JPH0536400Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0536400Y2 JPH0536400Y2 JP1985189949U JP18994985U JPH0536400Y2 JP H0536400 Y2 JPH0536400 Y2 JP H0536400Y2 JP 1985189949 U JP1985189949 U JP 1985189949U JP 18994985 U JP18994985 U JP 18994985U JP H0536400 Y2 JPH0536400 Y2 JP H0536400Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- culture medium
- container
- dispensing hole
- wall
- fractionated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 12
- 238000005194 fractionation Methods 0.000 claims description 6
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Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は分画培地用容器に関する。
一般に微生物を扱う分野では、その性状や菌種
の同定の検査に数十種の培地を使用するため、多
くのシヤーレ（平板）又はアンプルを必要とする
が、多くの日本の研究室や細菌検査室が手狭間の
ため、或いは又省力化やある種のキツト化のため
に１枚のシヤーレを隔壁にて複数に分画して複数
の培地を作製した所謂分画培地が種々実用に供さ
れている。
の同定の検査に数十種の培地を使用するため、多
くのシヤーレ（平板）又はアンプルを必要とする
が、多くの日本の研究室や細菌検査室が手狭間の
ため、或いは又省力化やある種のキツト化のため
に１枚のシヤーレを隔壁にて複数に分画して複数
の培地を作製した所謂分画培地が種々実用に供さ
れている。
而して、斯かる分画培地としては、菌接種の容
易性等の点から、隔壁頂端と培地面とが同一平面
にあるものが望ましい。
易性等の点から、隔壁頂端と培地面とが同一平面
にあるものが望ましい。
そこで、従来は斯様な分画培地を得るべく、分
画培地用容器として隔壁により分画したシヤーレ
（容器）の各分画室の底部に適宜分注孔を形設せ
しめたものを用い、予め培地表面となるべき部分
を平坦下面を有する封止体にてシールした後、当
該分注孔より培地液を順次各分画室に分注し、次
いで滅菌シールにて該分注孔をシールせしめて製
造する方法が繁用せられていた。因に、斯くして
得られた容器入り培地は、その使用に際しては培
地面の封止体を剥離せしめることにより平坦な培
地面が得られる。
画培地用容器として隔壁により分画したシヤーレ
（容器）の各分画室の底部に適宜分注孔を形設せ
しめたものを用い、予め培地表面となるべき部分
を平坦下面を有する封止体にてシールした後、当
該分注孔より培地液を順次各分画室に分注し、次
いで滅菌シールにて該分注孔をシールせしめて製
造する方法が繁用せられていた。因に、斯くして
得られた容器入り培地は、その使用に際しては培
地面の封止体を剥離せしめることにより平坦な培
地面が得られる。
然しながら、斯様な従来法によるときは、シヤ
ーレ底部の分注孔より培地液を分注するものであ
るため、シヤーレ底部の当該分注孔近傍に気泡が
残留し易いと云う欠点があり、上方よりの菌接種
の観察、検査等の支障となるを免れなかつた。
ーレ底部の分注孔より培地液を分注するものであ
るため、シヤーレ底部の当該分注孔近傍に気泡が
残留し易いと云う欠点があり、上方よりの菌接種
の観察、検査等の支障となるを免れなかつた。
しかも、従来シヤーレは底部に分注孔が存する
ため、該分注孔自体菌接種後の上方よりの観察等
の支障となることを避け得なかつた。
ため、該分注孔自体菌接種後の上方よりの観察等
の支障となることを避け得なかつた。
そこで、本考案者は斯かる従来の欠点を解消す
べく種々検討を重ねた結果、分画培地の作製に好
適な本考案分画培地用容器を案出したものであ
る。
べく種々検討を重ねた結果、分画培地の作製に好
適な本考案分画培地用容器を案出したものであ
る。
すなわち、本考案は外側壁と高さが同じかより
低い１以上の同一高さの隔壁により形成された複
数の分画室を有する容器体に於て、平坦下面を有
する封止体を当該隔壁頂端に密着せしめて容器体
開口部を剥離可能に閉止すると共に、当該各分画
室外側壁の隔壁近傍部に培地液分注孔を形設した
ことを特徴とする分画培地用容器である。
低い１以上の同一高さの隔壁により形成された複
数の分画室を有する容器体に於て、平坦下面を有
する封止体を当該隔壁頂端に密着せしめて容器体
開口部を剥離可能に閉止すると共に、当該各分画
室外側壁の隔壁近傍部に培地液分注孔を形設した
ことを特徴とする分画培地用容器である。
以下実施例を示す図面と共に本考案を更に説明
する。
する。
１は容器体で、外側壁５の高さより若干低い１
以上の隔壁２により複数の分画室３が形設せられ
ているものである。この容器体１の形状は円形、
方形等その如何を問わない。
以上の隔壁２により複数の分画室３が形設せられ
ているものである。この容器体１の形状は円形、
方形等その如何を問わない。
４は平坦下面を有する封止体で、容器体１の開
口部を剥離可能に閉止しているものである。この
封止体４による閉止は、外側壁端部５１より若干
低位置にある隔壁２の頂端に密着せしめて行なわ
れ、隔壁２頂端と同一平面に培地面が形成される
ようになつている。
口部を剥離可能に閉止しているものである。この
封止体４による閉止は、外側壁端部５１より若干
低位置にある隔壁２の頂端に密着せしめて行なわ
れ、隔壁２頂端と同一平面に培地面が形成される
ようになつている。
また、該封止体４は、少なくとも容器体１底面
との対向面たる下面が平坦面であれば、フイルム
体、平板体、嵌合蓋体等具体的形態はその如何を
問わない。
との対向面たる下面が平坦面であれば、フイルム
体、平板体、嵌合蓋体等具体的形態はその如何を
問わない。
尚、該封止体４の材質は密封性を有するもので
あれば、その如何を問わないが、例えば適宜素材
に熱溶融性樹脂を被覆したものを用いれば、所謂
ヒートシールにより容器体開口部の閉止を行うこ
とができるので簡便有利である。
あれば、その如何を問わないが、例えば適宜素材
に熱溶融性樹脂を被覆したものを用いれば、所謂
ヒートシールにより容器体開口部の閉止を行うこ
とができるので簡便有利である。
６は培地液分注孔で、各分画室３の外側壁５の
隔壁２近傍部にそれぞれ形設せしめられ、培地液
分注の際気泡が発生しにくく、また仮に発生して
も隔壁に沿い上部に抜け出るようになつている。
隔壁２近傍部にそれぞれ形設せしめられ、培地液
分注の際気泡が発生しにくく、また仮に発生して
も隔壁に沿い上部に抜け出るようになつている。
以上の如く、本考案は構成されているので、側
壁５の分注孔６を上方位にし、該分注孔６より培
地液を分注すれば、内部の空気は全て上方位にあ
る分注孔６より抜け出る。また仮令培地液分注の
際気泡が発生しても、上部へ抜け出ることにより
残留することなく充填される。次いで、該分注孔
６を減菌シール等で封止した後容器体１を適宜移
動（回転）せしめて、他の分注孔６を上方位と
し、以下同様にして順次各分画室に培地液を充填
すれば、気泡の存在しない分画培地が得られる。
壁５の分注孔６を上方位にし、該分注孔６より培
地液を分注すれば、内部の空気は全て上方位にあ
る分注孔６より抜け出る。また仮令培地液分注の
際気泡が発生しても、上部へ抜け出ることにより
残留することなく充填される。次いで、該分注孔
６を減菌シール等で封止した後容器体１を適宜移
動（回転）せしめて、他の分注孔６を上方位と
し、以下同様にして順次各分画室に培地液を充填
すれば、気泡の存在しない分画培地が得られる。
従つて、本考案培地用容器を用いれば、気泡の
ない平坦な培地面を有する分画培地を容易かつ確
実に作製することができると共に、使用時には封
止体４を剥離し、フラツト培地面を露出させるこ
とにより、エーゼや自動機によつて１回で全面に
菌を接種することができる。
ない平坦な培地面を有する分画培地を容易かつ確
実に作製することができると共に、使用時には封
止体４を剥離し、フラツト培地面を露出させるこ
とにより、エーゼや自動機によつて１回で全面に
菌を接種することができる。
また、本考案容器の分注孔６は側壁５に存する
ため、それ自体が観察に支障を来たしめることは
ない。
ため、それ自体が観察に支障を来たしめることは
ない。
第１図は本考案培地用容器の斜視図、第２図は
その側面概略説明図、第３図はＡ−Ａ線断面説明
図、第４図は他の実施例を示す斜視図、第５図は
その側面概略説明図、第６図はＢ−Ｂ線断面説明
図である。
その側面概略説明図、第３図はＡ−Ａ線断面説明
図、第４図は他の実施例を示す斜視図、第５図は
その側面概略説明図、第６図はＢ−Ｂ線断面説明
図である。
Claims (1)
- 外側壁と高さが同じかより低い１以上の同一高
さの隔壁により形成された複数の分画室を有する
容器体に於て、平坦下面を有する封止体を当該隔
壁頂端に密着せしめて容器体開口部を剥離可能に
閉止すると共に、当該各分画室外側壁の隔壁近傍
部に培地液分注孔を形設したことを特徴とする分
画培地用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985189949U JPH0536400Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985189949U JPH0536400Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6297599U JPS6297599U (ja) | 1987-06-22 |
| JPH0536400Y2 true JPH0536400Y2 (ja) | 1993-09-14 |
Family
ID=31142711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985189949U Expired - Lifetime JPH0536400Y2 (ja) | 1985-12-10 | 1985-12-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0536400Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52102494A (en) * | 1976-02-25 | 1977-08-27 | Toray Ind Inc | Cell culturing device |
| JPS5653000B2 (ja) * | 1975-10-21 | 1981-12-16 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5653000U (ja) * | 1979-10-02 | 1981-05-09 |
-
1985
- 1985-12-10 JP JP1985189949U patent/JPH0536400Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5653000B2 (ja) * | 1975-10-21 | 1981-12-16 | ||
| JPS52102494A (en) * | 1976-02-25 | 1977-08-27 | Toray Ind Inc | Cell culturing device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6297599U (ja) | 1987-06-22 |
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