JPH0372950B2 - - Google Patents

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JPH0372950B2
JPH0372950B2 JP61305853A JP30585386A JPH0372950B2 JP H0372950 B2 JPH0372950 B2 JP H0372950B2 JP 61305853 A JP61305853 A JP 61305853A JP 30585386 A JP30585386 A JP 30585386A JP H0372950 B2 JPH0372950 B2 JP H0372950B2
Authority
JP
Japan
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antenna
hybrid circuit
antenna device
distributor
circuit
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61305853A
Other languages
English (en)
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JPS63157507A (ja
Inventor
Shigeo Udagawa
Tetsuo Haruyama
Shinkei Orime
Takashi Kataki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP61305853A priority Critical patent/JPS63157507A/ja
Priority to US07/130,646 priority patent/US4827270A/en
Priority to DE3743123A priority patent/DE3743123C2/de
Priority to GB8729712A priority patent/GB2202092B/en
Publication of JPS63157507A publication Critical patent/JPS63157507A/ja
Publication of JPH0372950B2 publication Critical patent/JPH0372950B2/ja
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、低仰角方向に存在する目標物の方
向を検出するアンテナ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
低仰角方向に存在する目標物の方向を検出する
方式として、下記文献に示されたFIXED
BEAM方式が知られている。
W.D.WHITE、“Low−Angle Radar
Tracking in the Presence of Multipath”、
IEEE Trans.Aerospace and Electronic
Systems、vol.AES−10、pp.835−852、
November 1974 以下、文献にしたがつてFIXED BEAM方式
の動作について説明する。
第5図はアンテナ装置と目標物との位置関係を
示す図であり、図において、1はアンテナ装置、
2は目標物、3は海面、4は海面3によつて生じ
た目標物2の鏡像、5は直接波の伝搬径路、6は
反射波の伝搬径路である。
アンテナ装置1はFAビーム及びFBビームなる
形状の異なる2種類の放射ビームを形成し得るも
のとし、uを角度座標とすると、任意のuについ
てFAビーム及びFBビームは(1)式に示す対称条件
を満足するものとする。
FB(u)/FA(u)=FB(−u)/FA(−u) (1) アンテナ装置1の軸線を、目標物2と鏡像4の
2等分角方向に向けるものとすると、FAビーム
による受信電圧VAは(2)式のように表すことがで
きる。
VA=ES{FA(u)+ρej〓FA(−u)} (2) ここで、 ESは直接波の振幅 u は直接波がアンテナ装置1へ入射する角度 −u は反射波がアンテナ装置1へ入射する角
度 ρ は海面3の電圧反射係数 φ は海面3の位相反射係数 である。同様にして、FBビームによる受信電圧
VBは、3式のように表すことができる。
VB=ES{FB(u)+ρej〓FB(−u)} (3) VBとVAの比をとると、 VB/VA=FB(u)+ρej〓FB(−u)/FA
u)+ρej〓FA(−u)=FB(u)/FA(u)・{1+
ρej〓FB(−u)/FB(u)}/{1+ρej〓FA(−u
)/FA(u)}(4) となり、(1)式の対称条件を代入して整理すると、 VB/VA=FB(u)/FA(u) (5) となる。
したがつて、電圧比VB/VAを測定することに
より、反射波の存在とは無関係に、既知の関数
FB/FAを用いて目標物2の方向uを正確に求め
ることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
以上のように、FIXED BEAM方式は低仰角
方向に存在する目標物の方向を検出する方式とし
て有効であるが、(1)式の対称条件を満足するアン
テナ装置を構成する方法が不明であるという問題
点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、(1)式の対称条件を満足するア
ンテナ装置の具体的な構成を明らかにし、
FIXED BEAM方式を実際に適用できるアンテ
ナ装置を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るアンテナ装置は、アンテナ装置
を構成する複数個の素子アンテナを中央部と周辺
部に分割し、中央部と周辺部にそれぞれ独立した
給電回路を設け、それぞれの給電回路を複数個の
分配器とハイブリツド回路で構成し、中央部のハ
イブリツド回路の各入力端と周辺部のハイブリツ
ド回路の各入力端をそれぞれハイブリツド回路で
接続して構成したものである。
〔作 用〕
この発明におけるハイブリツド回路は、複数個
の素子アンテナで受信し分配器で合成された信号
に対して所定の加減算を行い、FIXED BEAM
方式を適用するために必要となる(1)式の対称条件
を満足する放射ビームを形成する作用を行う。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図において、7aは複数個の中央部の素
子アンテナ、7bは複数個の周辺部の素子アンテ
ナ、8aは中央部の素子アンテナ7aによつて構
成される第1のサブアレイアンテナ、8bは周辺
部の素子アンテナ7bによつて構成される第2の
サブアレイアンテナ、9aは中央部の素子アンテ
ナ7aを給電する複数個の中央部の分配器、9b
は周辺部の素子アンテナ7bを給電する複数個の
周辺部の分配器、10aは中央部の分配器9aを
接続する第1のハイブリツド回路、10bは周辺
部の分配器9bを接続する第2のハイブリツド回
路、11は第1のハイブリツド回路10aの和信
号端子と第2のハイブリツド回路10bの和信号
端子を接続する第3のハイブリツド回路、12は
第1のハイブリツド回路10aの差信号端子と第
2のハイブリツド回路10bの差信号端子を接続
する第4のハイブリツド回路である。
次に、この発明の一実施例を送信状態で使用し
た場合の動作について説明する。
第1図に示すA端子に高周波信号を入力する
と、この高周波信号は第1〜第3のハイブリツド
回路により同位相で分配され、中央部の分配器9
aと周辺部の分配器9bに同位相の高周波信号が
供給される。中央部の分配器9aと周辺部の分配
器9bは、それぞれ中央部の素子アンテナ7a及
び周辺部の素子アンテナ7bに対して所定の分配
を行い、結果として第2図aに示す開口分布を生
じる。この開口分布は第1のサブアレイアンテナ
8aと第2のサブアレイアンテナ8bが同位相で
励振された状態であるから、第2図bに示すよう
にアンテナ装置1の正面方向に最大値を有する偶
対称な放射パターンが得られる。
第1図に示すB端子に高周波信号を入力する
と、この高周波信号は第1〜第3のハイブリツド
回路により分配され、中央部の分配器9aと周辺
部の分配器9bに高周波信号が供給される。この
時の位相関係は、中央部の分配器9aに対して周
辺部の分配器9bが逆位相となるため、開口分布
は第3図aに示すようになる。この開口分布は第
1のサブアレイアンテナ8aに対して第2のサブ
アレイアンテナ8bが逆位相で励振された状態で
あるから、第3図bに示すようにアンテナ装置1
の正面方向に極小値を有する偶対称な放射パター
ンが得られる。
第1図に示すC端子に高周波信号を入力する
と、この高周波信号は第1、第2及び第4のハイ
ブリツド回路により分配され、中央部の分配器9
aと周辺部の分配器9bに高周波信号が供給され
る。この時の開口分布は第4図aに示すようにア
ンテナ装置1の上半部と下半部が逆位相で励振さ
れた状態となり、第4図bに示すようにアンテナ
装置1の正面方向に零点を有する奇対称な放射パ
ターンが得られる。
以上、送信状態で使用した場合の動作について
説明したが、一般にアンテナの送信特性と受信特
性については可逆の定理が成り立つため、受信状
態で使用した場合でも上記と同じ放射パターンが
得られる。すなわち、第1図のA端子に得られる
受信パターンは第2図bと同一であり、B端子に
得られる受信パターンは第3図bと同一であり、
c端子に得られる受信パターンは第4図bと同一
である。
したがつて、受信状態において、A端子から得
られる信号を(1)式のFAビームとして用い、B端
子から得られる信号を(1)式のFBビームとして用
いることにより(1)式の対称条件を満足することが
でき、FIXED BEAM方式を適用して低仰角方
向に存在する目標物の方向を検出することができ
る。
さらに、c端子から得られる受信パターンは通
常のモノパルス方式における差パターンと同一で
あることを利用して、モノパルス方式による測角
を行うことができる。
なお、上記実施例では移相器を用いないアンテ
ナ装置について説明したが、素子アンテナと分配
器との間に移相器を接続し、電子的にビーム走査
を可能としたアンテナ装置についても上記実施例
と同様の効果が得られる。
また、上記実施例では海面により反射波が生じ
る場合について説明したが、特にこれに限定され
るものではなく、大地、建築物または構造物等に
よる反射波に対しても上記実施例と同様の効果が
得られる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば素子アンテナ
及び給電回路を中央部と周辺部に分割し、中央部
の給電回路の各入力端と周辺部の給電回路の各入
力端をそれぞれハイブリツド回路で接続して構成
したので、FIXED BEAM方式を適用するため
に必要となる放射ビームの対称条件を満足するこ
とができ、低仰角方向に存在する目標物の方向を
検出可能なアンテナ装置が得られる効果がある。
さらに、通常のモノパルス方式による測角に使用
する信号が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるアンテナ装
置の構成を示す図、第2図a及びb、第3図a及
びbならびに第4図a及びbはこの発明の一実施
例の動作を説明するための図、第5図は文献に報
告のあるFIXED BEAM方式の動作を説明する
ための図である。 図において、1はアンテナ装置、2は目標物、
3は海面、4は鏡像、5は直接波の伝搬径路、6
は反射波の伝搬径路、7aは中央部の素子アンテ
ナ、8bは周辺部の素子アンテナ、8aは第1の
サブアレイアンテナ、8bは第2のサブアレイア
ンテナ、9aは中央部の分配器、9bは周辺部の
分配器、10aは第1のハイブリツド回路、10
bは第2のハイブリツド回路、11は第3のハイ
ブリツド回路、12は第4のハイブリツド回路で
ある。なお、図中、同一符号は同一または相当部
分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数個の素子アンテナ及び給電回路等から構
    成されるアンテナ装置において、中央部にある複
    数個の素子アンテナを給電する給電回路と、周辺
    部にある複数個の素子アンテナを給電する給電回
    路を備え、中央部にある複数個の素子アンテナか
    らなる第一のサブアレイアンテナを複数個の素子
    アンテナ群に分割し、前記中央部の給電回路をそ
    れぞれの素子アンテナ群を給電する複数個の分配
    器とそれぞれの分配器を接続する第1のハイブリ
    ツド回路で構成し、又周辺部にある複数個の素子
    アンテナからなる第2のサブアレイアンテナを複
    数個の素子アンテナ群に分割し、前記周辺部の給
    電回路をそれぞれの素子アンテナ群を給電する複
    数個の分配器とそれぞれの分配器を接続する第2
    のハイブリツド回路で構成し、第1のハイブリツ
    ド回路の各入力端と第2のハイブリツド回路の各
    入力端をそれぞれハイブリツド回路で接続して構
    成したことを特徴とするアンテナ装置。
JP61305853A 1986-12-22 1986-12-22 アンテナ装置 Granted JPS63157507A (ja)

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JP61305853A JPS63157507A (ja) 1986-12-22 1986-12-22 アンテナ装置
US07/130,646 US4827270A (en) 1986-12-22 1987-12-09 Antenna device
DE3743123A DE3743123C2 (de) 1986-12-22 1987-12-18 Antennenvorrichtung
GB8729712A GB2202092B (en) 1986-12-22 1987-12-21 Antenna device

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JP61305853A JPS63157507A (ja) 1986-12-22 1986-12-22 アンテナ装置

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Families Citing this family (4)

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US4912477A (en) * 1988-11-18 1990-03-27 Grumman Aerospace Corporation Radar system for determining angular position utilizing a linear phased array antenna
JP2625009B2 (ja) * 1988-12-21 1997-06-25 三菱電機株式会社 アンテナ・システム
JP4802031B2 (ja) * 2006-04-04 2011-10-26 株式会社東芝 レーダ装置
CN102812645B (zh) 2012-04-20 2015-08-05 华为技术有限公司 天线、基站及波束处理方法

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