JPH0539056U - 電話機送話補助具 - Google Patents

電話機送話補助具

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JPH0539056U
JPH0539056U JP8716791U JP8716791U JPH0539056U JP H0539056 U JPH0539056 U JP H0539056U JP 8716791 U JP8716791 U JP 8716791U JP 8716791 U JP8716791 U JP 8716791U JP H0539056 U JPH0539056 U JP H0539056U
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JP
Japan
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transmitter
telephone
tubular body
cylinder
mouth
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Pending
Application number
JP8716791U
Other languages
English (en)
Inventor
公 大塚
Original Assignee
理研イーエムシー株式会社
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Publication date
Application filed by 理研イーエムシー株式会社 filed Critical 理研イーエムシー株式会社
Priority to JP8716791U priority Critical patent/JPH0539056U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】送話の話し声が周囲へ漏れるのを回避し、送話
器の送話口へ集中せしめ得る電話機送話補助具を開発す
る。 【構成】本考案の電話機送話補助具1は、電話機の送話
口部21を囲繞する状態下に送話器2に接続するよう一
端が形成され、他端が人の口元に適応する形状に形成さ
れた伸縮或いは折り畳み或いは送話器に対し引出し、引
込み可能な筒体11で構成されたことを特徴としてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は送話秘密保持能を持った電話機通話補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】
電話の送話器に対する話し声は、他人に聞かれずに済むに越したことはないが 、従来これを充足する器具は未開発である。因みに従来、電話の送話器に対する 話し声は、周囲に漏れるのは致し方なしとされている実状にある。このことは、 電話の頻度がますます増大しつつある点にかんがみ、プライバシー、企業秘密保 持の面で問題が大きい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする課題は、送話の話し声が周囲へ漏れるのを回避し、送話器の 送話口へ集中せしめることができる電話機送話補助具を開発するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題解決のため、本考案に係る電話機送話補助具は、電話機の送話器に、 その送話口部を囲繞する状態下に接続するよう一端が形成され、他端が人の口元 に適応する形状に形成された伸縮或いは折り畳み可能な或いは電話機送話器に対 し引出し、引込み可能な筒体で構成されたことを特徴としている。
【0005】
【実施例】
本考案の実施態様を示す添付図面を参照して、本考案を説明する。
【0006】 本考案の一実施例が図1に示され、本考案の実施の他例が図2に示され、別の 本考案の実施例が図3に、更に異なる例が図4に示されている。
【0007】 図において1が本考案に係る電話機送話補助具であり、該送話補助具は伸縮或 いは折り畳み可能な筒体11で構成されている。筒体11は遮音性のものである ことが好ましい。より好ましくは筒体11は、図1に示すごとく、その壁部分が 中空構造のものであって、その中空に極細繊維シート(ウエブ、不織布)等の多 空隙性シート12が填装されたものである。中空構造における内側層13は孔を 全面的に穿った多孔板とすることができる。多孔板による内側層13は、電話機 の送話器2の送話口21に対する送話者の声の音質が反響で変るのを回避する。 多空隙性シート12は、筒体11を非使用時、屈曲或いは折り畳む際、薄層状に 圧縮され、筒体11の屈曲或いは折り畳みによる縮小化に支障を来たさない。筒 体11を拡げると、多空隙性シート12は厚層状に膨脹して、内外層13、14 間の空間をうめ、遮音層として役立つ。中空構造の外側層14は、繰返し屈伸に 対する耐性の良好な材質、例えばポリカーボネイト等のプラスチックスの成形品 を有利に適用できる。筒体11の内外層13、14にプラスチックスを充てる場 合、遮音性を高めるために、比重の大なる充填剤で充填されたプラスチックスを 用いることができる。
【0008】 筒体11の伸縮或いは折畳み形式は、図1、2に示すような蛇腹型、連続ひだ が順次はまり合った態様に折畳まれる図3に示すようなタイプとすることができ る。図3のタイプの折畳み形式では、筒体11を送話器2の非使用時の台座とし て利用できる部材11a付きとすることができる。
【0009】 筒体11は電話機の送話器2に対し引出し、引込み可能な図4に示すようなタ イプとすることもできる。更には筒体11は、形状記憶プラスチックス等を用い 、非使用時に折畳んだ形状となり、使用時に体温で非折畳みの形になるタイプの ものも適用可能である。
【0010】 筒体11の一端は、電話機の送話器2の送話口部21を囲繞する状態下に送話 器2に接続するよう形成される。
【0011】 送話器2に対する筒体11一端の接続構造は、例えば図1或いは図2或いは図 3或いは図4に示すような形式とすることができる。図1の形式は、筒体11一 端の接続口15を該接続口15に設けた取付け金具3により送話器2に取付けて 、所要の接続を行うようになっている。接続口15がプラスチック成形品の場合 、これをインサート成形によって、取付け金具3付きとすればよい。図2の形式 は、筒体11の一端が送話器2を包み込む形状で且つゴム弾性のバンド4付きの 接続口15′とされ、この接続口15′に送話器2を差込んで、ゴム弾性のバン ド4による締着で以て筒体11を送話口部21に装着し、所要の接続を行うよう になっている。図3の形式は、筒体11一端の接続口15を送話器2の送話口部 21にはめ込み或いはねじ込みで接続するタイプのものである。図4の形式は、 送話器2の送話口最大外径部22に引っ掛って抜けないような内径の接続口15 ″により、筒体11を送話器2に接続するタイプである。図4に示す接続タイプ の筒体11は、半硬質ゴムまたはプラスチック製のものを有利に適用できる。図 4で符号5は筒体11に形成されたスリットである。
【0012】 図1に示す接続タイプの場合、筒体11の送話器2に接続される接続口15は 、ポリウレタン等の遮音性の高い材質でつくったものを有利に適用できる。また 接続口15は、柔軟性、弾力性があって、送話器2の送話口部21に密着し、滑 りにくい材質によるものの方が好ましい。
【0013】 筒体11の他端は、人の口元に適応する形状に形成されている。筒体11他端 の口縁部材16も、ポリウレタン等の遮音性の高い材質でつくったものを有利に 適用でき、また柔軟性、弾力性のある材質によるもののほうが好ましい。
【0014】 本考案に係る送話補助具1を備えた電話機の送話器2においては、筒体11を 縮小或いは折畳まない状態とし、該筒体11の口縁部材16に或いは口縁部に口 元を近接或いは接触させて通話すると、その話し声が周囲に漏れるのを該筒体1 1が遮ぎるカバーとして役立つし、話し声を送話器の送話口へ集中せしめる集音 器的な役割りもする。
【0015】 また通話時、筒体11は周囲の音が送話器の送話口に入るのを防止するため、 電話の受信者にとっては、比較的小声の送話でも、これを聴き取り易くすること をもたらす。更にはその結果、騒々しい街頭、列車その他の輸送機関内での通話 時には、周囲の騒音に負けない大声で話す必要がなく、大声通話によるはた迷惑 をなくするのにも寄与する。
【0016】 筒体11が折畳み可能或いは送話器に対し引込み可能であることは、非使用時 、これを縮小して或いは引込めてかさ張らないようにできる。
【0017】
【考案の効果】
上記のように本考案によれば、送話の話し声が周囲へ漏れるのを回避し、送話 器の送話口へ集中せしめることができる電話機送話補助具を開発することの体現 がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】本考案の実施の他例を示す斜視図である。
【図3】図3(A)は本考案の異なる実施の他例を筒体
を縮めた状態で示す縦断面図、図3(B)は同実施の他
例の筒体を伸ばした状態の縦断面図である。
【図4】本考案の実施の更に別の例を示す斜視図で、図
4(A)が筒体を引出した状態、図4(B)が引込めた
状態を示している。
【符号の説明】
1 電話機通話補助具 2 送話器 3 取付け金具 4 ゴム弾性バンド 11 筒体 12 多空隙性シート 13 筒体の内側層 14 筒体の外側層 15 15′、15″接続口 16 口縁部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話機の送話器に、その送話口部を囲繞
    する状態下に接続するよう一端が形成され、他端が人の
    口元に適応する形状に形成された伸縮或いは折り畳み可
    能な筒体で構成された電話機送話補助具。
  2. 【請求項2】 電話機の送話器に、その送話口部を囲繞
    する状態下に接続するよう一端が形成され、他端が人の
    口元に適応する形状に形成された、電話機送話器に対し
    引出し、引込み可能な筒体で構成された電話機送話補助
    具。
JP8716791U 1991-10-24 1991-10-24 電話機送話補助具 Pending JPH0539056U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8716791U JPH0539056U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 電話機送話補助具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8716791U JPH0539056U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 電話機送話補助具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0539056U true JPH0539056U (ja) 1993-05-25

Family

ID=13907435

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JP8716791U Pending JPH0539056U (ja) 1991-10-24 1991-10-24 電話機送話補助具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021501862A (ja) * 2017-11-07 2021-01-21 ポップソケッツ・エル・エル・シー ポータブル電子デバイス用の伸縮式デバイス

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS494507B1 (ja) * 1965-07-30 1974-02-01
JPS5021406B1 (ja) * 1964-04-21 1975-07-23

Patent Citations (2)

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