JPH0537488U - コレツトチヤツク - Google Patents

コレツトチヤツク

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JPH0537488U
JPH0537488U JP9329991U JP9329991U JPH0537488U JP H0537488 U JPH0537488 U JP H0537488U JP 9329991 U JP9329991 U JP 9329991U JP 9329991 U JP9329991 U JP 9329991U JP H0537488 U JPH0537488 U JP H0537488U
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JP
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collet
rod
fluid pressure
cylinder
pressure cylinder
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JP9329991U
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English (en)
Inventor
良典 鈴木
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Aisan Industry Co Ltd
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で構造が簡潔であり、自動調芯機能の付
加も容易であるコレツトチヤツクを提供する。 【構成】 コレツト21とロツド22を固着したピスト
ン23を、空圧シリンダ24に収容し、コレツト21お
よびロツド22を外方へ突出させる。空圧シリンダ24
の貫通穴27部に、コレツト21の円錐面部21aに係
合する摺接面28を設ける。空圧シリンダ24は、スト
ツパ19により回転を規制された外筒25内に回転自在
に支持し、ロツド22を、たわみ継手41を介して回転
軸16に接続する。空気給排口35,36への供給空気
の切換えにより、空圧シリンダ24を上下動させ、コレ
ツト21の開閉をおこなう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はコレツトチヤツクに関し、特に物品を把持して搬送するのに好適な コレツトチヤツクに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に自動開閉式のコレツトチヤツクは、工作機械における工具や被加工材の 着脱用に用いられているが、これら把持対象物を高剛性状態で保持する必要があ るため、構造が複雑で大型大重量のものが多く、機械製品の生産ラインにおける 小型部品搬送用のチヤツクとして用いるのには不適当であつた。またこの搬送用 のチヤツクとしては、部品位置のばらつきに対応するために、チヤツクを自動調 芯式とするのが好ましいが、従来の大型大重量のコレツトチヤツクに自動調芯機 構を組込むと、構造がさらに複雑となつてしまうという問題があつた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記従来の問題点を解決するもので、小型で構造が簡潔であり、自 動調芯機能の付加も容易であるコレツトチヤツクを提供しようとするものである 。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案のコレツトチヤツクは、先端部に向つて拡径する円錐面部を有するコ レツトを一方の側に固着し他方の側にロツドを固着したピストンを、流体圧シリ ンダ内に往復自在に収容して前記コレツトおよびロツドを該流体圧シリンダの外 方へ突出させ、前記流体圧シリンダの前記コレツト貫通部に、前記コレツトの前 記円錐面部に係合するコレツト開閉用の摺接面を設けたことを特徴とする。
【0005】 そしてロツドは、非回転軸あるいは回転軸に、たわみ継手を介して接続すると よい。また流体圧シリンダは、外筒内に回転自在に支持し、前記流体圧シリンダ の流体出入口に連通する流体給排口を、前記外筒に設けるとよい。
【0006】
【作用】
この考案のコレツトチヤツクにおいては、ロツドを保持して流体圧シリンダに 作動流体を供給排出させれば、流体圧シリンダがコレツトに対して往復駆動され 、流体圧シリンダの摺接面部がコレツトの円錐面部に係合して、コレツトの開閉 をおこなう。
【0007】 ロツドをたわみ継手を介して非回転軸あるいは回転軸に接続すれば、たわみ継 手によりコレツト部の自動調芯作用が得られる。
【0008】 また流体圧シリンダを外筒内に回転自在に支持し、流体圧シリンダの流体出入 口に連通する流体給排口を外筒に設ければ、コレツトが流体圧シリンダと共に回 転あるいは大角度揺動しても、流体給排用のホ−ス等の配管を経て、流体圧シリ ンダに支障なく作動流体の供給排出をおこなうことができる。
【0009】
【実施例】
以下図1乃至図3によりこの考案の一実施例を説明する。図1において1は搬 送装置で、ストレ−トフイ−ダ2上に整列したワ−ク3を、鉛直軸のまわりに9 0度向きを変えた状態で、コンベア4上の搬送用パレツト5に取付けた治具6内 に挿入するためのものである。ワ−ク3は部分切欠円板体3aの上下に軸3b, 3cを突設して成る。また7はワ−ク3の向きを揃えてストレ−トフイ−ダ2に 供給するパ−ツフイ−ダである。
【0010】 そして搬送装置1は、スライドシリンダ11によつてビ−ム12に沿つてX軸 方向に往復駆動される横行台13に、上下シリンダ14によりZ軸方向に昇降駆 動される昇降台15を支持し、この昇降台15にコレツトチヤツク20を取付け て成る。16は軸受17により昇降台15に回転自在に支持したZ軸方向に延び る回転軸で、18はこの回転軸16を90度回転させるためのパルスモ−タであ る。また19は昇降台15の下面に下向きに突設した丸棒状のストツパで、外筒 25(後述)の回転防止用のものである。
【0011】 コレツトチヤツク20は、図3に示すような内部構造を有し、下側にコレツト 21を、上側にロツド22をそれぞれ突設固着したピストン23を、複動形の空 圧シリンダ24内に収容し、この空圧シリンダ24を外筒25内に回転自在に嵌 合させて成る。26は空圧シリンダ24と外筒25との間に介在させた玉軸受で ある。24aは空圧シリンダ24のロツド側の端板で、ロツド22はこの端板2 4aを貫通して上方へ突出している。
【0012】 コレツト21は外周に下端部に向つて拡径する円錐面部21aを有し、ワ−ク 3の把持部(軸3b)の形状に応じた凹穴21bと、この凹穴21bに連通する 複数個のすりわり21cを有する。そしてコレツト21は、空圧シリンダ24の 下側の端板24b部を貫通して下方へ突出しており、その貫通穴27の下端には 、コレツト21の円錐面部21aに係合してコレツト21を開閉駆動する摺接面 28が形成されている。
【0013】 また31は空圧シリンダ24のシリンダ室30の上端部に開口する空気出入口 、32は同じくシリンダ室30の下端部に連通する空気出入口で、それぞれ空圧 シリンダ24の外周面に設けた環状溝33および34に開口している。外筒25 には、前記各環状溝に対向する位置に、空気給排口35,36が設けてあり、こ れらの空気給排口は、ゴムホ−ス37,38(図1参照)を介して、空圧シリン ダ24往復駆動用の方向切換弁等をそなえた公知の空圧制御装置(パワ−ユニツ ト)に接続されている。また空圧シリンダ24の各部およびピストン23部には 、気密シ−ル用のOリングが、図示のように装着されている。39は外筒25の 外周部に突設したストツパ係合片で、ストツパ19(図1参照)が少量のすきま をもつて嵌合する穴40をそなえている。
【0014】 ロツド22は、たわみ継手41を介して回転軸16に接続され、回転軸16に より支持されている。42は回転軸16に固設した保護筒で、ロツド22の過度 の偏心および偏角発生を防止し、たわみ継手41を保護するためのものであり、 必要に応じて設ける。たわみ継手41としては種々の形式のものを用いることが できるが、図示のように金属製の円筒体に螺旋状の切込み41aを入れてたわみ 部材としたものやこの代りにコイルばね等をたわみ部材とした金属ばね継手を用 いると、バツクラツシがほとんど生じないのでロツド22の回転角度、従つてコ レツト21で把持したワ−ク3の回転角度を精度よく制御でき、特に好ましい。
【0015】 上記構成のコレツトチヤツク20によつてワ−ク3の把持をおこなうには、圧 縮空気を空気給排口35に供給して、図3に示すように空圧シリンダ24(およ びこれと一体の外筒25)を上昇させ、コレツト21を突出状態とすればコレツ ト21は開放状態となる。そこでワ−ク3の軸部3bを凹穴21bに挿入後、圧 縮空気を空気給排口36に切換供給すれば、空圧シリンダ24は下降駆動され、 空圧シリンダ24の下端部の摺接面28がコレツト21の円錐面部21aに係合 してコレツト21を閉鎖方向に押圧するので、ワ−ク3の把持がおこなわれる。 この把持を解除するには、圧縮空気を空気給排口35に切換供給すればよい。
【0016】 上記のコレツトチヤツク20をそなえた搬送装置1においては、ストレ−トフ イ−ダ2の前端部に位置するワ−ク3の直上部にコレツトチヤツク20を位置さ せ、昇降台15を下降させ、前記の空圧操作によりワ−ク3をコレツトチヤツク 20によつて把持したのち、図1に矢印Sで示すように昇降台15の上昇と横行 台13の横行による治具6上方へのコレツトチヤツク20の移動と、昇降台15 の下降をおこない、この間にパルスモ−タ18により回転軸16を90度旋回さ せる。治具6の穴6aに軸3c部を挿入したら、前記空圧操作によりコレツトチ ヤツク20によるワ−ク3の把持を解除し、矢印Sと反対方向に移動をおこなつ て、搬送の1サイクルを終え、以下同様の工程を繰返してワ−ク3の移送をおこ なう。
【0017】 回転軸16の旋回の際は、ストツパ係合片39に係合するストツパ19の回転 規制作用により、外筒25は小角度回転するだけであり、ゴムホ−ス37,38 の過度の変形が防止される。またコレツトチヤツク20に把持したワ−ク3の軸 3c部を治具6の穴6aに挿入する際は、たわみ継手41がコレツト21部の偏 心および偏角を許容し、せりや破損を生じることなく円滑に穴6aへの挿入がお こなわれる。
【0018】 この考案は上記実施例に限定されるものではなく、たとえば回転軸16の回転 角度が小さい場合やゴムホ−ス37,38の剛性が大きい場合等は、ストツパ1 9およびストツパ係合片39は省略してもよい。また自動調芯機能が不要な場合 は、たわみ継手41は省略してよい。またコレツト部を回転させる必要のない場 合は、ロツド22を非回転軸に接続したり、昇降台15等の支持部に直接ロツド 22を固定取付して用いることもできる。そしてコレツト部を回転させない場合 は、外筒25は省略してよく、この場合は空圧シリンダ24に直接ゴムホ−ス等 を接続して圧縮空気の給排をおこなえばよい。また空圧シリンダ24のかわりに 油圧シリンダを用いてもよく、さらにピストンの一方への駆動をばね力によりお こなう単動式の流体圧シリンダを用いることもできる。
【0019】 またこの考案のコレツトチヤツクは、上記のワ−ク搬送装置用のほか、たとえ ば検査対象製品のナツト部を前後動するコレツトによりチヤツキングして、その ときのロツドの従動回転角度からナツトの向きを検出する角度検出装置用のコレ ツトチヤツク等、各種装置における各種物品のチヤツキングに広く使用すること ができるものである。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案によれば、コレツトとロツドを固着したピストン を流体圧シリンダに収容し、該流体圧シリンダに設けた摺接面部によりコレツト の開閉をおこなうようにしたので、小型で構造が簡潔なコレツトチヤツクが得ら れる。
【0021】 またコレツトおよびその開閉操作部が小型のため、ロツドにたわみ継手を付設 するという簡潔な構成により、コレツトに自動調芯機能を付加することができ、 把持対象物品およびその嵌合部材等に損傷を与えることなく、円滑確実にチヤツ キングおよびアンチヤツキングをおこなえる、有用なコレツトチヤツクが得られ る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すコレツトチヤツクを
用いた搬送装置の一部切欠正面図である。
【図2】図1の矢視A−A部平面図である。
【図3】図1のコレツトチヤツク部の縦断面図である。
【符号の説明】
16…回転軸、18…パルスモ−タ、20…コレツトチ
ヤツク、21…コレツト、21a…円錐面部、21b…
凹穴、21c…すりわり、22…ロツド、23…ピスト
ン、24…空圧シリンダ、24b…端板、25…外筒、
26…玉軸受、27…貫通穴、28…摺接面、31…空
気出入口、32…空気出入口、35…空気給排口、36
…空気給排口、41…たわみ継手。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に向つて拡径する円錐面部を有す
    るコレツトを一方の側に固着し他方の側にロツドを固着
    したピストンを、流体圧シリンダ内に往復自在に収容し
    て前記コレツトおよびロツドを該流体圧シリンダの外方
    へ突出させ、前記流体圧シリンダの前記コレツト貫通部
    に、前記コレツトの前記円錐面部に係合するコレツト開
    閉用の摺接面を設けたことを特徴とするコレツトチヤツ
    ク。
  2. 【請求項2】 ロツドをたわみ継手を介して非回転軸に
    接続した請求項1記載のコレツトチヤツク。
  3. 【請求項3】 ロツドをたわみ継手を介して回転軸に接
    続した請求項1記載のコレツトチヤツク。
  4. 【請求項4】 流体圧シリンダを外筒内に回転自在に支
    持し、前記流体圧シリンダの流体出入口に連通する流体
    給排口を、前記外筒に設けた請求項1記載のコレツトチ
    ヤツク。
  5. 【請求項5】 ロツドをたわみ継手を介して回転軸に接
    続した請求項4記載のコレツトチヤツク。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571685A (en) * 1980-05-28 1982-01-06 Tokyo Shibaura Electric Co Turning gear holding article
JPS591405A (ja) * 1982-06-28 1984-01-06 Shiseido Co Ltd 乳化組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS571685A (en) * 1980-05-28 1982-01-06 Tokyo Shibaura Electric Co Turning gear holding article
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