JPH0540681Y2 - - Google Patents

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JPH0540681Y2
JPH0540681Y2 JP14985587U JP14985587U JPH0540681Y2 JP H0540681 Y2 JPH0540681 Y2 JP H0540681Y2 JP 14985587 U JP14985587 U JP 14985587U JP 14985587 U JP14985587 U JP 14985587U JP H0540681 Y2 JPH0540681 Y2 JP H0540681Y2
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  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、2台の変圧器の各2次側を並列接続
して並行運転する際に2次側各線間の電圧差、位
相差を検出して並行運転の良否と誤接続の有無を
判別する変圧器並行運転検相器に関するものであ
る。
従来の技術 例えば、発電所からの送電線より一般家庭に電
力を供給する際、送電線から取り出された電力を
一旦、電柱に取り付けた変圧器にて100Vや200V
まで降圧している。上記変圧器は、故障や寿命等
により適時の交換を必要とし、その際、送電線を
途中で切つて給電を停止しなければならない。そ
こで、このような停電を避けるため、通常、第3
図に示すように、電柱1に既設されている変圧器
2〔以下、第1変圧器と称す〕を交換する間、運
搬車3にて運んで来た移動用変圧器4〔以下、第
2変圧器と称す〕を送電線5に接続して一般家庭
6へ給電している。
即ち、まず、第2変圧器4の1次側各線7を送
電線5に、そして2次側8を第1変圧器2の2次
側9にそれぞれ並列・接続した後、第1、第2変
圧器2,4の間の送電線5aを開放する。そうす
ると、第1変圧器1は電気的に開放されると共に
一般家庭6には第2変圧器4より給電され、停電
することなく第1変圧器2の交換工事等を行うこ
とができる。
ここで、第1、第2変圧器2,4の2次側8,
9を並列・接続するに際しては、対応する線同
士、即ち電圧差及び位相差が0の線同士を接続し
なければならない。そこで、第4図に示すよう
に、例えば3相4線式の場合、第2変圧器4の2
次側各線8a,8b,8c,8dを切り換えスイ
ツチ10の可変端子10a,10b,10c,1
0dに接続すると共に固定端子10eに電圧計1
1〔或はランプ〕の一方の引出し線を接続した
後、電圧計11の他方の引出し線を第1変圧器2
の2次側各線9a,9b,9c,9dの一つに接
続する。そして、切り換えスイツチ10の可変端
子10a,10b,10c,10dを順次、切り
換えていき、電圧計11の指針が0になる〔或は
ランプ消灯〕相同士を検出する。同様にして、上
記2次側各線8a,8b,8c,8dと9a,9
b,9c,9dの間の位相差が0になる線同士を
検出し、電圧及び位相差が共に0になる線同士を
接続する。
又、上述した切り換えスイツチ10を用いない
場合は、例えば第1変圧器2の2次側9の一つの
線について第2変圧器4の2次側8の各線を1本
ずつ接続して電圧差が0になる線同士を検出し、
位相差も同様に行つて対応する線同士を検出す
る。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上述した第1、第2変圧器2,4の
2次側8,9を並列・接続するに際しては、2次
側各線間を直接又は切り換えスイツチ10を介し
て1本ずつ接続し、電圧差及び位相差が共に0に
なる線の組み合わせを検出している。そのため、
変圧器2次側各線を1本ずつ接続する作業が煩雑
で手間がかかり、しかも1本の線について同じ作
業を何通りか繰り返す必要があり、錯覚や誤認が
生じ易い。又、電圧差や位相差の検出結果を逐
一、記憶又は記録する必要があり、作業が更に煩
雑になる。
問題点を解決するための手段 本考案は、並列に接続・運転される第1、第2
変圧器の各接地線以外の2次側各線が電気的に接
続された入力端子と接地端子との間で所定レベル
の電圧を検出すると共にその検出により作動する
表示手段を設けた接続表示部と、上記第1、第2
変圧器の各接地線が電気的に接続された入力端子
と接地端子との間の電気的導通の有無を検出し表
示し、且つ、接地線が接続された各入力端子と接
地端子との間で略0Vレベルの電圧を検出すると
共にその検出により作動する表示手段を設けた接
地線接続表示部と、上記各接地線以外の2次側各
線が接続された入力端子の対応端子間の所定値以
下の電圧差を検出すると共にその検出により作動
する表示手段を設けた電圧差表示部と、上記各接
地線以外の2次側各線が接続された入力端子の対
応端子間電圧位相の所定値以下の位相差を検出す
ると共にその検出により作動する表示手段を設け
た位相差表示部と、上記第1、第2変圧器の各接
地線を含む2次側各線の対応線間に挿入した遮断
器を含み、上記各表示部の出力信号より第1、第
2変圧器の並列接続の良否を判別して表示すると
共に上記遮断器の開閉動作を制御する制御部とを
具備したことを特徴とする。
作 用 2台の変圧器の各2次側の間の電圧差と位相差
を一度に検出して表示し、対応する線同士を検出
して並列接続の良否を判別表示すると共に上記各
2次側線間に挿入した遮断器の開閉動作を制御す
る。
実施例 本考案の一実施例を第1図及び第2図を参照し
て以下説明する。まず、基本となる実施例として
3相4線式変圧器の並列接続例より示すと、図に
おいて、14は本考案に係る変圧器並行運転検相
器〔以下、単に検相器と称す〕、15は既設の第
1変圧器、16は移動の第2変圧器、39は第2
変圧器16の一次側回路、17は第1、第2変圧
器15,16の2次側線間に挿入した磁気遮断
器、u1,o1,v1,w1,u2,o2,v2,w2とEは検
相器14の入力端子と接地端子、18a,18
b,18cは第1変圧器15の2次側各線が電気
的に接続された入力端子u1,v1,w1と接地端子
Eとの間で所定レベルの半波電圧値を検出して光
信号を出力する電圧検出部19a,19b,19
cは第2変圧器16の2次側各線が電気的に接続
された入力端子u2,v2,w2と接地端子Eとの間
で所定レベルの半波電圧値を検出して光信号で出
力する電圧検出部、R1,R2,R3は電圧検出部1
8a,18b,18cから出力した光信号の受信
部、R5,R6,R7は電圧検出部19a,19b,
19cから出力した光信号の受信部、L1,L2
L3は電圧検出部18a,18b,18cで検出
された電圧レベル以上で点灯する表示灯、L5
L6,L7は電圧検出部19a,19b,19cで
検出された電圧レベル以上で点灯する表示灯で、
接続表示部は電圧検出部18a,18b,18
c,19a,19b,19cと表示灯L1,L2
L3,L5,L6,L7とからなる。20a,20bは
第1、第2変圧器15,16の接地線が電気的に
接続された入力端子o1,o2と接地端子Eとの間の
電気的導通の有無を検出して光信号で出力する直
流電圧検出部,20c,20dは直流電圧検出部
20a,20bの直流電源、21a,21bは上
記入力端子o1,o2と接地端子Eとの間で略0レベ
ルの半波電圧を検出して光信号を出力する電圧検
出部、R4,R8は直流電圧検出部20a,20b
から出力した光信号の受信部、R9,R10は電圧検
出部21a,21bから出力した光信号の受信
部、22a,22bは電圧検出部21a,21b
の出力信号を反転させるインバータ、L4,L8
直流電圧検出部20a,20bで検出された電気
的導通により生じた直流電圧で点灯する表示灯、
23a,23bはインバータ22a,22bで反
転した電圧検出部21a,21bの出力信号と直
流電圧検出部20a,20bの出力信号とが2値
化されて入力するアンド回路、L12,L13はアンド
回路23a,23bの入力信号が共に1、即ち直
流電圧検出部20a,20bで電気的導通が検出
され、かつ、電圧検出部21a,21bで略0レ
ベルの半波電圧を検出した時に点灯する表示灯
で、接地線接続表示部は直流電圧検出部20a,
20bと電圧検出部21a,21bと表示灯L4
L8,L12,L13とからなる。24a,24b,24
cは第1、第2変圧器15,16の各接地線以外
の2次側各線が接続された入力端子u1,v1,w1
u2,v2,w2の対応端子間の所定値以下で略0レ
ベルの位相差を検出する位相差検出部、L9,L10
L11は位相差検出部24a,24b,24cで略
0レベル〔実測では±15°以下〕の位相差が検出
された時に点灯する表示灯で、位相差表示部は位
相差検出部24a,24b,24cと表示灯L9
L10,L11とからなる。25a,25b,25c,
26a,26b,26cは第1、第2変圧器1
5,16が各接地線以外の2次側各線が接続され
た各入力端子u1,v1,w1,u2,v2,w2と接地端
子Eとの間の電圧を所定レベルに変える変圧器、
27a,27b,27cは端子u1,E間電圧と端
子u2,E間の電圧差、端子v1,E間電圧と端子
v2,E間電圧の電圧差、端子w1,E間電圧と端
子W2,E間電圧の電圧差、即ち端子u1,u2間、
端子v1,v2間、端子w1,w2間の各電圧差が所定
値以下にあることを検出する電圧差検出部、L14
L15,L16は電圧差検出部27a,27b,27c
による検出があつた時に点灯する表示灯、28は
電圧差検出部27a,27b,27cの検出レベ
ルを設定する可変抵抗器で、電圧差表示部は電圧
差検出部27a,27b,27cと表示灯L14
L15,L16とからなる。29は電圧検出部18a,
18b,18c,19a,19b,19c及び直
流電圧検出部20a,20bの出力信号が2値化
されて入力するアンド回路、30はアンド回路2
3a,23b、位相差検出部24a,24b,2
4c及び電圧差検出部27a,27b,27cの
各出力信号が2値化されて入力するアンド回路、
31はインバータ32により反転したアンド回路
30の出力信号とアンド回路29の出力信号が入
力するアンド回路、33はアンド回路29,30
の各出力信号が入力するアンド回路、34はアン
ド回路31の出力信号で作動するブザー、35は
ブザー34の発音を制御するスイツチ、36はア
ンド回路33の出力信号で作動するリレー、a1
b1,c1,a2,b2,c2はリレー36によつて導通又
は遮断する端子の組み合わせで、この導通又は遮
断の信号によつて磁気遮断器17の操作コイルの
投入ロツクを制御する。L17,L18はアンド回路3
1,33の出力信号によつて点灯し並行運転の
良・不可を表示する表示灯で、制御部は磁気遮断
器17とアンド回路29,30,31,33とリ
レー36と端子a1,b1,c1,a2,b2,c2と表示灯
L17,L18とからなる。37a,37b,37c,
37d,37eは3相4線式、3相3線式及び単
相3線式の各接続方式に応じて切替える切替部
で、3相4線式ではすべての入力端子u1〜w2
変圧器2次側各線がすべて接続されるが、3相3
線式では第1変圧器の接地線の入力端子o1が空き
端子となるため、方式切替えによつて表示灯L4
は点滅表示する。そして単相3線式では入力端子
w1又はw2が空き端子となるため、方式切替えに
よつて表示灯L3又はL7及びL11,L16が点滅表示す
ると共に誤接続されると、消灯する。又、切り替
えによる適用方式以外の回路方式が接続される
と、表示灯17が点灯して動作しない。38は各
回路電源で、L19はその表示灯である。
上記構成に基づき本考案の動作を次に示す。ま
ず、第1、第2変圧器15,16が共に3相4線
式の場合、アースと電源を投入した後、切替部3
7a〜37fを切替え、各2次側のu,v,w相
及び接地線であるo相を第2変圧器16より磁気
遮断器17に接続すると共に磁気遮断器17の接
点を全入力端子u1,o1……v2,w2に接続する。
そうすると、まず、接地線入力端子o1,o2を除く
入力端子u1,v1……v2,w2と接地端子Eとの間
で表示灯点灯開始電圧が電圧検出部18a,18
b……19b,19cに検出されて表示灯L1
L2,L3,L5,L6,L7が点灯し、更に接地相入力
端子o1,o2と接地端子Eとの電気的導通が直流電
圧検出部20a,20bに検出され、その直流電
圧にて表示灯L4,L8が点灯すると共に入力端子
o1,o2と接地端子Eとの間の略0レベルの電圧が
検出され、この電圧がインバータ22a,22b
により反転しアンド回路23a,23bに入力さ
れて表示灯L12,L13が点灯する。これにより2台
の変圧器の接地線を含む2次側各線と全入力端子
u1,o1……v2,w2との接続の良、不良及び断線
の有無を表示灯L1〜L8およびL12,L13の点灯の有
無より検出する。ここで、変圧器2次側の各u,
v,o相とこれらに対応する入力端子u1,o1……
v2,w2とが正しく接続されず、振り替わつてい
ても、接続されているだけで表示灯L1,L2,L3
L4、L5,L6,L7はすべて点灯する。ところが、
接地相入力端子o1,o2に誤つて変圧器2次側u,
v,w相が接続されると、端子o1,E又はo2,E
間に交流電圧が検出されて表示灯L4,L12又は
L8,L13は点灯しない。
又、単に端子o1,E及びo2,E間で交流電圧が
検出されると表示灯L12,L13は点灯しない。次
に、2台の変圧器の2次側各u,o,v,w相と
これらに対応する入力端子u1,o1……v2,w2
が正しく接続されていると、端子u1,E,v1
E,w1,E及びu2,E,v2,E,w2,E間の電
圧位相差は略0レベル〔測定では±15°以内〕と
なり、これが位相差検出部24a,24b,24
cに検出されると、表示灯L9,L10,L11が点灯す
る。従つて、例えば2次側u相が非対応の端子v1
やw2等に接続されると、それに応じた表示灯L9
〜L11が点灯しない。更に、上記各u,o,v,
w相と入力端子u1,o1……v2,w2とが対応相同
士、正しく接続されていると、端子u1,E間と
v2,E間、及びw1,E間とw2,E間の各電圧が
それぞれ電圧差検出部27a,27b,27cに
入力されて比較され、その差が可変抵抗器28に
より設定された検出レベル〔+4〜8V〕より低
ければ、各電圧差が略0レベルとなつて各表示灯
L14,L15,L16が点灯する。従つて、変圧器2次
側の電圧差のないuとv相が誤接続されて入力端
子u1,v1又はu2,v2間で振り替わつた場合、表示
灯L1,L2又はL5,L6は点灯するが、電圧差のあ
るu又はvとw相、o〔接地〕相とu,v又はw
相とが誤接続されて振り替わつていると、対応す
る表示灯は点灯しない。又、位相差及び電圧差の
検出共、接地端子Eを介して行つているので、変
圧器の底圧側から高圧側への逆充電は全くない。
そして、電圧検出部18a,18b,18c,1
9a,19b,19c及び直流電圧検出部20
a,20bの出力信号が2値化されてアンド回路
29に入り、位相差検出部24a,24b,24
c、電圧差検出部27a,27b,27c及びア
ンド回路23a,23bの出力信号が2値化され
てアンド回路30に入る。ここですべての入力信
号が1信号であると、アンド回路31に0と1の
信号、かつアンド回路33に1と1の信号が入つ
て、前者の出力は0、後者の出力は1となつて表
示灯L18は消灯、表示灯L17は点灯して並行運転良
の状態を示す。この状態になれば、リレー36が
作動して端子a1,c1及びa2,c2間が導通し、この
信号により磁気遮断器17は投入可能の状態とな
る。又は、アンド回路29,30の入力信号の
内、1つでも0信号があると、アンド回路31の
入力信号は1と1の信号、かつアンド回路33の
入力信号は0と1信号となつて表示灯L18は点滅、
表示灯L17は消灯して並列運転不可の状態を示す。
この状態になれば、リレー36が作動せず端子
a1,c1間及びa2,c2間が遮断してこの信号により
磁気遮断器17はロツク状態となり、同時にブザ
ー34が作動して警報を発する。この警報が発し
ている時にスイツチ35を押すと、発音が止まり
表示灯L18は点滅から連続点灯に変わり、再度押
すと、ブザー34は発音し表示灯L17は点滅に変
わる。そして、再々度、スイツチ35を押すと、
発音停止、連続点灯と、押す毎に切り替わる。
次に、移動の第2変圧器16は変わらず既設の
第1変圧器15′が3相3線式になつた場合、切
替部37a〜37fをこの方式に切り替えた後、
3相4線式と同様に第1、第2変圧器15′,1
6の各2次側のu,v,w,o相を磁気遮断器1
7に接続すると共に磁気遮断器17の接点を入力
端子u1,v1,w1,u2,o2,v2,w2に接続する。
この時、第1変圧器15′の2次側に接地o相は
ないため、入力端子o1は空き端子となる。そこ
で、表示灯L4を消灯状態にしておくと、並行運
転不可の状態になるため、これを点滅させ、かつ
誤つて端子o1に接続された時に消灯させる。この
ようにして全表示灯が点灯又は点滅した時に並行
運転良、1つでも点灯又は点滅しなければ並行運
転不可となる。更に、移動の第2変圧器16は変
わらず、既設の第1変圧器15″が単相3線式に
なつた場合、切替部37a〜37fをこの方式に
切り替えた後、3相4線式と同様に第1、第2変
圧器15″,16の各2次側のu,v,o,w相
を磁気遮断器17に接続すると共に磁気遮断器1
7の接点を入力端子u1,o1,v1,u2,o2,v2,w2
に接続する。この時、第1変圧器15″の1次側
は2線で、かつ、2次側にw相はないため、入力
端子w1は空き端子となる。そこで、接続表示部
の表示灯L3を消灯状態にしておくと、並行運転
不可の状態になるため、これを点滅させ、かつ誤
つて端子w1に接続され電圧有りの状態になつた
時、消灯させる。そして、第2変圧器16側の入
力端子w2は一次側回路39が3相共入つている
時は点灯し、w相の一次側回路39が投入されて
いない時は点滅する。又、位相差表示部の表示灯
L11も又、点滅し、そして例えば切替部37a〜
37fを単相3線式に切り替え後、誤つて3相3
線式を接続して第1、第2変圧器15′,16の
各w相が同相になると消灯し誤操作を防止する。
更に、電圧差表示部の表示灯L15,L16は点滅し、
誤接続や誤操作〔切替部〕等で電圧差がなくなる
と消灯しこれらを防止する。
考案の効果 本考案によれば、2台の変圧器の各2次側を並
列接続して並行運転する際に2次側各線間の電圧
差、位相差を検出すると共に並行運転の良否と誤
接続の有無を判別及び接続を制御するようにした
から、1台で全検相作業が行われて機器が小型化
して安価になると共に作業も簡略化され、更に錯
覚や誤認も防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る変圧器並行運転検相器の
実施例を示すブロツク線図、第2図は本考案に係
る変圧器並行運転検相器の前面パネルの正面図、
第3図は2台の変圧器の並行運転の一具体例を示
す電柱に既設された変圧器と移動変圧器の概略側
面図、第4図は2台の変圧器の従来の並行運転検
相作業を示す要部結線図である。 15……第1変圧器、16……第2変圧器、
u1,o1,v1,w1,u2,o2,v2,w2……入力端子、
E……接地端子、u,v,o,w……2次側各
線、L1,L2,L3,L5,L6,L7……接続表示部の
表示手段、L4,L8,L12,L13……接地線表示部の
表示手段、24a,24b,24c……位相差検
出部、L9,L10,L11……位相差表示部の表示手
段、27a,27b,27c……電圧差検出部、
L14,L15,L16……電圧差表示部の表示手段、1
7……遮断器、29,30,31,32,33,
36,a1,b1,c1,a2,b2,c2……制御部、3
4,35,L17,L18……制御部の表示手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 並列に接続・運転される第1、第2変圧器の各
    接地線以外の2次側各線が電気的に接続された入
    力端子と接地端子との間で所定レベルの電圧を検
    出すると共にその検出により作動する表示手段を
    設けた接続表示部と、上記第1、第2変圧器の各
    接地線が電気的に接続された入力端子と接地端子
    との間の電気的導通の有無を検出し表示し、且
    つ、接地線が接続された各入力端子と接地端子と
    の間で略0Vレベルの電圧を検出すると共にその
    検出により作動する表示手段を設けた接地線接続
    表示部と、上記各接地線以外の2次側各線が接続
    された入力端子の対応端子間の所定値以下の電圧
    差を検出すると共にその検出により作動する表示
    手段を設けた電圧差表示部と、上記各接地線以外
    の2次側各線が接続された入力端子の対応端子間
    電圧位相の所定値以下の位相差を検出すると共に
    その検出により作動する表示手段を設けた位相差
    表示部と、上記第1、第2変圧器の各接地線を含
    む2次側各線の対応線間に挿入した遮断器を含
    み、上記各表示部の出力信号より第1、第2変圧
    器の並列接続の良否を判別して表示すると共に上
    記遮断器の開閉動作を制御する制御部とを具備し
    たことを特徴とする変圧器並行運転検相器。
JP14985587U 1987-09-29 1987-09-29 Expired - Lifetime JPH0540681Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007306795A (ja) * 2007-08-10 2007-11-22 Kyuhen Co Ltd 移動変圧器の並列運転装置

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