JP3154158B2 - 携帯端末機器の筐体構造 - Google Patents

携帯端末機器の筐体構造

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JP3154158B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータに対
しデータ入出力を行う携帯端末機器に関するものであ
り、特には手持ち型、携帯型のコンピュータ入出力機器
の安定把握、保持及び取扱の容易性と安全性の向上を図
った携帯端末機器の筐体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータに対しデータ入出力を行う
携帯端末機器には、データを入力するキーボード部、画
面表示部、磁気カード、ICカードを含むデータ記録カ
ード及びディスク読み取り装置、無線入出力装置、バー
コード読み取り装置、プリンタ、コネクタ等の入出力装
置を備えているものがある。従来、画面表示部を内包す
る筐体部分と、その筐体部分の横幅より狭いキーボード
筐体部を含む携帯端末機器では、図2のように筐体の形
状をキーボード部を内包する部分では狭く、画面表示部
を内包する部分では広くし、キーボード部上面と画面表
示部上面とはほぼ同一の高さになるよう構成していた。
この携帯端末機器にて入力操作するには、専ら狭いキー
ボード部を内包する筐体部分を把握保持し、画面表示部
を見やすいように掲げて使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、LC
D、小型ブラウン管などの画面表示装置を備える手持ち
型の携帯端末機器では、その筐体を取り扱い易くするた
めに全体をより小さく設計するとともに、さまざまな場
所、姿勢で使用する等の事情から、より扱い易く安定保
持する配慮が必要となる。その為、特に多用な情報を同
一画面に表示する場合、画面は適切な限り大きく、読み
取り易くする必要がある。一方、キーボード部、その他
入力部は使用上不適切でない限り、小型かつ手持ち、携
帯に適するように設計する必要がある。
【0004】これらの装置部を同一又は同一的に連結さ
れた筐体に具える該携帯端末機器では、同一筐体の中
に、より小型化を求められるキーボード部等の入出力部
と、大型化を求められる画面表示部の相反する要素を適
切に配置する必要がある。このような要求に対して、従
来は、図2のように画面表示部は使用者より遠方に、キ
ーボード部、入力部は小型化して近傍に、すなわち手前
側に配置して、使用時にははぼキーボード部、入力部等
の把握し易い筐体部分を保持し、画面表示部は把握個所
より離し、画面を掲げるようにして使用していた。
【0005】しかし、このような保持をすると、画面表
示部及びそれより遠方に配置されたプリンタ等入出力装
置が有る場合、その重量バランス上、手前のキーボード
部周辺を把握保持した限りでは、遠方の重量に抗して、
常に該携帯端末機器の姿勢を保持するため余計な力を用
いねばならず、また、バランスを取るために画面表示部
の周囲筐体を保持しようとすると、幅の広い部分を把握
することになり、手が開いて保持が不安定になり、取り
落とす等の危険が生じる。さらに、キーボード部にてバ
ランスを取るべく、手前に重りを装着すれば全体の重量
を増す結果となり、手持ち及び携帯上、好ましくない。
【0006】また、画面表示部の付近又は後方にカード
を横方向にしごいて読み取る、いわゆるスワイプ型磁気
カードリーダを配置した場合、カードを横方向に動かす
際にかなりの抵抗があるため、読み取り位置から離れた
キーボード部周辺を保持しても筐体が斜めに振れて不安
定になり、操作しにくい。
【0007】本発明の目的は、上記欠点を解消し、比較
的小さな力によって携帯端末機器を安定に保持し、安全
性、取り扱い易さ及び操作性の向上を図った携帯端末機
器の筐体構造の提供にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明の目的を達成するた
め、その構成を以下のようにした。 (1)画面表示部上面をキーボード部上面より上方に嵩
上げする。 (2)キーボード部の筐体部分をほぼ同じ幅で嵩上げに
よって空いた画面表示部の下側に延長させて保持部とす
る。 (3)保持部の上部と、画面表示部を内包する筐体部分
の下部との左右それぞれの境を、保持したとき指先が当
たるような庇状の突出部とした。 (4)上記(2)の代わりに次のようにすることもでき
る。画面表示部の下部、すなわち底面側の保持部はキー
ボード部等機能部の配置に対し規制は少ないので、この
保持部をキーボード部を内包する筐体の幅より狭くす
る。
【0009】
【実施例】図1ー(1)は、第1の発明の一実施例を示
すプリンタ付き携帯端末機器の外観図である。図1ー
(2)は、第2の発明の実施例を示すプリンタ付き携帯
端末機器の底面側方向から観た外観図である。図2は従
来のプリンタ付き携帯端末機器の外観図である。図3
は、携帯端末機器の外観図である。図4は、携帯端末機
器の底面図である。図5(1)は、第1の発明の実施例
を示す側面図である。図5(2)は、(1)の底面図で
ある。図6は、携帯端末機器の内部機構を省略した縦断
面図である。1はキーボード部、11はキーボード部1
を内包する筐体部分、2は画面表示部、21は画面表示
部を内包する幅広の筐体部分、22は保持部、24は保
持部であるくびれ部、23、25は片手で携帯端末機器
を保持するとき指が当たってふらつきを防止する左右に
ある庇状の突出部、3はプリンタ、4は磁気カードリー
ダ部、5はICカード差込口、6は電池蓋、61は電
池、7はアンテナである。
【0010】次に図3、4を用いて図1ー(2)に示す
第2の発明の保持動作及び操作の説明を行う。携帯端末
機器を片手に持つ場合、まず機器の画面表示部2の下方
部分を左の掌にのせた後、画面表示部の下部筐体のくび
れ部24の一方の側面を親指、他方の側面をを中指その
他の指で挟むようにして携帯端末機器を保持する。また
くびれ部24と画面表示部2を内包する筐体部分との各
々の境近辺に構成した庇状の突出部25に、親指の先と
中指又は他の指の先が当たるようにして携帯端末機器が
傾くのを防止したり、又は傾ける際の誘導部とした。携
帯端末機器の重心に近い付近を持つことで安定した保持
が可能となる。以上のように携帯端末機器を片手で確実
に保持して、もう一方の手により、キーボード部1のキ
ーを押したり、ICカードを抜き差したり、磁気カード
を磁気カードリーダ4に読み込ませたりする操作を行っ
ても保持が不安定になることはない。
【0011】この機器を片手で保持するには、指の先を
筐体21と保持部であるくびれ部24の境に構成された
庇状の突出部25に当てながら掌に載せ、くびれ部24
を指で挟むように少し力を入れればよい。するとこの機
器の重心はほぼ中央近くにあるため安定した保持ができ
る。また突出部23に指が当たっているため他の人を急
に避けたり、軽くぶつかったとしても取り落とすことは
ない。
【0012】図5は図1ー(1)の第1の発明を実際の
機器に実施する場合の例を示している。キーボード部1
を内包する筐体部分11の横幅は、画面表示部2を内包
する筐体部分21より狭くなっており、保持部22の横
幅は筐体部分と同じとなっている。この機器を片手で保
持するには、指の先を筐体21と保持部22の境に構成
された庇状の突出部23に当てながら掌に載せ、保持部
22を指で挟むように少し力を入れればよい。するとこ
の機器の重心はほぼ中央近くにあるため安定した保持が
できる。また突出部23に指が当たっているため他の人
を急に避けたり、軽くぶつかったとしても取り落とすこ
とはない。
【0013】請求項で述べている「上記画面表示部の上
面を上記キーボード部の上面より高く配置し」とは、図
1ー(1)、図3に示す他キーボード部1が後方になる
ほど漸次高くなる傾斜面となり、画面表示部2が前記傾
斜面に続いて漸次高くなるような構造等画面表示部の下
方に規制のない保持用の場所を確保するための構造を指
している。
【0014】図6の携帯端末機器の断面図において、保
持部の内部に電池61が装填されている状態が示されて
いる。電池61は重量があるため安定保持のため、機器
の中央部重心近くに設置する。また、電池61の長さは
短いため携帯端末機器の幅が狭くなったくびれ部24に
設置することも可能である。
【0015】本発明は従来の保持グリップを付加して使
用するものと異なり、筐体を上述した形状にするだけで
よいのでなんらの部品の追加を必要としない。よって、
コストの上昇もなく極めて経済的かつ容易に実現するこ
とが可能である。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る携帯端末機器の筐体構造
は、機器を片手で安定して保持することができ、また、
キー入力他の入力操作やカード挿入等操作を行ってもぐ
らつくことがなく安定して行える。また重心付近を保持
するため最少の力によって保持可能である。さらにこの
筐体構造を実現するのに特別なコストは不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (1)は、本発明の一実施例を示すプリンタ
付き携帯端末機器の外観図、(2)は他の実施例を示す
プリンタ付き携帯端末機器の底面側から観た外観図であ
る。
【図2】従来のプリンタ付き携帯端末機器の外観図であ
る。
【図3】携帯端末機器の外観図である。
【図4】携帯端末機器の底面図である。
【図5】携帯端末機器の側面図及び底面図である。
【図6】携帯端末機器の内部機構を省略した縦断面図で
ある。
【符号の説明】
1 キーボード部 11 キーボード1を内包する筐体部分 2 画面表示部 21 画面表示部を内包する筐体部分 22 保持部 23 突出部 24 保持部であるくびれ部 25 突出部 3 プリンタ 4 磁気カードリーダ部 5 ICカード差込口 61 電池 7 アンテナ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも入力キーを含むキーボード部
    と画面表示部とを同一筐体に備え、上記画面表示器を含
    む筐体部分の横幅が、上記キーボード部を内包する筐体
    部分の横幅より大となる片手で保持される携帯端末機器
    において、上記画面表示部の上面を上記キーボード部の
    上面より高く配置し、上記画面表示部を含む筐体部分の
    下部を、上記キーボード部を内包する筐体部分からその
    筐体部分の横幅とほぼ同じ横幅を維持したまま延長させ
    た形状の保持部とし、さらにこの保持部と上記画面表示
    部を内包する筐体部分との左右各々の境に庇状突出部を
    構成して安定保持をできるようにした携帯端末機器の筐
    体構造。
  2. 【請求項2】 少なくとも入力キーを含むキーボード部
    と画面表示部とを同一筐体に備え、上記画面表示器を含
    む筐体部分の横幅が、上記キーボード部を内包する筐体
    部分の横幅より大となる片手で保持される携帯端末機器
    において、上記画面表示部の上面を上記キーボード部の
    上面より高く配置し、上記画面表示部を含む筐体部分の
    下部を、上記キーボード部を内包する筐体部分の横幅よ
    り狭くした形状の保持部とし、さらにこの保持部と上記
    画面表示部を内包する筐体部分との左右各々の境に庇状
    突出部を構成して安定保持をできるようにした携帯端末
    機器の筐体構造。
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