JPH053805A - ヘアードライヤー - Google Patents
ヘアードライヤーInfo
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- JPH053805A JPH053805A JP3152795A JP15279591A JPH053805A JP H053805 A JPH053805 A JP H053805A JP 3152795 A JP3152795 A JP 3152795A JP 15279591 A JP15279591 A JP 15279591A JP H053805 A JPH053805 A JP H053805A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- main body
- connecting wire
- switch
- contact
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 取手を繰り返し回動させてもリード線に断線
を生じることがなく、また、その部分の自己発熱も少な
い。 【構成】 本体1に対して取手2を回動して折り畳み自
在に取りつけたヘアードライヤー3である。本体1側の
電気部品と取手側の電気部品との電気的接続をするため
の電気的接続手段を設ける。該電気的接続手段を本体1
と取手2との回動部分に装着される導電材よりなるつる
巻き状の捩じりコイルばね製の接続線材4で構成する。
このつる巻き状の捩じりコイルばね製の接続線材4を複
数本設ける。
を生じることがなく、また、その部分の自己発熱も少な
い。 【構成】 本体1に対して取手2を回動して折り畳み自
在に取りつけたヘアードライヤー3である。本体1側の
電気部品と取手側の電気部品との電気的接続をするため
の電気的接続手段を設ける。該電気的接続手段を本体1
と取手2との回動部分に装着される導電材よりなるつる
巻き状の捩じりコイルばね製の接続線材4で構成する。
このつる巻き状の捩じりコイルばね製の接続線材4を複
数本設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折り畳み式のヘアード
ライヤーに関するものである。
ライヤーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から本体に対して取手を回動して折
り畳み自在にしたヘアードライヤーが例えば実公昭63
ー8327号公報により提案されている。この従来例に
おいては、本体側の電気部品と取手側の電気部品との電
気的接続をするための電気的接続手段は端子同士を摺動
させるような構成であった。
り畳み自在にしたヘアードライヤーが例えば実公昭63
ー8327号公報により提案されている。この従来例に
おいては、本体側の電気部品と取手側の電気部品との電
気的接続をするための電気的接続手段は端子同士を摺動
させるような構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に本体側の電気部品と取手側の電気部品との電気的接続
をするための電気的接続手段を端子同士を摺動させるよ
うな構成としたものにおいては、摺動時の発熱が発生す
るという問題があり、特にヘアードライヤーの電流値は
10乃至12Aであり、その自己発熱により端子の摺動
部は温度上昇により炭化、導通不良となる場合がある。
また、温度上昇により端子及びリード線を保持している
取手も熱変形する可能性がある。
に本体側の電気部品と取手側の電気部品との電気的接続
をするための電気的接続手段を端子同士を摺動させるよ
うな構成としたものにおいては、摺動時の発熱が発生す
るという問題があり、特にヘアードライヤーの電流値は
10乃至12Aであり、その自己発熱により端子の摺動
部は温度上昇により炭化、導通不良となる場合がある。
また、温度上昇により端子及びリード線を保持している
取手も熱変形する可能性がある。
【0004】本発明は上記の従来例の問題点に鑑みて発
明したものであって、その目的とするところは、取手を
繰り返し回動させてもリード線に断線を生じることがな
く、また、その部分の自己発熱も少なくなって、発熱に
よるトラブルを防止できるヘアードライヤーを提供する
にある。
明したものであって、その目的とするところは、取手を
繰り返し回動させてもリード線に断線を生じることがな
く、また、その部分の自己発熱も少なくなって、発熱に
よるトラブルを防止できるヘアードライヤーを提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解決
して本発明の目的を達成するために、本発明のヘアード
ライヤーは、本体1に対して取手2を回動して折り畳み
自在に取りつけたヘアードライヤー3において、本体1
側の電気部品と取手側の電気部品との電気的接続をする
ための電気的接続手段を設け、該電気的接続手段を本体
1と取手2との回動部分に装着される導電材よりなるつ
る巻き状の捩じりコイルばね製の接続線材4で構成し、
このつる巻き状の捩じりコイルばね製の接続線材4を複
数本設けて成ることを特徴とするものである。
して本発明の目的を達成するために、本発明のヘアード
ライヤーは、本体1に対して取手2を回動して折り畳み
自在に取りつけたヘアードライヤー3において、本体1
側の電気部品と取手側の電気部品との電気的接続をする
ための電気的接続手段を設け、該電気的接続手段を本体
1と取手2との回動部分に装着される導電材よりなるつ
る巻き状の捩じりコイルばね製の接続線材4で構成し、
このつる巻き状の捩じりコイルばね製の接続線材4を複
数本設けて成ることを特徴とするものである。
【0006】また、本体1に対して取手2を折り畳んだ
際にオフとなるように接続線材4をオン・オフスイッチ
としてもよい。
際にオフとなるように接続線材4をオン・オフスイッチ
としてもよい。
【0007】
【作用】本体1側の電気部品と取手側の電気部品との電
気的接続をするための電気的接続手段を本体1と取手2
との回動部分に装着される導電材よりなるつる巻き状の
捩じりコイルばね製の接続線材4で構成することで、取
手2を繰り返し回動させてもリード線または接続部の断
線、発熱等がなくなった。また、回動時の動作する距離
も小さくてストレスが加わりにくくて耐久性の優れたも
のとすることができるようになった。また、組み立てに
当たってはリード線等の処理を必要とせず組み立てるこ
とができるようになった。
気的接続をするための電気的接続手段を本体1と取手2
との回動部分に装着される導電材よりなるつる巻き状の
捩じりコイルばね製の接続線材4で構成することで、取
手2を繰り返し回動させてもリード線または接続部の断
線、発熱等がなくなった。また、回動時の動作する距離
も小さくてストレスが加わりにくくて耐久性の優れたも
のとすることができるようになった。また、組み立てに
当たってはリード線等の処理を必要とせず組み立てるこ
とができるようになった。
【0008】また、本体1に対して取手2を折り畳んだ
際にオフとなるように接続線材4をオン・オフスイッチ
としたものにおいては、通常は折り畳み時にリード線等
が引っ張られてストレスが最大となり断線、発熱するこ
とを防止することができるようになった。
際にオフとなるように接続線材4をオン・オフスイッチ
としたものにおいては、通常は折り畳み時にリード線等
が引っ張られてストレスが最大となり断線、発熱するこ
とを防止することができるようになった。
【0009】
【実施例】本発明を以下添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。図1乃至図7には本発明の一実施例が示し
てある。本体1は厚さ方向に2つ割りされた本体ハウジ
ング5a、5bを合致させて接合して構成してあり、本
体1内にはファン6を取付けたモータ7を保持する整流
翼8を備えた整流器ブロック41とヒータ線42を備え
たヒータブロック9が内蔵してある。また、本体1の両
端部には吐出口格子10、ノズル11、吸い込み口格子
12が設けてある。更に、本体1内にはヒータリードフ
レーム13が配設してある。このヒータリードフレーム
13は導電性の薄板14を結線したものを覆うように絶
縁性の成形品15で成形したものであり、導電性の薄板
14にヒータブロック9、モータ7を結線接続してあ
る。このヒータリードフレーム13は図3に示すように
ヒータリードフレーム13a、13b、13cから構成
してあり、各ヒータリードフレーム13a、13b、1
3cの接続は導電性の薄板14により行われている。そ
して、ヒータリードフレーム13a、13b、13cの
接続部分で折り曲げて図1のように本体1内に内蔵して
ある。ここで、ヒータリードフレーム13aは絶縁板1
6、ダイオード17、シリコンブリッジ18、雑音防止
コンデンサー19が配置して取付けてある。また、ヒー
タリードフレーム13cには後述の接続線材4の一端部
が嵌合接続される嵌合孔20が設けてある。また、ヒー
タリードフレーム13はリブ21により支持してある。
て詳述する。図1乃至図7には本発明の一実施例が示し
てある。本体1は厚さ方向に2つ割りされた本体ハウジ
ング5a、5bを合致させて接合して構成してあり、本
体1内にはファン6を取付けたモータ7を保持する整流
翼8を備えた整流器ブロック41とヒータ線42を備え
たヒータブロック9が内蔵してある。また、本体1の両
端部には吐出口格子10、ノズル11、吸い込み口格子
12が設けてある。更に、本体1内にはヒータリードフ
レーム13が配設してある。このヒータリードフレーム
13は導電性の薄板14を結線したものを覆うように絶
縁性の成形品15で成形したものであり、導電性の薄板
14にヒータブロック9、モータ7を結線接続してあ
る。このヒータリードフレーム13は図3に示すように
ヒータリードフレーム13a、13b、13cから構成
してあり、各ヒータリードフレーム13a、13b、1
3cの接続は導電性の薄板14により行われている。そ
して、ヒータリードフレーム13a、13b、13cの
接続部分で折り曲げて図1のように本体1内に内蔵して
ある。ここで、ヒータリードフレーム13aは絶縁板1
6、ダイオード17、シリコンブリッジ18、雑音防止
コンデンサー19が配置して取付けてある。また、ヒー
タリードフレーム13cには後述の接続線材4の一端部
が嵌合接続される嵌合孔20が設けてある。また、ヒー
タリードフレーム13はリブ21により支持してある。
【0010】本体1の後部の下部には取手2の上端部が
回動自在に取付けてある。取手2は厚さ方向に2つ割り
された取手ハウジング22a、22bを合致させて接合
して構成してある。取手2には電源コード23、吊り輪
24、スイッチ25、スイッチ釦26、高ー低切り換え
操作部27及びスイッチリードフレーム28が取付けて
ある。スイッチリードフレーム28は導電性の薄板を結
線したものを覆うように絶縁性の成形品15で成形した
ものであり、その導電性の薄板にスイッチ25の端子、
電源コード23の端子が接続してある。更に、このスイ
ッチリードフレーム28の本体1側の端部には後述の接
続線材4の他端が嵌合する嵌合孔29が設けてある。ま
た、スイッチリードフレーム28はリブ30により支持
してある。
回動自在に取付けてある。取手2は厚さ方向に2つ割り
された取手ハウジング22a、22bを合致させて接合
して構成してある。取手2には電源コード23、吊り輪
24、スイッチ25、スイッチ釦26、高ー低切り換え
操作部27及びスイッチリードフレーム28が取付けて
ある。スイッチリードフレーム28は導電性の薄板を結
線したものを覆うように絶縁性の成形品15で成形した
ものであり、その導電性の薄板にスイッチ25の端子、
電源コード23の端子が接続してある。更に、このスイ
ッチリードフレーム28の本体1側の端部には後述の接
続線材4の他端が嵌合する嵌合孔29が設けてある。ま
た、スイッチリードフレーム28はリブ30により支持
してある。
【0011】取手ハウジング22a、22bにはそれぞ
れ支軸31a、31bが設けてあり、また、本体ハウジ
ング5a、5bにはそれぞれ軸受け孔32a、32bが
設けてあり、支軸31a,31bがそれぞれ軸受け孔3
2a、32bに回動自在に挿通してあり、支軸31aに
設けた孔33からねじ34を挿入して支軸31bのねじ
孔35に螺合することで支軸31a、31b同士を結合
している。本体1に対する取手2の回動規制は、本体ハ
ウジング5a、5b、取手ハウジング22a、22bに
設けたストッパー36a、36bにより行われる。
れ支軸31a、31bが設けてあり、また、本体ハウジ
ング5a、5bにはそれぞれ軸受け孔32a、32bが
設けてあり、支軸31a,31bがそれぞれ軸受け孔3
2a、32bに回動自在に挿通してあり、支軸31aに
設けた孔33からねじ34を挿入して支軸31bのねじ
孔35に螺合することで支軸31a、31b同士を結合
している。本体1に対する取手2の回動規制は、本体ハ
ウジング5a、5b、取手ハウジング22a、22bに
設けたストッパー36a、36bにより行われる。
【0012】本体1側の電気部品と取手2側の電気部品
とは電気的接続手段により接続してあるが、この電気的
接続手段は本体1と取手2との回動部分に装着される導
電材よりなるつる巻き状の捩じりコイルばね製の接続線
材4で構成してある。すなわち、接続線材4は図4に示
すように一重の円よりなる円部38を形成する線材の両
端を折り曲げて嵌合部37を形成して構成してある。こ
の接続線材4は上記のように導電性、弾性を有するもの
である。そして、複数の接続線材4が各々の円部38を
上記支軸31a、31bに被嵌させてあり、各接続線材
4の両端部の嵌合部37をそれぞれヒータリードフレー
ム13cの嵌合孔20及びスイッチリードフレーム28
の嵌合孔29に嵌合して電気的に接続してある。ここ
で、接続線材4の一重の円部38の径は支軸31a、3
1bの径より大きく設定してある(この場合、取手2を
回動させて折り畳んだ時における一重の円部38の径も
支軸31a、31bの径より大きく設定してある)。
とは電気的接続手段により接続してあるが、この電気的
接続手段は本体1と取手2との回動部分に装着される導
電材よりなるつる巻き状の捩じりコイルばね製の接続線
材4で構成してある。すなわち、接続線材4は図4に示
すように一重の円よりなる円部38を形成する線材の両
端を折り曲げて嵌合部37を形成して構成してある。こ
の接続線材4は上記のように導電性、弾性を有するもの
である。そして、複数の接続線材4が各々の円部38を
上記支軸31a、31bに被嵌させてあり、各接続線材
4の両端部の嵌合部37をそれぞれヒータリードフレー
ム13cの嵌合孔20及びスイッチリードフレーム28
の嵌合孔29に嵌合して電気的に接続してある。ここ
で、接続線材4の一重の円部38の径は支軸31a、3
1bの径より大きく設定してある(この場合、取手2を
回動させて折り畳んだ時における一重の円部38の径も
支軸31a、31bの径より大きく設定してある)。
【0013】図7には上記の構成のヘアードライヤー3
の回路図が示してある。図7において、40はプラグ、
41は整流器ブロック、42はヒータ線、43はコンデ
ンサ、44は温度ヒューズ、45はサーモスイッチであ
り、また、7はモータ、9はヒータブロック、17はダ
イオード、18はリコンブリッジ、19は雑音防止コン
デンサーである。また、25はスイッチであり、電源接
点25a、暖ー冷接点25b、高ー低接点25cが設け
てあり、これら電源接点25a、暖ー冷接点25b、高
ー低接点25cはスイッチ釦26や高ー低切り換え操作
部27を操作して開閉するものである。上記のスイッチ
25の切り換えは例えば、オフの時には電源接点25
a、暖ー冷接点25bは非導通、高ー低接点25cが導
通又は非導通であり、暖で且つ高の場合には電源接点2
5a、暖ー冷接点25b、高ー低接点25cがいずれも
導通であり、暖で且つ低の場合には電源接点25a、暖
ー冷接点25bは導通、高ー低接点25cが非導通であ
り、冷で且つ高の場合には電源接点25a、高ー低接点
25cが導通、暖ー冷接点25bが非導通であり、冷で
且つ低の場合には電源接点25aが導通、暖ー冷接点2
5b、高ー低接点25cが非導通である。そして本発明
においては、本体1側のヒータブロック9及び整流ブロ
ック41と取手2側のスイッチ25及びプラグ40とを
上記した接続線材4により電気的に接続するのである。
の回路図が示してある。図7において、40はプラグ、
41は整流器ブロック、42はヒータ線、43はコンデ
ンサ、44は温度ヒューズ、45はサーモスイッチであ
り、また、7はモータ、9はヒータブロック、17はダ
イオード、18はリコンブリッジ、19は雑音防止コン
デンサーである。また、25はスイッチであり、電源接
点25a、暖ー冷接点25b、高ー低接点25cが設け
てあり、これら電源接点25a、暖ー冷接点25b、高
ー低接点25cはスイッチ釦26や高ー低切り換え操作
部27を操作して開閉するものである。上記のスイッチ
25の切り換えは例えば、オフの時には電源接点25
a、暖ー冷接点25bは非導通、高ー低接点25cが導
通又は非導通であり、暖で且つ高の場合には電源接点2
5a、暖ー冷接点25b、高ー低接点25cがいずれも
導通であり、暖で且つ低の場合には電源接点25a、暖
ー冷接点25bは導通、高ー低接点25cが非導通であ
り、冷で且つ高の場合には電源接点25a、高ー低接点
25cが導通、暖ー冷接点25bが非導通であり、冷で
且つ低の場合には電源接点25aが導通、暖ー冷接点2
5b、高ー低接点25cが非導通である。そして本発明
においては、本体1側のヒータブロック9及び整流ブロ
ック41と取手2側のスイッチ25及びプラグ40とを
上記した接続線材4により電気的に接続するのである。
【0014】次に、本発明の動作につき説明する。すな
わち取手2は本体1に対して回動して図5のように支軸
31a,31bと軸受け孔32a、32bとの軸支部分
を中心にして折り畳むことができるものであり、この場
合ストッパ36bにより図5の状態以上折り畳み方向に
回動できないようになっている。この時、前述のように
接続部材4の円部38を支軸31a,31bの径よりも
大きく設定してあり、本体ハウジング5a、5bのリブ
21に支持されたヒータリードフレーム13の端部の嵌
合孔27に嵌合した接続線材4の一端部と、取手ハウジ
ング22a、22bに設けたリブ30に支持されたスイ
ッチリードフレーム28の嵌合孔29に嵌合した接続線
材4の他端部とが支軸31a,31bを中心にして引っ
張られ、このため接続線材4の一重の円部38の円径は
小さくなる。また、取手2を開き方向に回動させて図1
のようにすると、上記とは逆に接続線材4の両端部は元
の形状に戻り一重の円部38の径は大きくなる。このよ
うに取手2の回動により接続線材4の一重の円部38の
径が大きくなったり、小さくなったりすることで取手2
の回動に対応するようになっている。
わち取手2は本体1に対して回動して図5のように支軸
31a,31bと軸受け孔32a、32bとの軸支部分
を中心にして折り畳むことができるものであり、この場
合ストッパ36bにより図5の状態以上折り畳み方向に
回動できないようになっている。この時、前述のように
接続部材4の円部38を支軸31a,31bの径よりも
大きく設定してあり、本体ハウジング5a、5bのリブ
21に支持されたヒータリードフレーム13の端部の嵌
合孔27に嵌合した接続線材4の一端部と、取手ハウジ
ング22a、22bに設けたリブ30に支持されたスイ
ッチリードフレーム28の嵌合孔29に嵌合した接続線
材4の他端部とが支軸31a,31bを中心にして引っ
張られ、このため接続線材4の一重の円部38の円径は
小さくなる。また、取手2を開き方向に回動させて図1
のようにすると、上記とは逆に接続線材4の両端部は元
の形状に戻り一重の円部38の径は大きくなる。このよ
うに取手2の回動により接続線材4の一重の円部38の
径が大きくなったり、小さくなったりすることで取手2
の回動に対応するようになっている。
【0015】また、取手2の折り畳み時のクリック感を
出すために本体ハウジング5a、5b、取手ハウジング
22a、22bに突部46を設け(図6には取手ハウジ
ング22bに突部46を設けた部分を示している)、取
手ハウジング22a、22bの突部46が本体ハウジン
グ5a、5b側の突部46を乗り越える時にクリック感
を生じるようにしている。また、接続線材4の一重の円
部38を大小させることにより接続線材4の弾性によっ
て取手2を回転する時の適当な抵抗で回動させることが
でき、前記クリック感を更に向上させて使い勝手が更に
良くなるものである。
出すために本体ハウジング5a、5b、取手ハウジング
22a、22bに突部46を設け(図6には取手ハウジ
ング22bに突部46を設けた部分を示している)、取
手ハウジング22a、22bの突部46が本体ハウジン
グ5a、5b側の突部46を乗り越える時にクリック感
を生じるようにしている。また、接続線材4の一重の円
部38を大小させることにより接続線材4の弾性によっ
て取手2を回転する時の適当な抵抗で回動させることが
でき、前記クリック感を更に向上させて使い勝手が更に
良くなるものである。
【0016】図8乃至図13には本発明の他の実施例が
示してある。この本実施例においては本体1側及び取手
2側の各部品は前述の実施例とほぼ同様であるので同じ
構成の部分は説明を省略し、異なる構成の部分のみにつ
き以下説明する。ヒータリードフレーム13の嵌合孔2
7に一端部の嵌合部37を嵌合した接続線材4の他端に
は図10に示すように接点部50が設けてある。一方、
スイッチリードフレーム28の端部には図11に示すよ
うに導電性の薄板51に接点部52が設けてある。
示してある。この本実施例においては本体1側及び取手
2側の各部品は前述の実施例とほぼ同様であるので同じ
構成の部分は説明を省略し、異なる構成の部分のみにつ
き以下説明する。ヒータリードフレーム13の嵌合孔2
7に一端部の嵌合部37を嵌合した接続線材4の他端に
は図10に示すように接点部50が設けてある。一方、
スイッチリードフレーム28の端部には図11に示すよ
うに導電性の薄板51に接点部52が設けてある。
【0017】図13にはこの実施例の回路図が示してあ
る。スイッチ25による切り換えは前記の実施例と同じ
であるので説明は省略するが、この実施例においては、
取手2の折り曲げ時にオフとなり、取手2を開いた時に
オフとなるオン・オフスイッチ55を設けた点が前述の
実施例と異なる。この実施例におけるオン・オフスイッ
チ55の4つの接点a、b、c、d(いずれも接点部5
0と接点部52とで構成してある)はいずれも取手2の
折り畳み時には非導通、取手2の開き時には導通するよ
うに設定してある。
る。スイッチ25による切り換えは前記の実施例と同じ
であるので説明は省略するが、この実施例においては、
取手2の折り曲げ時にオフとなり、取手2を開いた時に
オフとなるオン・オフスイッチ55を設けた点が前述の
実施例と異なる。この実施例におけるオン・オフスイッ
チ55の4つの接点a、b、c、d(いずれも接点部5
0と接点部52とで構成してある)はいずれも取手2の
折り畳み時には非導通、取手2の開き時には導通するよ
うに設定してある。
【0018】次に、動作につき説明する。図8は取手2
を開いた状態であり、この時接続線材4の接点部50が
スイッチリードフレーム28の端部の接点部52に接続
されている。更に、この状態では接続線材4は図10
(a)に示す無負荷状態から一重の円部38を広げる方
向に引き延ばされ(図10(a)でイ方向に引き延ばさ
れ)、接続線材4の弾性により反力が生じ、これが接点
部50の接点部52への接点圧となっている。一方、取
手2を徐々に折り畳んで行くと、接続線材4は図10
(a)に示す無負荷状態の時に接点圧が無くなり、更
に、矢印ロ方向に折り畳むと接点部50が接点部52か
ら離れてオープンの状態となり、図12のようになる。
この時スイッチを切り換えてもヒータブロック9及び整
流ブロック41側には通電することができない。したが
ってこの実施例では取手2を開いた時のみヒータブロッ
ク9及び整流ブロック41に通電することができるもの
である。このように本実施例では本体1に対して取手2
を折り畳んだ際にオフとなるように接続線材4をオン・
オフスイッチとして構成してある。
を開いた状態であり、この時接続線材4の接点部50が
スイッチリードフレーム28の端部の接点部52に接続
されている。更に、この状態では接続線材4は図10
(a)に示す無負荷状態から一重の円部38を広げる方
向に引き延ばされ(図10(a)でイ方向に引き延ばさ
れ)、接続線材4の弾性により反力が生じ、これが接点
部50の接点部52への接点圧となっている。一方、取
手2を徐々に折り畳んで行くと、接続線材4は図10
(a)に示す無負荷状態の時に接点圧が無くなり、更
に、矢印ロ方向に折り畳むと接点部50が接点部52か
ら離れてオープンの状態となり、図12のようになる。
この時スイッチを切り換えてもヒータブロック9及び整
流ブロック41側には通電することができない。したが
ってこの実施例では取手2を開いた時のみヒータブロッ
ク9及び整流ブロック41に通電することができるもの
である。このように本実施例では本体1に対して取手2
を折り畳んだ際にオフとなるように接続線材4をオン・
オフスイッチとして構成してある。
【0019】
【発明の効果】本発明にあっては、叙述のように、本体
側の電気部品と取手側の電気部品との電気的接続をする
ための電気的接続手段を設け、該電気的接続手段を本体
と取手との回動部分に装着される導電材よりなるつる巻
き状の捩じりコイルばね製の接続線材で構成し、このつ
る巻き状の捩じりコイルばね製の接続線材を複数本設け
てあるので、取手を繰り返し回動させてもリード線また
は接続部の断線発熱といったおそれがなく、また、回転
時の動作する距離も小さくできてストレスが加わりにく
くて耐久性に富んでいるものである。また、従来のよう
にリード線等の処理を必要とせず、部品点数を少なくす
ることができて組み立て性が向上し、自動化に対応する
ことができるものである。
側の電気部品と取手側の電気部品との電気的接続をする
ための電気的接続手段を設け、該電気的接続手段を本体
と取手との回動部分に装着される導電材よりなるつる巻
き状の捩じりコイルばね製の接続線材で構成し、このつ
る巻き状の捩じりコイルばね製の接続線材を複数本設け
てあるので、取手を繰り返し回動させてもリード線また
は接続部の断線発熱といったおそれがなく、また、回転
時の動作する距離も小さくできてストレスが加わりにく
くて耐久性に富んでいるものである。また、従来のよう
にリード線等の処理を必要とせず、部品点数を少なくす
ることができて組み立て性が向上し、自動化に対応する
ことができるものである。
【0020】また、本体に対して取手を折り畳んだ際に
オフとなるように接続線材をオン・オフスイッチとする
と、折り畳み時にリード線等が引っ張られてストレスが
最大となり断線、発熱することを防止することができる
ものである。また、折り畳み時にあやまってスイッチを
入れても発熱したりしないという利点がある。
オフとなるように接続線材をオン・オフスイッチとする
と、折り畳み時にリード線等が引っ張られてストレスが
最大となり断線、発熱することを防止することができる
ものである。また、折り畳み時にあやまってスイッチを
入れても発熱したりしないという利点がある。
【図1】本発明の一実施例の取手を開いた状態の断面図
である。
である。
【図2】同上の図1のAーA線の断面図である。
【図3】同上に用いるヒータリードフレームを示す図面
で、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
で、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。
【図4】同上に用いる接続線材を示す図面で、(a)は
正面図であり、(b)は側面図である。
正面図であり、(b)は側面図である。
【図5】同上の取手を閉じた状態の断面図である。
【図6】同上の図2のBーB線の断面図である。
【図7】同上の回路図である。
【図8】本発明の他の実施例の取手を開いた状態の断面
図である。
図である。
【図9】同上の図8のCーC線の断面図である。
【図10】同上に用いるヒータリードフレームを示す図
面で、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
面で、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【図11】同上のスイッチリードフレームに設けた接点
部の側面図である。
部の側面図である。
【図12】同上の取手を閉じた状態の断面図である。
【図13】同上の回路図である。
1 本体
2 取手
3 ヘアードライヤー
4 接続線材
Claims (2)
- 【請求項1】 本体に対して取手を回動して折り畳み自
在に取りつけたヘアードライヤーにおいて、本体側の電
気部品と取手側の電気部品との電気的接続をするための
電気的接続手段を設け、該電気的接続手段を本体と取手
との回動部分に装着される導電材よりなるつる巻き状の
捩じりコイルばね製の接続線材で構成し、このつる巻き
状の捩じりコイルばね製の接続線材を複数本設けて成る
ことを特徴とするヘアードライヤー。 - 【請求項2】 本体に対して取手を折り畳んだ際にオフ
となるように接続線材をオン・オフスイッチとして成る
ことを特徴とする請求項1記載のヘアードライヤー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3152795A JPH053805A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | ヘアードライヤー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3152795A JPH053805A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | ヘアードライヤー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053805A true JPH053805A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15548316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3152795A Withdrawn JPH053805A (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | ヘアードライヤー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053805A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011067317A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 髪ケア装置 |
CN107668899A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-02-09 | 浙江容大科技有限公司 | 便携式吹风机 |
CN112273834A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-01-29 | 深圳德技创新实业有限公司 | 一种具有降温功能的旋转式吹风机 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP3152795A patent/JPH053805A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011067317A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 髪ケア装置 |
CN107668899A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-02-09 | 浙江容大科技有限公司 | 便携式吹风机 |
CN112273834A (zh) * | 2020-11-23 | 2021-01-29 | 深圳德技创新实业有限公司 | 一种具有降温功能的旋转式吹风机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |