JPH053928A - エアバツク内蔵安全帯 - Google Patents
エアバツク内蔵安全帯Info
- Publication number
- JPH053928A JPH053928A JP15706491A JP15706491A JPH053928A JP H053928 A JPH053928 A JP H053928A JP 15706491 A JP15706491 A JP 15706491A JP 15706491 A JP15706491 A JP 15706491A JP H053928 A JPH053928 A JP H053928A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- safety belt
- acceleration
- gas
- air bag
- worker
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Emergency Lowering Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】
【構成】 本発明のエアバッグ内蔵安全帯は、作業者の
腰等に装着される帯本体の内側周囲のほぼ全周に配置さ
れ、折り畳まれて収納され、ガスの導入により膨張展開
されるエアバッグ、作業者の落下時等の所定値以上の加
速度を検出する加速度検出手段、および該加速度検出手
段が前記所定値以上の加速度を検出したとき、エアバッ
グ導入用のガスを発生させるガス発生手段を備えている
ことを特徴とするものである。 【効果】 本発明によるエアバッグ内蔵安全帯1におい
ては、作業者の落下時等においては、それを加速度検出
手段によって検出し、自動的にガスを発生し、エアバッ
グ4内に導入して、それを膨張展開させて、大きなクッ
ション性を持たせることができ、従来のように、安全帯
が作業者に食い込むことがなく、従って、落下時等にお
ける作業者の安全性が更に向上する。
腰等に装着される帯本体の内側周囲のほぼ全周に配置さ
れ、折り畳まれて収納され、ガスの導入により膨張展開
されるエアバッグ、作業者の落下時等の所定値以上の加
速度を検出する加速度検出手段、および該加速度検出手
段が前記所定値以上の加速度を検出したとき、エアバッ
グ導入用のガスを発生させるガス発生手段を備えている
ことを特徴とするものである。 【効果】 本発明によるエアバッグ内蔵安全帯1におい
ては、作業者の落下時等においては、それを加速度検出
手段によって検出し、自動的にガスを発生し、エアバッ
グ4内に導入して、それを膨張展開させて、大きなクッ
ション性を持たせることができ、従来のように、安全帯
が作業者に食い込むことがなく、従って、落下時等にお
ける作業者の安全性が更に向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全帯に関し、更に詳
細には、エアバッグ内蔵安全帯に関するものである。
細には、エアバッグ内蔵安全帯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記した安全帯は、足場を組んでの高所
での作業等において、作業者が、腰等に装着し、これに
命綱を接続し、落下時の作業者の安全を図るものであ
る。
での作業等において、作業者が、腰等に装着し、これに
命綱を接続し、落下時の作業者の安全を図るものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業者
の落下時においては、命綱が張ったときに、その引っ張
りにより、上記安全帯が引っ張られ、これが作業者に食
い込み、思わぬ事故が生ずることがあった。
の落下時においては、命綱が張ったときに、その引っ張
りにより、上記安全帯が引っ張られ、これが作業者に食
い込み、思わぬ事故が生ずることがあった。
【0004】そこで、本発明は、上記のような事態が生
じたときに、安全帯の作業者への食い込みを極力少なく
することのできるエアバッグ内蔵安全帯を提供すること
を目的とするものである。
じたときに、安全帯の作業者への食い込みを極力少なく
することのできるエアバッグ内蔵安全帯を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ内蔵
安全帯は、作業者の腰等に装着される帯本体、この帯本
体の内側周囲のほぼ全周に配置され、折り畳まれて収納
され、ガスの導入により膨張展開されるエアバッグ、作
業者の落下時等の所定値以上の加速度を検出する加速度
検出手段、および該加速度検出手段が前記所定値以上の
加速度を検出したとき、エアバッグ導入用のガスを発生
させるガス発生手段を備えていることを特徴とするもの
である。
安全帯は、作業者の腰等に装着される帯本体、この帯本
体の内側周囲のほぼ全周に配置され、折り畳まれて収納
され、ガスの導入により膨張展開されるエアバッグ、作
業者の落下時等の所定値以上の加速度を検出する加速度
検出手段、および該加速度検出手段が前記所定値以上の
加速度を検出したとき、エアバッグ導入用のガスを発生
させるガス発生手段を備えていることを特徴とするもの
である。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明によるエアバッグ内蔵安全
帯においては、作業者の落下時等においては、それを加
速度検出手段によって検出し、自動的にガスを発生し、
エアバッグ内に導入して、それを膨張展開させて、大き
なクッション性を持たせ、安全帯が上記のように作業者
に食み込むことがなく、従って、落下時等における作業
者の安全性が更に向上する。
帯においては、作業者の落下時等においては、それを加
速度検出手段によって検出し、自動的にガスを発生し、
エアバッグ内に導入して、それを膨張展開させて、大き
なクッション性を持たせ、安全帯が上記のように作業者
に食み込むことがなく、従って、落下時等における作業
者の安全性が更に向上する。
【0007】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好ま
しい実施例によるエアバッグ内蔵安全帯について説明す
る。
しい実施例によるエアバッグ内蔵安全帯について説明す
る。
【0008】図1は、本発明の実施例によるエアバッグ
内蔵安全帯の斜視図であり、この図において符号1は安
全帯を示す。この安全帯1は、作業者の腰、あるいは胴
等に装着されるものであり、この安全帯1に命綱がフッ
ク等の金具により連結され、作業者の高所における落下
時等において、作業者の安全を守るものである。
内蔵安全帯の斜視図であり、この図において符号1は安
全帯を示す。この安全帯1は、作業者の腰、あるいは胴
等に装着されるものであり、この安全帯1に命綱がフッ
ク等の金具により連結され、作業者の高所における落下
時等において、作業者の安全を守るものである。
【0009】この安全帯1は、その主要部を構成する帯
本体2を有している。この帯本体2の内側には、その周
囲のほぼ全長にわたって、ポケット状の収納空間3が設
けられており、この収納空間3には、帯本体2のほぼ全
長にわたって延びる細長いエアバッグ4が折り畳まれた
状態で収納されている。このエアバッグ4には、帯本体
2のバックルBとは反対側すなわち作業者の背後になる
部分に固定されたガス発生装置5が連結されている。こ
のガス発生装置5は、自動車用エアバッグのガス発生装
置の小型のものであってよく、図2に示されているよう
に、ハウジング6、このハウジング6内に収納され、点
火されることによりガスを発生する化学物質7、この化
学物質7に点火するための点火装置8、および加速度を
検出し、この加速度が所定値以上となったとき、上記点
火装置8を作動するための加速度検出装置9を備えてい
る。この加速度検出装置としては、通常のGセンサを用
いることができ、また、上記加速度の所定値は、物が落
下して、1.2m落下時点となったときの平均的な加速
度の値より僅かに小さな値に設定しておくことが望まし
い。
本体2を有している。この帯本体2の内側には、その周
囲のほぼ全長にわたって、ポケット状の収納空間3が設
けられており、この収納空間3には、帯本体2のほぼ全
長にわたって延びる細長いエアバッグ4が折り畳まれた
状態で収納されている。このエアバッグ4には、帯本体
2のバックルBとは反対側すなわち作業者の背後になる
部分に固定されたガス発生装置5が連結されている。こ
のガス発生装置5は、自動車用エアバッグのガス発生装
置の小型のものであってよく、図2に示されているよう
に、ハウジング6、このハウジング6内に収納され、点
火されることによりガスを発生する化学物質7、この化
学物質7に点火するための点火装置8、および加速度を
検出し、この加速度が所定値以上となったとき、上記点
火装置8を作動するための加速度検出装置9を備えてい
る。この加速度検出装置としては、通常のGセンサを用
いることができ、また、上記加速度の所定値は、物が落
下して、1.2m落下時点となったときの平均的な加速
度の値より僅かに小さな値に設定しておくことが望まし
い。
【0010】以上の構成のエアバッグ内蔵安全帯1の作
動を簡単に説明すると、作業者Pが落下してこの落下に
より、加速度が上記所定値以上になると、加速度検出装
置9がこれを検出し、上記点火装置8を作動させる。こ
の点火装置8の作動により、化学物質7が点火され、こ
の点火により該化学物質7は所定量以上のガスを瞬時に
発生する。この発生されたガスは、エアバッグ4内に導
入される。すると、エアバッグ4は、作業者Pの身体の
まわりで、図3に示したように膨張展開して、作業者P
を保護する。これにより、安全帯2が作業者Pの身体に
食い込んでしまうようなことが防止され、作業者Pの安
全性が更に確保される。
動を簡単に説明すると、作業者Pが落下してこの落下に
より、加速度が上記所定値以上になると、加速度検出装
置9がこれを検出し、上記点火装置8を作動させる。こ
の点火装置8の作動により、化学物質7が点火され、こ
の点火により該化学物質7は所定量以上のガスを瞬時に
発生する。この発生されたガスは、エアバッグ4内に導
入される。すると、エアバッグ4は、作業者Pの身体の
まわりで、図3に示したように膨張展開して、作業者P
を保護する。これにより、安全帯2が作業者Pの身体に
食い込んでしまうようなことが防止され、作業者Pの安
全性が更に確保される。
【図1】 本発明の実施例によるエアバッグ内蔵安全
帯の斜視図である。
帯の斜視図である。
【図2】 上記エアバッグ内蔵安全帯に使用されるガ
ス発生装置の断面図である。
ス発生装置の断面図である。
【図3】 上記安全帯をエアバッグの作動状体で示し
た概略断面図である。
た概略断面図である。
1 エアバッグ内蔵安全帯 2 帯本体 4 エアバッグ 5 ガス発
生装置 9 加速度検出装置
生装置 9 加速度検出装置
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 作業者の腰などに装着される帯本体、こ
の帯本体の内側周囲の略全周に配置され、折り畳まれて
収納され、ガスの導入により膨張展開されるエアバッ
グ、作業者の落下時等の所定値以上の加速度を検出する
加速度検出手段、および該加速度検出手段が前記所定値
以上の加速度を検出したとき、エアバッグ導入用のガス
を発生させるガス発生手段を備えていることを特徴とす
るエアバッグ内蔵安全帯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15706491A JPH053928A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | エアバツク内蔵安全帯 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15706491A JPH053928A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | エアバツク内蔵安全帯 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053928A true JPH053928A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15641431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15706491A Withdrawn JPH053928A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | エアバツク内蔵安全帯 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053928A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006095440A1 (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-14 | Prop Co., Ltd. | ハーネス型安全帯 |
CN102914940A (zh) * | 2012-11-01 | 2013-02-06 | 深圳雅图数字视频技术有限公司 | 投影机保护装置及投影机 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP15706491A patent/JPH053928A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006095440A1 (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-14 | Prop Co., Ltd. | ハーネス型安全帯 |
US7690051B2 (en) | 2005-03-11 | 2010-04-06 | Prop Co., Ltd. | Harness type safety belt |
CN102914940A (zh) * | 2012-11-01 | 2013-02-06 | 深圳雅图数字视频技术有限公司 | 投影机保护装置及投影机 |
CN102914940B (zh) * | 2012-11-01 | 2015-07-15 | 深圳雅图数字视频技术有限公司 | 投影机保护装置及投影机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |