JPH0537284Y2 - - Google Patents

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JPH0537284Y2
JPH0537284Y2 JP12786185U JP12786185U JPH0537284Y2 JP H0537284 Y2 JPH0537284 Y2 JP H0537284Y2 JP 12786185 U JP12786185 U JP 12786185U JP 12786185 U JP12786185 U JP 12786185U JP H0537284 Y2 JPH0537284 Y2 JP H0537284Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は車両用空調装置における空気制御ドア
用出力レバーの停止位置を制御するため、出力歯
車に絶対値式エンコーダを用いたモーターアクチ
ユエータに関するものである。
「従来の技術」 一般に車両用空気調和装置は、ダクト内の内気
又は外気の切換を行う内外気切換ドアと、冷却器
の冷風と加熱器の暖風との混合割合を調整する空
気混合ドアと、車内に吹出す空気量を調整するデ
フロストドア等の種々の制御ドアを有しており、
各制御ドアを制御するモーターアクチユエータに
は、例えば第10図に示すものがある。即ち、出
力歯車(図示せず)の下面に設けた2組のブラシ
の内、1方のブラシ51はモータの回転角度範囲
の両端で、それ以上回転しないようにモータへの
電気回路をOFFにするリミツトスイツチ機能を
有し、他方のブラシ50は複数の導電パターン上
を摺動して出力歯車の回転位置により位置信号を
出力する絶対値式エンコーダを有したモーターア
クチユエータがある。
しかし、これは単なる絶対値式エンコーダを出
力軸と一体の出力歯車の底面と対向するプリント
基板上に設けたもので、同心円状に取付ける共通
接片52と作動接片53とで構成してある。この
作動接片53の両端延長上には夫々スリツト5
4,55を介して第1、2接片56,57を設
け、共通接片52と第1端子58との間にモータ
1を接続する。また、作動接片53と第2端子5
9を接続した接続部60と第1接片56との間に
は前記モータ1を逆転する方向に電流を流す第1
ダイオード61を接続し、第2接片57と接続部
60との間にはモータ1を正転する方向に電流を
流す第2ダイオード62を接続してある。該共通
接片52と作動接片53及び第1、2接片56,
57に対向させて夫々同心円状の共通導電板65
と、第1、2、3信号用導電板66,67,68
を配してある。
共通導電板65は例えば5Vの信号用電源に接
続し、各信号用導電板にプルダウン用抵抗69と
バツフアアンプ70を接続した絶対値式エンコー
ダを出力歯車に装着してある。第10,11図に
示すように、第1ブラシ51の第1接子片51a
は、共通導電板65に常に接触して単なる信号の
伝達だけであて発生手段にはなつておらず、第1
ブラシ51の第2、3、4接子片1b,51c,
51dと、第1、2、3、信号用導電板66,6
7,68とで停止信号を発生させる。この発生し
た出力を第12図に示すが、交番2進であつて実
用上のモータアクチユエータではブラシを設ける
ことができず、3ビツト8位置しか制御できない
という欠点があつた。
ここで、エンコーダには大別して積算式と絶対
値式があり、前者は電流が入力するとブラシを有
する出力歯車が基準となるホームポジシヨンに戻
つてからパルスを積算することにより移動量を求
める方式であるのに対し、後者は基準位置を0と
し、移動量に対応した2進化符号を発生する。こ
の場合、一旦電源を入れた後、めつたにOFFに
しない場合は前者が便利であるが、自動車のよう
に常時エンジンキーを出し入れして電気回路を
OFFにするような場合は、キーを入れるたびに
ホームポジシヨンに戻るのでは無駄な時間を要
し、能率が悪いという欠点を有している。
「考案が解決しようとする課題」 本考案はかかる従来の欠点に鑑みてなされたも
ので、絶対値式エンコーダの回路パターンの内、
停止信号用の共通導電板と各信号検出用導電パタ
ーンとをくし歯状に形成することにより、ブラシ
と共通導電板との間で接触及び非接触を繰り返す
ことによつて信号伝達手段と同時に信号発生手段
の機能をも有し、より多段の停止位置を識別し得
るようにすることを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本考案は、出力歯車の下面に2組のブラシを設
け、1組のブラシはモータの回転角度範囲の両端
で、それ以上回転しないようにモータ回路を
OFFにするリミツトスイツチ機構を有し、他の
1組のブラシは複数の導電パターン上を、出力歯
車の回動位置により摺動して停止位置信号を出力
する絶対値式エンコーダを有するモーターアクチ
ユエータにおいて、凸部と凹部を有してくし歯状
に形成した弧状の停止信号用共通導電と複数の信
号用導電パターンとを同心円状に配し、該共通導
電板及び導電パターンと半径線上に配した停止信
号用ブラシとで停止信号の伝達及び発生手段を構
成し、各停止位置間に共通信号の発生されない部
分を設けると共に、前記共通導電板の接触部分の
幅が信号検出用導電パターンの接触部分の幅より
短く形成され、他の導電パターンいずれかが変化
する点では共通導電板にブラシが接触しないよう
にする構成を、上記課題を解決するための手段と
するものである。
「作用」 このように、くし歯状の弧状に形成した停止信
号用の共通導電板及び信号用導電パターンと、ブ
ラシ部分でも停止信号を発生させることができる
ため、より多くの停止信号を識別することができ
る。
「実施例」 本考案の第1実施例を図面により説明すると、
第1図において、モータ1に存するモータギヤ2
と大径な出力歯車3を複数の歯車群からなる減速
装置4を介して連動し、この出力歯車に存する出
力軸5の一端に出力アーム(図示せず)を取付け
てある。この出力歯車3の下面には第1、2、
3、4接片6a,6b,6c,6dを有した停止
信号用ブラシ6と、第5、6、7接片7a,7
b,7cを有したモータ用ブラシ7を回転中心か
ら半径方向に直線上に取付けてある。
プリント基板8上には前記出力軸5の中心から
同心円状に位置させて、外方に等間隔に凸部9b
と凹部9aを交互に設けて半円状のくし歯状に形
成して停止位置信号の発生されない部分を設けた
共通導電板9と、同じく半円状の第1、2、3信
号用導電板に夫々に異なる間隔に凸部と凹部を設
けた第1、2、3信号用導電パターン10,1
1,12を互いに一定間隔を存して並置し、各導
電パターンの一端には夫々第1、2、3、4配線
板13,14,15,16は一体に形成してあ
る。
この第1配線板13は配線を介して信号用電
源、例えば5Vに連結してあり、第2、3、4、
配線板14,15,16はエンコーダ出力の無通
電時の信号を0にするために、第1、2、3バツ
フアアンプ17,18,19を夫々接続してあ
る。更に、第1、2、3バツフアアンプの手前部
分に設けた各分岐部は、エンコーダ出力が無通電
時の電位を0にするための第1、2、3プルダウ
ン用抵抗20,21,22を接続してアースして
ある。23,24,25は「1」(ハイ)又は
「0」(ロー)の信号を出す第1、2、3信号出力
端子である。
共通導電板9と第1、2、3停止信号検出用の導
電パターン10,11,12とで形成した停止信
号回路パターン27に対して、向かい合せにモー
タ駆動回路パターン30を同心円状に形成してあ
る。即ち、半円状の共通導電パターン31とモー
タ1を接続し、更に、弧状の作動片32と該作動
片の両端延長上に第1、2接片部33,34を設
けると共に、第1接片部33と作動片32の間に
は前記モータ1が逆転する方向に電流が流れるよ
うに第1ダイオード35を接続し、また第2接片
部34と作動片32との間には前記モータ1が正
転する方向に電流が流れるように第2ダイオード
36を接続してある。
第2図において、信号検出導電パターン10,
11,12の信号切換位置S1,S2,S3,S4,S5
S6,S7,S8は、共通導電板9のくし歯の切換位置
K1,K2,K3,K4,K5,K6,K7,K8,K9,K10
K11,K12,K13,K14に対し、信号切換位置S1
K1のC1側に位置し、S2はK2のC3側で且つK3のC3
側に位置し、S3はK4のC5側で且つK5のC5側に位
置し、S4はK6のC7側で且つK7のC7側に位置し、
S5はK8のC9側で且つK9のC9側に位置し、S6
K10のC11側で且つK11のC11側に位置し、S7はK12
のC13側で且つK13のC13側に位置し、S8はK14
C15側になるように夫々設定してある。
次に、本実施例の作用について説明すると、モ
ータ1が駆動すると減速装置4を介して出力歯車
3が回転し、該出力歯車の底面に取付けた両ブラ
シ6,7が停止信号及びモータ駆動回路パターン
27,30上を摺動回転する。而して、ブラシ6
の各接片が凹部9bと凸部9aを交互に設けたく
し歯状の共通導電板9上を摺動すると、ON,
OFFを繰り返す。この場合、接触するくし歯状
の凸部9bの幅内では、他の導電パターン10,
11,12の各パターンは該ブラシ6と切換えを
生じないように設けてある。即ち、共通導電板9
が停止信号用ブラシ6の第1接片6aと接触して
ない場合は、第1〜3停止信号用の導電パターン
10,11,12は、前記ブラシの夫々の第2、
3、4接片6b,6c,6dとON,OFFの切り
換えを行うように凸部と凹部を形成してある。そ
の結果、エンコーダ信号の切換点の信号変化は、
共通導電板9と停止信号用ブラシ6の第1接片6
aとの切り換えだけによつて定まるので、エンコ
ーダの信号は0を挟んで純2進を使用することが
できる。
ここでブラシの接片が4本で、共通導電板及び
各導電パターンが4本の場合、第10図に示した
従来例の如く、1本は共通となるため信号発生用
には3本しか使用できないので、3ビツトの2進
信号しか作ることができず、停止位置は8位置と
少ない。しかし、本実施例では上記の如く共通導
電板9を等間隔毎に凸部9bと凹部9aを交互に
形成してくし歯状にしたことで、第5図に示す如
くC2,C4,C6,C8,C10,C12,C
14に0以外の信号を割り当て、また前記信号の
間のC1,C3,C5,C7,C9,C11,C
13,C15に0を割当てることによつて3ビツ
トでありながら、停止位置を15位置と多段階に識
別することができる。つまり、0以外の信号があ
る時はその値を記憶し、その右又は左隣りの0を
マイクロコンピユータで識別すればよく、このマ
イクロコンピユータの位置識別フローチヤートを
第6図に示す。ここで、 E:エンコーダの信号、マイクロコンピユータ
では最下位を0とする。
M:マイクロコンピユータのモーターアクチユ
エータ制御の位置メモリー。
最下位ビツトMoが、エンコーダの中間位置0
の位置記憶ビツトとする。
エンコーダの信号を3ビツトとすると、 E=E3E2E10とする。
メモリーMを M=M3M2M1M0(M0は中間位置記憶ビツト) 尚、第2図を模式的に結線図で示すと第3図の
ようになる。
第2実施例を第7図により説明すると、ブラシ
を用いたエンコーダではブラシの各接片や、各導
電板の幅及びそれらの隙間等に並置する導電板の
数がスペース的に限られてしまうので、これを解
決するため信号用ブラシを36a,36bを半径
方向に2組設け、且つ、両者を略扇型に一体に配
置し、一組の接片を3本として6本設け、各ブラ
シに対応させて半円状の第1、2、3、4、5信
号用導電板41,42,43,44,45と、信
号用共通導電板46を夫々同心円状に多重に配置
する。即ち、第1信号用導電板41と第3信号用
導電板43を同一円周上に配し、又、第2信号用
導電板42と第4信号用導電板46を同一円周上
に配し、更に、共通導電板46と第5信号用導電
板45を同一円周上に配して3本の並置であるに
も係わらず、5ビツトの信号を得られるようにす
ることも可能である。
「考案の効果」 本考案は共通導電板及び各導電パターンをブラ
シの接片とON,OFFを繰り返すようにくし歯状
に形成したため、この信号用共通導電板とブラシ
の接片とで単なる信号伝達手段だけでなく、信号
発生機能をも有するようにしたことにより、従来
では3ビツト8位置の識別機能しか有しないもの
が、本願では3ビツト15位置と極めて多数停止
位置を識別できる利点を有する。即ち、小さなス
ペースで少しでも多くの停止位置信号を発生する
ことができる。特に、自動車用冷房装置に用いら
れるモータ−アクチユエータでは、低価格のブラ
シ式が使用され、その上、スペース上の制約から
ブラシの接片や導電板の数が限られてしまう場合
に、多くの停止位置を識別できることは実用上極
めて有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図はハウジングを省略した全体の斜視図、
第2図は信号用パターンとモータ用パターンを示
す平面図、第3図は第2図を模式化した結線図、
第4図は信号用ブラシの平面図、第5図はエンコ
ーダの出力信号を示した説明図、第6図は位置識
別のフローチヤート図、第7図は第2実施例にお
ける信号パターンとモータ駆動パターンを示す平
面図、第8図は第2実施例の信号用ブラシの平面
図、第9図は同モータ駆動用ブラシの平面図、第
10図は従来の回路パターンの平面図、第11図
は第10図を模式化した結線図、第12図はエン
ンコーダの出力信号を示した説明図である。 3……出力歯車、6,7……ブラシ、9……共
通導電板、10,11,12……信号用導電パタ
ーン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 出力歯車の下面に2組のブラシを設け、1組
    のブラシはモータの回転角度範囲の両端で、そ
    れ以上回転しないようにモータ回路をOFFに
    するリミツトスイツチ機構を有し、他の1組の
    ブラシは複数の導電パターン上を、出力歯車の
    回動位置により摺動して停止位置信号を出力す
    る絶対値式エンコーダを有するモーターアクチ
    ユエータにおいて、凸部と凹部を有してくし歯
    状に形成した弧状の停止信号用共通導電と複数
    の信号用導電パターンとを同心円状に配し、該
    共通導電板及び導電パターンと半径線上に配し
    た停止信号用ブラシとで停止信号の伝達及び発
    生手段を構成し、各停止位置間に位置信号の発
    生されない部分を設けると共に、前記共通導電
    板の接触部分の幅が信号検出用導電パターンの
    接触部分の幅より短く形成され、他の導電パタ
    ーンのいずれかが変化する点では共通導電板に
    ブラシが接触しないように構成されていること
    を特徴とるすアクチユエータ。 (2) 停止信号用ブラシを、2つの半径線に沿つて
    配置し、夫々独立して配した各信号用導電パタ
    ーンを1つの円弧上に重ならないように配置し
    てビツト数を増加させた実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のモータアクチユエータ。
JP12786185U 1985-08-23 1985-08-23 Expired - Lifetime JPH0537284Y2 (ja)

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JPS6238092U JPS6238092U (ja) 1987-03-06
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