JPH0538761A - 光造形装置 - Google Patents
光造形装置Info
- Publication number
- JPH0538761A JPH0538761A JP3195664A JP19566491A JPH0538761A JP H0538761 A JPH0538761 A JP H0538761A JP 3195664 A JP3195664 A JP 3195664A JP 19566491 A JP19566491 A JP 19566491A JP H0538761 A JPH0538761 A JP H0538761A
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- JP
- Japan
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- plate
- base plate
- shaped article
- curing
- shaping device
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- Pending
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- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は造形物の取り外しが容易に行える光
造形装置を提供するものである。 【構成】 本発明では、ベース板に、硬化樹脂載置面を
一体的に形成する上側及び下側プレートと、この上側プ
レートと下側プレートを上下に分離する分離機構と、を
設けている。
造形装置を提供するものである。 【構成】 本発明では、ベース板に、硬化樹脂載置面を
一体的に形成する上側及び下側プレートと、この上側プ
レートと下側プレートを上下に分離する分離機構と、を
設けている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、材料となる紫外線硬化
性樹脂の温度硬化を利用し、作製した立体造形物品を、
基板とするベース板から容易に離脱出来る構成とした、
光造形装置に関するものである。
性樹脂の温度硬化を利用し、作製した立体造形物品を、
基板とするベース板から容易に離脱出来る構成とした、
光造形装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年ＣＡＤ図形データから直接樹脂で実
際の物品形状を造り出し、デザインやや機械的干渉を見
るということが考えられている。こうした物品の立体形
状を造り出す装置として特開昭６２−３５９６６号：
「３次元の物体を作成する方法と装置」を始めとした各
種特許を応用した光造形装置が提案されている。
際の物品形状を造り出し、デザインやや機械的干渉を見
るということが考えられている。こうした物品の立体形
状を造り出す装置として特開昭６２−３５９６６号：
「３次元の物体を作成する方法と装置」を始めとした各
種特許を応用した光造形装置が提案されている。
【０００３】これらの従来技術、装置では一定間隔で上
下移動し、硬化樹脂を付着形成させるベース板を昇降す
る機構部品をベース板が、一体構造となっている為、ベ
ース板上で作製された、立体造形物品をベース板から離
脱する場合、立体造形物品と、ベース板との固着面に先
が鋭利な刃物等を突きあて力ずくでベース板から離脱し
ていた。
下移動し、硬化樹脂を付着形成させるベース板を昇降す
る機構部品をベース板が、一体構造となっている為、ベ
ース板上で作製された、立体造形物品をベース板から離
脱する場合、立体造形物品と、ベース板との固着面に先
が鋭利な刃物等を突きあて力ずくでベース板から離脱し
ていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の方法では刃物が
立体造形物品とベース板との固着面に入らず立体造形物
品を傷つけたり、更には立体造形物品を壊し、所定形状
の立体物品を取り出すことが出来ない場合があった。
立体造形物品とベース板との固着面に入らず立体造形物
品を傷つけたり、更には立体造形物品を壊し、所定形状
の立体物品を取り出すことが出来ない場合があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では、ベース板
に、硬化樹脂載置面を一体的に形成する上側及び下側プ
レートと、この上側プレートと下側プレートを上下に分
離する分離機構と、を設けている。また、上記分離機構
は形状記憶合金材料を使用して形成している。
に、硬化樹脂載置面を一体的に形成する上側及び下側プ
レートと、この上側プレートと下側プレートを上下に分
離する分離機構と、を設けている。また、上記分離機構
は形状記憶合金材料を使用して形成している。
【０００６】
【作用】上記手段を講ずることにより、板上に作成され
た立体造形物品を所定形状に、且つ傷をつけず、容易に
離脱できるものとなる。
た立体造形物品を所定形状に、且つ傷をつけず、容易に
離脱できるものとなる。
【０００７】
【実施例】従来手法による光造形装置の構成を図６に、
図１、図２に本発明の概略の構成図及びベース板の斜視
図を示し、図３〜図５に本発明の詳細な構成図を示し、
これ等の図にもとづいて本実施例について説明を加え
る。
図１、図２に本発明の概略の構成図及びベース板の斜視
図を示し、図３〜図５に本発明の詳細な構成図を示し、
これ等の図にもとづいて本実施例について説明を加え
る。
【０００８】図６に示すように立体造形物品１は液状の
紫外線硬化性樹脂槽２内にあり、上下動制御装置３で制
御されるアクチュエータで一定間隔で昇降するベース板
４上に固着、段層形成される。従来方法での光造形装置
では、アクチュエータとベース板４がビス締め等で一体
化されており、強固にベース板４に付着した立体造形物
品１をベース板４から取りはずす際不安定なベース板４
に刃物等を立体造形物品１とベース板４間に当て力ずく
剥がしていた。
紫外線硬化性樹脂槽２内にあり、上下動制御装置３で制
御されるアクチュエータで一定間隔で昇降するベース板
４上に固着、段層形成される。従来方法での光造形装置
では、アクチュエータとベース板４がビス締め等で一体
化されており、強固にベース板４に付着した立体造形物
品１をベース板４から取りはずす際不安定なベース板４
に刃物等を立体造形物品１とベース板４間に当て力ずく
剥がしていた。
【０００９】本発明では図１に示すようにベース板４上
に別加工したプレート５をネジ、バネ等によって固着
し、該プレートを形状記憶合金の変形を利用して機械的
に動かし、立体造形物をプレート板からはがしやすくし
ている。詳細を図によって説明を加えると図１のプレー
ト部分５を拡大したのが図２で、プレートの部分を組立
てる方法を説明したのが図４である。
に別加工したプレート５をネジ、バネ等によって固着
し、該プレートを形状記憶合金の変形を利用して機械的
に動かし、立体造形物をプレート板からはがしやすくし
ている。詳細を図によって説明を加えると図１のプレー
ト部分５を拡大したのが図２で、プレートの部分を組立
てる方法を説明したのが図４である。
【００１０】本発明はベース板４の中に別の部品で図４
のように上下にはめあう、組立て式のプレート６を作製
し、図３及び図５に示すように両端の形状記憶合金を使
用したバネ状の可動部品７を上下のプレート８に固着し
て設置する。
のように上下にはめあう、組立て式のプレート６を作製
し、図３及び図５に示すように両端の形状記憶合金を使
用したバネ状の可動部品７を上下のプレート８に固着し
て設置する。
【００１１】この場合、紫外線硬化樹脂をプレート上で
加工しているときは、図７の実線のようにプレート８の
上側が下側に固着した状態に形状記憶合金が形状固定す
るようにしておく。通常、紫外線硬化樹脂は液温を安定
させていないと表面張力によって液面の高さが、加工中
にかわり、加工精度が悪くなる為、ヒーター等を利用し
て、液温を安定させ、精度を上げるようにしている。
加工しているときは、図７の実線のようにプレート８の
上側が下側に固着した状態に形状記憶合金が形状固定す
るようにしておく。通常、紫外線硬化樹脂は液温を安定
させていないと表面張力によって液面の高さが、加工中
にかわり、加工精度が悪くなる為、ヒーター等を利用し
て、液温を安定させ、精度を上げるようにしている。
【００１２】こうして液温が安定している為に、形状記
憶合金の液温以下の時は図５の実線の状態で加工をす
る。加工はベース板上にセットされた組立式プレート板
上に従来通り積層されて加工される。加工が終了すると
自動的にベース板全体が液層から浮上する。
憶合金の液温以下の時は図５の実線の状態で加工をす
る。加工はベース板上にセットされた組立式プレート板
上に従来通り積層されて加工される。加工が終了すると
自動的にベース板全体が液層から浮上する。
【００１３】ここからが本発明の特徴であり、図２、図
３、図５に示すように形状記憶合金部品７に接したヒー
ター９のスイッチを装置のスイッチ盤で入れるとヒータ
ー９で温度が上がり、形状記憶合金７の温度も上がり、
変形を記憶している温度、例えば液温３０℃以下の時は
図５の実線形状で、５０℃以上になると点線のように変
形さすように記憶をさせておくとヒーターで５０℃に上
げれば自動的に図５の点線のように形状記憶合金が変形
し、それに固着している上側のプレート８が図５の点線
のように移動する。そのことによってプレートに固着し
ていた造形物は図４での分離でわかるように離れる部分
が大部分である。
３、図５に示すように形状記憶合金部品７に接したヒー
ター９のスイッチを装置のスイッチ盤で入れるとヒータ
ー９で温度が上がり、形状記憶合金７の温度も上がり、
変形を記憶している温度、例えば液温３０℃以下の時は
図５の実線形状で、５０℃以上になると点線のように変
形さすように記憶をさせておくとヒーターで５０℃に上
げれば自動的に図５の点線のように形状記憶合金が変形
し、それに固着している上側のプレート８が図５の点線
のように移動する。そのことによってプレートに固着し
ていた造形物は図４での分離でわかるように離れる部分
が大部分である。
【００１４】一度温度が上がると分離するので、その後
ヒーターを切れば温度が下がり元通りのプレートにセッ
トされる。プレートと造形物との接合はわずかに残って
いるが、接合面が少ない為、わずかの力で造形物をいた
めることなく、取りはずせる。
ヒーターを切れば温度が下がり元通りのプレートにセッ
トされる。プレートと造形物との接合はわずかに残って
いるが、接合面が少ない為、わずかの力で造形物をいた
めることなく、取りはずせる。
【００１５】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明光造形装置は造
形物の取り外しが容易に簡便に行え、個人差による加工
仕上げの差もなく安定した造形物の加工取り外しができ
る。
形物の取り外しが容易に簡便に行え、個人差による加工
仕上げの差もなく安定した造形物の加工取り外しができ
る。
【図１】本発明の光造形装置の構成図である。
【図２】ベース板の斜視図である。
【図３】ベース板の断面図である。
【図４】ベース板のはめ合い構造を示す斜視図である。
【図５】分離機構を示す斜視図である。
【図６】従来の光造形装置の構成図である。
１ 立体造形物品 ２ 紫外線硬化樹脂槽 ３ 上下動制御装置 ４ ベース板 ５ プレート部品 ７ 可動部品 ８ プレート ９ ヒーター
Claims (2)
- 【請求項１】 ベース板上に紫外線硬化樹脂を順次硬化
させて立体造形物を作成する光造形装置において、上記
ベース板には、硬化樹脂載置面を一体的に形成する上側
及び下側プレートと、この上側プレートと下側プレート
とを上下に分離する分離機構と、を設けてなる光造形装
置。 - 【請求項２】 上記分離機構は形状記憶合金材料を使用
して形成してなる特許請求の範囲第１項記載の光造形装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3195664A JPH0538761A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 光造形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3195664A JPH0538761A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 光造形装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0538761A true JPH0538761A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16344945
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3195664A Pending JPH0538761A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | 光造形装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0538761A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6419439B2 (en) | 1995-09-27 | 2002-07-16 | Jenoptik Aktiengesellschaft | Indexer for magazine shelves of a magazine and wafer-shaped objects contained therein |
| US6423978B1 (en) | 1999-07-16 | 2002-07-23 | Sunx Limited | System for detecting disk-shaped object such as semiconductor wafer or magnetic disk |
| JP2006043953A (ja) * | 2004-08-02 | 2006-02-16 | Nabtesco Corp | 光学的立体造形方法および装置 |
| JP2007527334A (ja) * | 2004-02-10 | 2007-09-27 | ストラッタシス， インコーポレイテッド | トレイ基板を有するモデリング装置 |
| JP2013517153A (ja) * | 2010-01-12 | 2013-05-16 | ディーダブリューエス エス．アール．エル． | ステレオリソグラフィー機械用のモデリングプレート、前記モデリングプレートを使用したステレオリソグラフィー機械及び前記モデリングプレートの清掃用ツール |
| CN104608387A (zh) * | 2015-02-15 | 2015-05-13 | 北京金达雷科技有限公司 | 一种用于3d打印机的模型分离装置 |
| CN105690749A (zh) * | 2014-11-28 | 2016-06-22 | 瑞安市麦田网络科技有限公司 | 3d打印机打印底板及3d打印机 |
| CN106827516A (zh) * | 2017-02-27 | 2017-06-13 | 荆门米丰信息科技有限公司 | 方便三维物体分离的数字光处理三维打印机及打印方法 |
| JP2020514142A (ja) * | 2017-01-17 | 2020-05-21 | シュルタイス ゲーエムベーハーＳｃｈｕｌｔｈｅｉｓｓ ＧｍｂＨ | 三次元物体を製造するためのシステム及び方法 |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP3195664A patent/JPH0538761A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP4794465B2 (ja) * | 2004-02-10 | 2011-10-19 | ストラッタシス， インコーポレイテッド | トレイ基板を有するモデリング装置 |
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| CN106827516A (zh) * | 2017-02-27 | 2017-06-13 | 荆门米丰信息科技有限公司 | 方便三维物体分离的数字光处理三维打印机及打印方法 |
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