JPH0540943A - 光学位置検出装置 - Google Patents

光学位置検出装置

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JPH0540943A
JPH0540943A JP34363991A JP34363991A JPH0540943A JP H0540943 A JPH0540943 A JP H0540943A JP 34363991 A JP34363991 A JP 34363991A JP 34363991 A JP34363991 A JP 34363991A JP H0540943 A JPH0540943 A JP H0540943A
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light
optical system
receiving surface
beam spot
movable optical
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Tomoyuki Ishida
友之 石田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】比較的小寸法とすることができ、高価なものと
ならない光検出部を用いて、可動光学系が光学記録媒体
における比較的広範囲に亙って移動する場合にも、可動
光学系の位置をそれからの光ビームに基づいて精度良く
検出する。 【構成】光検出部(23)の受光面部(27)に形成さ
れるビームスポットが、可動光学系(8)の移動に伴う
受光面部(27)上におけるビームスポットの移動方向
に直交する方向に伸びるものとされるとともに、受光面
部(27)が、可動光学系(8)の移動に伴う受光面部
(27)上におけるビームスポットの移動方向に沿って
感光面積を変化させる感光部(25,26)を含むもの
とされたもとで、感光部(25,26)から得られる光
電変換出力信号に基づいて、可動光学系(8)の位置に
ついての検出出力を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク等の光学記
録媒体に情報記録用あるいは情報再生用光ビームを入射
させる可動光学系の光学記録媒体に対する位置を検出す
る光学位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報の書込み、消去及び読取りが可能と
された光ディスクを用いて情報の記録及び再生を行う光
ディスクシステムを、例えば、コンピュータに接続され
るデータメモリシステムとして使用することが提案され
ている。斯かる光ディスクシステムの一つとして、図6
に示される如くの、中央孔1の周囲に広がるものとされ
た環状の記録可能領域2における一部分のみが使用記録
領域3とされる光ディスクDが用いられ、斯かる光ディ
スクDの使用記録領域3に対する情報の書込み、及び、
使用記録領域3からの情報の読出しが行われるようにさ
れたものがある。
【0003】このような図6に示される如くの光ディス
クDに対する情報記録もしくは光ディスクDからの情報
再生が行われる場合には、情報記録用もしくは情報再生
用光ビームが使用記録領域3に入射せしめられ、光ディ
スクDの半径方向に幅Arを有するものとされた使用記
録領域3の全域に亙って、情報記録用もしくは情報再生
用光ビームによる走査がなされる。
【0004】図6に示される如くの光ディスクDに対す
る情報記録もしくは情報再生を行う光ディスクプレーヤ
は、例えば、図7に示される如くに、光ディスクDが、
回転駆動部4によって所定の回転速度をもって回転せし
められるターンテーブル5に載置され、チャッキング部
材6によりターンテーブル5上に固定されて保持される
ものとされる。そして、斯かる光ディスクDの使用記録
領域3に、光ビーム発生・検出ブロック7から得られる
情報記録用もしくは情報再生用光ビームが、光ディスク
Dに対向して配された可動光学系8を通じて入射せしめ
られ、また、光ディスクDの使用記録領域3において反
射された情報記録用もしくは情報再生用光ビームが、可
動光学系8を通じて、光ビーム発生・検出ブロック7へ
と導かれる。そして、光ディスクDの使用記録領域3に
入射せしめられる情報記録用もしくは情報再生用光ビー
ムの入射位置を検知すべく、情報記録用もしくは情報再
生用光ビームを光ディスクDの使用記録領域3に入射さ
せる可動光学系8の位置が検出される。
【0005】可動光学系8は、光ディスクDの記録可能
領域2に対面する対物レンズ9及び反射面部10aが設
けられたプリズム10を内蔵するものとされ、光ビーム
発生・検出ブロック7から発せられる情報記録用もしく
は情報再生用光ビームを、プリズム10で反射し、対物
レンズ9を通じて、光ディスクDの使用記録領域3に適
正な集束状態をもって入射せしめ、さらに、光ディスク
Dの使用記録領域3において反射された情報記録用もし
くは情報再生用光ビームを、対物レンズ9を通じ、プリ
ズム10で反射して光ビーム発生・検出ブロック7に導
く。また、可動光学系8は、光ディスクDの半径方向に
移動可能とされており、光学系駆動部11によって、図
7において矢印Rで示される、光ディスクDの半径方向
に、光ディスクDの使用記録領域3の幅Arに応じた距
離だけ移動せしめられる。
【0006】このような可動光学系8に関連して、可動
光学系8におけるプリズム10の反射面部10aに、光
ビーム発生・検出ブロック7とは反対側から光ビームを
照射する光源12と、プリズム10の反射面部10aに
おいて反射せしめられた光源12からの光ビームを受け
る光検出部13とを含む固定光学系14が設けられてお
り、さらに、光検出部13から得られる検出出力信号を
処理する信号処理部15が設けられている。光源12か
ら発し、プリズム10の反射面部10aにおいて反射せ
しめられて、光検出部13に入射する光ビームは、光検
出部13の受光面部にビームスポットを形成し、斯かる
ビームスポットは、可動光学系8の光ディスクDの半径
方向における移動に伴うプリズム10の移動に応じて、
光検出部13の受光面部上で移動するものとされ、光検
出部13の受光面部上において、可動光学系8のその光
ディスクDの半径方向における移動路上における位置に
対応する位置をとるものとされる。その際、図8に示さ
れる如く、光検出部13は、その受光面部に、夫々が矩
形状とされ、受光面部上でのビームスポットの移動方向
に沿って隣接配列された2個の感光部13a及び13b
を備えるものとされる。
【0007】従って、光検出部13における2個の感光
部13a及び13bの夫々にかかるビームスポット面積
が、光検出部13の受光面部上でのビームスポットの移
動に伴って、差動的に変化していくことになる。そし
て、2個の感光部13a及び13bから夫々得られる光
電変換出力信号Sa及びSbが信号処理部15に供給さ
れ、信号処理部15において光電変換出力信号Sa及び
Sbの差がとられて、差出力信号Scが出力端子16に
得られる。光電変換出力信号Sa及びSbは、夫々、感
光部13a及び13bにかかるビームスポット面積に応
じたレベルを有するものとなり、それゆえ、光検出部1
3の受光面部上でのビームスポットの移動に伴って差動
的に変化するレベルを有することになる。従って、光電
変換出力信号Sa及びSbの差がとられて、出力端子1
6に得られる差出力信号Scは、光検出部13の受光面
部上でのビームスポットの位置に応じたレベル、即ち、
可動光学系8のその光ディスクDの半径方向における移
動路上における位置に応じたレベルを有するものとな
り、可動光学系8の位置についての検出出力信号とな
る。このようにして、固定光学系14と信号処理部15
とによって位置検出装置が形成されており、可動光学系
8の光ディスクDに対する位置の検出がなされることに
なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如くにして、図8に示される2個の感光部13a及び1
3bを含む受光面部が設けられた光検出部13が用いら
れて、可動光学系8の位置についての検出出力信号が得
られるようにされる場合、その検出出力信号を可動光学
系8の位置の変化に良好な直線性をもって追従するもの
とするには、光検出部13の受光面部上に比較的大なる
径を有するビームスポットを形成するようにし、2個の
感光部13a及び13bの夫々を比較的大なる面積を有
するものとすることが要求される。例えば、可動光学系
8の移動範囲が4mmに亙るものとされる場合には、図
8に示される如く、隣接配列された感光部13a及び1
3b上に、直径が8mm程度とされたビームスポットが
形成されて、一点鎖線Paであらわされる位置から、一
点鎖線Pbであらわされる位置を経て、一点鎖線Pcで
あらわされる位置まで移動するものとなる如くの変位が
必要とされ、それに伴って、隣接配列された感光部13
a及び13bの全体寸法が、短辺が9mm程度で長辺が
14mm程度となるものとされることが必要とされるこ
とになる。
【0009】このように、比較的大なる面積を有するも
のとされる感光部13a及び13bを含む受光面部を備
えた光検出部13が要求されることは、固定光学系14
と信号処理部15とによって形成される位置検出装置が
高価なものとなってしまい、また、その小型化に支障が
きたされることになる。
【0010】斯かる点に鑑み、本発明は、光ディスク等
の光学記録媒体に対向して移動可能に配され、光学記録
媒体に情報記録用あるいは情報再生用光ビームを入射さ
せる可動光学系における光反射部に、位置検出用光ビー
ムを入射させる光ビーム発生部と、可動光学系における
光反射部で反射された位置検出用光ビームが到達してビ
ームスポットを形成するものとされた受光面部を有す
る、比較的小寸法とすることができて、高価なものとな
らない光検出部とを用いて、可動光学系が光学記録媒体
における比較的広範囲に亙って移動する場合にも、可動
光学系の位置を精度良くあらわす検出出力を得ることが
できる光学位置検出装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る光学位置検出装置は、光学記録媒体に
対向して配されるとともにその光学記録媒体に沿って移
動可能とされ、光学記録媒体に情報記録用もしくは情報
再生用の光ビームを入射させる可動光学系における光反
射部に、断面が細長形状とされた位置検出用光ビームを
入射させる光ビーム発生部と、可動光学系における光反
射部で反射された位置検出用光ビームが到達して細長形
状のビームスポットを形成するものとされた受光面部を
有する光検出部とを備え、光検出部における受光面部に
形成されるビームスポットが、可動光学系の移動に伴う
受光面部上におけるビームスポットの移動方向に直交す
る方向に伸びるものとされるとともに、受光面部が、可
動光学系の移動に伴う受光面部上におけるビームスポッ
トの移動方向に沿って感光面積を変化させる感光部を含
むものとされたもとで、光検出部における感光部から得
られる光電変換出力信号に基づいて、可動光学系の光学
記録媒体に対する位置についての検出出力を得るものと
されて、構成される。
【0012】
【作用】このような構成を有する本発明に係る光学位置
検出装置にあっては、光検出部における受光面部上に、
可動光学系における光反射部で反射された位置検出用光
ビームによる細長形状のビームスポットが形成されると
き、受光面部に含まれる感光部から光電変換出力信号が
得られ、その際、光検出部の受光面部上におけるビーム
スポットが、可動光学系の移動に伴って移動し、また、
受光面部に含まれる感光部が、受光面部上におけるビー
ムスポットの移動方向に沿って感光面積を変化させるも
のとされているので、感光部からの光電変換出力信号
は、受光面部上におけるビームスポットの位置、従っ
て、可動光学系のその移動路上における位置に応じた変
化を有するものとなる。しかも、光検出部における受光
面部に形成される細長形状のビームスポットが、その受
光面部上における移動方向に直交する方向に伸びるもの
とされるので、感光部からの光電変換出力信号の、可動
光学系のその移動路上における位置に応じた変化は、直
線性に優れたものとされる。
【0013】従って、可動光学系が光学記録媒体におけ
る比較的広範囲に亙って移動する場合にも、感光部から
の光電変換出力信号に基づいて得られる可動光学系の位
置についての検出出力は、可動光学系の位置を精度良く
あらわすものとなり、また、光検出部が、比較的小寸法
で、高価にならないものとされ得ることになる。
【0014】
【実施例】図2は、本発明に係る光学位置検出装置の一
例を、それが適用されたディスクプレーヤの一部と共に
示す。図2において、図7に示される各部に対応する部
分は図7と共通の符号が付されて示されており、それら
についての重複説明は省略される。
【0015】斯かる例においては、可動光学系8に関連
して固定光学系20が設けられており、固定光学系20
は、光ビームを発する、例えば、発光ダイオードで構成
される光源21と、光源21からの光ビームの一部分を
通過させて断面が細長形状とされた位置検出用光ビーム
を形成し、それを、可動光学系8におけるプリズム10
の反射面部10aに、光ビーム発生・検出ブロック7と
は反対側から入射させるスリット22と、プリズム10
の反射面部10aにおいて反射せしめられたスリット2
2からの位置検出用光ビームを受ける光検出部23とを
含んで構成される。
【0016】光検出部23は、図1に示される如く、長
方形に形成された基板24上に、感光部25及び26を
含んで形成された受光面部27が設けられたものとさ
れ、感光部25及び26は、夫々が直角三角形状に形成
され、それらの斜辺部25a及び26aの夫々を基板2
4の長辺方向に対して傾斜するものとされるとともに、
各々の斜辺部25a及び26aを相対向させて配された
ものとされている。従って、感光部25及び26は、夫
々の面積を、基板24の長辺方向に沿って差動的に変化
させるものとされていることになる。さらに、基板24
上には、その対向する2つの長辺の夫々に沿って、感光
部25に接続された電極部28及び感光部26に接続さ
れた電極部30が設けられており、電極部28及び30
から夫々リード線29及び31が引き出されている。
【0017】そして、このような光検出部23の受光面
部27に、プリズム10の反射面部10aにおいて反射
せしめられたスリット22からの位置検出用光ビームが
到達せしめられて、位置検出用光ビームによる細長形状
のビームスポットが形成され、そのビームスポットが、
可動光学系8の光ディスクDの半径方向に沿う移動に伴
って、図1において矢印DPで示される基板24の各長
辺に沿う方向に移動するものとなるように、光検出部2
3の向きが設定される。斯かる際、プリズム10の反射
面部10aに対するスリット22の方向が選定されて、
図3に示される如く、光検出部23の受光面部27に、
位置検出用光ビームによる細長形状のビームスポットP
が、矢印DPで示される基板24の各長辺に沿う方向に
直交する方向に、基板24の短辺方向の全体に亙って伸
びるものとして形成されるようにされ、また、斯かるビ
ームスポットPが、可動光学系8の光ディスクDの半径
方向に沿う移動に伴って、光検出部23の受光面部27
上を矢印DPで示される基板24の各長辺に沿う方向に
移動するものとされる。
【0018】図4は、光検出部23の受光面部27上に
おけるビームスポットPの移動状態を示し、対物レンズ
9とプリズム10とから成る可動光学系8が実線で示さ
れる位置にあるとき、感光部25及び26を含む受光面
部27上に、光源21からの光ビームがスリット22を
通過せしめられて形成され、プリズム10の反射面部1
0aで反射された位置検出用光ビームにより、実線で示
される如くの細長形状のビームスポットPが位置Ppに
形成され、その後、可動光学系8が実線で示される位置
から一点鎖線で示される位置まで移動すると、感光部2
5及び26を含む受光面部27上において、ビームスポ
ットPが位置Ppから位置Pqへと平行移動せしめら
れ、一点鎖線で示される如くの細長形状のビームスポッ
トPが位置Pqに形成される。そして、このようにし
て、細長形状のビームスポットPが感光部25及び26
を含む受光面部27上を移動するに伴って、ビームスポ
ットPにおける感光部25及び26の夫々にかかる部分
の面積が、一方が増加するとともに他方が減少して差動
的に変化していくことになる。
【0019】上述の如くにビームスポットPを受ける感
光部25及び26からは、夫々、リード線29及び31
を通じて、ビームスポットPにおける感光部25及び2
6の夫々にかかる部分の面積に応じたレベルを有する光
電変換出力信号S1 及びS2 が得られ、それらが信号処
理部15に供給される。信号処理部15においては、光
電変換出力信号S1 と光電変換出力信号S2 との差が求
められ、その差に応じたレベルを有する出力信号S3
出力端子16に得られる。この出力信号S3 は、ビーム
スポットPにおける感光部25及び26の夫々にかかる
部分の面積の差に応じたレベル、従って、感光部25及
び26を含む受光面部27上におけるビームスポットP
の位置に応じたレベル、さらに換言すれば、、可動光学
系8のその光ディスクDの半径方向における移動路上に
おける位置に応じたレベルを有するものとなり、可動光
学系8の位置についての検出出力信号となる。
【0020】このようにして出力信号S3 が出力端子1
6に得られるにあたり、感光部25及び26を含んで形
成される受光面部27上に形成される、位置検出用光ビ
ームによる細長形状のビームスポットPが、基板24の
各長辺に沿う方向に直交する方向に伸びて、基板24の
短辺方向の全体に亙たるものとして形成されるととも
に、可動光学系8の光ディスクDの半径方向に沿う移動
に伴って、受光面部27上を基板24の各長辺に沿う方
向に移動するものとされ、また、感光部25及び26の
夫々の面積が、基板24の長辺方向に沿って差動的に変
化するものとされていることにより、可動光学系8のそ
の光ディスクDの半径方向における移動に伴ってビーム
スポットPが受光面部27上を基板24の各長辺に沿う
方向に移動するものとされるとき、ビームスポットPに
おける感光部25及び26の夫々にかかる部分の面積の
差が、良好な直線性をもって変化するものとなり、それ
により、ビームスポットPにおける感光部25及び26
の夫々にかかる部分の面積に応じたレベルを有するもの
とされる光電変換出力信号S1 及びS2 の差がとられて
得られる出力信号S3 は、ビームスポットPにおける感
光部25及び26の夫々にかかる部分の面積の差の変
化、即ち、受光面部27上に形成されるビームスポット
Pの位置の変化を、良好な直線性をもってあらわすもの
となる。従って、出力信号S3 は、可動光学系8のその
光ディスクDの半径方向における移動路上の位置に的確
に対応するレベルを有した位置検出出力信号となり、斯
かる位置検出出力信号に基づき、可動光学系8の光ディ
スクDに対する位置が正確に検出されることになる。
【0021】また、光検出部23における受光面部27
の、基板24の長辺方向に沿う方向の寸法は、ビームス
ポットPが基板24の長辺方向に直交する方向に伸びる
細長形状とされることにより、可動光学系8の移動に伴
って生じるビームスポットPの移動距離より若干長いも
のとされることで足り、従って、可動光学系8が光ディ
スクDにおける比較的広範囲に亙って移動する場合に
も、受光面部27に含まれる感光部25及び26が比較
的小なるものとされ得、光検出部23の小型化と低価格
化とが図られ得ることになる。
【0022】図5は、信号処理部15の具体構成例を示
し、この例においては、光検出部23における感光部2
5及び26から得られる光電変換出力信号S1 及びS2
が、夫々、増幅回路41及び42に供給されて増幅され
る。そして、増幅された光電変換出力信号S1 及びS2
が減算回路43に供給されて、減算回路43から光電変
換出力信号S1 と光電変換出力信号S2 との差に応じた
差出力信号S4 が得られて割算回路44に供給される。
また、増幅された光電変換出力信号S1 及びS 2 は加算
回路45にも供給されて、加算回路45から光電変換出
力信号S1 と光電変換出力信号S2 との和に応じた和出
力信号S5 が得られて割算回路44に供給される。割算
回路44においては、差出力信号S4 が和出力信号S5
によって割算され、割算回路44から得られる商出力信
号が、出力信号S3 として出力端子16に導出される。
【0023】割算回路44から得られる商出力信号をも
って形成される出力信号S3 は、減算回路43から得ら
れる差出力信号S4 から光電変換出力信号S1 及びS2
の夫々における絶対レベル変化の影響分が除去されたも
のとなり、光電変換出力信号S1 及びS2 の夫々におけ
る絶対レベル変化の影響を受けることなく、受光面部2
7上に形成されるビームスポットPの位置、従って、可
動光学系8の光ディスクDに対する位置に正確に対応す
るものとされる。
【0024】なお、上述の例においては、光検出部23
における受光面部27が、夫々が受光面部27上におけ
るビームスポットPの移動方向に沿って面積を変化させ
る直角三角形状とされた2個の感光部25及び26を含
むものとされているが、光検出部23における受光面部
27は、直角三角形状以外の形状とされた感光部を含む
もの、あるいは、感光部を1個だけ含むものとされても
よく、要は、その上におけるビームスポットPの移動方
向に沿って面積を変化させる感光部を含むものとされる
ことである。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係る光学位置検出装置によれば、光ディスク等の光学記
録媒体に対向して移動可能に配され、光学記録媒体に情
報記録用あるいは情報再生用光ビームを入射させる可動
光学系の光学記録媒体に対する位置の検出にあたり、可
動光学系における光反射部に位置検出用光ビームを入射
させる光ビーム発生部と、可動光学系における光反射部
で反射された位置検出用光ビームが到達してビームスポ
ットを形成するものとされた受光面部を有する光検出部
と、光検出部から得られる出力信号を処理する信号処理
部とを用いて、可動光学系の光学記録媒体に対する位置
を精度良くあらわす検出出力を得ることができ、しか
も、可動光学系が光学記録媒体における比較的広範囲に
亙って移動する場合にも、光検出部における受光面部を
比較的小寸法とすることができて、光検出部の小型化と
低価格化とを図ることができることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学位置検出装置の一例に用いら
れる光検出部を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る光学位置検出装置の一例をそれが
適用されたディスクプレーヤの一部と共に概略的に示す
構成図である。
【図3】図1に示される光検出部とその上に形成される
ビームスポットとの関係の説明に供される概略平面図で
ある。
【図4】図1に示される光検出部とその上に形成される
ビームスポットとの関係の説明に供される概略斜視図で
ある。
【図5】本発明に係る光学位置検出装置の一例に用いら
れる信号処理部の具体例を光検出部と共に示すブロック
図である。
【図6】本発明に係る光学位置検出装置の一例が適用さ
れるディスクプレーヤに装着される光ディスクの例を概
略的に示す平面図である。
【図7】従来の位置検出装置をそれが適用されたディス
クプレーヤの一部と共に概略的に示す構成図である。
【図8】従来の位置検出装置に用いられる光検出部の説
明に供される概略平面図である。
【符号の説明】
7 光ビーム発生・検出ブロック 8 可動光学系 9 対物レンズ 10 プリズム 11 光学系駆動部 15 信号処理部 16 出力端子 20 固定光学系 21 光源 22 スリット 23 光検出部 24 基板 25,26 感光部 27 受光面部 28,30 電極部 D 光ディスク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学記録媒体に対向して配されるととも
    に該光学記録媒体に沿って移動可能とされ、上記光学記
    録媒体に情報記録用もしくは情報再生用の光ビームを入
    射させる可動光学系における光反射部に、断面が細長形
    状とされた位置検出用光ビームを入射させる光ビーム発
    生部と、上記可動光学系における光反射部で反射された
    上記位置検出用光ビームが到達して細長形状のビームス
    ポットを形成するものとされた受光面部を有する光検出
    部とを備え、 上記光検出部における受光面部に形成される上記ビーム
    スポットが、上記可動光学系の移動に伴う上記受光面部
    上における上記ビームスポットの移動方向に直交する方
    向に伸びるものとされるとともに、上記受光面部が、上
    記可動光学系の移動に伴う上記受光面部上における上記
    ビームスポットの移動方向に沿って感光面積を変化させ
    る感光部を含むものとされ、 上記光検出部における上記感光部から得られる光電変換
    出力信号に基づいて、上記可動光学系の上記光学記録媒
    体に対する位置についての検出出力を得ること、を特徴
    とする光学位置検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01170811A (ja) * 1987-12-25 1989-07-05 Sharp Corp 光学式位置および速度検出装置
JPH01232581A (ja) * 1988-03-11 1989-09-18 Hitachi Ltd 位置検出装置

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