JPH0535275Y2 - - Google Patents

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JPH0535275Y2
JPH0535275Y2 JP1984012212U JP1221284U JPH0535275Y2 JP H0535275 Y2 JPH0535275 Y2 JP H0535275Y2 JP 1984012212 U JP1984012212 U JP 1984012212U JP 1221284 U JP1221284 U JP 1221284U JP H0535275 Y2 JPH0535275 Y2 JP H0535275Y2
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JP
Japan
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movable shaft
diameter
hole
guard member
coupling member
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JP1984012212U
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JPS60127199U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は携帯作業機の安全装置に関し、特に作
業機の故障などに因り作業者が危険な状態に晒さ
れるなどの緊急時に、即座に作業機を作業者の身
体より離脱し得る機能を備えた安全装置に係る。
従来技術 一般に携帯作業機(特に原動機付のもの)は、
左右の背負いバンド及び肩掛けバンド等(以下、
これらを総称して肩バンドという)によつて作業
者の身体に装着される為に、作業者は両手を自由
に使用して作業することができ便利であるという
利点を有するが、反面、例えば作業機の故障など
によつて作業者が危険な状態に陥つた場合におい
ても、作業者は多数のバンドの為に即座に作業機
を身体から取り外すことができず、重大な事故を
招く虞れがあつた。
斯かる事故を防止する為、肩バンドをワンタツ
チで機体から解除して、作業機を作業者の身体か
ら即座に離脱し得る安全装置が開発され、提案さ
れるに至つている。例えば昭和58年実用新案出願
公告第47878号公報に開示された装置は、背負架
に固定されたU字形断面を有する取付金具の開放
側内部に、一端を回動自在に軸支し、他端に係止
孔を有する着脱金具を取着し、取付金具の側面に
一端に係止栓を備え、揺動可能に軸支されたレバ
ーを配設し、作業者の判断で前記レバーに外力を
加えて揺動することにより、ワンタツチで前記着
脱金具の係脱を自在とした構成より成る。
斯かる装置は操作が非常に簡便であり、且つ作
業機の即時の離脱が確実であるという利点を有す
るが、いくらかの部品点数を必要とし、又、操作
レバーが外部に露出したままの状態である為にや
やもすると不注意による前記レバーの誤作動を招
く虞れがあるなど、若干の改良すべき問題が残さ
れているものであつた。
考案の目的 本考案は斯る従来の問題点を解消せんとするも
ので、誤作動の発生を最少にすると共に装置自体
を小形化した携帯作業機の安全装置を簡単且つ便
利な形で提供することを目的とする。
考案の構成 即ち、本考案の構成は、作業機の機体に取着さ
れた取付装置から肩バンドに連結された結合部材
を解除することにより前記肩バンドを前記機体か
ら離脱せしめる構成の携帯作業機の安全装置にお
いて、前記取付装置は、機体に取着され且つ軸線
方向に開放した中空部を形成する筒状ガード部材
と、該ガード部材内にその軸線方向に移動可能に
配置され一端を前記中空部に他端を前記ガード部
材の対向する外部に突出する可動軸と、該可動軸
の前記他端に形成された大径段部分と、前記一端
に設けられ前記ガード部材によつて外周囲を保護
されるボタン部分と、前記ガード部材内に配設さ
れて前記可動軸を前記ボタン部分の方向に偏圧す
るばねとを含み、前記結合部材は、常時は前記大
径段部分と係合して前記結合部材を前記取付装置
側に係止する孔と、該孔より下方に開放され少な
くとも前記可動軸の外径より大きく且つ前記大径
段部分の外径よりも小さい幅を有して前記ばねに
抗して前記ボタン部分を押した時に前記可動軸と
の係止を解放する切り欠き溝を有することを特徴
とする。
考案の効果 従つて、本考案の構成によれば、操作ボタン部
分はカード部材によつて常時保護されている為
に、不用意な誤作動を生じることがなく、又、操
作ボタン部分と着脱部分(大径段部分)とを同軸
一体的に形成した為に装置をより単純且つ小型化
にすることができる。
実施例 以下、本考案を図面の実施例に従つて説明す
る。
第1図は散布機、刈払機又は噴霧機などの背負
形の携帯作業機の正面図であり、作業機(図示せ
ず)を搭載する背負架1には後述する構成の取付
装置3が取り付け用ブラケツト2を介して固定さ
れている。取付装置3は第2図に明示されるよう
にブラケツト2に固定されたガード部材4を有す
る。ガード部材4は軸線方向に開放した中空部5
を一方の端部側に形成し、且つその中央基部6に
は軸線方向に貫通する貫通孔7を有する。貫通孔
7には可動軸8が軸線方向に移動自在に配置され
ており、軸8の一端は中空部5内に突出し、且つ
他端はガード部材4の対向する外部に突出してい
る。可動軸8の前記他端には、後述する結合部材
15と係合する、軸8よりも大きい外径を有する
大径段部分9が形成される。大径段部分9はガー
ド部材4の貫通孔7の内径よりも大きい外径の円
筒或いは多角形状の内側部分10と、内側10よ
りも外方に形成され且つ内側部分10よりも大き
い外径の外側部分11とから成る。尚、本明細書
において大径段部分9の径とは内側部分10の外
径をいう。
一方、可動軸8の前記一端、即ち中空部5内の
端部にはボタン部分12が一体的に形成され或い
は一体的に固着されている。ボタン部分12はそ
の外周囲をガード部材4の周壁によつて覆われ、
外周囲から不注意に押圧力が加わらないように保
護されている。ボタン部分12とガード部材4の
基部6とに掛けて圧縮コイルばね13が配置され
ており、ばね13は可動軸8をボタン部分12の
方向、即ち第2図でみて左方向に移動するように
常時偏圧している。この為、常態においては大径
段部分9の内端面は基部6の端面に当接した位置
で静止している。
一方、上端を背負架1に連結した背負バンド1
8の下端に連結された止め輪14に結合部材15
が連結されている。結合部材15は、大径段部分
9の内側部分10を嵌装する、部分10の外径よ
りも僅かに大きい内径の孔16と、孔16より下
方に開放された切り欠き溝17を有する。溝17
は、少なくとも可動軸8の外径よりも大きく、大
径段部分9の外径よりも小さい幅を有する。
上記実施例の常態においては大径段部分9の内
側部分10が結合部材15の孔16内に位置して
係合しており、従つて背負架は背負バンド18の
下端に連結された状態にある。今、作業機の故障
などにより背負架1を即時に身体より離脱するこ
とを欲する場合、作業者はボタン部分12を第2
図でみて右方向に押圧する。これにより、内側部
分10は孔16より離脱し、代りに孔16には軸
8が位置する。この状態によつて軸8は切り欠き
溝17を通つて外され、取付装置3を結合部材1
5から解放することができ、背負い部分の自重に
より背負バンドが背負架から外れるので、作業機
を即時に身体から離脱することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本による安全装置を組み入れた背負形
携帯作業機の正面図、第2図は本考案による安全
装置の要部断面図、そして第3図は第2図の矢
視図である。 1……機体(背負架)、3……取付装置、4…
…ガード部材、8……可動軸、9……大径段部
分、12……ボタン部分、15……結合部材、1
6……孔、17……切り欠き溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作業機の機体に取着された取付装置から肩バン
    ドに連結された結合部材を解除することにより前
    記肩バンドを前記機体から離脱せしめる構成の携
    帯作業機の安全装置において、前記取付装置は、
    前記機体に取着され且つ軸線方向に開放した中空
    部を形成する筒状ガード部材と、該ガード部材内
    にその軸線方向に移動可能に配置され一端を前記
    中空部に他端を前記ガード部材の対向する外部に
    突出する可動軸と、該可動軸の前記他端に形成さ
    れた大径段部分と、前記一端に設けられ前記ガー
    ド部材によつて外周囲を保護されるボタン部分
    と、前記ガード部材内に配設されて前記可動軸を
    前記ボタン部分の方向に偏圧するばねとを含み、
    前記結合部材は、常時は前記大径段部分と係合し
    て前記結合部材を前記取付装置側に係止する孔
    と、該孔より下方に開放され少なくとも前記可動
    軸の外径より大きく且つ前記大径段部分の外径よ
    りも小さい幅を有して前記ばねに抗して前記ボタ
    ン部分を押した時に前記可動軸との係止を解放す
    る切り欠き溝を有することを特徴とする携帯作業
    機の安全装置。
JP1221284U 1984-01-31 1984-01-31 携帯作業機の安全装置 Granted JPS60127199U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1221284U JPS60127199U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 携帯作業機の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1221284U JPS60127199U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 携帯作業機の安全装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60127199U JPS60127199U (ja) 1985-08-27
JPH0535275Y2 true JPH0535275Y2 (ja) 1993-09-07

Family

ID=30495059

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1221284U Granted JPS60127199U (ja) 1984-01-31 1984-01-31 携帯作業機の安全装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS60127199U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554328U (ja) * 1978-10-05 1980-04-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5554328U (ja) * 1978-10-05 1980-04-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60127199U (ja) 1985-08-27

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