JPH0537218A - 車載用平面アンテナ - Google Patents
車載用平面アンテナInfo
- Publication number
- JPH0537218A JPH0537218A JP3216178A JP21617891A JPH0537218A JP H0537218 A JPH0537218 A JP H0537218A JP 3216178 A JP3216178 A JP 3216178A JP 21617891 A JP21617891 A JP 21617891A JP H0537218 A JPH0537218 A JP H0537218A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- antenna conductor
- plate
- conductor
- director
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ＧＰＳ衛星からの微弱信号を確実に受信する。
【構成】アンテナ導体４が形成された内板２と、導波器
８が形成された外板１とが、アンテナ導体４と導波器８
がほぼ相対向するように合わせられた合わせガラス板上
に、アンテナ導体４に接続された増幅器を取り付けた。
８が形成された外板１とが、アンテナ導体４と導波器８
がほぼ相対向するように合わせられた合わせガラス板上
に、アンテナ導体４に接続された増幅器を取り付けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＵＨＦ帯域等に適した
車載用平面アンテナに関するものである。
車載用平面アンテナに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＵＨＦ帯域で用いられる自動車・
航空機用電話、衛星通信分野等の中で各種アンテナの構
造が検討されている。特に自動車の位置検出でＧＰＳ衛
星の信号を利用したシステムがある。これに用いられる
アンテナとして従来自動車外装部分に装着するマイクロ
ストリップアンテナとして特開平２−１７２３０４号公
報のものが提案されているが、ＧＰＳ衛星から伝送され
る微弱信号を確実に受信するには不十分であった。
航空機用電話、衛星通信分野等の中で各種アンテナの構
造が検討されている。特に自動車の位置検出でＧＰＳ衛
星の信号を利用したシステムがある。これに用いられる
アンテナとして従来自動車外装部分に装着するマイクロ
ストリップアンテナとして特開平２−１７２３０４号公
報のものが提案されているが、ＧＰＳ衛星から伝送され
る微弱信号を確実に受信するには不十分であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来技術の
有する前述の欠点を解消することを目的とするものであ
り、従来知られていなかった車載用平面アンテナを新規
に提供する。
有する前述の欠点を解消することを目的とするものであ
り、従来知られていなかった車載用平面アンテナを新規
に提供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決すべくなされたものであり、アンテナ導体が形成され
たガラス板と、導波器または反射器導体が形成されたガ
ラス板とが、該アンテナ導体と、該導波器又は反射器導
体がほぼ相対向するように合わせられた合わせガラス板
上に、上記アンテナ導体に接続された増幅器を取り付け
たことを特徴とする車載用平面アンテナを新規に提供す
るものである。
決すべくなされたものであり、アンテナ導体が形成され
たガラス板と、導波器または反射器導体が形成されたガ
ラス板とが、該アンテナ導体と、該導波器又は反射器導
体がほぼ相対向するように合わせられた合わせガラス板
上に、上記アンテナ導体に接続された増幅器を取り付け
たことを特徴とする車載用平面アンテナを新規に提供す
るものである。
【０００５】以下、図面に従って本発明を詳細に説明す
る。図１に本発明の基本的構成の斜視図を、図２にその
Ａ−Ａ方向から見た断面図を示す。１及び２は自動車開
口部ガラス面の合わせガラス板であり、１が外板、２が
内板である。その間に必要な場合にはＰＶＢ樹脂膜のよ
うな中間膜３がある。内板２の一面には搬送電波を受信
するに適した所定のアンテナ導体４が形成され、増幅器
が実装されている回路基板５と接続し更に高周波用同軸
ケーブル７にて受信機とつながっている。
る。図１に本発明の基本的構成の斜視図を、図２にその
Ａ−Ａ方向から見た断面図を示す。１及び２は自動車開
口部ガラス面の合わせガラス板であり、１が外板、２が
内板である。その間に必要な場合にはＰＶＢ樹脂膜のよ
うな中間膜３がある。内板２の一面には搬送電波を受信
するに適した所定のアンテナ導体４が形成され、増幅器
が実装されている回路基板５と接続し更に高周波用同軸
ケーブル７にて受信機とつながっている。
【０００６】ここで該増幅器は保護ケース６で覆われて
いる。また外板１の外側の片面には必要な指向性をもた
せ又利得を増大させるための導波器又は反射器として機
能する導体８（以下、単に導波器８という）が形成され
ている。図２における導波器８は内板側に設けてもよ
い。
いる。また外板１の外側の片面には必要な指向性をもた
せ又利得を増大させるための導波器又は反射器として機
能する導体８（以下、単に導波器８という）が形成され
ている。図２における導波器８は内板側に設けてもよ
い。
【０００７】導波器８はアンテナ導体４よりも２〜２０
％小さい寸法のアンテナ相似形が望ましい。また、λを
搬送電波の波長、εをアンテナと導波器間の誘電率とす
るとき、導波器８はアンテナ導体４に対して次式で与え
られる距離Ｌだけ離れた方が効果的である。 Ｌ＝λ／（４√ε）
％小さい寸法のアンテナ相似形が望ましい。また、λを
搬送電波の波長、εをアンテナと導波器間の誘電率とす
るとき、導波器８はアンテナ導体４に対して次式で与え
られる距離Ｌだけ離れた方が効果的である。 Ｌ＝λ／（４√ε）
【０００８】回路基板５としてはアルミナ又はガラスエ
ポキシ材等を用い、回路基板５上の回路には、使用半導
体としてガリウム・ヒ素ＦＥＴ及びマイクロ波用低雑音
トランジスタ等を用い、更に抵抗・コンデンサ・コイル
等を使用している。上記した構成の他に図２において８
をアンテナ導体、４を接地板、内板２を誘電体として扱
えばマイクロストリップアンテナが構成され、そのとき
内板２に孔をおき導体で封止しアンテナ導体と回路基板
５を通電させたビアホール構造も可能となる。このよう
に、アンテナ導体と、導波器又は反射器をほぼ相対向さ
せれば、これらを外板１、内板２のどの面に形成しても
よい。
ポキシ材等を用い、回路基板５上の回路には、使用半導
体としてガリウム・ヒ素ＦＥＴ及びマイクロ波用低雑音
トランジスタ等を用い、更に抵抗・コンデンサ・コイル
等を使用している。上記した構成の他に図２において８
をアンテナ導体、４を接地板、内板２を誘電体として扱
えばマイクロストリップアンテナが構成され、そのとき
内板２に孔をおき導体で封止しアンテナ導体と回路基板
５を通電させたビアホール構造も可能となる。このよう
に、アンテナ導体と、導波器又は反射器をほぼ相対向さ
せれば、これらを外板１、内板２のどの面に形成しても
よい。
【０００９】
【実施例】実施例としてＧＰＳガラスアンテナ構造の斜
視図を図３に示す。図中の９及び１０は自動車開口部ガ
ラス面（例えばリヤガラス）の合わせガラス板で９が外
板、１０が内板である。その間に中間膜としてＰＶＢ樹
脂膜１１がある。内板１０の一面には搬送電波を受信す
るに適した所定の形状をしたアンテナ導体１２がＡｇ系
厚膜導体で形成されていて、増幅器１３と接続し更に高
周波用同軸ケーブル１４を通して受信機と接続してい
る。
視図を図３に示す。図中の９及び１０は自動車開口部ガ
ラス面（例えばリヤガラス）の合わせガラス板で９が外
板、１０が内板である。その間に中間膜としてＰＶＢ樹
脂膜１１がある。内板１０の一面には搬送電波を受信す
るに適した所定の形状をしたアンテナ導体１２がＡｇ系
厚膜導体で形成されていて、増幅器１３と接続し更に高
周波用同軸ケーブル１４を通して受信機と接続してい
る。
【００１０】また、外板９の一面に必要な指向性をもた
せるため及び利得を増大させるための導波器１５と反射
器１６がＡｇ系厚膜導体で形成されている。ここで導波
器１５はアンテナ導体１２より２〜２０％小さく、ま
た、反射器１６はアンテナ導体１２より２〜２０％大き
くした、アンテナ相似形のパターンを成している。ここ
で導波器１５と反射器１６はアンテナに対して前述の距
離Ｌだけ離れている。
せるため及び利得を増大させるための導波器１５と反射
器１６がＡｇ系厚膜導体で形成されている。ここで導波
器１５はアンテナ導体１２より２〜２０％小さく、ま
た、反射器１６はアンテナ導体１２より２〜２０％大き
くした、アンテナ相似形のパターンを成している。ここ
で導波器１５と反射器１６はアンテナに対して前述の距
離Ｌだけ離れている。
【００１１】図４に本構成の利得データをダイポールア
ンテナの利得を０ｄＢとした場合の相対値として自動車
リヤガラス面での結果を示す。図４において、破線は導
波器１５及び反射器１６がない場合であり、実線は本構
成によるものである。また図４における角度はリヤガラ
ス正面方向が０度である。
ンテナの利得を０ｄＢとした場合の相対値として自動車
リヤガラス面での結果を示す。図４において、破線は導
波器１５及び反射器１６がない場合であり、実線は本構
成によるものである。また図４における角度はリヤガラ
ス正面方向が０度である。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、自動車開口部ガラス面が二層
の合わせガラスになっていてその内板側にアンテナ導体
及び増幅器が形成・装着され、外板側もしくは内板のア
ンテナ反対面側に導波器又は反射器が形成されているこ
とで必要な指向性をもった受信利得を得ることができ更
に利得の向上する効果を有する。
の合わせガラスになっていてその内板側にアンテナ導体
及び増幅器が形成・装着され、外板側もしくは内板のア
ンテナ反対面側に導波器又は反射器が形成されているこ
とで必要な指向性をもった受信利得を得ることができ更
に利得の向上する効果を有する。
【図１】本発明の基本的構成を示す斜視図
【図２】図１のＡ−Ａ方向から見た断面図
【図３】実施例の斜視図
【図４】実施例のアンテナ利得データを示す指向特性図
１ 外板 ２ 内板 ３ 中間膜 ４ アンテナ導体 ７ 高周波用同軸ケーブル ８ 導波器
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】アンテナ導体が形成されたガラス板と、導
波器又は反射器導体が形成されたガラス板とが、該アン
テナ導体と、該導波器又は反射器導体がほぼ相対向する
ように合わせられた合わせガラス板上に、上記アンテナ
導体に接続された増幅器を取り付けたことを特徴とする
車載用平面アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216178A JPH0537218A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 車載用平面アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3216178A JPH0537218A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 車載用平面アンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0537218A true JPH0537218A (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=16684512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3216178A Withdrawn JPH0537218A (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 車載用平面アンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0537218A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003073553A1 (fr) * | 2002-02-27 | 2003-09-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif d'antenne destine a un appareil radioelectrique |
| WO2009151312A1 (en) * | 2008-06-10 | 2009-12-17 | Mimos Berhad | An auto-active antenna |
| CN110435692A (zh) * | 2019-09-10 | 2019-11-12 | 江苏铁锚玻璃股份有限公司 | 轨交列车侧窗中空玻璃集成天线的配置方法及其结构 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP3216178A patent/JPH0537218A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003073553A1 (fr) * | 2002-02-27 | 2003-09-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif d'antenne destine a un appareil radioelectrique |
| US7002521B2 (en) | 2002-02-27 | 2006-02-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Antenna device for radio apparatus |
| WO2009151312A1 (en) * | 2008-06-10 | 2009-12-17 | Mimos Berhad | An auto-active antenna |
| CN110435692A (zh) * | 2019-09-10 | 2019-11-12 | 江苏铁锚玻璃股份有限公司 | 轨交列车侧窗中空玻璃集成天线的配置方法及其结构 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981112 |