JPH0537417U - 材料切断機の金鋸帯誘導装置 - Google Patents

材料切断機の金鋸帯誘導装置

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JPH0537417U
JPH0537417U JP8401391U JP8401391U JPH0537417U JP H0537417 U JPH0537417 U JP H0537417U JP 8401391 U JP8401391 U JP 8401391U JP 8401391 U JP8401391 U JP 8401391U JP H0537417 U JPH0537417 U JP H0537417U
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JP
Japan
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saw band
frame
gold saw
cutting machine
groove
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Pending
Application number
JP8401391U
Other languages
English (en)
Inventor
庸臣 九鬼
祐司 福井
Original Assignee
榮製機株式会社
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Publication date
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Publication of JPH0537417U publication Critical patent/JPH0537417U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定長の無端金鋸帯で従来の20%以上大径
の材料が切断できる金鋸帯誘導装置を提供する。 【構成】 フレーム1の抉り溝3を開口巾Aより深さB
が深いA<Bで、溝底を円弧状にした逆U字状に形成
し、その逆U字状抉り溝3の外側に配設した複数の小径
誘導ローラ5,7,9,16,19,28,27,2
6,10,8,6と一対の姿勢保持金具37,38に所
定長の無端金鋸帯36を掛渡し、駆動モータ11で減速
回動される駆動用誘導ローラ16と挟持ローラ18で金
鋸帯36を挟持して回動させる材料切断機の金鋸帯誘導
装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、配管を施工する作業現場に運搬して塩化ビニール管,鋼管等の材 料を切断する可搬式の材料切断機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の材料切断機は、図3に示すように、材料クランプ装置31を備えた据付 台32の前端部に設けた軸33に、フレーム34が上方部を手前側に略45°傾 けて支持されている。フレームの抉り溝35の開口部両端に45°傾斜している 金鋸帯36を垂直姿勢に保持して走行させる一対の姿勢保持金具37,38(実 開昭57−126926号の金属帯誘導金具)を設け、抉り溝35の左右の外側 に一対の大径誘導ローラ39,40を軸支し、抉り溝35の斜め上方に一対の小 径副誘導ローラ41,42を軸支し、これらの誘導ローラ39,40,41,4 2と一対の姿勢保持金具37,38に所定長の無端金鋸帯36を掛渡していた( 特開昭58−59724号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来の材料切断機は、所定長の無端金鋸帯で極力大径の材料の切断を可能 とするために小径副誘導ローラ40,41を付設して、抉り溝35の深さを大径 誘導ローラ38,39の直径程度まで深く形成したものである。
【0004】 既知の如く可搬式の材料切断機のフレーム34は、略45°傾けて支持されて いるのであるから、大径誘導ローラの直径をDとすると切断可能の材料の直径は 約0.7D程度となる。
【0005】 可搬式の材料切断機は、小型軽量でなければならないし、無端金属帯は消耗品 であるから市販品を購入し得るように所定長のものが使用されている。現在最も 汎用されている全長1625mmの金鋸帯の従来の切断機は、直径180mmの材料 の切断しか出来なかった。全長1840mmの金鋸帯の切断機でも直径185mmの 切断が限度であった。
【0006】 しかるに最近は、作業現場において大径の鋼管,塩化ビニール管,アルミニウ ム管又は棒材の切断が多くなってきており、この考案は、従来の所定長の金鋸帯 で大径の材料が切断できる金鋸帯誘導装置を提供することを目的とするものであ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案の材料切断機の金鋸帯誘導装置は、材料クランプ装置を備えた据付台 の前端部に設けた軸に略45°傾けたフレームを上下に揺動自在に支持し、フレ ームの抉り溝の開口部両端に金鋸帯を垂直姿勢にする一対の姿勢保持金具を設け 、姿勢保持金具間を走行する金鋸帯で材料を切断する材料切断機において、前記 フレームの抉り溝を開口巾Aより深さBが深いA<Bで溝底を円弧状にした逆U 字状に形成し、その逆U字状抉り溝の外側に複数の小径誘導ローラを略左右対象 に配設し、前記一対の姿勢保持金具と複数の小径誘導ローラに所定長の無端金鋸 帯を掛渡したことを特徴とするものである。
【0008】
【考案の作用,効果】
この考案は、フレームの抉り溝を開口巾A<深さBとしたので、フレームの高 さは高くなるが全長が短くなる。従って、クランプ装置を備えた据付台も短くな る上に、小径誘導ローラとしたので材料切断機を小型軽量化することができ、運 搬,設置等の取扱いが容易となる。
【0009】 更に、複数の誘導ローラを小径にしたので抉り溝の開口巾を従来より大きくす ることができ、開口部両端に設けた一対の姿勢保持金具の間隔(内巾寸法)も大 きくできる。そして抉り溝の開口巾A<深さBであるからフレームを略45°傾 けて据付台に支持しても、一対の姿勢保持金具の内巾寸法までの材料の切断が可 能となり、大径の材料の切断ができる。
【0010】 因みに、全長1625mmの金鋸帯の材料切断機で、直径220mmまでの材料の 切断が可能となり、従来の材料切断機より20%以上大径の材料が切断できる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1は据付台に支持され ているフレームを略45°斜め下方から見たときのフレーム単体の正面図であり 、図2は図1のE視の部分側面図である。
【0012】 この実施例のフレーム1は、鋼板を打抜いて成形されていて、フレーム1を上 下方向に揺動させるハンドル2が一体成形されている。溝底が円弧状の逆U字状 の抉り溝3は、溝の深さBが開口巾Aの1.2倍以上で姿勢保持金具37,38 の内巾寸法の1.5倍以上に形成されている。
【0013】 フレームの抉り溝3の開口部両端には、無端金鋸帯36が切断する材料と直交 して垂直姿勢に保持して走行させる既知の一対の姿勢保持金具37,38が固着 されている(従来と同一のものは従来と同一符号を付す)。
【0014】 抉り溝3の左右の外側に小径誘導ローラ5〜10が、5と6,7と8,9と1 0が夫々略左右対象となるようにフレーム1に回動自在に軸支されている。
【0015】 フレーム1の裏面に駆動モータ11がリング状のモータ取付板12を介して固 着され、フレーム1の表面に突出したモータ主力軸13に取付けた小歯車14に 、フレーム1に固着した軸15にボールベアリングを介して回動自在に嵌着され ている駆動用誘導ローラ16と一体の歯車17が噛合している。
【0016】 一端に挟持ローラ18を他端に小径誘導ローラ19を回動自在に軸支した揺動 腕20の長孔20aに圧縮したばね22を装着して、フレーム1に突設した支持 軸21に揺動腕20が支持されている。フレーム1に取付けたブラケット23に 揺動腕20に螺合したハンドル24付の調節ねじ25を回動自在に支持し、調節 ねじを回すと、更にばね22が圧縮されてその弾力で挟持ローラ18が金鋸帯3 6を挟持して誘導ローラ16に圧接するとともに、誘導ローラ19が金鋸帯36 にテンションを付与するようになっている。
【0017】 駆動用誘導ローラ16と略対象の左側に小径誘導ローラ26を、テンション用 誘導ローラ19と対象の左側に小径誘導ローラ27を、小径誘導ローラ19と2 5の中間に小径誘導ローラ28が設けてある。
【0018】 従って、この実施例はフレーム1の抉り溝3の外側を囲むように略対象に設け た複数の小径誘導ローラ5,7,9,16,19,28,27,26,10,8 ,6と一対の姿勢保持金具37,38に所定長の無端金鋸帯36が掛渡され、駆 動モータ11の回転によって回動される駆動用誘導ローラ16と挟持ローラ18 に挟持されて無端金鋸帯36が図1において反時計方向に回動されて材料を切断 する。
【0019】 フレーム1は、従来と同様に上方が手前側へ略45°傾けて据付台に支持され ているので、材料を切断するときには抉り溝3の溝底は、図1の仮想線で図示し た状態となる。
【0020】 上記実施例では揺動腕20の調節によって無端金鋸帯36のテンションと挟持 ローラ18の挟持力の調整を行っているが、テンション調整と挟持力の調整を別 々に行うようにすると、既知のようにテンションの調整範囲を大きくすることが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金鋸帯誘導装置の一実施例を示すフレームの正
面図である。
【図2】図1のE視の部分側面図である。
【図3】従来の材料切断機の概略正面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 3 抉り溝 5,6,7,8,9,10,16,19,24,25,
26 小径誘導ローラ 36 無端金鋸帯 37,38 姿勢保持金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料クランプ装置を備えた据付台の前端
    部に設けた軸に略45°傾けたフレームを上下に揺動自
    在に支持し、フレームの抉り溝の開口部両端に金鋸帯を
    垂直姿勢にする一対の姿勢保持金具を設け、姿勢保持金
    具間を走行する金鋸帯で材料を切断する材料切断機にお
    いて、前記フレームの抉り溝を開口巾Aより深さBが深
    いA<Bで溝底を円弧状にした逆U字状に形成し、その
    逆U字状抉り溝の外側に複数の小径誘導ローラを略左右
    対象に配設し、前記一対の姿勢保持金具と複数の小径誘
    導ローラに所定長の無端金鋸帯を掛渡したことを特徴と
    する材料切断機の金鋸帯誘導装置。
JP8401391U 1991-10-16 1991-10-16 材料切断機の金鋸帯誘導装置 Pending JPH0537417U (ja)

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JP8401391U JPH0537417U (ja) 1991-10-16 1991-10-16 材料切断機の金鋸帯誘導装置

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JPH0537417U true JPH0537417U (ja) 1993-05-21

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ID=13818700

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019529145A (ja) * 2016-10-07 2019-10-17 ローベル バーンバウマシーネン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングROBEL Bahnbaumaschinen GmbH 軌道のレールを鋸断するバンドソー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332491B2 (ja) * 1971-07-05 1978-09-08
JPS5859724A (ja) * 1981-10-03 1983-04-08 Asada Kk 管材切断機の金鋸帯誘導装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961119