JPH0536073Y2 - - Google Patents

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JPH0536073Y2
JPH0536073Y2 JP1986122158U JP12215886U JPH0536073Y2 JP H0536073 Y2 JPH0536073 Y2 JP H0536073Y2 JP 1986122158 U JP1986122158 U JP 1986122158U JP 12215886 U JP12215886 U JP 12215886U JP H0536073 Y2 JPH0536073 Y2 JP H0536073Y2
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shutter
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、シヤツターの座板が物体に当たつた
時にシヤツターの下降を停止させる電動式シヤツ
ターの安全装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
電動式シヤツターは、第3図に示すように、開
閉機30の電動モータ31によつて正逆切換回転
駆動される原動スプロケツト32と、巻取シヤフ
ト33の一端に固設された従動スプロケツト34
との間にローラチエーン35を平行掛けし、巻取
シヤフト33に巻装したシヤツターカーテン36
の巻き上げ及び巻き出しを行うことによつて、シ
ヤツターSを開閉するようにしている。
この際、シヤツターが上限位置まで上昇された
全開時又は下限位置まで下降された全閉時に、
夫々上限リミツトスイツチ37又は下限リミツト
スイツチ38が作動して電動モータ31の駆動を
自動的に停止するように成されている。
しかし、下降中のシヤツターとS途中で障害物
等の物体Wに当たつた場合には、下限リミツトス
イツチ38が作動せず、巻取シヤフト33に巻装
したシヤツターカーテン36が完全に巻き出され
た後に今度は正規の巻回方向と逆方向に巻回され
るという逆巻き事故を生ずることとなる。
この逆巻き事故を防止するために、従来におい
ては、同図に示すようにシヤツターSの座板39
の下端面に沿つてテープ状の感圧スイツチ40
(座板スイツチ)を取り付け、座板39が物体W
に当たつた時に押圧される感圧スイツチ40から
出力されたスイツチ信号によつて、当該感圧スイ
ツチ40と電気的に接続されてシヤツターカーテ
ン36の裏面に取り付けられた送信機41から光
信号又は電波信号を出力させ、当該信号をシヤツ
ターケースもしくはその近傍に設けた受信機42
で受信してシヤツター制御装置43に入力し、当
該制御装置43から電動モータ31の駆動回路4
4に対してシヤツターSの下降を停止させる信号
を出力するように成された安全装置が設けられて
いる。
しかしながら、このような従来の安全装置は、
非常に高価な感圧スイツチ40、送信機41を使
用し、構造も複雑であるから、シヤツターの設備
費が嵩むという問題があつた。
また、昇降するシヤツターSに取り付けられた
感圧スイツチ40、送信機41には給電線を接続
することができないから、電源として電池を使用
しなければならない。したがつて、電池交換の面
倒があると共に、電池切れによつて安全装置が作
動しなくなるおそれもあつた。
更に、感圧スイツチ40は、可撓性材でなる中
空シース内に収容された感圧電極板が物体Wに当
たつた際の衝撃で破損しやすいから、故障が生じ
やすく保守点検も非常に面倒であるという欠点が
あつた。
〔考案の目的〕
そこで本考案は、シヤツターの座板が物体に当
たつた時にシヤツターの下降を停止させるスイツ
チとして、構造が極めて簡単で安価に製作するこ
とができ、しかも座板が物体に当たつた際の衝撃
で容易に破損されるおそれがなく、保守点検も非
常に容易に行うことができると共に、電源を必要
としない座板スイツチを用いた電動式シヤツター
の安全装置を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
この目的を達成するために、本考案は、シヤツ
ターの座板が物体に当たつた時に作業する座板ス
イツチのスイツチ信号によつてシヤツターの下降
を停止させる電動式シヤツターの安全装置におい
て、前記座板スイツチは、シヤツターの座板が物
体に当たつた時に自由端となる片端側が押圧され
て弾性座屈を起こす板バネと、当該板バネの他端
側を固定してその板バネの座屈により前記スイツ
チ信号となる所定周波数の振動音を生じさせると
同時にその振動音を増幅させる振動板とから成る
ことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的
に説明する。
第1図は本考案による安全装置の一例を示す説
明図、第2図はその要部を示す斜視図である。
なお、第3図との共通部分については同一符号
を付して詳細説明は省略する。
本考案では、シヤツターSの座板39が物体W
に当たつた時に押圧されて作動する座板スイツチ
1が、例えば座板39の下端に設けた振動板2
と、一端が振動板2に固定され他端の自由端側が
下方に向かつて湾曲された板バネ3とから成り、
座板39が物体Wに当たつた時に板バネ3の自由
端側が押圧されて板バネ3が弾性座屈を起こし、
シヤツターSの下降を停止させるスイツチ信号と
なる振動音を発するように成されている。
ここで、板バネ3の一端を固定した振動板2
は、例えば図示の如く座板39の下端に沿つて設
けたケース体4内に収容されて水平に固設され、
またケース体4にはその下面を閉塞する揺動カバ
ー5が上下揺動可能に取り付けられている。
これにより、振動板2と板バネ3が外部に露呈
しないようにケース体4内に収容されると共に、
揺動カバー5の下面5bが物体Wに当たつて当該
カバー5が上方に押し上げられた時に、揺動カバ
ー5の上面5aが下方に湾曲した板バネ3の自由
端を押圧して当該板バネ3を上方に弾性座屈させ
るように成されている。
なお、図中、6は板ばね3の弾性座屈により発
生して振動板2で増幅された所定周波数の振動音
を受信する受信機であつて、シヤツターケースも
しくはその近傍に配設されている。
しかして、受信機6の受信周波数を予め板バネ
3の弾性座屈時に発生する振動音の周波数に合わ
せるように設定しておく。
この状態で、降下中のシヤツターSの座板39
が途中で物体Wに当たると、まず揺動カバー5が
上方に揺動して、当該揺動カバー5の上面5aが
板バネ3の自由端を上方に押圧し、板バネ3が弾
性座屈を起こした時に生ずる振動音が、当該板ば
ね3を固定する振動板2で増幅され、スイツチ信
号となる所定周波数の振動音が発生する。
そして、この振動音が受信機6で受信されて、
当該受信機6から第3図に示す制御装置43に電
気信号が出力され、当該制御装置43からは同図
のとおり電動モータ31の駆動回路44に対して
シヤツターSの下降を停止する制御信号が出力さ
れる。
これにより、シヤツターSが障害物等の物体W
に当たつて下限リミツトスイツチ38が作動しな
かつた場合でも、シヤツターSの下降が即座に停
止されて逆巻き事故の発生を未然に防止すること
ができる。
また、度板39が物体Wから離間すると、揺動
カバー5が自重により下方に揺動して、当該揺動
カバー5の上面5aで押圧されていた板バネ3が
その復元力で再び第2図実線図示の状態に復帰す
る。
以上のように、本考案によれば、シヤツターS
の下降を停止させるスイツチ信号を出力する座板
スイツチ1が、座板39の下端に配設された振動
板2と、当該振動板2に取り付けられた板バネ3
とから成り、板バネ3が弾性座屈した際に生ずる
振動音によつてシヤツターSの下降を停止させる
ように成されているから、電源を全く必要とせ
ず、構造も極めて簡単である。したがつて、従来
のように電池交換の面倒や電池切れの心配がな
く、極めて安価に製作できて保守点検も非常に容
易であると共に、故障も少なく耐久性が良い。
なお、板バネ3が弾性座屈した際に生ずる振動
音の周波数は、当該板バネ3と振動板2の材質、
大きさ等を変更することによつて自由に選定して
設定することができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、シヤツターの座板が障害物
等の物体に当たつた時にシヤツターの下降を停止
させるスイツチ信号を発する座板スイツチが、電
源を全く必要としない板バネと振動板から成る極
めて簡単な構造であるから、電池交換の面倒や電
気切れの心配もなく、非常に安価に製作すること
ができ、保守点検も極めて容易であると共に、故
障も少なく耐久性が良いという種々の優れた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による安全装置の一例を示す説
明図、第2図はその要部を示す斜視図、第3図は
従来装置を示すフローシート図である。 符号の説明、W……物体、1……座板スイツ
チ、2……振動板、3……板バネ、4……ケース
体、5……揺動カバー、6……受信機、39……
座板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤツターSの座板39が物体に当たつた時に
    作動する座板スイツチ1のスイツチ信号によつて
    シヤツターSの下降を停止させる電動式シヤツタ
    ーの安全装置において、前記座板スイツチ1は、
    シヤツターSの座板39が物体に当たつた時に自
    由端となる片端側が押圧されて弾性座屈を起こす
    板バネ3と、当該板バネ3の他端側を固定してそ
    の板バネ3の座屈により前記スイツチ信号となる
    所定周波数の振動音を生じさせると同時にその振
    動音を増幅させる振動板2とから成ることを特徴
    とする電動式シヤツターの安全装置。
JP1986122158U 1986-08-11 1986-08-11 Expired - Lifetime JPH0536073Y2 (ja)

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JP1986122158U JPH0536073Y2 (ja) 1986-08-11 1986-08-11

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JPS6328796U JPS6328796U (ja) 1988-02-25
JPH0536073Y2 true JPH0536073Y2 (ja) 1993-09-13

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ID=31012093

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111891B2 (ja) * 1980-12-05 1986-04-05 Rhone Poulenc Ind

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6111891U (ja) * 1984-06-26 1986-01-23 東洋シヤッター株式会社 電動シヤツタ−の安全制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6111891B2 (ja) * 1980-12-05 1986-04-05 Rhone Poulenc Ind

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JPS6328796U (ja) 1988-02-25

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