JPH0540111U - 製袋充填無菌包装機 - Google Patents

製袋充填無菌包装機

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JPH0540111U
JPH0540111U JP1235391U JP1235391U JPH0540111U JP H0540111 U JPH0540111 U JP H0540111U JP 1235391 U JP1235391 U JP 1235391U JP 1235391 U JP1235391 U JP 1235391U JP H0540111 U JPH0540111 U JP H0540111U
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JP
Japan
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film
roller
bag
meandering
packaging machine
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Pending
Application number
JP1235391U
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English (en)
Inventor
法実 川浪
直宏 黒田
義信 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無菌室内を走行中のフィルムの蛇行を解消
し、フィルムの張力を一定に保ち、例えば、フィルムの
カット位置を正確にし、正規の製袋を行う。 【構成】 例えば、フィルム2の走行方向に回動可能に
されたエッジコントローラEである上段ローラ32と下
段ローラ33を対向配置し、これらローラ32、33の
間にフィルム2を摺接させつつ掛け渡す。エッジコント
ローラEに対してフィルム2が蛇行して到来した場合
は、適宜の蛇行検出手段(センサ48)が蛇行の度合を
検出し、エッジコントロールローラEを蛇行度合に応じ
て回動させる。すると、蛇行が修正される。また、例え
ば、フィルム2の張力に対してダンサローラ35を配置
しておく。エアーシリンダ38によりダンサローラ35
に一定の力を加えることにより、ダンサローラ35を介
してフィルム2に一定張力を常に与える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、無菌雰囲気内で、原反フィルムを製袋しつつ内容物を充填するよう にした製袋充填無菌包装機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
滅菌した内容物を充填する製袋充填無菌包装機(以下、無菌包装機と記す。) として、本願出願人は、帯状の製袋用フィルム(以下、フィルムと記す。)を、 滅菌液を満たした液槽中を通過させて滅菌を行い、滅菌後、複数個の製袋を同時 に行うことの可能な効率のよい無菌包装機を提案した(特願平2−272697 号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、無菌包装機内においては、帯状のフィルムは多数のローラを介して 長い搬送路を走行し、カット・溶着・充填等がなされる。この走行の際には、フ ィルムの蛇行は避けることができず、また、無菌包装機のフィルム搬送の一時停 止後の再スタート時等には、フィルムの進行方向に弛みが発生する。これら蛇行 および弛みをそのまま放置すると、フィルムのカット位置が不正確になり、正規 の製袋ができない。
【0004】 本考案は、前記課題を解決するためになされたものであり、無菌室内でのフィ ルム走行中の蛇行および弛みを解消するようにした製袋充填無菌包装機を提供す ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記課題を解決するために、製袋用フィルムを滅菌処理した後に無 菌室に導き、製袋して充填物を充填するようにした製袋充填無菌包装機において 、前記無菌室内に、前記製袋用フィルムの蛇行を防止するエッジコントローラを 備え、このエッジコントローラの駆動手段は、前記無菌室外に配設した。
【0006】 また、前記無菌室内に、前記製袋用フィルムの張力を一定に制御するダンサロ ーラを備え、このダンサローラへの加圧手段は、前記無菌室外に配設した。
【0007】
【作用】
本考案によれば、エッジコントローラとして、例えば、上段ローラと下段ロー ラを対向配置し、これらローラをフィルムの走行方向に回動可能に配置し、かつ 、これらローラに摺接させつつフィルムを掛け渡す。いま、蛇行したフィルムが 、これらローラ間に搬送されてくると、適宜の検出手段が蛇行に伴うフィルムの 正常走行位置からのズレを検出する。このズレに対応させて上段と下段ローラを 同時に回動させ、フィルムを上段と下段ローラ間で平行移動させ、前記蛇行を解 消する。
【0008】 また、フィルムには、ダンサローラを介して一定張力が加えられ、前記一定張 力を加える駆動手段は、例えば、エアーシリンダである。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例について説明する。 図1に示すように、本考案の無菌包装機は、無菌室Rを有し、この無菌室Rは 、生産開始前に過酸化水素水が噴霧され、熱風乾燥される。無菌包装機運転中は 、HEPAフィルタで濾過されたブロアーエヤーが無菌室R内に供給され、無菌 室R内が無菌陽圧状態に維持される。
【0010】 無菌室R外の下部左方には、フィルムロール1が配置され、フィルムロール1 から引き出されたフィルム2は、ピンチローラ3に引き出される。引き出された フィルム2は、印字ローラ21と補助ローラ22とインキローラ21A等からな る印字ステーションPで製造年月日等の製造時にのみ確定する表示事項が押印さ れた後、過酸化水素水槽4に浸漬される。過酸化水素水槽4内には約55℃に加 熱された過酸化水素水Hが循環されている。図2に示すように、過酸化水素水槽 4には、仕切板24と4本のローラ25〜28が配設されている。仕切板24に より、外気に触れる側と、無菌状態の側に区分され、仕切板24を過酸化水素水 H中に没すると、外気から遮断される。即ち、この遮断により無菌室Rが形成さ れる。過酸化水素水Hによって滅菌されたフィルム2は、無菌室R内を垂直上方 に向けられ、ローラ31と、ピンチローラ49、エッジコントローラEと、ダン サローラDを経てローラ8で直角に方向変換された後、無菌室R内上方を右手方 向に水平走行される。過酸化水素水槽4の上方には熱風ノズル5(かき取り作用 )、6(乾燥作用)が配設され、これら熱風ノズル5、6によって、過酸化水素 水槽4から出てきたフィルム2の表面に付着した過酸化水素水Hが吹き飛ばされ 、乾燥される。
【0011】 ここで、図3(A)に基づいてエッジコントローラE等を説明し、図3(B) に基づいてダンサローラD等を説明する。なお、前述の如く、エッジコントロー ルローラEおよびダンサローラDは、いずれも無菌室R内に設置されている。 先ず、図3(A)に基づいてエッジコントローラE等を説明する。 図3(A)に示すように、コの字状のローラ取付板41の側板41aと41b 間には上段ローラ32と下段ローラ33が回転自在に取付けられ、側板41aと 41bの底面側には4個のキャスター42が取付けられている。ローラ取付板4 1の背面側には軸受43が取付けられ、この軸受43には軸44が回動自在に挿 入されている。側板41aの外面にはナットブロック45が取付けられ、ナット ブロック45にはサーボモータ46の出力軸であるボールネジ47が噛合されて いる。サーボモータ46は、無菌室R外に設置されている。上段ローラ32の上 流上方であって、フィルム2の側縁側には、フィルム2面からの反射光を受けフ ィルムの蛇行を検知する走査型のセンサ48が配設されている。
【0012】 このように構成することにより、フィルム2の蛇行はセンサ48で検出され、 図示しない制御手段が蛇行の度合に応じてサーボモータ46を回転させると、ロ ーラ取付板41が軸44を中心として矢印X方向に回動する。この回動によりフ ィルム2は矢印X2 方向に蛇行修正される。 次に、ダンサローラD等の説明をする。
【0013】 図3(B)に示すように、ローラ34とローラ36の中間部下方に配設された ダンサローラ35は、矢印Z方向に回動する。このダンサローラ35の上端、下 端を検知することにより、上流側のピンチローラ49を作動させ、フィルム2を 繰り出す様になっている。又、ダンサローラ35は、レバー37の一端に回転自 在に取り付けられ、レバー37の他端にはエアーシリンダ38の出力軸38aが 上下動可能に取り付けられている。レバー37の中央やや右方には、支点39が 取り付けられている。エアーシリンダ38は、無菌室Rの外に設置されていて、 フィルム2に対して常に一定張力を与えるようになっている。このようにすれば 、フィルム2には常に一定張力が加えられているので、例えば、ダンサローラ3 5が上端となり、ピンチローラ49が作動し、フィルム2が繰り出された時など の瞬間的な張力のゆるみを防止でき、従ってフィルム2の蛇行を防止できる。
【0014】 以上のようにして、印字ステーションPにおける捺印と、過酸化水素水槽4に おける滅菌と、エッジコントローラE等による「蛇行の解消」と、ダンサローラ D等による「張力調整」を経たフィルム2は、次に説明する各部材の作用を経て 、製袋・充填動作がなされる。即ち、前述のように、ローラ36の上方にはガイ ドローラ8が設けられ、ガイドローラ8によりフィルム2は無菌室R内で水平方 向に方向変換される。水平方向変換されたフィルム2は、センタースリッタ9に よって、フィルム2の中央においてカットされ、2分割されたフィルム2は、分 離板(M板)10によって左右に分離され、分離された分離フィルムは変換ロー ラ11、11によって方向変換される。各分離フィルムは、スリッタ12によっ て、更に各々4本の帯フィルムにカットされ、中央に位置する変換ローラ13、 13によって垂直下方に対向状態で方向変換される。
【0015】 前記互いに近接して配置された変換ローラ13、13間には、各帯状フィルム に対応して4本の充填ノズル17が垂直に挿入され、充填ノズル17によって充 填液が包装袋b内に供給される。変換ローラ13の下方にはフォーマ14が設け られ、フォーマ14により帯状フィルムが筒状になるようにガイドされる。更に フォーマ14の下方には重ね合わされた帯状フィルムのサイドをシールするサイ ドシールバー15が設けられ、サイドシールバー15は帯状フィルムが隣接走行 するものについては、2本の帯状フィルムを同時にサイドシールする3本のシー ルバー15bと、端の帯状フィルムの片側をシールする2本のシールバー15a からなっている。サイドシールバー15は、同一高さ位置で開閉し、帯状フィル ムの両サイドをヒートシールする。また、サイドシールバー15の下方には、水 平方向に全帯状シールを横切るように伸びるクランパ16が設けられ、クランパ 16は、クランパ内部に設けられたヒートシールバー(図示せず)と協働し、ク ランパ16と前記ヒートシールバーは、ボックス状の開閉運動をする。
【0016】 次に、かかる構成の無菌包装機の製袋工程を簡単に説明する。なお、詳細動作 については、前記特願平2−272697号に記載されている。 フィルム2のサイドに印刷された基準マーク67(図1参照)は、図1の右方 に設けられたセンサSによって検知され、この信号によりクランパ16の送り量 が調整される。帯状フィルムは、クランパ16によってクランプされた状態でサ イドシールバー15b、15bによってサイドシールされる。
【0017】 クランパ16は、帯状フィルムを把持した状態で下方に引き下げる。前記クラ ンパ16内のヒートシールバーは、カッター(図示せず)を有する。帯状フィル ムのサイドシール完了後にサイドシールバー15bは開放し、クランパ16が帯 状フィルムを挾持する。この状態で充填ノズル17は充填を開始し、クランパ1 6およびヒートシールバーは、サーボモータ等からなる機構により下降される。 このときには、既に充填完了した包装体bはクランパ16により保持され、前記 サイドシールバー15は開放している。この下降途中において、クランパ16内 のヒートシールバーが図示しない機構により閉鎖され、このヒートシールバーに よりボトムシールされる。シール終了後に、前記カッターが動作して切断され、 クランパ16の開放時に吊持されている包装体bを落下せしめる。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、エッジコントローラによりフィルムの蛇行を解消し、ダンサ ローラによりフィルムの張力を一定に維持しているので、フィルムは無菌室内を 正規の規定状態で走行し、正規のフィルムのカット・溶着をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無菌包装機の構成斜視図である。
【図2】無菌包装機を構成する過酸化水素水槽の外気と
無菌状態との遮断状態を示す側面図である。
【図3】(A)、(B)は、本考案におけるエッジコン
トローラの斜視図およびダンサローラの側面図である。
【符号の説明】
2…フィルム(製袋用フィルム) 32…ローラ(エッジコントロールローラ) 33…ローラ(エッジコントロールローラ) 35…ダンサローラ 38…エアーシリンダ D…ダンサローラ E…エッジコントロールローラ R…無菌室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 斉藤 義信 富山県中新川郡上市町森尻378−10

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製袋用フィルムを滅菌処理した後に無菌
    室に導き、製袋して充填物を充填するようにした製袋充
    填無菌包装機において、 前記無菌室内に、前記製袋用フィルムの蛇行を防止する
    エッジコントローラを備え、このエッジコントローラの
    駆動手段は、前記無菌室外に配設したことを特徴とする
    製袋充填無菌包装機。
  2. 【請求項2】 前記無菌室内に、前記製袋用フィルムの
    張力を一定に制御するダンサローラを備え、このダンサ
    ローラへの加圧手段は、前記無菌室外に配設したことを
    特徴とする請求項1記載の製袋充填無菌包装機。
JP1235391U 1991-03-07 1991-03-07 製袋充填無菌包装機 Pending JPH0540111U (ja)

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JP1235391U JPH0540111U (ja) 1991-03-07 1991-03-07 製袋充填無菌包装機

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JP1235391U JPH0540111U (ja) 1991-03-07 1991-03-07 製袋充填無菌包装機

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JPH0540111U true JPH0540111U (ja) 1993-05-28

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ID=11802921

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JP1235391U Pending JPH0540111U (ja) 1991-03-07 1991-03-07 製袋充填無菌包装機

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JP (1) JPH0540111U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018167854A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 大日本印刷株式会社 無菌包装充填機、及び、無菌包装袋の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018167854A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 大日本印刷株式会社 無菌包装充填機、及び、無菌包装袋の製造方法

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