JPH0540932U - 情報入力用ペン - Google Patents

情報入力用ペン

Info

Publication number
JPH0540932U
JPH0540932U JP8939691U JP8939691U JPH0540932U JP H0540932 U JPH0540932 U JP H0540932U JP 8939691 U JP8939691 U JP 8939691U JP 8939691 U JP8939691 U JP 8939691U JP H0540932 U JPH0540932 U JP H0540932U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal layer
cord
tubular body
information input
input pen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8939691U
Other languages
English (en)
Inventor
仁志 浜崎
栄 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Cosmos Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
Priority to JP8939691U priority Critical patent/JPH0540932U/ja
Publication of JPH0540932U publication Critical patent/JPH0540932U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁遮蔽を確実にし、かつ機械的強度を大と
し、また持ち易い外形とする。 【構成】 外形形状をなす筒状体11と内側をアルミニ
ュウムの金属層11a、外側を合成樹脂層11bの二重
構造とする。コード17導出側に金属製栓25が筒状体
11にねじ込まれて電気的に接続され、栓25内にコイ
ルばね28が押し込まれて電気的に接続され、コイルば
ね28の一端がアースリード29として伸ばされ、アー
スリード29は配線基板13のパターン導体を通じてコ
ード17のアース線24と接続される。金属層11aに
は内部部品位置決め用の段部23が形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は先端をタブレットに接続させて、その接触位置と対応した情報を入 力するために用いられる情報入力用ペンに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の情報入力用ペンにおいては、外部よりの電磁的雑音により誤動作しな いように、電磁遮蔽することが要求されている。このため従来においては情報入 力用ペンの外形を構成する筒状体を、導電性樹脂材で構成するか、合成樹脂材で 構成したものに導電塗装をするかしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の情報入力用ペンは電磁遮蔽が不十分であって、雑音を拾うおそれがあっ た。また筒状体が合成樹脂材であるため、機械的強度が比較的弱い欠点もあった 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案によれば情報入力用ペンの外形を構成する筒状体は内側を金属層、外 側を合成樹脂材層とした二重構造とされている。
【0005】
【実施例】
図1にこの考案の実施例を示す。筒状体11は通常の万年筆、ボールペンなど の筆記用具とほぼ同様の外形をしており、これら筆記用具での筆記と同様な感覚 で扱かうことができるようにされている。筒状体11の一端より検出軸12が突 出して筒状体11内にその軸心位置で収容されている。この例ではタブレットと の接触を静電容量式に検出するようにした場合であり、検出軸12は軸心に沿っ てわずか移動自在に保持されている。
【0006】 検出軸12の延長線上において配線基板13が筒状体11に収容されている。 配線基板13の検出軸12側端に光学スイッチ14が取付けられ、検出軸12が 筒状体11に対し、わずか出入すると光学スイッチ14がオンオフ制御される。 信号リード15の一端が検出軸12に接続され、他端が配線基板13のパターン 導体に接続される。
【0007】 筒状体11の他端部内にホルダ16が取付けられ、ホルダ16に配線基板13 の他端が保持され、またホルダ16にコード17の一端部が保持され、コード1 7は筒状体11の他端より外部に導出される。コード17の他端は図に示してい ない入力装置本体に接続される。信号リード15は配線基板13のパターン導体 を通じてコード17中の信号線18と接続され、スイッチ14も配線基板13の パターン導体を通じてコード17中のスイッチ線21,22に接続されている。 検出軸12が図に示していない入力装置のタブレットに接触して検出軸12がわ ずか押し込まれると、スイッチ14がオンとなり、これが入力装置本体に通知さ れ、入力装置本体はその時の検出軸12のタブレットとの静電容量を信号として 信号リード15より取込み、検出軸12の接触位置と対応した情報が入力される 。
【0008】 この考案においては筒状体11は内側が金属層11a、外側が合成樹脂層11 bからなる二重構造とされている。金属層11aはなるべく軽量の金属が好まし く、例えばアルミニュウムの絞り加工により筒状に作られ、その厚さは薄い方が よいが、例えば0.5mm程度とされる。金属層11aには、内部部品の位置決め などのため、通常は軸方向の段部23が、長手方向の中間部に形成されている。 合成樹脂層11bは金属層11aの外側を被うように例えばモールドにより一体 形成する。この時合成樹脂層11bは金属層11aの形状にかかわらず、例えば 外面に段部など凹凸がなく、入力操作の際に持ち易く、かつ取扱い易い外形形状 とされる。
【0009】 金属層11aはコード17中のアース線24に接続される。このため、筒状体 11のコード導出側端は、金属製の栓25で蓋され、栓25の中心孔にコード1 7が通される。栓25の筒状ねじ部26の外周ねじが金属層11aの内周面に形 成されたねじ27にねじ込まれて栓25は筒状体11に固定される。筒状ねじ部 26内に金属製のコイルばね28が同軸心的に配され、かつ栓25とホルダ16 との間に弾性的に圧縮介在される。コイルばね28の一端がアースリード29と して伸ばされ、アースリード29は配線基板13のパターン導体に接続され、そ のパターン導体を通じてコード17のアース線24に接続される。つまり金属層 11aは栓25−コイルばね28−パターン導体を通じてコード17のアース線 24と接続される。このアース線24は入力装置本体のアースに接続されており 、金属層11aにより情報入力用ペンは電磁遮蔽がされる。なお図1Bでは線1 8、21、22、24を区別して表示するために配線基板13の配線パターンか ら外しているが、実際には配線パターンとそれぞれ接続されている。
【0010】 上述ではこの考案を静電容量式入力用ペンに適用したが、コイルによる検出方 式、その他の方式の情報入力用ペンにも適用することができる。
【0011】
【考案の効果】
以上述べたようにこの考案によれば、筒状体を金属層11aと合成樹脂層11 bとの二重構造としているため、その金属層11aにより、従来よりも完全に電 磁的遮蔽を行うことができ、また金属層11aにより強度が補強され、機械的強 度が高いものとすることができる。
【0012】 外側が合成樹脂層11bであるため、金属層11aの外形に拘わらず、持ち易 い、取扱い易い外形形状とし、しかも、金属層11aに適当に凹凸を付けて、内 部部品の位置決め、固定などに利用可能な形状とすることができ、組立て、製造 がし易いようにすることができる。 金属層11aとしてアルミニュウムを用いれば、軽量であるため、情報入力用 ペンを全体として軽量に作ることができ、取扱い易い。しかも金属層11aは内 側であって外部にさらされることがないため、アルマイトの表面処理をする必要 がなく、そのままで金属層11aと栓25との電気的接続を良好なものとするこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの考案の実施例を示す断面図、Bはその
コード導出側端部を拡大した図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状体にその一端より検出軸がその一端
    を突出して収容され、上記筒状体の他端よりコードが導
    出され、そのコードの信号線に検出軸よりの信号を供給
    し、上記コードのアース線に上記筒状体を電気的に接続
    して、その筒状体により電磁的に遮蔽されており、上記
    検出軸の突出端をタブレットに接触させて、その位置と
    対応した情報を入力させるための情報入力用ペンにおい
    て、 上記筒状体は内側が金属層、外側が合成樹脂材層の二重
    構造とされ、その金属層が上記アース線に接続されてい
    ることを特徴とする情報入力用ペン。
JP8939691U 1991-10-31 1991-10-31 情報入力用ペン Pending JPH0540932U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8939691U JPH0540932U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 情報入力用ペン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8939691U JPH0540932U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 情報入力用ペン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0540932U true JPH0540932U (ja) 1993-06-01

Family

ID=13969493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8939691U Pending JPH0540932U (ja) 1991-10-31 1991-10-31 情報入力用ペン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0540932U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018142318A (ja) * 2015-09-08 2018-09-13 アップル インコーポレイテッドApple Inc. 電子デバイス用スタイラス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018142318A (ja) * 2015-09-08 2018-09-13 アップル インコーポレイテッドApple Inc. 電子デバイス用スタイラス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107521259B (zh) 书写工具和电子笔主体部
US5633471A (en) Pressure sensitive element and a stylus pen with pressure sensitive function
US4532376A (en) Electronic pen with switching mechanism for selectively providing tactile or non-tactile feel
US5576502A (en) Pointing unit and improved stylus pen
US20120327043A1 (en) Stylus capable of being applied in various touch panels
TWM508060U (zh) 電容式指標裝置
JPS5952423U (ja) 容量式測定値検出装置
US5200695A (en) Contact probe
CN112005199B (zh) 电子笔
CN106325554B (zh) 电容笔及制造方法、笔尖组件和触控装置
JPS58189788A (ja) デジタル化装置用の電子ペン
JPH0540932U (ja) 情報入力用ペン
US5189364A (en) Contact probe
JP2002297300A (ja) 静電容量結合方式座標入力装置
CN108027672A (zh) 有源铅笔及发射器
KR20200096819A (ko) 터치 펜
CN105813852A (zh) 手动装置和多功能组件
JPS6146516A (ja) 入力装置用ペン
TWM474187U (zh) 觸控筆
JPH0530941U (ja) 信号検出ペン
JP2792673B2 (ja) 位置指示器
JPH0325216Y2 (ja)
JPH0426909Y2 (ja)
KR101859035B1 (ko) 방수 기능을 갖는 위치 지시기용 전자펜
GB2063179A (en) Trackable writing instrument