JPH0538250A - 食鳥処理方法 - Google Patents

食鳥処理方法

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JPH0538250A
JPH0538250A JP19794391A JP19794391A JPH0538250A JP H0538250 A JPH0538250 A JP H0538250A JP 19794391 A JP19794391 A JP 19794391A JP 19794391 A JP19794391 A JP 19794391A JP H0538250 A JPH0538250 A JP H0538250A
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poultry
carcass
shackle
internal organs
meat
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Seiji Komatsu
勢二 小松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 食鳥屠体を処理する際に内臓と肉とを正確に
検査できる食鳥処理方法を提供する。 【構成】 搬送ライン11により食鳥屠体を搬送しなが
ら、この食鳥屠体を解体処理する。作業者g〜kが食鳥
屠体からもも、手羽および胸骨を取外すと内臓が露出す
る。取外したもも、手羽および胸骨は一羽の食鳥屠体に
係るグループ単位で内臓露出屠体とともに搬送しなが
ら、検査員m,nがこの内臓および各部の肉を検査す
る。内臓等に異常が認められたときは、その一羽の食鳥
屠体の全部を廃棄する。内臓等に異常が認められないと
きは、作業者p〜tが食鳥屠体から可食内臓等を取外
す。がらは自動落下装置54により搬送ラインから外す。
もも、手羽はそれぞれ自動落下装置55,56により搬送ラ
インから外し、小骨取りライン61,62に落下させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、検査方法に特徴を有す
る食鳥処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、食鳥処理の事業の規制及び食鳥検
査に関する法律(食鳥検査法)が成立し、食鳥処理業者
は、食鳥屠体の内臓を摘出したときに、内臓等の状況に
ついて都道府県知事等が行う検査を受けることが義務づ
けられることとなった。
【0003】従来、国内ではこのような検査は行われて
いない。また、外国では中抜ラインで食鳥屠体の肛門か
ら抜出された内臓を見て、食鳥の病気の有無を検査する
ようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、中抜ラインで
食鳥屠体から抜出された内臓を見ただけでは、十分な検
査を行うことができない。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、食鳥屠体を処理する際に内臓と肉とを正確に検査
できる食鳥処理方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、搬送ラインにより食鳥屠体を搬送しながら、この食
鳥屠体を解体処理する食鳥処理方法において、食鳥屠体
より各部の肉を取外し、内臓の露出した食鳥屠体ととも
に各部の肉を搬送しながら内臓等を検査し、この内臓等
に異常が認められないときは、食鳥屠体から可食内臓を
取外し、この可食内臓および各部の肉を食用に供する食
鳥処理方法である。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1の食鳥
処理方法において、食鳥屠体を引掛けながら搬送する一
方のシャックルと、食鳥屠体より取外した各部の肉を引
掛けながら搬送する他方のシャックルとを交互に配置し
た搬送ラインによって、食鳥屠体を搬送しながら解体し
検査する方法である。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2の食鳥
処理方法において、同一の搬送ラインに交互に配置した
一方のシャックルと他方のシャックルとによって、食鳥
屠体を搬送しながら解体し検査する方法である。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項2の食鳥
処理方法において、二つの搬送ラインに別個に設けられ
交互に配置されて同期移送される一方のシャックルと他
方のシャックルとによって、食鳥屠体を搬送しながら解
体し検査する方法である。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明は、食鳥屠体からもも、
手羽等の肉を取外すと内臓が露出するので、一羽の食鳥
屠体に係る内臓および肉をグループにして搬送しながら
内臓等を検査し、この内臓等に異常が認められないとき
は、食鳥屠体から可食内臓を取外す。内臓等に異常が認
められたときは、その一羽の食鳥屠体の全部を廃棄す
る。
【0011】請求項2に記載の発明は、一方のシャック
ルで食鳥屠体を搬送しながら、食鳥屠体より取外した各
部の肉を他方のシャックルに引掛け、内臓を露出した食
鳥屠体と取外した肉とをグループにして搬送しながら検
査する。
【0012】請求項3に記載の発明は、同一の搬送ライ
ンに交互に配置した2種類のシャックルにより、一羽の
食鳥屠体と取外した肉とをグループにして搬送しながら
検査する。
【0013】請求項4に記載の発明は、2種類のシャッ
クルをそれぞれ別個に設けられた二つの搬送ラインによ
り交互に配置されるように同期して移送し、この2種類
のシャックルにより、一羽の食鳥屠体と取外した肉とを
グループにして搬送しながら検査する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に示される実施例を参照
して詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明に係る食鳥処理ラインの一
実施例を示し、食鳥屠体をシャックルに引掛けて搬送す
る搬送ライン(トロリーコンベヤ)11に沿って、この食
鳥屠体を解体処理するための設備および作業者が配置さ
れている。この設備および作業者は、後で詳細に説明す
る。
【0016】図2は、前記搬送ライン(トロリーコンベ
ヤ)11の一部を示し、この搬送ラインは、一本のパイプ
で構成されたエンドレスレール12に、V字形(図7参
照)に配置された一対のローラ13が軸支された多数のト
ロリー本体14が移動自在に設けられ、各トロリー本体14
は前記エンドレスレール12の下側に平行に設けられた駆
動チェン15により牽引される。各トロリー本体14の下端
には吊り棒16を介して一方のシャックル(以下、Aシャ
ックルという)17A と他方のシャックル(以下、Bシャ
ックルという)17B とが交互に吊下げ配置されている。
【0017】Aシャックル17A は、食鳥屠体21およびこ
の食鳥屠体から取外した胸骨(ささみ肉付)22を引掛け
ながら搬送する。Bシャックル17B は、食鳥屠体21より
取外した左右のもも23および手羽24を引掛けながら搬送
する。この同一の搬送ライン11に交互に配置されたAシ
ャックル17A およびBシャックル17B は、一羽の食鳥屠
体から解体されたもも23、手羽24、胸骨(ささみ肉)22
およびこれらを取外すことにより内臓を露出した食鳥屠
体21を、一つのグループで搬送して検査に供する。
【0018】図3および図4は前記Aシャックル17A を
示し、外枠31の下部に屠体引掛枠32が溶接付けされ、こ
の屠体引掛枠32の左右両側部に最初に食鳥屠体の足を引
掛けるための一対の足掛溝33が設けられ、この一対の足
掛溝33の下部にU字形に突出された足掛部34が形成され
ている。さらに、前記屠体引掛枠32の中央に食鳥屠体21
の首を掛替えにより引掛けるための首掛溝35が設けられ
ている。また、外枠31の上部に食鳥屠体から取外した胸
骨22を引掛けるための胸骨掛枠36が溶接付けされ、この
胸骨掛枠36に一対の胸骨掛溝37が設けられている。
【0019】図5は前記Bシャックル17B を示し、上部
枠41の下部に山の字形の手羽掛枠42が溶接付けされ、こ
の手羽掛枠42に一羽の食鳥屠体21から取外された左右の
手羽24を引掛けるための一対の手羽掛溝43が設けられて
いる。さらに、前記手羽掛枠42の下側に同様に山の字形
のもも掛枠44が溶接付けされ、このもも掛枠44に一羽の
食鳥屠体21から取外された左右のもも23を引掛けるため
の一対のもも掛溝45が設けられている。
【0020】図1に戻って、前記搬送ライン11には、放
血、湯漬け、脱毛および冷却処理された食鳥屠体を搬入
するコンベヤ51と、Aシャックル17A に引掛けた食鳥屠
体の足首を切断して食鳥屠体をAシャックル17A から落
下させる足切断機52と、食鳥屠体を解体および検査する
場所に設けられた解体検査トユ53と、食鳥屠体から各部
の肉および可食内臓を取外した後に残った「がら」をA
シャックル17A から外す自動落下装置54と、ももをBシ
ャックル17B から外す自動落下装置55と、手羽をBシャ
ックル17B から外す自動落下装置56と、前記AおよびB
シャックル17A,17B を洗浄するシャックルウォッシャ5
7とが設置されている。搬送ライン11の駆動チェン15
は、ドライブユニット58の駆動輪59により回行駆動され
る。前記二つの自動落下装置55,56の下側から、ももラ
インコンベヤ61および手羽ラインコンベヤ62がそれぞれ
引出され、これらのコンベヤ61,62はさらに自動計量機
63に接続され、さらに自動包装機64に接続されている。
【0021】この図1にて、作業者aは、コンベヤ51に
より搬入された食鳥屠体の一対の足をAシャックル17A
の一対の足掛溝33に引掛ける。作業者bは、その食鳥屠
体の首に割りすじを入れる。作業者cは、その首から気
管および食道を外す。作業者dは、首の皮を取る。作業
者eは、前記足切断機52により足首を切断されて落下し
た食鳥屠体21の首をAシャックル17A の首掛溝35に掛替
える。
【0022】作業者fは、その食鳥屠体の背中に割りす
じを入れる。作業者gは、食鳥屠体の左右のももの付根
に包丁を入れる。作業者hは、Aシャックル17A の食鳥
屠体から左右のもも23を外して、Bシャックル17B の一
対のもも掛溝45に引掛ける。作業者iは、食鳥屠体の左
右の手羽の付根に包丁を入れる。作業者jは、Aシャッ
クル17A の食鳥屠体から左右の手羽24を外して、Bシャ
ックル17B の一対の手羽掛溝43に引掛ける。作業者k
は、Aシャックル17A 下部の食鳥屠体から胸骨(ささみ
肉付)22を外して、Aシャックル17A 上部の胸骨掛溝37
に引掛ける。
【0023】ここまで解体が進むと、食鳥屠体21の内臓
が自然に露出するので、この内臓の露出した食鳥屠体21
および各部の肉(もも23、手羽24、胸骨22のささみ)を
Aシャックル17A およびBシャックル17B により一つの
グループとして搬送しながら、検査員mおよび検査員n
が、各部の肉および内臓(肝臓、砂嚢等)の色や状態を
目視検査する。この各部の肉や内臓に異常が認められな
いときは、そのまま食鳥屠体等を見送り、各部の肉や内
臓のいずれか一つに異常が認められたときは、Aシャッ
クル17A およびBシャックル17B から対応する一羽の食
鳥屠体の全部を取外して廃棄する。
【0024】このようにして検査が済んだ後に、作業者
pは、食鳥屠体から食用にならない内臓を取外し、作業
者qは、食鳥屠体から血ぎも(肝臓)を取外し、作業者
rは、砂ぎも(砂嚢)を取外し、作業者sは、尻油を取
り、作業者tは、Aシャックル17A の胸骨22からささみ
肉を取外す。血ぎも(肝臓)および砂ぎも(砂嚢)は可
食内臓として食用に供する。
【0025】このようにして、食鳥屠体から各部の肉お
よび内臓を取外した後に残った「がら」および胸骨は、
後述するシャックル振分装置71により振分けられたAシ
ャックル17A から自動落下装置54にて自動的に取外さ
れ、スープ出しの材料となる。また、ももおよび手羽
は、Bシャックル17B での引掛け高さが異なることを利
用して、各自動落下装置55,56の位置で、ももラインコ
ンベヤ61上および手羽ラインコンベヤ62上にそれぞれ自
動的に取外される。自動落下装置54,55,56の詳細は後
で説明する。
【0026】前記ももラインコンベヤ61に並んだ作業者
uは、ももから小骨を取り、また、前記手羽ラインコン
ベヤ62に並んだ作業者vは、手羽から小骨を取る。
【0027】図6および図7は、前記搬送ライン11にお
いて2種のシャックル17A ,17B を振分けるシャックル
振分装置71を示し、搬送ラインのレール12の下方に、A
シャックル用レール72A およびBシャックル用レール72
B の前後端がV字形に結合された吊り棒振分レール72が
配置され、この吊り棒振分レール72の屠体搬入側の先端
にA字形に構成された振分子73が軸74により回動自在に
設けられ、この振分子73の屠体搬入側に吊り棒16の片寄
りを規制するガイド75が配置されている。
【0028】前記振分子73は、図6に2点鎖線で示され
るように振分端76が右側にある状態かまたは左側にある
状態かのいずれか一方にある。Aシャックル17A の吊り
棒16が搬入されてきたとき振分子73の振分端76が右側に
位置するように、最初にセットしておくと、Aシャック
ル17A の吊り棒16は振分子73の振分端76により左側に振
分けられ、このAシャックル17A の吊り棒16が振分子73
の左側部を移動していくときに、振分子73の左側開脚端
77A を押圧して、その振分端76を左側へ切換える。
【0029】Aシャックル17A の次はBシャックル17B
が搬入されてくるので、Bシャックル17B の吊り棒16は
振分子73の振分端76により右側に振分けられ、このBシ
ャックル17B の吊り棒16が振分子73の右側部を移動して
いくときに、この振分子73の右側開脚端77B を押圧し
て、その振分端76を右側へ切換える。このようにして、
Aシャックル17A の吊り棒16はAシャックル用レール72
a に、またBシャックル17B の吊り棒16はBシャックル
用レール72B に自動的に振分けられる。
【0030】図8および図9は、前記がら、胸骨、も
も、手羽の取外しに使用される自動落下装置54,55,56
を示し、前記シャックル17A ,17B の上部を挟んで一定
のレベルで強制移送する左右のエンドレスベルト81と、
その移送方向に向かって上昇するように傾斜した傾斜バ
ー82とを基本構成とするものである。
【0031】前記左右のエンドレスベルト81は、モータ
83により減速機84を経て駆動され一対のギア85により連
動される一対の駆動軸86により、対向するベルト間が同
一方向に同一速度で移動するようにプーリを介し駆動さ
れる。なお、このベルト81の駆動力は、搬送ライン11の
駆動チェン15から取出すようにしてもよい。
【0032】そうして、シャックル17A ,17B の上部が
左右のエンドレスベルト81間に挟まれて搬送ライン11と
同速で強制移送されるのに対し、シャックル17A ,17B
に引掛けられている前記がら、胸骨22、もも23、手羽24
は、前記傾斜バーにより引掛部分を押上げられ、シャッ
クルから外されて落下する。前記がら、もも23は比較的
下段に設けた傾斜バー82により外し、前記胸骨22、手羽
24は比較的上段に設けた傾斜バーにより外す。
【0033】図10は、前記検査員m,nによる検査部
を示し、トユ53の上側に被検査物の背後に位置するボー
ド91を設置し、このボード91の検査員側の上部に照明器
具92を取付けたものである。検査員m,nは照明された
ボード面にて検査に集中できる。
【0034】図11は、本発明に係る食鳥処理ラインの
他の実施例を示すもので、前記Aシャックル17A を搬送
するAシャックル搬送ライン11A と、前記Bシャックル
17Bを搬送するBシャックル搬送ライン11Bとが別個に設
けられ、前記もも取り、手羽取り、胸骨取りおよび検査
等の工程は、両搬送ライン11A ,11B を接近させて行
う。なお、この図11に示された設備および作業者の配
置は、図1に示された食鳥処理ラインと多少異なるとこ
ろもあるが基本的には変わらないので、同様のものに図
1のものと同一符号を付して、その説明を省略する。
【0035】図12は、図11の食鳥処理ラインで使用
される二つの搬送ライン11A ,11Bの接近部分を示し、
上段のレール12A にローラ13A によりAシャックル用ト
ロリー本体14A が移動自在に設けられ、下段のレール12
B にローラ13B によりBシャックル用トロリー本体14B
が移動自在に設けられ、交互に配置されたAシャックル
17A およびBシャックル17B が、各搬送ライン11A ,11
B の駆動チェン15A ,15B により同期移送される。
【0036】図13および図14は、シャックル自身に
自動落下機構が設けられた変形例を示し、2本の脚部11
1 の下端にそれぞれ枠状部材112 が一体に設けられ、こ
の枠状部材112 の下部に軸113 が回動自在に嵌着され、
この軸113 に、掛溝114 が設けられた引掛部115 および
重錘板116 が一体に取付けられ、この重錘板116 の上部
に係止溝117 が設けられ、この係止溝117 にストッパ11
8 の下端が嵌合されたものである。このストッパ118
は、一体のU形線材119 により脚部111 の一側に上下動
自在に設けられ、このストッパ118 の上端に設けられた
被押上部121 が、搬送ラインの進行とともに図8に示さ
れた傾斜バー82のようなもので押上げられる。
【0037】そうして、前記引掛部115 の掛溝114 にも
も、手羽等が掛っているときは、こちらの方が重錘板11
6 より重いので、図14に2点鎖線で示されるようにス
トッパ121 が押上げられて前記係止溝117 から外れる
と、引掛部115 側が自重により2点鎖線で示される状態
に回動し、引掛部115 の掛溝114 からもも、手羽等が外
れて落下する。このとき、重錘板116 に形成されている
円弧状部122 が前記枠状部材112 内に挿入され、係止部
123 がストッパ118 により係止される。前記引掛部115
が空になると、重錘板116 の重みにより図14に実線で
示される状態に復帰する。
【0038】なお、以上の実施例では、一羽の食鳥屠体
を解体しながらAシャックル17A およびBシャックル17
B の2種のシャックルに掛けるようにしているが、請求
項1の発明には、多数の引掛部を有する単一のシャック
ルに一羽の食鳥屠体の首、もも、手羽および胸骨の全て
を掛けるようにしたものも含まれる。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、食鳥屠
体より各部の肉を取外し、内臓の露出した食鳥屠体とと
もに各部の肉を搬送しながら内臓等を検査するから、食
鳥屠体を処理する際に義務づけられた内臓および肉の検
査を見やすい状態で正確に行うことができ、また、食鳥
の一部に異常があるときでも、対応する食鳥の全ての部
分をまとめて廃棄できる。
【0040】請求項2に記載の発明によれば、食鳥屠体
を引掛けながら搬送する一方のシャックルと、食鳥屠体
より取外した各部の肉を引掛けながら搬送する他方のシ
ャックルとを交互に配置したから、検査後の取扱が容易
である。
【0041】請求項3に記載の発明によれば、同一の搬
送ラインに交互に配置した一方のシャックルと他方のシ
ャックルとによって、食鳥屠体を搬送しながら解体し検
査するから、搬送ラインを比較的コンパクトにまとめる
ことができる。
【0042】請求項4に記載の発明によれば、二つの搬
送ラインに別個に設けられ交互に配置されて同期移送さ
れる一方のシャックルと他方のシャックルとによって、
食鳥屠体を搬送しながら解体し検査するから、検査後に
取扱の異なる内臓と肉とを効率良く並行処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る食鳥処理ラインの一実施例を示す
平面図である。
【図2】同上食鳥処理ラインで使用される搬送ラインの
一部を示す正面図である。
【図3】同上搬送ラインの一方のシャックルを示す一部
を切欠いた正面図である。
【図4】同上シャックルの底面図である。
【図5】本発明に係る搬送ラインの他方のシャックルを
示す正面図である。
【図6】本発明に係る搬送ラインにおいて2種のシャッ
クルを振分ける部分の平面図である。
【図7】同上振分け部分の断面図である。
【図8】本発明に係る搬送ラインにおける自動落下装置
を示す正面図である。
【図9】同上自動落下装置の平面図である。
【図10】本発明に係る食鳥処理ラインの検査部を示す
斜視図である。
【図11】本発明に係る食鳥処理ラインの他の実施例を
示す平面図である。
【図12】同上食鳥処理ラインで使用される搬送ライン
の一部を示す正面図である。
【図13】本発明に係る自動落下機構付きシャックルを
示す斜視図である。
【図14】同上シャックルの側面図である。
【符号の説明】
11 搬送ライン 17A 一方のシャックル 17B 他方のシャックル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送ラインにより食鳥屠体を搬送しなが
    ら、この食鳥屠体を解体処理する食鳥処理方法におい
    て、 食鳥屠体より各部の肉を取外し、 内臓の露出した食鳥屠体とともに各部の肉を搬送しなが
    ら内臓等を検査し、 この内臓等に異常が認められないときは、食鳥屠体から
    可食内臓を取外し、 この可食内臓および各部の肉を食用に供することを特徴
    とする食鳥処理方法。
  2. 【請求項2】 食鳥屠体を引掛けながら搬送する一方の
    シャックルと、食鳥屠体より取外した各部の肉を引掛け
    ながら搬送する他方のシャックルとを交互に配置した搬
    送ラインによって、食鳥屠体を搬送しながら解体し検査
    することを特徴とする請求項1記載の食鳥処理方法。
  3. 【請求項3】 同一の搬送ラインに交互に配置した一方
    のシャックルと他方のシャックルとによって、食鳥屠体
    を搬送しながら解体し検査することを特徴とする請求項
    2記載の食鳥処理方法。
  4. 【請求項4】 二つの搬送ラインに別個に設けられ交互
    に配置されて同期移送される一方のシャックルと他方の
    シャックルとによって、食鳥屠体を搬送しながら解体し
    検査することを特徴とする請求項2記載の食鳥処理方
    法。
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