JPH0537269A - 電力増幅装置 - Google Patents
電力増幅装置Info
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- JPH0537269A JPH0537269A JP3188658A JP18865891A JPH0537269A JP H0537269 A JPH0537269 A JP H0537269A JP 3188658 A JP3188658 A JP 3188658A JP 18865891 A JP18865891 A JP 18865891A JP H0537269 A JPH0537269 A JP H0537269A
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- power amplification
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Abstract
力レベルを一定に保つ。 【構成】 演算器17で求められた間欠送信時の先頭部
分の所定の標本点での瞬時電力と出力レベル検出回路1
6で検出された高周波電力増幅器15の出力レベルとを
用いて可変減衰器14の減衰量を制御して高周波電力増
幅器15の出力レベルを一定に保つ。したがって変調信
号による搬送波包絡線変動の影響を受けずに、安定した
出力レベル制御を行うことができる。
Description
制御する自動電力制御装置に関するものである。
できることなどから自動車電話、携帯電話が急速に使わ
れつつある。
え、かつ安定した通信ができるように送信電力の制御が
重要である。
ステムでは送信出力を一定レベルに安定化するために、
送信出力の自動電力制御(AutomaticPower Control ;
以下、APCと表す)を行うことが多い。
図である。
出回路2で検出して、得られた検出電圧Vdと基準電圧
Vref とを演算増幅器3で比較する。この比較出力をダ
ーリントン回路等によって構成される制御電圧発生回路
4で増幅し、この増幅された電圧を電力増幅器1のバイ
アス電圧(たとえば電力増幅器1がバイポーラ・トラン
ジスタで構成されている場合はそのコレクタ電圧)とし
て印加する。制御電圧発生回路4によって電力増幅器1
の出力は一定の電圧である基準電圧Vref と同じ電圧に
なるように制御される。
防止するための秘話通信の必要が高くなるのにともなっ
てディジタル信号により高周波搬送波に情報を重畳する
ディジタル変復調に移行しつつある。
広く普及しているもののうちで直交振幅変調(Quadratu
re Amplitude Modulation ;以下、QAMと表す)と呼
ばれるディジタル変復調がある。これは搬送波の同相成
分( cos成分)と直交成分( sin成分)をそれぞれ独立
に振幅変調することによって得られるもので、原理的に
は狭帯域の伝送が可能になる。しかし、変調波の包絡線
が変調信号により変動するために変調波の瞬時電力は伝
送するディジタル信号に依存してしまう。
iplex Access;以下、TDMAと表す)と呼ばれる多重
化が用いられ、物理的に異なる場所に設置された各局が
特定の割り当てられた時間帯のみ間欠的に無線信号を送
出して通信するものである。さて、上述したようなディ
ジタル変復調、特にQAM等のいわゆる線形変調を用い
たTDMA通信システムの場合、ある一つの無線局に注
目すると、既に述べたようにある決められた時間帯のみ
に送信あるいは受信の動作を行う。そこで各間欠無線送
信出力(以下、バースト送信出力)に対してAPCを機
能させるとバースト送信出力の瞬時電力は伝送情報であ
る変調信号によって逐次変化してしまうので各々のバー
スト内での平均電力もそれぞれ異なった値となる。
合、従来例で示すAPCを行っても各バーストの平均電
力を全て一定にすることは困難であった。
に代表されるディジタル線形変調を利用したTDMA通
信システムでは各バースト送信出力の平均電力が全て一
定となるように制御制御するのは困難であった。
たものであり、バースト送信出力時であっても全てのバ
ースト内平均電力が一定となるように制御可能な電力増
幅装置を提供することを目的とする。
ために、第1の発明は、変調信号によって搬送波を変調
する変調手段と、前記変調信号に基づいて間欠送信時の
先頭部分の所定の標本点での瞬時電力を求める演算手段
と、前記変調手段によって変調された信号を電力増幅す
る電力増幅手段と、前記演算手段によって求められた前
記所定の標本点での瞬時電力に基づいて前記電力増幅手
段の電力増幅率を制御する電力増幅制御手段とを具備し
た電力増幅装置であり、第2の発明は、変調信号によっ
て搬送波を変調する変調手段と、前記変調信号に基づい
て間欠送信時の先頭部分の所定の標本点での瞬時電力を
求める演算手段と、前記変調手段によって変調された信
号を電力増幅する電力増幅手段と、この電力増幅手段の
出力レベルを検出する出力レベル検出手段と、この出力
レベル検出手段によって検出された出力レベルと前記演
算手段によって求められた間欠送信時の先頭部分の所定
の標本点での瞬時電力とに基づいて前記電力増幅手段の
電力増幅率を制御する電力増幅制御手段とを具備した電
力増幅装置であり、第3の発明は、変調信号の波形整形
を行う波形整形フィルタとこの波形整形フィルタを通過
した変調信号によって搬送波を変調する変調手段と、前
記変調信号に基づいて間欠送信時の先頭部分の所定の標
本点での瞬時電力を求める演算手段と、前記変調手段に
よって変調された信号を電力増幅する電力増幅手段と、
この電力増幅手段の出力レベルを検出する出力レベル検
出手段と、この出力レベル検出手段によって検出された
出力レベルと前記演算手段によって求められた間欠送信
時の先頭部分の所定の標本点での瞬時電力とに基づいて
前記電力増幅手段の電力増幅率を制御する電力増幅制御
手段とを具備した電力増幅装置であり、第4の発明は、
第2乃至第3の発明において、前記電力制御手段は、前
記出力レベル検出手段によって検出された出力レベルと
基準電圧とを比較する比較手段と、この比較手段の比較
結果を示す信号のある時点での電圧をサンプル&ホール
ドするサンプル&ホールド手段と、前記電力増幅制御手
段の電力増幅率をある所定の値に制御するプリセット信
号とを具備し、間欠送信時の最初の部分では前記プリセ
ット信号を用いて前記電力増幅手段の制御を行い、前記
所定の標本点にて、前記比較手段の比較結果を示す信号
を前記サンプル&ホールド手段によってサンプル&ホー
ルドし、前記間欠送信時間の前記所定の標本点以後はこ
のサンプル&ホールドした電圧を用いて前記電力増幅手
段の制御を行うことを特徴とする電力増幅装置であり、
第5の発明は、第3乃至第4の発明において、前記波形
整形フィルタはFIRフィルタであることを特徴とした
電力増幅装置であり、第6の発明は、第1乃至第5の発
明において、前記電力増幅制御手段は前記電力増幅手段
の前段に設けられた可変減衰手段の減衰量を制御するこ
とであることを特徴とした電力増幅装置である。
本点での瞬時電力と電力増幅手段の出力レベルとを用い
て電力増幅手段の電力増幅率を制御する。
動の影響を受けずに、安定したAPCを行うことができ
る。
る。
構成を示すブロック図である。
入力された2進ディジタル符号を変調信号に変換するマ
ッピング回路10と、マッピング回路10から出力され
る信号の低域のみを通過させる波形整形用ローパスフィ
ルタ11と、搬送波となる高周波を発振する局部発振回
路12と、波形整形用ローパスフィルタ11を通過した
変調信号で局部発振を変調する変調器13と、変調器1
3から出力された高周波信号を減衰する可変減衰器14
と、可変減衰器14によって減衰された高周波信号の電
力増幅を行う高周波電力増幅器15と、電力増幅器15
の出力レベルを検出する出力レベル検出回路16と、波
形整形用ローパスフィルタ11のインパルス応答をもと
にバーストの先頭数シンボルのデータから所定の標本時
刻における変調信号の振幅を求める演算器17と、出力
レベル検出回路16から出力される検出信号と演算器1
7から出力される振幅を示す信号とに基づいて可変減衰
器15の減衰レベルを制御する送信電力制御回路18と
によって構成されている。また101は入力端子、10
2は出力端子を示している。
ついて説明する。
ディジタル符号はマッピング回路110によって変調信
号に変換される。この変調信号はさらに波形整形用ロー
パスフィルタ11に入力されて帯域制限を受ける。また
ここでは、パルスの帯域制限におけるナイキスト条件を
満足させるため、あるいは通信システム上のナイキスト
条件を送信側および受信側に分配させる場合にはその分
配則を厳密に満足させるためにインパルス応答を規定で
きるFIRフィルタ(Finite Impulse Response )を波
形整形用ローパスフィルタ11として用いる。
1の構成を示す図である。
スフィルタ11はトランスバーサル形のFIRフィルタ
であって、T秒遅延の要素から成るタップ付きの遅延器
111および各タップ出力をそれぞれ定数倍する乗算器
112、乗算器112からの出力を加算して出力する加
算器113から構成されている。
された場合を考えると、その応答h(iT)は総タップ数を
Mとすると次のようになる。
めに図3に示す形のインパルス応答をとらせる必要があ
る。このため実際には図3におけるt<0での応答を出
力する。見掛け上トランスバーサル型FIRフィルタの
出力は、入力信号に比べてΔtだけ遅延されるようにみ
える。
信号は変調器13において局部発振器12から発振され
る局発搬送波に変調をかけ、この変調波が高周波電力増
幅器15で増幅されて出力端子102から高周波信号が
出力される。ここで変調を受けた搬送波の包絡線を考え
ると、上述のように波形整形フィルタ11の出力はt<
0に相当するような応答が現れるため、瞬時の送信デー
タのみならず、後続のデータによっても変動を受けるこ
とになる。
ついて説明する。
形用フィルタ11に入力されるとともに、演算器17に
も入力される。この演算器17では前述したフィルタの
遅延時間を利用してフィルタのインパルス応答をもとに
バーストの先頭数シンボルのデータからある標本時刻、
たとえば最初に送信するデータの標本点での変調信号の
振幅を求める。線形変調系では被変調搬送波の振幅は変
調信号の振幅に比例するため変調信号の振幅を求めるこ
とによって被変調搬送波の瞬時電力を求めることができ
る。このようにして瞬時電力のデータによる変動分が求
まるので、このデータを用いて電力制御回路18の基準
電圧Vref に補正をかける。
す回路図である。
は演算増幅器30と、抵抗器31、32とローパスフィ
ルタ33と、サンプル&ホールド回路34と、切換え回
路35とを具備している。
35はAの側に接続されており、これはCPUその他で
構成される制御部から与えられたある直流電圧VPRに接
続されている。
0 を求めた標本時刻よりも微小時間Δt´だけ以前の時
刻に於いて切換え回路35をBの側につなぐ。この状態
に於いては出力レベル検出回路16にて検出された直流
電圧は演算増幅器30に於いて制御部から与えられる基
準電圧Vref と比較され、その誤差分が増幅されて出力
される。この出力はローパスフィルタ33を介してサン
プル&ホールド回路34の状態制御は制御部からのコン
トロール信号(ここではSHC:SAMPLE & HOLD CONTRO
L と称する。)により決定されるが、この状態に於いて
はサンプルモード、すなわち、サンプル&ホールド回路
34の両端は、回路内部をスルーしているのと等価であ
る。さらに、この出力は切換え回路35を介して可変減
衰器14へ制御電圧VCON として接続される。すなわ
ち。この状態では可変減衰器14、高周波電力増幅器1
5、出力レベル検出回路16、送信電力制御回路18は
閉ループを形成している。この時に用いる基準電圧V
ref は前述のようにデータによる補正がなされている。
このように回路を設定することによって前記Δt´の間
では所望の標本時間における瞬時電力P0 に送信電力を
一致させるべく帰還ループがかかることになる。
ールド回路34の状態をSHCによりホールド状態に切
換え、可変減衰器の制御電圧VCON が変化しないように
する。この時は、既にサンプル&ホールド回路34によ
ってループは開放されていることになる。
る標本時刻での所望の瞬時電力に送信電力を一致させる
ことができ、さらにその後ろの送信バースト期では可変
減衰器14の制御電圧VCON を一定に保つので、搬送波
の振幅変動によらないAPC特性が実現できる。
間欠送信時の先頭部分の所定の標本点での瞬時電力と電
力増幅手段の出力レベルとを用いて電力増幅手段の電力
増幅率を制御しているので、変調信号による搬送波包絡
線変動の影響を受けずに、安定したAPCを行うことが
できる。
ブロック図である。
る。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】変調信号によって搬送波を変調する変調手
段と、 前記変調信号に基づいて間欠送信時の先頭部分の所定の
標本点での瞬時電力を求める演算手段と、 前記変調手段によって変調された信号を電力増幅する電
力増幅手段と、 前記演算手段によって求められた前記所定の標本点での
瞬時電力に基づいて前記電力増幅手段の電力増幅率を制
御する電力増幅制御手段とを具備した電力増幅装置。 - 【請求項2】変調信号によって搬送波を変調する変調手
段と、 前記変調信号に基づいて間欠送信時の先頭部分の所定の
標本点での瞬時電力を求める演算手段と、 前記変調手段によって変調された信号を電力増幅する電
力増幅手段と、 この電力増幅手段の出力レベルを検出する出力レベル検
出手段と、 この出力レベル検出手段によって検出された出力レベル
と前記演算手段によって求められた間欠送信時の先頭部
分の所定の標本点での瞬時電力とに基づいて前記電力増
幅手段の電力増幅率を制御する電力増幅制御手段とを具
備した電力増幅装置。 - 【請求項3】変調信号の波形整形を行う波形整形フィル
タとこの波形整形フィルタを通過した変調信号によって
搬送波を変調する変調手段と、 前記変調信号に基づいて間欠送信時の先頭部分の所定の
標本点での瞬時電力を求める演算手段と、 前記変調手段によって変調された信号を電力増幅する電
力増幅手段と、 この電力増幅手段の出力レベルを検出する出力レベル検
出手段と、 この出力レベル検出手段によって検出された出力レベル
と前記演算手段によって求められた間欠送信時の先頭部
分の所定の標本点での瞬時電力とに基づいて前記電力増
幅手段の電力増幅率を制御する電力増幅制御手段とを具
備した電力増幅装置。 - 【請求項4】前記電力制御手段は、前記出力レベル検出
手段によって検出された出力レベルと基準電圧とを比較
する比較手段と、 この比較手段の比較結果を示す信号のある時点での電圧
をサンプル&ホールドするサンプル&ホールド手段と、
前記電力増幅制御手段の電力増幅率をある所定の値に制
御するプリセット信号とを具備し、 間欠送信時の最初の部分では前記プリセット信号を用い
て前記電力増幅手段の制御を行い、前記所定の標本点に
て、前記比較手段の比較結果を示す信号を前記サンプル
&ホールド手段によってサンプル&ホールドし、前記間
欠送信時間の前記所定の標本点以後はこのサンプル&ホ
ールドした電圧を用いて前記電力増幅手段の制御を行う
ことを特徴とする請求項2乃至3記載の電力増幅装置。 - 【請求項5】前記波形整形フィルタはFIRフィルタで
あることを特徴とする請求項3乃至4記載の電力増幅装
置。 - 【請求項6】前記電力増幅制御手段は前記電力増幅手段
の前段に設けられた可変減衰手段の減衰量を制御するこ
とであることを特徴とする請求項1乃至5記載の電力増
幅装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18865891A JP3312035B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 電力増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18865891A JP3312035B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 電力増幅装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537269A true JPH0537269A (ja) | 1993-02-12 |
JP3312035B2 JP3312035B2 (ja) | 2002-08-05 |
Family
ID=16227582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18865891A Expired - Lifetime JP3312035B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 電力増幅装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3312035B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP18865891A patent/JP3312035B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3312035B2 (ja) | 2002-08-05 |
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