JPH0537617U - 自動車用ワイパー自動制御装置 - Google Patents

自動車用ワイパー自動制御装置

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JPH0537617U
JPH0537617U JP10879591U JP10879591U JPH0537617U JP H0537617 U JPH0537617 U JP H0537617U JP 10879591 U JP10879591 U JP 10879591U JP 10879591 U JP10879591 U JP 10879591U JP H0537617 U JPH0537617 U JP H0537617U
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JP
Japan
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wiper
raindrops
signal
windshield
automobiles
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Application number
JP10879591U
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English (en)
Inventor
浩司 黒川
Original Assignee
ヤマコー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】自動車等の運転中,雨量の変化に伴いワイパー
の動作を自動的に行う。 【構成】赤外線信号発信部(図3),外線信号受信部
(図4)とこれを制御する電子回路から成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は自動車等のワイパーの自動制御装置に関する物である。
【0002】
【従来の技術】
従来,自動車等のワイパーの自動制御装置は,フロントガラスとは 別の場所に設置した感知器で雨滴を検出して行なっていた。
【0003】
【考案で解決しようとする課題】
従来の方式では自動車等の運転で障害となる雨滴の検出は,直接フロン トガラスに付く雨滴を対象とせず,別の場所に設ける感知器で行なつて いたため適切な自動制御が困難であった。 そのため本考案では運転者の前方視界の障害となるフロントガラスの 雨滴を直接検出しようとするするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ワイパーで拭き取る部分の雨滴を,フロントガラスの車内側に設置した 感知器で検知する。そのため感知器では赤外光信号を前方に放射し, フロントガラスの雨滴によって反射される光を受信,電気信号に変換す ることにより雨滴の有無を検出する方式をとっている。 又,その信号を処理するための電子回路,ワイパーを制御するための 電子回路等が組み込まれ,それらの電源は車の電池から供給される。
【0005】
【作用】
雨が降り始めた時点で運転者が装置の電源を入れると装置の感知器が働 きフロントガラスの雨滴を感知する。 そして雨滴の量があらかじめ設定した付着量を越えた時点でワイパーの 動作が開始され,雨滴が拭き取られる。雨滴が拭き取られる事により ワイパーの動作は待機状態となり,次に雨滴がまた溜つて設定値を越える とワイパーの動作が再開される。 この動作を繰り返すことによりフロントガラスの前方視界が常に良好に 保たれる。 又,雨量が減りワイパーの動作が不要となった場合は「ワイパーの動作 がある一定時間行なわれない事」を検知し自動的に装置の電源が切れて安 全を保つようになっている。
【0006】
【考案の実施例】
以下本案の実施例について説明する。 図1は光学式の雨滴感知器の断面図であるが,この取り付け位置は図2の ワイパー(10)の動作範囲内のフロントガラス(9)の内側に定める。 光学式の雨滴感知器は図3に示す円錐形の赤外線信号発信部と図4に示 す円錐形の赤外線信号受信部によるもので,図1のように組み合わせて構 成されている。 図1にて,信号発生回路の電気信号はリード線(4)を伝わつて赤外線 発光ダイオード(2)により光信号に変換される。 送信光信号は赤外線を透過しない円錐形の筒(6)にて囲まれフロント ガラス(1)の方向にのみ照射される。 雨滴がない場合,図5に示すように赤外線はフロントガラスを通り抜け るか又は反射されても円錐形の筒(6)の先端部分で遮られホトダイオー ド(3)には到達しない。 雨滴がある場合図1に示すようにフロントガラス(1)を通り抜けた赤外 線は雨滴(7)によりその反射角度が変えられホトダイオード(3)に到達 して雨滴の存在を感知する。 尚,円錐形の筒(6)の内側及びガラス(1)に接触する部分は赤外線の 反射の少ない材質とし,反対に筒(6)の外側及び円錐形の筒(8)の内側 は赤外線が反射しやすい材質を採用する。 図6は本装置の電子回路構成図で,信号発生回路からの送信信号が増幅回 路により増幅され感知器の赤外線発光ダイオードに加えられて赤外線信号が 照射される。雨滴により反射された後ホトダイオードに到達した赤外線は電 気信号に変換され受信信号増幅回路に入る。 又,この回路は使用者により増幅率の調整が自由にでき,ワイパーの動作 を開始させる雨量の設定ができる。 尚,信号はフィルター回路に入り信号発生回路からの比較信号と同位相の 信号以外の除去を行ない,他からの不要光による誤動作を防止する。 又,ワイパー自体が感知器の前を通過する際に発生する反射信号はタイマ ー回路によって除去されて誤動作を防いでいる。 次に受信信号はワイパー駆動回路に入りワイパーを自動制御する。 これらの電源は自動車等の電池から装置の電源回路に供給されるが電源回路 にはオートパワーオフ回路が接続され,ある一定時間ワイパーの動作がない 場合,自動的に電源が切れるようになっており,電源の切り忘れを防止する 。
【0007】
【考案の効果】
本装置を採用することにより次の場合でも運転者によるワイパーの調整が 不要となり,安全かつ快適な雨の日の走行ができるようになった。 イ)雨の量が変化した場合 ロ)車の速度の変化により雨滴の付着量が変化した場合 ハ)トンネルや車庫など屋根のある所に車が入つた場合 ニ)対向車などの水跳ねにより急に前方視界が悪くなった場合
【0008】
【図面の簡単な説明】
【図1】雨滴感知器の断面
【図2】雨滴感知器の取付位置説明図
【図3】雨滴感知器の赤外線信号発信部
【図4】雨滴感知器の赤外線信号受信部
【図5】雨滴がない場合の説明図
【図6】電子回路の構成図
【符号の説明】 1 フロントガラス 2 赤外線発光ダイオード 3 ホトダイオード 4 リード線 5 リード線 6 円錐形の筒 7 雨滴 8 円錐形の筒 9 フロントガラス 10 ワイパー 11 ワイパーの拭取り範囲 12 雨滴感知器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項 1】 自動車等のフロントガラスに付着した
    雨滴を,室内側に設置した光学式の感知器によって検出
    し,ワイパーの拭き取り動作の間歇時間を自動制御する
    装置。
JP10879591U 1991-10-30 1991-10-30 自動車用ワイパー自動制御装置 Pending JPH0537617U (ja)

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