JPH0539295U

JPH0539295U - 点灯付禁煙パイプ

Info

Publication number: JPH0539295U
Application number: JP10886291U
Authority: JP
Inventors: 雅彦松井
Original assignee: 雅彦松井
Priority date: 1991-11-01
Filing date: 1991-11-01
Publication date: 1993-05-28

Abstract

(57)【要約】【目的】禁煙パイプを口で軽く吸うことにより、パイ
プ先端部が赤くなり、又、電池側と香料側との空気口及
び吸い込み口を分離さすことで、安全で楽しく禁煙が出
来る健康器具を提供する。【構成】パイプ内に電球（８）及び、電池（５）を設
け、それに接続されたスイッチを作り、ピストン
（６），ロッド（６−ａ），滑り止め羽根（６−ｂ），
当て板（６−ｃ），銅板（６−ｄ）を一体としたもの
を、ガイド（９）に設ける。又、ピストン後側にコイル
状のバネ（７）を設けることを特徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は近来いわれているタバコの健康えの害をふせぐための点灯付禁煙パイプに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より禁煙パイプはパイプの中に香料又は薬草を入れたものがあった。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

これは次のような欠点があった。（イ）今までの禁煙パイプでは外観の変化がなかった。（ロ）今までの禁煙パイプではタバコを吸っているような楽しさがなかった。本考案は、これらの欠点を解決するためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

（イ）パイプ先端内に電球（８）とボタン型電池（５）を設け、その電池側の＋−から、銅板（８−ａ），（８−ｂ），（８−ｃ）により、電球側の＋−に接ぎ、その銅板をパイプ中心部で切り離し、各端を電池側に折り曲げてスイッチを作る。（ロ）ピストン（６）はパイプ（１）内径より小さい径で、その中を自由に動くよう外周は滑らかにしたものであり、ロッド（６−ａ）はピストン（６）と当板（６−ｃ）をつなぐための接続棒であり、当板（６−ｃ）は銅板（６−ｄ）を固着させる座であり、又、滑り止め羽根（６−ｂ）はやわらかい材質の羽根を斜めにした状態でガイド（９）内径より大きめの外径としたもので、ピストン（６），ロッド（６−ａ），当板（６−ｃ），を一体としたものに、滑り止め羽根（６−ｂ）を当板（６−ｃ）側に斜めに数個所取付ける、又、銅板（６−ｄ）は当板（６−ｃ）に折り曲げて固着したものをガイド（９）にはめこむ。又、ピストンの後側にはコイル状のバネ（７）を設け、バネ止め具（７−ａ）により固定する。（ハ）パイプ（１）にパイプカバー（２）を取付けたものには、空気取り入口（１−ａ）をピストン（６）の前方のパイプ外周に数個所設け、空気口（２− ａ）をパイプ先端に設け、電球（８）付近のパイプ内面には赤色の螢光塗料を塗る。（ニ）パイプ（１）に接続してある吸い込みパイプ（３）には、吸い込み口（３−ａ）を設け、中心部には穴を設ける。以上の構成からなる点灯付禁煙パイプ。

【０００５】

【作用】

パイプ（１）に香料（４）を入れ、吸い込みパイプ（３）をパイプ（１）に差し込んで、吸い込み口（３−ａ）を口で軽く吸うと、ピストン（６）が吸い込み口側に引っ張られ、銅板（８−ｂ），（８−ｃ）に銅板（６−ｄ）が当たり、電球（８）が点灯し、パイプ先端部が赤くなる。又、ロッド（６−ａ）に付いてある滑り止め羽根（６−ｂ）はガイド（９）を通るとき、吸い込み方向にはスムーズに通り、逆に電球方向にはさからって通るようになる。尚、電池側と香料側との空気口、及び、吸い込み口を分離さすことで、健康上問題はない。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例を図１に基づいて説明する。（イ）パイプ先端内に電球（８）とボタン型電池（５）を設け、その電池側の＋−から、銅板（８−ａ），（８−ｂ），（８−ｃ）により、電球側の＋−に接ぎ、その銅板をパイプ中心部で切り離して、各端を電池側に折り曲げてスイッチを作る。（ロ）ピストン（６）はパイプ（１）内径より小さい径で、その中を自由に動くよう外周は滑らかにしたものであり、ロッド（６−ａ）はピストン（６）と当板（６−ｃ）をつなぐための接続棒であり、当板（６−ｃ）は銅板（６−ｄ）を固着させる座であり、又、滑り止め羽根（６−ｂ）はやわらかい材質の羽根を斜めにした状態でガイド（９）内径より大きめの外径としたもので、ピストン（６），ロッド（６−ａ），当板（６−ｃ）を一体としたものに、滑り止め羽根（６−ｂ）を当板（６−ｃ）側に斜めに数個所取付ける、又、銅板（６−ｄ）は当板（６−ｃ）に折り曲げて固着したものをガイド（９）にはめこむ。又、ピストンの後側にはコイル状のバネ（７）を設け、バネ止め具（７−ａ）により固定する。（ハ）パイプ（１）にパイプカバー（２）を取付けたものには空気取入れ口１−ａ）をピストン（６）の前方のパイプ外周に数個所設け、空気口（２−ａ）をパイプ先端に設け、電球（８）付近のパイプ内面には赤色の螢光塗料を塗る。（ニ）パイプ（１）に接続してある吸い込みパイプ（３）には吸い込み口（３−ａ）を設け、中心部には穴を設ける。本案は以上のような構造で、これを使用するときは、パイプ（１）に香料（４）を入れ、吸い込みパイプ（３）をパイプ（１）に差し込んで、吸い込み口（３−ａ）から口で軽く吸うと、ピストン（６）が吸い込み口側に引っ張られ、銅板（８−ｂ），（８−ｃ）に銅板（６−ｄ）が当たり、電球（８）が点灯し、パイプ先端部が赤くなる。又、ロッド（６−ａ）に付いてある滑り止め羽根（６−ｂ）は、ガイド（９）を通るとき、吸い込み方向にはスムーズに通り、逆に電球方向にはさからって通り、電球が点灯した後、口で吸うのを止めた場合、除々に灯が消える。尚、電池側と香料側との空気口、及び、吸い込み口を分離さすことで、健康上問題はない。

【０００７】

【考案の効果】

パイプ先端部が赤く灯ることで、楽しさが出来、ほんとうのタバコを吸っているような気がし、自然とタバコをやめることが出来、健康上大変良い。

【図面の簡単な説明】

【図１】通常の場合、本考案の一部を切り欠いた平
面図である。

【図２】口で軽く吸った場合、本考案の一部を切り
欠いた平面図である。

【図３】本考案の分解斜視図である。

【符号の説明】

１パイプ１−ａ空気取り入口２パイプカバー２−ａ空気口３吸い込みパイプ３−ａ吸い込み口４香料５ボタン型電池５−ａ止め具６ピストン６−ａロッド６−ｂ滑り止め羽根６−ｃ当板６−ｄ銅板７バネ７−ａバネ止め具８電球８−ａ銅板８−ｂ銅板８−ｃ銅板９ガイド

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】（イ）パイプ先端内に電球（８）と、ボ
タン型電池（５）を設け、その電池側の＋−から、銅
板（８−ａ），（８−ｂ），（８−ｃ）により電球側の
＋−に接ぎ、その銅板を一部切り離してスイッチを作
る。（ロ）ピストン（６）はパイプ（１）内径より小
さい径で外周を滑らかにしたもの、ロッド（６−ａ）は
ピストン（６）と当板（６−ｃ）をつなぐ接続棒、当板
（６−ｃ）は銅板（６−ｄ）を固着させる座、滑り止め
羽根（６−ｂ）はやわらかい羽根を斜めにした状態でガ
イド（９）内径より大きめの外径とし、ピストン
（６），ロッド（６−ａ），当板（６−ｃ）を一体とし
たものに滑り止め羽根（６−ｂ）を当板側に斜めに数個
所取付け、銅板（６−ｄ）は当板（６−ｃ）に折り曲固
着してものをガイド（９）にはめこむ、又、ピストンの
後側にはコイル状のバネ（７）を設け、バネ止め具
（７−ａ）により固定する。（ハ）パイプ（１）には
空気取り入口（１−ａ）をピストン（６）の前方のパイ
プ外周に数個所設け，空気口（２−ａ）をパイプ先端に
設け、電球（８）付近のパイプ内面には蛍光塗料を塗
る。（ニ）パイプ（１）に接続してある吸い込みパイ
プ（３）には吸い込み口（３−ａ）を設け、中心には穴
を設ける。以上の構成よりなる点灯付禁煙パイプ。