図示せず)のセツトコイルSC2も瞬時
に作動して、第2のセツト接点S2が閉成するので
通路に設置された共用灯である第2の負荷L2
点灯する。
更に、第1ならびに第2の電源V1,V2にそれ
ぞれ接続される第1ならびに第2のタイマ回路
T1,T2も同時に始動して、第1の電源V1では抵
抗R5とコンデンサC4で構成される前記第1のCR
時定数回路が始動する。この時、トランジスタ
TR1はエミツタ、ベース間方向に電流が生じて
ON状態となり、また、トランジスタTR2のベー
スはトランジスタTR1のコレクタと接続して電流
が流れているためトランジスタTR2もON状態で
ある。
ついで、前記第1のCR時定数回路により定め
られた時間(例えば30秒)が経過して第1のCR
時定数回路の充電が終了すると、トランジスタ
TR1のベース抵抗R5およびR7からの電流が流れ、
エミツタからの電流の流れを阻止するためトラン
ジスタTR1はOFF状態となり、同時にトランジ
スタTR2もOFF状態となつてサイリスタSCR1
ゲート電流が流れ、サイリスタSCR1はON状態
となり、リセツトコイルRC1に電流が流れ、第1
のラツチングリレー(図示せず)はリセツトされ
るため、第1のセツト接点S1が開放し、第1の負
荷L1が消灯する。
このとき、第1のラツチングリレーのリセツト
接点RS1が閉成するためコンデンサC4の電荷は抵
抗R6により瞬時に放電し、次のタイマ動作に備
える。
また、コンデンサC4の放電によりトランジス
タTR1,TR2はともにON状態となるが、サイリ
スタSCR1は第1のラツチングリレーのリセツト
コイルRC1の電流により保持されているので第1
のラツチングリレー(図示せず)はフオツトカプ
ラQ2によりコンデンサC1がリセツトされても再
動作することはない。
一方、第2の電源V2においては、前記三路ス
イツチをOFF側に操作すると前記第1の電源V1
に接続されているフオツトカプラQ1を構成する
トランジスタTR3からの信号を受けて第2のラツ
チングリレー(図示せず)のセツトコイルSC2
作動して第2のセツト接点S2が閉成するため通路
に設けられている共用灯である第2の負荷L2
点灯する。
同時に前記第1の電源V1の場合と同様に抵抗
R15とコンデンサC6により構成される第2のCR
時定数回路が始動し、あらかじめ設定した時間
(例えば60秒)が経過して、コンデンサC6の充電
が終了するとトランジスタTR5,TR6がOFF状
態からON状態となり、サイリスタSCR2がON状
態となつてリセツトコイルRC2に電流が流れ、ラ
ツチングリレーはリセツトするため第2のセツト
接点S2が開放し、第2の負荷L2が消灯する。
尚、この時第2のリセツト接点RS2が閉成する
ためコンデンサC6の電荷は抵抗R14により瞬時に
放電し、次のタイマ動作に備える。
また、コンデンサC6の放電によりトランジス
タTR5,TR6はともにON状態となるが、前記第
1の電源V1の場合と同時にサイリスタSCR2は第
2のラツチングリレーのリセツトコイルRC2の電
流により保持されているのでラツチングリレーは
再動作することはない。
従つて、本実施例によれば、三路スイツチSw
をONからOFF方向に操作した時から30秒後に玄
関灯が消灯し、更に30秒後に共用灯が消灯する。
したがつて夜間の外出の際に、照明に照らされた
状態で建物の外まで出ることができ安全であると
ともに前記両灯は一定時間経過後に自動的に消灯
するのできわめて便利であるとともに経済的であ
り、また前記それぞれの負荷はそれぞれ所定の電
流によつて可動されているので金銭的なトラブル
を生じることもない。
尚、本実施例では外出の際に便利なように玄関
側の第1の電源V1に三路スイツチSwを設置した
が、帰宅の際に便利なように共用側の第2の電源
V2に設置してもよく、更に両方に設置してもよ
い。
また、本実施例では第1ならびに第2のタイマ
回路T1,T2はCR時定数回路とトランジスタとに
より構成されるものを用いたが、論理IC,UJT、
カウンターIC等を用いてもよく、更にまた、本
実施例では負荷として照明を使用したが原動機等
あらゆる機器に接続して使用することが可能であ
り、接続される電源も二系統に限らず、任意に拡
張して実施することが可能である。
[考案の効果] 本考案である遅れスイツチ回路は、従来不可能
であつて例えば私用と共用の電源を有する共同住
宅等の照明など異なる電源に接続されている異な
る負荷を一方の電源に設けられているスイツチの
OFF作動によりそれぞれ遅らせてOFF制御する
ことが可能でありきわめて便利であり、また、そ
の他のあらゆる箇所においても接続ができ、有用
性に優れているとともに作動が確実で耐久性にも
優れ、しかも特別に高価な部品を使用せず経済的
でもある等の種々の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す回路図である。 V1,V2……電源、Sw……三路スイツチ、
0,1,3……端子、L1,L2……負荷、SC
1,SC2……セツトコイル、T1,T2……タ
イマ回路、S1,S2……セツト接点、RC1,
RC2……リセツトコイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の電源に接続された三路スイツチのON側
    端子に第1の負荷が接続されているとともに、前
    記三路スイツチのOFF側端子に、前記三路スイ
    ツチのON側端子とOFF側端子との間に接続され
    た第1のセツト接点を駆動する第1のラツチング
    リレーのセツトコイルと、前記第1のラツチング
    リレーのリセツトコイルに接続された前記三路ス
    イツチをOFFとして起動してから一定時間経過
    後に停止して通電状態が解除される第1のタイマ
    回路とが接続され、第2の電源に第2の負荷が第
    2のセツト接点を介して接続されているととも
    に、前記第1の電源に接続された三路スイツチの
    OFF側端子に、前記第2のセツト接点を駆動す
    る第2のラツチングリレーのセツトコイルと、前
    記第2のラツチングリレーのリセツトコイルに接
    続された前記三路スイツチをOFFとして起動し
    てから一定時間経過後に停止して通電状態が解除
    される第2のタイマ回路とが接続されていること
    を特徴とする遅れスイツチ回路。
JP5429486U 1986-04-11 1986-04-11 Expired - Lifetime JPH0541484Y2 (ja)

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