JPH0539299Y2 - - Google Patents

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JPH0539299Y2
JPH0539299Y2 JP1988033423U JP3342388U JPH0539299Y2 JP H0539299 Y2 JPH0539299 Y2 JP H0539299Y2 JP 1988033423 U JP1988033423 U JP 1988033423U JP 3342388 U JP3342388 U JP 3342388U JP H0539299 Y2 JPH0539299 Y2 JP H0539299Y2
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JP
Japan
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tank
movable tank
counter electrode
amount
movable
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、フアンヒータ等の石油暖房器に着
脱自在に装着される可動タンクの残油量を表示す
る装置の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の残油量表示装置を第5図により
説明すると、51は可動タンク、52はタンク受
け、53は感圧導電ゴム等により構成した重量セ
ンサ、54は固定タンク、55は重量センサ53
の信号から残油量を演算する演算手段、56は演
算手段55の演算結果を表示する表示器である。
係る構成において、感圧導電ゴムは第6図のよ
うに圧力に応じて抵抗値が変化する特性を有して
いる。そのため重量センサ53に直流を印加して
おけば、可動タンク51の荷重に応じた信号が得
られるもで、演算手段55が該信号を入力して残
油量を演算することにより、表示器56に残油量
が表示される。
(考案が解決しようとする課題) ところで前記した感圧導電ゴムは、再現在と応
答性が共に悪く、さらに温度によつても特性が大
きく変化する。従つて、石油暖房器の運転に伴つ
て室温が変化したときは、重量センサ53の出力
も変化するから、演算手段55が演算した残油量
と実際の残油量とが相違し、表示器56が空量を
表示する以前に消火してしまう等、種々の不具合
を生じることがあつた。
本考案は前記した課題に鑑みなされたもので、
その目的とするところは、可動タンク内の残油量
を正確に表示し得る残油量表示装置を提供するこ
とにある。
(課題を解決するための手段) 前記した目的を達成するために本考案の残油量
表示装置は、機器に着脱自在に装着される可動タ
ンクと、可動タンクからの燃油を貯留する固定タ
ンクと、固定タンク上にタンク受けを介して可動
タンクの荷重を受けるように設けられたバネ体
と、一方のバネ体の撓みに応じて静電容量が変化
する対向電極部と、対向電極部の静電容量に応じ
た周波数を出力する発振回路と、発振回路の出力
周波数を記憶する記憶手段と、記憶手段の記憶デ
ータから可動タンク内の残油量を演算する演算手
段と、演算手段の演算結果を表示する表示器とか
らなる構成である。
(作用) 以上の構成とすれば、可動タンクの荷重とバネ
体の撓み、ならびにバネ体の撓みと対向電極部の
静電容量は各々良好な比例関係を有するので、残
油量の表示は正確なものとなる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図〜第4図によ
り説明する。
第1図、第2図において、1は着脱自在の可動
タンク、2は固定タンクで、可動タンク1内の燃
油は口金3よりタンク受け4を介して固定タンク
2に供給される。固定タンク2上には、両端が取
付板6に固定してバネ体としての薄板バネ5が一
対設けられ、該薄板バネ5はその中央部に掛止す
るタンク受け4を介して可動タンク1の荷重を受
けるようになつている。7は対向した平板からな
る対向電極部で、平板の一方は絶縁体8及び連結
用金具9を介して一方のバネ体5に連結し、他方
は絶縁体10を介して取付板6上に取付けられて
いる。11は対向電極部7の静電容量を入力し、
該容量に応じた周波数を出力する発振回路で、接
続線12が長くなることのないように対向電極部
7の近傍に配設している。13は発振回路11の
出力周波数を記憶する記憶手段、14は記憶手段
13の記憶データに基づいて可動タンク1の残油
量を演算する演算手段、15は演算手段14の演
算結果を、ここでは8段階にバーグラフ表示すう
表示器である。なお、表示器5はバーナグラフ表
示の他、デジタル表示でも何ら差し支えない。
第3図は実施例の回路図であり、発振回路11
は第一のインバータ16、第二のインバータ1
7、第三のインバータ18、入力保護抵抗19、
抵抗20、コンデンサ21等により構成してい
る。22はマイクロコンピユータで、入力回路2
3、各種の制御プログラムを実行する中央演算処
理装置24、種々のデータを記憶するメモリ2
5、出力回路26等を有し、これらにより前記記
憶手段13と演算手段14が構成されている。
前記の構成における動作を説明する。
給油等により可動タンク1がセツトされたとき
は、荷重に応じて薄板バネ5が撓む。そして該薄
板バネ5に連結した一方の平板が上方に変動し、
平板間の離隔距離が拡大するので、対向電極部5
は適当に静電容量が小さい状態で平衡する。
この後、電源(図示せず)を投入すると、その
瞬間は対向電源部7の電荷が0であるため、仮に
A点の電位をVss、回路電源をVddとすれば、B
点及びC点の電位はVss、D点の電位はVddとな
つている。そして第三のインバータ18の出力が
抵抗20を介して対向電極部7の充電を開始する
ので、A点の電位が上昇し、B点の電位も上昇す
る。B点の電位が第一のインバータ16のしきい
値Vthを越えたときは、前記各インバータが反転
することにより、A点、D点の電位は各々Vth+
Vdd,Vssとなる。そして、対向電極部7の電荷
が抵抗20を介して放電し、B点の電位が下降し
ていくが、B点の電位が第一のインバータ16の
しきい値Vthを下回ると、これと同時に前記各イ
ンバータが再び反転し、A点、D点の電位が各々
Vth−Vdd,Vddとなるので、対向電極部7が充
電される。つまり、以上の如く発振回路11が反
復動作することにより、周波数=1/
(2.2CR)の方形波からなる信号がマイクロコン
ピユータ22に入力する。なお、係る式におい
て、Cは対向電極部7の静電容量、Rは抵抗20
の抵抗値である。
マイクロコンピユータ22のメモリ25には、
第4図に示す如く、可動タンク1の満量から空量
までの荷重−周波数特性が予め記憶されている。
この特性は、静電容量と荷重が反比例し、且つ周
波数が荷重に比例することに基づいて、実験等に
より設定したものである。
ところで、発振回路11の出力周波数がマイク
ロコンピユータ22に入力すると、記憶手段13
がこれをメモリ25に記憶する。更に演算手段1
4は周波数等の種々のデータをメモリ25から読
み込み、荷重−周波数特性に基づいて可動タンク
1の残油量を演算するので、その演算結果が表示
器15に表示される。このようにして表示された
残油量は、可動タンク1の荷重と薄板バネ5の撓
み、ならびに薄板バネ5の撓みと対向電極部7の
静電容量が各々良好な比例関係を有すること、お
よび薄板バネ5は可動タンク1の荷重のみを受け
るように設けられていて誤差が入り難く再現在に
優れる等により、長期に亘つて十分な精度を有す
る。
(考案の効果) 以上説明した通り本考案の石油暖房器の残油量
表示装置は、可動タンクの荷重を固定タンク上に
設けられた一対のバネ体で受け、該バネ体の撓み
から対向電極部の静電容量を変化させ、静電容量
に応じた周波数から残油量を求めるものであるか
ら、表示器の残油量表示は長期に亘つて十分に正
確であり、効率よく給油を行うことができるよう
になり、暖房機の使い勝手が向上する等、幾多の
実用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の残油量表示装置の要部を示す
平面図、第2図は同装置に関す全体構成図、第3
図は同装置の実施例の回路図、第4図は可動タン
クの荷重と周波数との関係を説明する図、第5図
は従来の残油量表示装置の構成を示す構成図、第
6図は同装置の感圧導電ゴムの特性を説明する図
である。 1……可動タンク、2……固定タンク、5……
バネ体(薄板バネ)、7……対向電極部、11…
…発振回路、13……記憶手段、14……演算手
段、15……表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器に着脱自在に装着される可動タンクと、可
    動タンクからの燃油を貯留する固定タンクと、固
    定タンク上にタンク受けを介して可動タンクの荷
    重を受けるように設けられた一対のバネ体と、一
    方のバネ体の撓みに応じて静電容量が変化する対
    向電極部と、対向電極部の静電容量に応じた周波
    数を出力する発振回路と、発振回路の出力周波数
    を記憶する記憶手段と、記憶手段の記憶データか
    ら可動タンク内の残油量を演算する演算手段と、
    演算手段の演算結果を表示する表示器とからなる
    ことを特徴とする石油暖房器の残油量表示装置。
JP1988033423U 1988-03-14 1988-03-14 Expired - Lifetime JPH0539299Y2 (ja)

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JP2021004679A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 株式会社コロナ 暖房装置

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JPS6490916A (en) * 1987-09-30 1989-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd Liquid fuel detecting device

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