JPH0535605Y2 - - Google Patents

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JPH0535605Y2
JPH0535605Y2 JP1614687U JP1614687U JPH0535605Y2 JP H0535605 Y2 JPH0535605 Y2 JP H0535605Y2 JP 1614687 U JP1614687 U JP 1614687U JP 1614687 U JP1614687 U JP 1614687U JP H0535605 Y2 JPH0535605 Y2 JP H0535605Y2
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JP
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mirror
primary radiator
reflecting mirror
primary
signal
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JP1614687U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、複数個の一次放射器を使用したモノ
パルス方式の追尾用アンテナに関する。
(従来の技術) 従来のこの種の追尾用アンテナに使用される一
次放射器の斜視図を第4図に示し、第4図の一次
放射器に接続される誤差信号合成回路の系統図を
第5図に示し、第5図の誤差信号合成回路の出力
特性図を第6図に示す。第6図において12は、
第5図に示した端子5cから出力される和信号の
特性曲線、13は方位方向又は俯仰方向の差信号
の特性曲線である。
一般に追尾用の駆動出力Dは、和信号出力Sを
差信号出力Eで平均化して求められる。即ち、 D=KS/E 従つて、第6図に示した従来例では、和信号特
性の位相が差信号特性の位相より先に反転してい
るので、追尾用アンテナの引込角度範囲が和信号
特性の第1ヌル間隔θ1に一致する。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来の追尾用アンテナでは、第4図及
び第5図に示すように一次放射器2a,2b,2
c,2dを和信号用と差信号用に共用しているの
で、和信号特性の第1ヌル間隔即ち、追尾用アン
テナの引込角度範囲が差信号用一次放射器のアレ
イ間隔に大きく支配されるので、追尾用アンテナ
の引込角度範囲を任意に拡大することができない
という欠点があつた。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもの
で、第1ヌル間隔を広げることにより引込角度範
囲を広くすることのできる追尾用アンテナを提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前述の問題点を解決するために本考案が提供す
る追尾用アンテナは、反射鏡と、開口面中心が前
記反射鏡の焦点からこの反射鏡の鏡軸方向に僅か
にずれたその鏡軸上の位置に配置された和信号用
一次放射器と、開口面中心が前記焦点を通り前記
鏡軸に垂直な面にある複数の差信号用一次放射器
とからなり、これら差信号用一次放射器は前記開
口面中心が前記鏡軸から等距離になる位置に前記
和信号用一次放射器の外側に配置してあることを
特徴とする。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例を示した斜視図であ
る。
1は和信号用の一次放射器であり、2a,2
b,2c,2dは差信号用の一次放射器である。
第1図の左側には図示しない反射鏡が設けられ、
この反射鏡の鏡軸と一次放射器1の長手方向の中
心軸を一致させる。また、一次放射器1の開口面
中心、即ち位相中心が前記反射鏡の焦点から前記
鏡軸方向に僅かにずれた位置になるように一次放
射器1を配置する。このずれの距離は、到来電波
の波長をλとすると、0.5×λ以下にすることが
望ましい。また、第1図に示す実施例は、一次放
射器1の位相中心を前記焦点より反射鏡に近い側
にずらせてあるが、焦点より反射鏡から遠い側に
ずらせてもよい。4つの一次放射器2a,2b,
2c,2dは、一次放射器1を中心にして同心円
上に配置されている。また一次放射器2a,2
b,2c,2dは、それぞれの開口面中心、即ち
位相中心が前記焦点を含み、且つ前記鏡軸と垂直
な面に位置するように配置されている。
第2図は第1図に示した各一次放射器に接続さ
れる誤差信号合成回路の系統図である。3a,3
b,3c,3dはマジツクT等を用いたハイブリ
ツド結合器であり、2種類の入力信号の和成分の
信号と差成分の信号を出力する。従つて、端子5
bから方位方向の誤差信号を出力し、端子5dか
ら俯仰方向の誤差信号を出力する。また、端子4
から和信号を出力する。
第3図は第2図に示した誤差信号合成回路の出
力特性を従来と比較して示した図である。
第3図において、12は従来の追尾用アンテナ
の和信号の特性曲線であり、16は第2図の端子
4から出力される和信号の特性曲線であり、17
は第2図の端子5bから出力される方位方向の誤
差信号又は端子5dから出力される俯仰方向の誤
差信号の特性曲線である。
前述したように和信号用の一次放射器1の位相
中心を反射鏡の焦点から鏡軸方向にずらせている
から、第3図に示すように一次放射器1の出力で
ある和信号の特性曲線16における第1ヌル間隔
θ2が従来の第1ヌル間隔θ1より広くなる。
従つて、広くなつた第1ヌル間隔θ2に相応して
追尾用の引込角度範囲を広くすることができる。
(考案の効果) 以上説明した様に、本考案を適用すると、追尾
用アンテナの引込角度範囲を広くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した斜視図、第
2図は第1図の各一次放射器に接続される誤差信
号合成回路の系統図、第3図は第2図の誤差信号
合成回路の出力特性を従来と比較して示した図、
第4図は従来例を示した斜視図、第5図は第4図
の各一次放射器に接続される誤差信号合成回路の
系統図、第6図は第5図の誤差信号合成回路の出
力特性図である。 1,2a,2b,2c,2d……一次放射器、
3a,3b,3c,3d……ハイブリツド結合
器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反射鏡と、開口面中心が前記反射鏡の焦点から
    この反射鏡の鏡軸方向に僅かにずれたその鏡軸上
    の位置に配置された和信号用一次放射器と、開口
    面中心が前記焦点を通り前記鏡軸に垂直な面にあ
    る複数の差信号用一次放射器とからなり、これら
    差信号用一次放射器は前記開口面中心が前記鏡軸
    から等距離になる位置に前記和信号用一次放射器
    の外側に配置してあることを特徴とする追尾用ア
    ンテナ。
JP1614687U 1987-02-06 1987-02-06 Expired - Lifetime JPH0535605Y2 (ja)

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JP1614687U JPH0535605Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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JP1614687U JPH0535605Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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JPS63125408U JPS63125408U (ja) 1988-08-16
JPH0535605Y2 true JPH0535605Y2 (ja) 1993-09-09

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JP1614687U Expired - Lifetime JPH0535605Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06

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JP2009267619A (ja) 2008-04-23 2009-11-12 Sharp Corp マルチフィードホーンおよびそれを備えたローノイズブロックダウンコンバータならびにアンテナ装置
FR3007215B1 (fr) * 2013-06-17 2015-06-05 Zodiac Data Systems Source pour antenne parabolique

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JPS63125408U (ja) 1988-08-16

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