JPH0535279B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0535279B2 JPH0535279B2 JP14568684A JP14568684A JPH0535279B2 JP H0535279 B2 JPH0535279 B2 JP H0535279B2 JP 14568684 A JP14568684 A JP 14568684A JP 14568684 A JP14568684 A JP 14568684A JP H0535279 B2 JPH0535279 B2 JP H0535279B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- blowers
- suction port
- air volume
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、例えば工場内の吸、排気用或はボイ
ラ燃焼部への送、排気用などとして使用される主
として工業用の送風装置に関する。
ラ燃焼部への送、排気用などとして使用される主
として工業用の送風装置に関する。
従来のこの種送風装置は、送風能力100%発揮
できる大きな能力の1台のモータの定速回転で運
転(全速)するようになつている。
できる大きな能力の1台のモータの定速回転で運
転(全速)するようになつている。
ところで、工業用送風装置では、上記のように
大能力モータのみを使用することに加え、昼夜連
続フル稼働されることが多いため、当然のことな
がら年間を通じての電力消費量も膨大となり、こ
れに伴う電気料金も膨大な金額にのぼつている。
具体例を挙げると、仮に出力約120kWのモータ
を使用し、その全速運転で100%風量の取出し能
力があると仮定し、そしてこの能力のうち、例え
ば多用される平均70%風量を連続的に得ようとす
ると消費電力は90kWにものぼり、これを現行料
金に換算すると約1440万円と云う膨大な金額とな
り、特に大規模工場などは数百台の送風装置を使
用する場合が多いことから、これらの綜合電力消
費量並に電気料金は桁外れに膨大となつている。
この膨大となる理由は、述べる迄もなく、定速モ
ータを風量取出し範囲と無関係に全速運転するが
故に生ずる軸動力の損失であるからである。
大能力モータのみを使用することに加え、昼夜連
続フル稼働されることが多いため、当然のことな
がら年間を通じての電力消費量も膨大となり、こ
れに伴う電気料金も膨大な金額にのぼつている。
具体例を挙げると、仮に出力約120kWのモータ
を使用し、その全速運転で100%風量の取出し能
力があると仮定し、そしてこの能力のうち、例え
ば多用される平均70%風量を連続的に得ようとす
ると消費電力は90kWにものぼり、これを現行料
金に換算すると約1440万円と云う膨大な金額とな
り、特に大規模工場などは数百台の送風装置を使
用する場合が多いことから、これらの綜合電力消
費量並に電気料金は桁外れに膨大となつている。
この膨大となる理由は、述べる迄もなく、定速モ
ータを風量取出し範囲と無関係に全速運転するが
故に生ずる軸動力の損失であるからである。
本発明は、消費電力を大巾に節約するための目
的で、モータを夫々備えた2台の送風機を直列接
続し、多用される風量0〜80%の取出しを1台の
送風機単独運転で、又まれに用いられる大風量、
例えば80〜100%の風量取出しを2台の送風機の
同時運転で行わせる、換言すれば、取出さんとす
る風量に合わせて2台の送風機を切換駆動させ、
もつて従来の送風装置に生じた無駄な軸動力の損
失を防がせ、大巾な省電力化を計らんとするもの
であるが、この機能を、上記2台の送風機間に特
別な第3の吸込口を設けることによつて達成させ
ようとするものである。
的で、モータを夫々備えた2台の送風機を直列接
続し、多用される風量0〜80%の取出しを1台の
送風機単独運転で、又まれに用いられる大風量、
例えば80〜100%の風量取出しを2台の送風機の
同時運転で行わせる、換言すれば、取出さんとす
る風量に合わせて2台の送風機を切換駆動させ、
もつて従来の送風装置に生じた無駄な軸動力の損
失を防がせ、大巾な省電力化を計らんとするもの
であるが、この機能を、上記2台の送風機間に特
別な第3の吸込口を設けることによつて達成させ
ようとするものである。
吸込口1、吐出口2を備えたケーシング3内に
インペラ4を有し、このインペラ4の回転軸にモ
ータ5を接続してなる第1の送風機Aと第2の送
風機Bとを、上記第1の送風機Aの吸込口1に第
2の送風機Bの吐出口2を導通せしめて連結し、
上記第1並に第2の送風機A,B間で而も該第1
送風機Aのインペラの作用範囲に臨むように、上
記第1の送風機Aの単独駆動で開き、かつ、第1
並に第2の送風機の同時駆動で閉じるダンパー6
を備えた第3の吸込口7を設けたものである。
インペラ4を有し、このインペラ4の回転軸にモ
ータ5を接続してなる第1の送風機Aと第2の送
風機Bとを、上記第1の送風機Aの吸込口1に第
2の送風機Bの吐出口2を導通せしめて連結し、
上記第1並に第2の送風機A,B間で而も該第1
送風機Aのインペラの作用範囲に臨むように、上
記第1の送風機Aの単独駆動で開き、かつ、第1
並に第2の送風機の同時駆動で閉じるダンパー6
を備えた第3の吸込口7を設けたものである。
多用される0〜80%風量の取出しは、第1の送
風機Aのモータ5を駆動させると、第3の吸込口
7に設けたダンパー6が吸引的に開き、よつて外
部空気は上記吸込口7から流入し、吐出口2から
取出されるものである。又、まれに用いられる
100%風量の取出しは、第1並びに第2の送風機
A,Bのモータ5を同時駆動させると、第2の送
風機による風圧でダンパー6は閉じ、よつて外部
空気はこんどは第2の送風機Bの吸込口1から吸
込まれ、第1の送風機Aの吐出口2から取出され
るものである。
風機Aのモータ5を駆動させると、第3の吸込口
7に設けたダンパー6が吸引的に開き、よつて外
部空気は上記吸込口7から流入し、吐出口2から
取出されるものである。又、まれに用いられる
100%風量の取出しは、第1並びに第2の送風機
A,Bのモータ5を同時駆動させると、第2の送
風機による風圧でダンパー6は閉じ、よつて外部
空気はこんどは第2の送風機Bの吸込口1から吸
込まれ、第1の送風機Aの吐出口2から取出され
るものである。
尚、上記第1図の例は、きれいな外部空気を屋
内に押し込んでやる場合などの形態である。
内に押し込んでやる場合などの形態である。
第4図は、ダクト3を第3の吸込口7と、第2
の送風機Bの吸込口1とに夫々連通させた変形例
を示し、この例は、屋内の汚染空気を屋外に排出
する場合などの形態である。
の送風機Bの吸込口1とに夫々連通させた変形例
を示し、この例は、屋内の汚染空気を屋外に排出
する場合などの形態である。
本発明は、上述のように構成したので、従来装
置との比較において、以下のように大巾に消費電
力を節約することができる。
置との比較において、以下のように大巾に消費電
力を節約することができる。
即ち、第3図は本発明の従来装置との特性の比
較を示し、この図の一点細鎖線が従来の定速モー
タ1台による送風装置の特性、太い実線が本発明
の特性を示す。
較を示し、この図の一点細鎖線が従来の定速モー
タ1台による送風装置の特性、太い実線が本発明
の特性を示す。
そこで、いま従来の定速モータの出力を約
120kWとし、その全速運転でまれに用いられる
風量100%を取出すものとすると、その時の軸動
力は約120kW、又多用される風量70%取出しの
ときの軸動力は約90kW(図のA点)であること
がわかる。これに対し、本発明も風量100%取出
しのときは、モータ5(1台が60kW出力したも
の)を2台駆動するので、その軸動力は従来装置
同様120kWと変わらないが、多用される風量70
%取出しのときの軸動力は、僅か45kW(図のB
点)で済むことが分かる。
120kWとし、その全速運転でまれに用いられる
風量100%を取出すものとすると、その時の軸動
力は約120kW、又多用される風量70%取出しの
ときの軸動力は約90kW(図のA点)であること
がわかる。これに対し、本発明も風量100%取出
しのときは、モータ5(1台が60kW出力したも
の)を2台駆動するので、その軸動力は従来装置
同様120kWと変わらないが、多用される風量70
%取出しのときの軸動力は、僅か45kW(図のB
点)で済むことが分かる。
つまり、90kWから45kWを差引いた数値45kW
が本発明では節約されることになる。
が本発明では節約されることになる。
従つて本発明によれば、平均70%風量で年間連
続フル稼働したときの消費電力は45kW、電気料
金で720万円で、これに対し従来装置の消費電力
は90kW、電気料金で1440万円となり、その差は
消費電力で45kW、電気料金で720万円という大
巾な開きを生じ、この分をそのまゝ節約できるこ
とになる。
続フル稼働したときの消費電力は45kW、電気料
金で720万円で、これに対し従来装置の消費電力
は90kW、電気料金で1440万円となり、その差は
消費電力で45kW、電気料金で720万円という大
巾な開きを生じ、この分をそのまゝ節約できるこ
とになる。
このように本発明によれば、簡単、かつ合理的
構成にて従来装置にては望み得ない秀れた経済的
効果を発揮することができるもので、その特長は
大きい。
構成にて従来装置にては望み得ない秀れた経済的
効果を発揮することができるもので、その特長は
大きい。
第1図は送風装置の第1実施例の正面図、第2
図は同上側面図、第3図は特性図、第4図は第2
実施例の正面図である。 1……吸込口、2……吐出口、5……モータ、
6……ダンパー、7……第3の吸込口、A……第
1の送風機、B……第2の送風機。
図は同上側面図、第3図は特性図、第4図は第2
実施例の正面図である。 1……吸込口、2……吐出口、5……モータ、
6……ダンパー、7……第3の吸込口、A……第
1の送風機、B……第2の送風機。
Claims (1)
- 1 モータを夫々備えてなる第1並に第2の送風
機とを、第1の送風機の吸込口に第2の送風機の
吐出口を導通せしめて連結し、かつ、上記第1並
に第2送風機との間に、上記第1の送風機の単独
駆動で開き、第1並に第2の送風機の同時駆動で
閉じるダンパーを備えた第3の吸込口を設けたこ
とを特長として成る送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14568684A JPS6125996A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14568684A JPS6125996A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 送風装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6125996A JPS6125996A (ja) | 1986-02-05 |
JPH0535279B2 true JPH0535279B2 (ja) | 1993-05-26 |
Family
ID=15390743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14568684A Granted JPS6125996A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 送風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125996A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9017893B2 (en) * | 2011-06-24 | 2015-04-28 | Watt Fuel Cell Corp. | Fuel cell system with centrifugal blower system for providing a flow of gaseous medium thereto |
JP5524396B2 (ja) * | 2013-07-06 | 2014-06-18 | 株式会社大岩マシナリー | 送風装置 |
CN107387457B (zh) * | 2017-07-25 | 2023-12-29 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种并联式蜗壳组件和风道组件 |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP14568684A patent/JPS6125996A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6125996A (ja) | 1986-02-05 |
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