JPH0539797Y2 - - Google Patents

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JPH0539797Y2
JPH0539797Y2 JP1986058725U JP5872586U JPH0539797Y2 JP H0539797 Y2 JPH0539797 Y2 JP H0539797Y2 JP 1986058725 U JP1986058725 U JP 1986058725U JP 5872586 U JP5872586 U JP 5872586U JP H0539797 Y2 JPH0539797 Y2 JP H0539797Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、デイスクホイール用リムの円筒状壁
端部の角取りをするエツジ加工装置に関する。
[従来の技術] 車両用デイスクホイールは、第6図に示すよう
に、環状リム100と皿状デイスク10いの溶接
接合体から成り、そのうちリムは、第5図に示す
ように、板状素材103を円筒状に丸め、周方向
端部111を平坦にし平坦部でクランプして突合
せ、突合せ部114を突合せ溶接して、円筒状リ
ム素材105を作成し、溶接部のばり106をト
リミングするとともに溶接部の軸方向突出部10
7をサイドカツタにより削り取り、その後フレア
リング工程に送つて円筒状リム素材の両端部10
8,108を拡開成形し、しかる後円筒状リム素
材をその軸芯まわりに回転させながらグラインダ
に押しつけて円筒状リム素材の軸方向端部の角1
09をとるエツジ加工を施し、その後リム形をロ
ール110による成形により出すことにより、製
造していた。ここで、エツジ加工が必要な理由
は、製品時のデイスクホイールの取扱いにおいて
尖つた角で手を切らないこと、エツジ加工してお
くとエツジへの塗料ののりがよくエツジから塗装
がはげることが無く塗装上望ましいこと、外観が
よいこと、等である。
[考案が解決しようとする課題] 従来リム製造ラインにおいてグラインダによる
エツジ加工をフレアリング工程の後においていた
のは、従来のワークが突合せ溶接部に若干の偏平
部(第5図の111の部分)を設けることによつ
て真円にならないため、フレアリングによつて真
円を出した後に適用せざるを得ないからであつ
た。
しかし、グラインダなどの機械加工によるエツ
ジ加工はその加工能率が成形によるエツジ処理に
比べて著しく劣るという問題があつた。ただし、
成形によつてエツジ処理を施そうとすると、フレ
アリング後のワークは軸方向剛性が小さいため、
成形力をかけたときにワークに曲げ、座掘変形を
生じるおそれがある。
本考案は、上記の問題を解消するために、ワー
クの曲げ、座掘変形を伴なうことなく、しかも押
圧成形によつてホイールリムのエツジ加工処理を
行なうようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的に沿う本考案のデイスクホイール用リ
ムのエツジ加工装置は次から成る。すなわち、 軸芯が互いに平行な、かつ互いに接近離反可能
な接近離反可能な一対のエツジロールと、 前記一対のエツジロールの各々の形成された、
エツジロール周方向に全周にわたつて延びるV字
状の溝と、 前記一対のエツジロールを互いに逆方向に強制
回転させる回転駆動手段と、 前記一対のエツジロールを互いに接近させる方
向に移動させ前記一対のエツジロール間に供給さ
れるリムの軸方向端面角部に軸方向に押し付け可
能な押圧手段と、 からエツジ加工装置を構成し、 かつ、前記エツジ加工装置を、デイスクホイー
ル用リム製造ラインの、リム流れ方向、フレアリ
ング機前に配設したデイスクホイール用リムのエ
ツジ加工装置。
[作用] エツジ加工装置には、デイスクホイール素材が
コイラにより丸められ突合せ部を突合せ溶接され
ばり取りした状態で送り込まれてくる。エツジ加
工装置はフレアリング機よりもリム流れ方向前側
に配設されているので、ワークはまだフレアリン
グ成形される前の状態にあり、ワークの壁は軸方
向に真直に延びており、軸方向の圧縮剛性が高
い。したがつて、一対のエツジロールでリム壁を
軸方向に押圧してもリム素材は軸方向に座掘を生
じたり曲げ変形したりすることはない。リム素材
の軸方向端部は、エツジロールの溝表面によつ
て、溝形状に沿う形状に成形される。この加工
は、回転する一対のエツジロールによつてワーク
の角を押しつぶす成形加工であるから、グライン
ダ等による機械加工に比べて製造能率は著しく高
い。
[実施例] 以下に、本考案に係るデイスクホイール用リム
のエツジ加工装置の望ましい実施例を、図面を参
照して説明する。
第1図および第2図は本考案に係るデイスクホ
イール製造用リムのエツジ加工装置の全体を示し
ており、第3図はエツジロール部を示しており、
第4図はエツジ加工装置のデイスクホイール製造
ラインにおける配置を示している。
第4図中、Wは直円筒状のリム素材から成るワ
ークであり、コイラ112により丸められ突合せ
部113をフラツシユバツト溶接装置114で突
合せ溶接されるとともに溶接ばりをばり取りされ
たワークから成る。エツジ加工機10は、デイス
クホイール製造ラインにおいて、リム流れ方向、
コイラ機112、溶接機114よりも後で、リム
素材両端部拡開用のフレアリング機115よりも
前の位置に配設されている。コイラ112は板状
ワークW′を真円かまたはそれに近い形状に丸め
るものから成る。溶接機114は、従来のように
突合せ溶接部近傍を周方向に或る距離にわたつて
偏平化したワークをつかむような溶接機が使用さ
れる必要はなく、丸められたままの端部で溶接で
きる溶接機が使用される。
エツジ加工装置10は、ワークWの搬送方向両
側に、ワークの軸方向に、互いに接近距離可能と
され軸芯が互いに平行な一対のエツジロール1
1,12を備えている。エツジロール11,12
は、エツジロール11,12を回転自在に支持す
る軸受30,31によつて支持され、該軸受3
0,31を支持するブロツク32,33をシリン
ダ13,14によつて互いに接近する方向に移動
させることにより、エツジロール11,12は、
それぞれシリンダ13,14によつてワーク軸方
向に、ワークWの壁の軸方向端面角部に対して進
退可能に押しつけ可能となつている。ここで、シ
リンダ13,14は押圧手段を構成している。一
対のエツジロール11,12はワークWがエツジ
加工装置10に送り込まれてきたときに、ワーク
Wの最下端部に対応する位置に配設されている。
最下端部としたのはワークWの大きさが変わつて
も位置決めが容易であるからである。エツジロー
ル11,12は、第3図に示すように、外周にエ
ツジロール周方向に全周にわたつて延びるV字状
の溝11a,12aを有する。エツジロール1
1,12とそれらの軸は、モータ15によつてベ
ベルギヤ装置16,17を介して、互いに逆方向
に、強制回転される。ベベルギヤ装置16,17
は、モータ15の回転を互いに逆にして一対のエ
ツジロール11,12に伝える。ここで、モータ
15、ベベルギヤ装置16,17は回転駆動手段
を構成する。ベベルギヤ装置16,17とエツジ
ロール11,12との左右方向の位置ずれ、すな
わちシリンダ13,14でエツジロール11,1
2を移動したときの位置ずれを吸収するために、
ユニバーサルジヨイント24が伝達系に配設され
ている。伝達系の第1図中の左右の軸35,36
の上端がエツジロール11,12の軸37,38
と結合されている(第3図参照)。
ワークWは、エツジ加工装置10に送り込まれ
てきたときに、第2図に示すように、一対のフリ
ーローラ18,19によつて支持される。一対の
フリーローラ18,19の間には上面がワーク送
り方向に下降するように傾斜された台20が設け
られており、この台20はシリンダ21によつて
上下に移動可能となつている。台21のワーク送
り方向前段の位置には、次のワークWを一時止め
ておくためのストツパ22が設けられており、ス
トツパ22はシリンダ23によつて開閉駆動され
る。なお、25,26はワークWの軸方向両側を
押えてワークWをワーク軸芯まわりに回転自在に
押えるサイドローラである。
上記のように構成されたエツジ加工装置におい
て、ワークWは次のようにエツジ加工される。
まず、ワークWは前段のコイラ112、溶接機
114を経てエツジ加工装置10に送り込まれて
くる。エツジ加工装置10にワークWがあるとき
は、次に送り込まれるワークWはストツパ22に
よつてエツジ加工装置10への送り込みを一時待
機される。
ストツパ22からエツジ加工装置10に送り込
まれてきたワークWはフリーローラ18,19上
に載せられ、かつ軸方向両側をサイドローラ2
5,26によつて位置ずれを生じないように回転
可能に保持される。
続いてシリンダ13,14が作動し一対のエツ
ジロール11,12がワークWの壁に対して軸方
向に押しつけられ、V字状の溝11a,12aが
ワークWの端部に押しつけられる。モータ15が
回転され、ベベルギヤ装置16,17を介して一
対のエツジロール11,12が互いに逆方向に回
転され、ワークWの端部を溝11a,12aに沿
つた形状に押圧成形しつつ、ワークWを強制的に
回転させ、ワークWの軸方向端部を全周にわたつ
て角取りする。
エツジ加工が終了すると、シリンダ13,14
がエツジロール11,12をワークWから離反す
る方向に移動させ、続いてシリンダ21が作動し
て台20を持上げる。ワークWはフリーローラ1
8,19から浮き上り、台20の傾斜によつてエ
ツジ加工装置10から次工程にころがり出る。続
いて次のワークWがエツジ加工装置10に送り込
まれてくる。後は上記作動の繰り返しとなる。
[考案の効果] 上記本考案のデイスクホイール用リムのエツジ
加工装置によれば、次の効果が得られる。
まず、デイスクホイール製造ラインにおいて、
リムの流れ方向フレアリング機より前にエツジ加
工装置が配設されているので、ワークはまだ壁が
ストレート形状の円筒体の段階にあり、軸方向に
エツジロールによつてワークを押圧しても、ワー
クが変形したり座掘を生じることはない。したが
つてエツジロールの押圧による成形加工が可能と
なり、旋盤による機械加工にとつてかわることが
できる。成形加工はリムの製造効率を著しく向上
させる。
また、V字状の溝を有するエツジロールをワー
クに押しつけるようにしたので、ラインを流れる
ワークの板厚が変化しても、ワーク壁は溝に入る
ことができ、ワークの板厚変化に対処することが
できる。
また、一対のエツジロールをワークに対して進
退させて押し付ける押圧手段と、一対のエツジロ
ールを互いに逆方向に回転させる回転駆動手段を
採用したので、ワークを回転させてワークのエツ
ジ加工を無理なく行なうことができる。また、上
記手段の採用により、エツジ加工を自動化でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るデイスクホイ
ール用リムのエツジ加工装置の正面図、第2図は
第1図のエツジ加工装置の側面図、第3図はエツ
ジロール部とその近傍の断面図、である。第4図
は本考案のデイスクホイール用リムのエツジ加工
装置が配設れているデイスクホイール製造ライン
の一部分の概略図、第5図は従来のデイスクホイ
ール製造ラインの一部分の概略図、第6図はデイ
スクホイールの概略断面図、である。 W……ワーク、10……エツジ加工装置、1
1,12……エツジロール、11a,12a……
溝、13,14……シリンダ、15……モータ、
16,17……ベベルギヤ装置、18,19……
フリーローラ、20……台、21……シリンダ、
22……ストツパ、25,26……サイドロー
ラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軸芯が互いに平行な、かつ互いに接近離反可能
    な一対のエツジロールと、 前記一対のエツジロールの各々に形成された、
    エツジロール周方向に全周にわたつて延びるV字
    状の溝と、 前記一対のエツジロールを互いに逆方向に強制
    回転させる回転駆動手段と、 前記一対のエツジロールを互いに接近させる方
    向に移動させ前記一対のエツジロール間に供給さ
    れるリムの軸方向端面角部に軸方向に押し付け可
    能な押圧手段と、からエツジ加工装置を構成し、
    かつ、前記エツジ加工装置を、デイスクホイール
    用リム製造ラインの、リム流れ方向、フレアリン
    グ機前に配設したことを特徴とするデイスクホイ
    ール用リムのエツジ加工装置。
JP1986058725U 1986-04-21 1986-04-21 Expired - Lifetime JPH0539797Y2 (ja)

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JP1986058725U JPH0539797Y2 (ja) 1986-04-21 1986-04-21

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JPS62174748U JPS62174748U (ja) 1987-11-06
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5340956A (en) * 1976-09-27 1978-04-13 Hitachi Kiden Kogyo Ltd Method of preventing cranes from colliding
JPS56158237A (en) * 1980-05-08 1981-12-05 Topy Ind Ltd Continuous production of rim
JPS56158236A (en) * 1980-05-08 1981-12-05 Topy Ind Ltd Production of rim

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JPS62174748U (ja) 1987-11-06

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