JPH0537337U - 混合機 - Google Patents
混合機Info
- Publication number
- JPH0537337U JPH0537337U JP8656591U JP8656591U JPH0537337U JP H0537337 U JPH0537337 U JP H0537337U JP 8656591 U JP8656591 U JP 8656591U JP 8656591 U JP8656591 U JP 8656591U JP H0537337 U JPH0537337 U JP H0537337U
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- JP
- Japan
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- main agent
- mixing
- agent
- cylinders
- ratio
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- Pending
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- Coating Apparatus (AREA)
- Accessories For Mixers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用場所にて正しい比率で二つの液状物を混
合することができ、構造簡易にして作業性に優れた混合
機を提供する。 【構成】 主剤Sと硬化剤Kとの混合比に対応した断面
積の比を有する一対の主剤用及び混合剤用シリンダー
3,4を併設する。これらシリンダー3,4のピストン
5,6を同行程で往復動する駆動部14を設ける。また、
両シリンダー3,4内から圧送された主剤Sと硬化剤K
とが混合する混合管22を設ける。そして駆動部14により
両ピストン5,6が同行程で往復動し、主剤Sと硬化剤
Kの混合比に対応した内径の比を有する一対のシリンダ
ー5,6から、所定の比率をなす主剤Sと硬化剤Kとが
混合管22に送られて混合され、これにより、使用場所に
て正確な比率で主剤Sと硬化剤Kとを混合することがで
きる。
合することができ、構造簡易にして作業性に優れた混合
機を提供する。 【構成】 主剤Sと硬化剤Kとの混合比に対応した断面
積の比を有する一対の主剤用及び混合剤用シリンダー
3,4を併設する。これらシリンダー3,4のピストン
5,6を同行程で往復動する駆動部14を設ける。また、
両シリンダー3,4内から圧送された主剤Sと硬化剤K
とが混合する混合管22を設ける。そして駆動部14により
両ピストン5,6が同行程で往復動し、主剤Sと硬化剤
Kの混合比に対応した内径の比を有する一対のシリンダ
ー5,6から、所定の比率をなす主剤Sと硬化剤Kとが
混合管22に送られて混合され、これにより、使用場所に
て正確な比率で主剤Sと硬化剤Kとを混合することがで
きる。
Description
【0001】
本考案は二つの液状物を一定比率で混合する混合機に係わり、例えば主剤と混 合剤とを混合する二液性樹脂等に用いる混合機に関する。
【0002】
従来二つの液状物を一定比率で混合するものとして、例えば建築材料等に使用 される二液性樹脂材料であるエポキシ系樹脂が知られている。このエポキシ系樹 脂は、主剤の原料樹脂に混合剤たる硬化剤を加えて硬化させると他物質との接着 性、機械的強度、寸法安定性等に優れた硬化樹脂となり、この特性を利用して建 築用の裏込材や、壁面に塗布してクラック箇所を補修する補修材等に用いられて いる。従来は、現場にて主剤と硬化剤のそれぞれを一定比率づつ計量器で計量し 、これを同一容器内に入れ、攪拌式混合機またはヘラなどを用いて人手によって 混合している。この混合したものをグリースガン等を用いて樹脂の塗布あるいは 注入作業を行っている。
【0003】
上記従来技術では、混合された樹脂は一定時間すなわち可使時間以内に使用す る必要があり、可使時間を超すと所定の性能が得られない。従って一度に大量の 樹脂を混合すると、反応熱によりその可使時間は短くなり使用材料に無駄を生じ ることがあり、少量の樹脂を混合すると、何度も計量および混合を繰り返すこと になり、計量誤差や混合不良などを生じる恐れがあり作業性も劣る。
【0004】 そこで本考案は使用場所にて正しい比率で二つの液状物を混合することができ 、構造簡易にして作業性に優れた混合機を提供することを目的とする。
【0005】
本考案は主剤と混合剤とを一定の混合比で混合する混合機において、前記混合 比に対応した断面積比を有する一対の主剤用及び混合剤用シリンダーと、これら シリンダーにそれぞれ設けられたピストンと、これらピストンを同行程で往復動 する駆動部と、前記主剤用及び混合剤用シリンダーにそれぞれ吸込み用逆止弁を 介して接続された主剤供給部及び混合剤供給部と、前記両シリンダーと吐出し用 逆止弁を介して接続され主剤と混合剤とが混合する混合路とを備えたものである 。
【0006】
駆動部により両ピストンが同行程で往復動し、主剤と混合剤の混合比に対応し た断面積比を有する一対の主剤用及び混合剤用シリンダーから、所定の比率をな す主剤と混合剤とが混合路に送られて混合される。
【0007】
以下本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1及び図2は本考案の 一実施例を示し、混合機は機台1の上に収納ケース2が設けられ、この収納ケー ス2内の前側には主剤用シリンダー3と混合剤用シリンダー4が併設されている 。また、これらシリンダー3,4の断面積の比がエポキシ系の原料樹脂等からな る主剤Sとこの主剤Sの混合剤たる硬化剤Kの混合比と同じになるように該シリ ンダー3,4の内径D,dが設定されている。これらのシリンダー3,4には該 シリンダー3,4の内壁に密着して気密に摺動するピストン5,6が設けられ、 これらピストン5,6のピストン軸5A,6Aの後端が、収納ケース2内の後方 に配置された移動板7に固着されている。この移動板7の中央には透孔が穿設さ れ、この透孔に対応して円筒形のボス部8が固着され、このボス部8の内部には 雌螺子部8Aが形成されている。9は前記雌螺子部8Aに螺合する雄螺子杆であ り、この雄螺子杆9は収納ケース1内に設けた軸受(図示せず)によりスラスト 方向の移動が規制されかつ回動自在に支持されるとともにその前端側が前記ボス 部8に螺合しており、後端には伝達プーリ10が固着されている。11は前記伝達プ ーリ10に対応して駆動モータ12の回転軸に固着された駆動プーリであり、これら プーリ10,11に伝達ベルト13が掛装され、例えば交流100 V電源で駆動する前記 駆動モータ12の回転が前記雄螺子杆9に伝達される。そして前記移動板7、雄螺 子杆9、両プーリ10,11、ベルト13及び駆動モータ12により駆動部14が構成され る。前記駆動モータ12は収納ケース2の前側下部に設けられた操作部15に電気的 に接続され、この制御部14に設けられたスイッチの操作により駆動する。前記主 剤用シリンダー3の前側部には吸込孔3Aが穿設され、この吸込孔3Aに接続し た吸込み用逆止弁16を介して主剤供給部たるホッパー17が接続され、また、前記 混合剤用シリンダー4の前側部には吸込孔4Aが穿設され、この吸込孔4Aに接 続した吸込み用逆止弁18を介して混合剤供給部たるホッパー19が接続されており 、前記両逆止弁16,18はホッパー17,19からシリンダー3,4内の方向に開成可 能に形成されている。前記両シリンダー3,4の前側下部にはそれぞれ吐出孔3 B,4Bが穿設され、これら吐出孔3B,4Bにはそれぞれ吐出し用逆止弁20, 21が接続され、これら逆止弁20,21にそれぞれ同径の吐出管20A,21Aが接続さ れており、前記両逆止弁20,21はシリンダー3,4内から吐出管20A,21A方向 に開成可能に形成されている。前記両吐出管20A,21Aの先端は交差して混合路 たる混合管22に接続され、この混合管22には複数に螺旋状のブレード23が内装さ れ、混合管22の先端には混合液排出管24が接続されている。
【0008】 次に前記混合機を用いた主剤Sと硬化剤Kとの混合について説明する。まず、 各ホッパー17,19内に液状の主剤Sと硬化剤Kをそれぞれ別に供給する。そして 、操作部15のスイッチ操作により駆動モータ12を駆動して雄螺子杆9を回転する と、この雄螺子杆9とボス部8の螺合により移動板7が後退して、両ピストン5 ,6が同行程後退する。これらピストン5,6が後退すると、下部の逆止弁20, 21は閉成し、側部の逆止弁16,18から主剤Sと硬化剤Kがそれぞれのシリンダー 3,4内に吸引される。そして同行程で所定量ピストン5,6を後退した後、ス イッチを切替えて雄螺子杆9を逆方向に回転すると、両ピストン5,6が前進し 、この前進により、側部の逆止弁16,18が閉成し、下部の逆止弁20,21からそれ ぞれ主剤Sと硬化剤Kが圧送されて混合管22内に送られるとともに、複数のブレ ード23間を通過しながら混合され、この混合された主剤Sと硬化剤Kとが混合液 排出管24から排出される。この場合、両シリンダー3,4の断面積の比が予め主 剤Sと硬化剤Kの混合比に設定されて、両ピストン5,6は駆動部14により同行 程で前進及び後退を行うから、両シリンダー3,4内からはその混合比をなす主 剤Sと硬化剤Kとが混合管22へと圧送される。
【0009】 このように本実施例においては、主剤Sと混合剤たる硬化剤Kとを一定の混合 比で混合する混合機において、混合比に対応した断面積比を有する一対の主剤用 及び混合剤用シリンダー3,4と、これらシリンダー3,4にそれぞれ設けられ たピストン5,6と、これらピストン5,6を同行程で往復動する駆動部14と、 主剤用及び混合剤用シリンダー3,4にそれぞれ吸込み用逆止弁16,18を介して 接続された主剤供給部たるホッパー17及び混合剤供給部たるホッパー19と、両シ リンダー3,4と吐出し用逆止弁20,21を介して接続され主剤Sと硬化剤Kとが 混合する混合路たる混合管22とを備えたものであるから、駆動部14により両ピス トン5,6が同行程で往復動し、主剤Sと硬化剤Kとの混合比に対応した断面積 の比を有する一対の主剤用及び混合剤用シリンダー5,6から、所定の比率をな す主剤Sと硬化剤Kとが混合管22に送られて混合され、これにより、現場にて正 確な比率で主剤Sと硬化剤Kとを混合することができ、この現場で混合した樹脂 を建築用の裏込材や、壁面のクラック箇所の補修材等として用いることができ、 材料の無駄を省くことができるとともに、混合後の樹脂を直ぐに使用することが できるから樹脂の特性を損なうことなく良好な施工を行うことができる。また、 工場で用いる大型な混合機に比べ、一対のシリンダー3,4と駆動部14等からな る構成により小型化が可能となり、大型な駆動装置が必要なく比較的簡易な混合 機の構造が得られる。さらにまた、実施例状の効果として、駆動部14は移動板7 をボス部8と雄螺子杆9の螺合により前進,後退駆動するものであるから、ボス 部8と雄螺子杆9の捩子作用により比較的小型な駆動モータ12により大きな力で ピストン5,6を往復駆動することができる。
【0010】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく本考案の要旨の範囲内に おいて種々の変形実施が可能であり、例えば駆動部14は、駆動モータ12に代えて 移動板7に直接油圧ジャッキ等を接続し、この油圧ジャッキの伸縮駆動によりピ ストン5,6を往復駆動するなど各種タイプのものを用いることができる。また 、二つの液状物である主剤と混合剤とは、主剤とこの主剤の硬化剤とに限らず一 定の比率で混合するものであれば種々のものを用いることができる。さらに逆止 弁にはチェックボール等を用いてもよい。
【0011】
本考案は主剤と混合剤とを一定の混合比で混合する混合機において、前記混合 比に対応した断面積比を有する一対の主剤用及び混合剤用シリンダーと、これら シリンダーにそれぞれ設けられたピストンと、これらピストンを同行程で往復動 する駆動部と、前記主剤用及び混合剤用シリンダーにそれぞれ吸込み用逆止弁を 介して接続された主剤供給部及び混合剤供給部と、前記両シリンダーと吐出し用 逆止弁を介して接続され主剤と混合剤とが混合する混合路とを備えたものであり 、使用場所等にて正しい比率で二つの液状物を混合することができ、構造簡易に して作業性に優れた混合機を提供することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の一実施例を示す要部の拡大断面図であ
る。
る。
3 主剤用シリンダー 4 混合剤用シリンダー 5,6 ピストン 14 駆動部 16,18 吸込み用逆止弁 17 ホッパー(主剤供給部) 19 ホッパー(混合剤供給部) 20,21 吐出し用逆止弁 22 混合管(混合路) D 内径 d 内径 S 主剤 K 硬化剤(混合剤)
フロントページの続き (72)考案者 渡辺 淳一 新潟県新潟市医学町通二番町11番地 東邦 天然ガス株式会社内 (72)考案者 紫竹 和彦 新潟県新潟市医学町通二番町11番地 東邦 天然ガス株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 主剤と混合剤とを一定の混合比で混合す
る混合機において、前記混合比に対応した断面積比を有
する一対の主剤用及び混合剤用シリンダーと、これらシ
リンダーにそれぞれ設けられたピストンと、これらピス
トンを同行程で往復動する駆動部と、前記主剤用及び混
合剤用シリンダーにそれぞれ吸込み用逆止弁を介して接
続された主剤供給部及び混合剤供給部と、前記両シリン
ダーと吐出し用逆止弁を介して接続され主剤と混合剤と
が混合する混合路とを備えたことを特徴とする混合機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8656591U JPH0537337U (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 混合機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8656591U JPH0537337U (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 混合機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537337U true JPH0537337U (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=13890539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8656591U Pending JPH0537337U (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | 混合機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537337U (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002253941A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-10 | S T Chem Co Ltd | 液状体混合充填機 |
KR20060107311A (ko) * | 2005-04-05 | 2006-10-13 | 알프스 덴키 가부시키가이샤 | 액체 혼합장치와 그 실린더 유닛 |
JP2008264688A (ja) * | 2007-04-20 | 2008-11-06 | Alps Electric Co Ltd | 塗料混合機及びそれを備えた塗装機 |
JP2013087230A (ja) * | 2011-10-20 | 2013-05-13 | Hazama Corp | 樹脂系接着剤練混ぜ施工機械並びにこれを用いた樹脂系接着剤の施工方法及び埋込栓の打込み方法 |
WO2021053873A1 (ja) * | 2019-09-17 | 2021-03-25 | 株式会社Lixil | 構造シーラント吐出装置 |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP8656591U patent/JPH0537337U/ja active Pending
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
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JP4549556B2 (ja) * | 2001-03-01 | 2010-09-22 | エステー株式会社 | 液状体混合充填機 |
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WO2021053873A1 (ja) * | 2019-09-17 | 2021-03-25 | 株式会社Lixil | 構造シーラント吐出装置 |
JP2021045694A (ja) * | 2019-09-17 | 2021-03-25 | 株式会社Lixil | 構造シーラント吐出装置 |
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