JPH0536879U - 携帯型電子機器 - Google Patents
携帯型電子機器Info
- Publication number
- JPH0536879U JPH0536879U JP8353491U JP8353491U JPH0536879U JP H0536879 U JPH0536879 U JP H0536879U JP 8353491 U JP8353491 U JP 8353491U JP 8353491 U JP8353491 U JP 8353491U JP H0536879 U JPH0536879 U JP H0536879U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic device
- hand
- hand strap
- housing
- portable electronic
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- Pending
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作者の片手に持って操作される携帯型電子
機器において、ハンドストラップと衝撃吸収用のダンパ
ーについて改良する。 【構成】 上ケース1と下ケース4からなる電子機器本
体の筐体のキーボード3を設けた操作面(上面)に向か
って側方の外側面に弾性体からなるハンドストラップ5
を設けた。ストラップ5を本体筐体の下面側でなく側方
の外側面に設けることにより、電子機器本体を机上など
に置く場合に安定して置くことができる。また弾性体か
らなるストラップ5はダンパーの役割を果たす。
機器において、ハンドストラップと衝撃吸収用のダンパ
ーについて改良する。 【構成】 上ケース1と下ケース4からなる電子機器本
体の筐体のキーボード3を設けた操作面(上面)に向か
って側方の外側面に弾性体からなるハンドストラップ5
を設けた。ストラップ5を本体筐体の下面側でなく側方
の外側面に設けることにより、電子機器本体を机上など
に置く場合に安定して置くことができる。また弾性体か
らなるストラップ5はダンパーの役割を果たす。
Description
【0001】
本考案は携帯型電子機器に関し、特にハンディーターミナルなど操作者の片手 に持って操作される携帯型電子機器に関するものである。
【0002】
従来、ハンディーターミナルなど操作者が片手に持って操作する携帯型電子機 器において、電子機器が操作者の手から落ちないように手にかける紐、いわゆる ハンドストラップを装備したものがある。この場合、ハンドストラップは、電子 機器本体の筐体に設けられたバーやフックに両端を結合する様な構造で、本体筐 体の下面側へストラップが回るタイプのものが殆どであった。
【0003】 また、この種の電子機器で外側面にゴム製などの衝撃吸収部材、いわゆるダン パーを貼り付けたりして設け、機器本体を落下、衝突などの衝撃から保護する構 造が採用されており、そのダンパーを機器本体の外側面に配置されたコネクタ類 のカバーとして兼用する構造も採用されている。
【0004】
しかしながら、上記従来例のハンドストラップの場合、電子機器本体の筐体の 少なくとも2ヶ所以上にストラップ結合用のバーやフックを設ける必要があり、 部品点数が増え、スペースも取ってしまう。
【0005】 さらに、携帯型電子機器で特にハンディーターミナルの様な情報端末機器の場 合、屋外で使用する場合だけでなく、それを屋内に持ち込み机上でも使用される こと多い。そして机上で使用するとき、ハンドストラップが機器本体の筐体の下 面側に装備されているため、電子機器本体の机上での設置状態が不安定になって しまったり、いちいちストラップをはずしたりする必要が生じ、はなはだ不便で あった。
【0006】 また上記ダンパーを設けた電子機器の場合、ダンパーを設けることにより電子 機器本体の幅が広くなってしまい、片手での持ち易さが損なわれてしまうという 問題があった。
【0007】 本考案の課題はこのような携帯型電子機器の問題を解消する構造を提供するこ とにある。
【0008】
上記の課題を解決するため、本考案によれば、操作者の片手に持って操作され る携帯型電子機器において、電子機器本体の筐体の操作面に向かって側方の外側 面に弾性体からなるハンドストラップを設けた構造を採用した。
【0009】
このような構造によれば、ハンドストラップが弾性体からなるので、衝撃を吸 収するダンパーの役割を果たす。またハンドストラップが本体筐体の下面ではな く側方の外側面に設けられているので、電子機器を机上などにおく場合に安定し て置くことができる。
【0010】
以下、図を参照して本考案の実施例を説明する。ここでは2つの実施例を例示 する。両実施例の図において共通ないし相当する部分には共通の符号が付してあ り、その部分の重複する説明は省略する。
【0011】 第1実施例 図1は第1実施例の携帯型電子機器の全体の外観を示している。同図において 1は携帯型電子機器の上ケース、2はLCDディスプレイ等の表示部、3はキー ボード、4は携帯型電子機器の下ケース、5はゴムやエラストマーなどの弾性体 からなるハンドストラップである。ハンドストラップ5の表面には滑り止めの溝 5aが形成されている(図3参照)。
【0012】 上ケース1と下ケース4を結合してほぼ直方形の電子機器本体の筐体が構成さ れ、その筐体のキーボード3が設けられた操作面(図中上面)に向かって見て側 方の左右の両外側面にハンドストラップ5が取り付けられている。ハンドストラ ップ5は筐体の長手方向に沿って設けられ、それぞれの両端部が上ケース1と下 ケース4に挟み込まれて筐体に直接に固定されている。ハンドストラップ5の中 間部は本体筐体の側面から少し浮いている。即ち、ハンドストラップ5は外側に 向かって少し凸形状になっている。
【0013】 図2には下ケース4に挟み込まれたハンドストラップ5の端部の断面を示して ある。図示のようにハンドストラップ5の端部には溝5b〜5dが形成され、こ れを介して下ケース4に挟み込まれる。上ケース1に対しても同様に挟み込まれ る。
【0014】 次に、図3は操作者が本電子機器を片手(ここでは左手)で保持した時の状態 を示している。9は操作者の左手であり、向って右側のハンドストラップ5に左 手9の人差指から小指までを通して本体筐体の右側面に当て、向って左側ではハ ンドストラップ5の上に刻まれた滑り止めの溝の上から左手9の親指で本体筐体 の左側面を押さえ、左手9の手の平の上に電子機器本体を保持する。
【0015】 なお左利きの操作者が右手で電子機器を保持する場合には、左側のハンドスト ラップ5に右手の人差指から小指までを通して同様に保持する。
【0016】 このような本実施例によれば以下のような効果が得られる。
【0017】 (1)本電子機器を片手の上に保持する場合、ハンドストラップ5と本体筐体 の間に指を通してしっかりと保持でき、電子機器を取り落とすことがなくなる。
【0018】 (2)本電子機器を机上に置いても、下面側にハンドストラップ5はないので 安定して設置できる。
【0019】 (3)ハンドストラップ5が衝撃吸収材であるゴムやエラストマーなどの弾性 体からなるため、機器の側面からの衝撃に対してダンパー効果により内部電子回 路を保護できる。
【0020】 (4)左右どちら利き手の人にも同様にハンドストラップ5を使用でき、付け 換え等の煩わしさもない。
【0021】 (5)従来のダンパーを本体筐体の側面に固着する構造に較べて本体筐体の幅 を狭く持つことができ、持ち易く、しっかり保持できる。
【0022】 (6)ハンドストラップ5上に滑り止めの溝5aが設けてあるため、電子機器 を机上より取り上げる時、ハンドストラップ5上よりわしづかみに握って取り上 げても、滑って取り落してしまうことがない。
【0023】 なおハンドストラップ5は左右1本ずつに限らず、細くして複数本ずつ設けて もよく、長手方向にそって切り込みを入れても良い。また、ハンドストラップ5 の端部を本体筐体に固定する方法はネジ止め、溶着、接着、二重成形等の他の方 法でも良いことは言うまでもない。
【0024】 第2実施例 次に図4は第2実施例の携帯型電子機器の全体の外観を示している。本実施例 ではハンドストラップ5は環状に形成されており、電子機器の本体筐体の4方の 外側面の全周に渡って摺動可能に設けられている。本体筐体の4隅にはホルダ6 が形成されており、図5に示すようにホルダ6の内側にハンドストラップ5が挿 通され、摺動可能に保持される。
【0025】 なお図5において符号7は回路基板であり、上ケース1と下ケース4からなる 本体筐体内に設けられ、この基板7にICなどの電子部品が実装され、電子機器 の電子回路が設けられる。
【0026】 このような本実施例によれば、図6に示すように第1実施例と同様にハンドス トラップ5を使用して電子機器本体をしっかり保持でき、同様の効果が得られる 。なお本実施例では本体筐体の4方の外側面に沿ってハンドストラップ5が設け られているので、第1実施例よりダンパー効果に優れている。またペンや名刺、 メモ用紙などを本体筐体の4方の外側面の任意の位置でハンドストラップ5と本 体筐体の間に挟み込んで保持することもできる。
【0027】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、操作者の片手に持って操作 される携帯型電子機器において、電子機器本体の筐体の操作面に向かって側方の 外側面に弾性体からなるハンドストラップを設けた構造を採用したので、ハンド ストラップを用いて電子機器本体をしっかり保持できる上に、机上などに電子機 器を置く場合にハンドストラップが邪魔にならず安定して置くことができる、ハ ンドストラップがダンパーの役割を果たし衝撃から電子機器を保護できる、従来 のダンパーを設けた構造より電子機器本体の幅を狭くできるなどの優れた効果が 得られる。
【図1】第1実施例による携帯型電子機器の外観を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】図1のハンドストラップ端部の固定構造を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】操作者がハンドストラップを用いて電子機器を
保持している状態を示す説明図である。
保持している状態を示す説明図である。
【図4】第2実施例による携帯型電子機器の外観を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】図4中のホルダ周辺の断面図である。
【図6】操作者がハンドストラップを用いて電子機器を
保持している状態を示す説明図である。
保持している状態を示す説明図である。
1 上ケース 2 表示部 3 キーボード 4 下ケース 5 ハンドストラップ 6 ホルダ 7 回路基板 8 電子部品
Claims (3)
- 【請求項1】 操作者の片手に持って操作される携帯型
電子機器において、電子機器本体の筐体の操作面に向か
って側方の外側面に弾性体からなるハンドストラップを
設けたことを特徴とする携帯型電子機器。 - 【請求項2】 電子機器本体の筐体がほぼ直方形に形成
され、該筐体の操作面に向かって左右の側方の外側面に
前記ハンドストラップを設けたことを特徴とする請求項
1に記載の携帯型電子機器。 - 【請求項3】 前記ハンドストラップは環状に形成さ
れ、電子機器本体の筐体の操作面に向かって側方の外側
面の全周に渡って設けられたことを特徴とする請求項1
に記載の携帯型電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8353491U JPH0536879U (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 携帯型電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8353491U JPH0536879U (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 携帯型電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0536879U true JPH0536879U (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=13805169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8353491U Pending JPH0536879U (ja) | 1991-10-16 | 1991-10-16 | 携帯型電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0536879U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101390427B1 (ko) * | 2013-11-26 | 2014-04-29 | 주식회사 그레이프이펙트 | 거치기능을 갖는 휴대단말기용 핸드그립 |
-
1991
- 1991-10-16 JP JP8353491U patent/JPH0536879U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101390427B1 (ko) * | 2013-11-26 | 2014-04-29 | 주식회사 그레이프이펙트 | 거치기능을 갖는 휴대단말기용 핸드그립 |
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