JPH0535141Y2 - - Google Patents

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JPH0535141Y2
JPH0535141Y2 JP4852688U JP4852688U JPH0535141Y2 JP H0535141 Y2 JPH0535141 Y2 JP H0535141Y2 JP 4852688 U JP4852688 U JP 4852688U JP 4852688 U JP4852688 U JP 4852688U JP H0535141 Y2 JPH0535141 Y2 JP H0535141Y2
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brush
dust
cleaned
sweeper
main brush
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  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、サイドブラシによつて車体サイドの
ダスト類を中央寄りに掃き寄せ、この掃き寄せた
ダスト類を車体底面に設けたメインブラシでホツ
パ内に掃き込んで清掃するスイーパー(以下単に
スイーパーと云う)の技術分野で利用されるもの
であつて、具体的には、スイーパーに使用するブ
ラシ装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
清掃用のスイーパーは、一般的に道路とか通路
と云つた路面、或は、工場とか倉庫等の底面の様
に、コンクリートやアスフアルト又はその他の硬
質床材で造られた硬い路面並びに床面上に散らか
つたり、堆積しているダスト類を清掃、回収する
目的で造られており、また、このスイーパーに使
用されているブラシ(メインブラシ)は、第6図
に示す様にブラシ軸Sの周面に同じ長さに造つた
複数条(図面の場合は計8条)のブラシ条T…を
間隔的に植設した構成であつて、ブラシ軸Sの回
転に従つてこれ等のブラシ条T…が路面又は床面
と云つた被清掃面G上に散らかつたり堆積してい
るダスト類を、スイーパーの車体に取付けたホツ
パに掃き込んで清掃する仕組に成つている。
〔考案が解決しようとする課題〕
所が、上記第6図に示した如き構成のメインブ
ラシを使用したスイーパーは、学校の校庭とか運
動場、或は、公園等の様に土が露出している地面
を清掃する場合に、ダスト類を一緒に地面の土も
削り取つてしまう問題があつた。
即ち、従来のスイーパーで使用されているメイ
ンブラシは、第6図の如くブラシ半径(各ブラシ
Tの長さ)が被清掃面Gとブラシ中心間の距離よ
りも若干長く設定されていて、ブラシ回転時に各
ブラシ条Tが被清掃面Gに圧接して符号Taで示
す様に撓み、これ等撓んだブラシ条Taがブラシ
の弾性によつて復元される時に、被清掃面G上の
ダストを跳ね飛ばしてホツパ内に掃き込む仕組に
成つている。
従つて、各ブラシ条Tの撓み量を大きくして接
地圧を高くした場合には、大量のダスト類を掃き
込むことができて優れた清掃効果を発揮できる
が、反面、ダスト類の堆積量が少ない場合とか、
清掃面Gの土質が軟らかい場合には、その土を削
り取つて地面を痛めてしまう問題があつた。
一方、メインブラシの取付位置を上下に調節移
動することにより、ダスト量とか土質に応じてメ
インブラシの接地圧を変化させて、上記地面の削
り取りを防止することが考えられた。しかし、地
面の硬さは土質とか整地、あるは、使用状態等に
よつて著しく相違し、天候等の自然条件によつて
も大きく左右されるから、これ等の各条件に従つ
てメインブラシの接地圧を刻々と変化させること
は技術的に困難であるし、技術的に解決し得ても
装置としては非常に高価格化して、スイーパーに
は到底利用できない経済上の問題があつた。
而して本考案の技術的課題は、メインブラシの
回転による土の削り取りを最少限に抑えることが
できる一方、地面上のダスト類は最適なブラシ接
地圧によつて効果的に清掃(回収)することがで
きるスイーパー用ブラシ装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の技術的課題を解決するために本考案に於
いて講じた手段は以下の如くである。
サイドブラシによつて車体サイドのダスト類を
中央寄りに掃き寄せ、この掃き寄せたダスト類を
車体底部に設けたメインブラシでホツパ内部に掃
き込んで清掃する様に構成したスイーパーに於い
て、 (1) 上記のメインブラシを、回転ブラシ軸の周面
に対して毛足が細長い長尺ブラシ条と、毛足が
太くて短い短尺ブラシ条とを円周方向に交互に
取付けて構成すること。
(2) 車体に対して上下作動自在に取付けたブラケ
ツトに上記のメインブラシを支持せしめ、この
ブラケツトには、ブラケツトを上下作動して、
メインブラシの接地高さを調節する作動装置を
取付けること。
(3) 上記車体の運転席に上記作動装置の操作部を
設けること。
〔作用〕
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)で述べた要素は、太くて短い短尺ブラ
シ条の先端を軽く被清掃面に接する様に高さ調
節してメインブラシの回転を行なうと、被清掃
面に堆積しているダスト類は、この短尺ブラシ
条に破砕されてホツパ内に掃き込み清掃される
が、短尺ブラシ条では清掃しきれずに被清掃面
上に残つたダスト類は、細長い長尺ブラシ条が
軽い弾性にて被清掃面を叩いて掻き上げるた
め、この掻き上げ作用によつてホツパに掃き込
むことができるものであつて、従つて、これ等
長短両ブラシ条の特性が相剰して、被清掃面の
土を削り取ることなく、ダスト類を効果的に回
収することを可能にする。
上記(2)で述べた要素は、被清掃面の状況に応
じてブラケツトを上下に作動調節し、短尺ブラ
シ条の先端が軽く被清掃面に接する様にメイン
ブラシを高さ調節することにより、上記短尺ブ
ラシ条と長尺ブラシ条の特性と効果的に発揮さ
せて、被清掃面(地面)を痛めることなくダス
ト類をきれいに清掃することを可能にする。
上記(3)で述べた要素は、上記メインブラシの
高さ調節を、運転席でスイーパーを運転しなが
ら行なうことを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によつて上
述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の
問題点を解消することができる。
〔実施例〕
以下に、上述した本考案に係るスイーパー用ブ
ラシ装置の好適な実施例を添付した図面と共に詳
細に説明する。
第1図は本考案のブラシ装置を実施したスイー
パーの一例を示したものであつて、1は車体、2
はモータ(図示せず)によつて図面上時計回転方
向に回転するブラシ軸、3はこのブラシ軸2に取
付けたメインブラシ、4はメインブラシ3の回転
によつて掃き込まれるダストDSを受入れるホツ
パ、5はホツパ4の上側に連設した集塵室、6…
は集塵室5内に吊下げたフイルタ、7は集塵(吸
塵)用のバキユームフアン、8は車体サイドのダ
ストを中央に掃き寄せるサイドブラシを示す。
また、第1図乃至第5図に於いて、3a…と3
b…は上記のメインブラシ3を構成するために、
ブラシ軸2の周面に対して円周方向に交互に植設
した長尺ブラシ条と短尺ブラシ条であつて、図面
では夫々4条ずつ計8条が植込まれているが、こ
の植込み条数は任意である。
上記の長尺ブラシ条3a…には、例えば全外径
(直径)がφ280mmで、ブラシ1本の太さがφ0.6mm
の細長くて軟らかなブラシが使用され、同じく上
記の短尺ブラシ条3b…としては、例えば全外径
(直径)がφ260mmで、太さがφ0.4mmの太くて短
く、而も、硬いブラシを使用するが、これ等の寸
法も全て実施の一例である。
更に、第1図に於いて、9は上述したメインブ
ラシ3のブラシ軸2を回転自在に支持したブラケ
ツトであつて、10はブラケツト9を車体1に枢
支せしめた支持軸を示す。また、11は油圧ポン
プ12から供給される油圧の高低に従つて突子1
0aを出没させてブラケツトを上下作動せしめる
アクチユエータで、13は車体1の運転席に設け
た上記油圧ポンプ12用の調節ダイヤルを示し、
この調節ダイヤル13で、油圧ポンプ12を操作
して、上記メインブラシ3の高さ(接地圧)を運
転席から上下1mmの範囲で微調整できる仕組に成
つている。
一方、第5図に於いて14はメインブラシ3の
回転軸2を支持したL型ブラケツトで、15はこ
のブラケツト14を車体1側に枢支した支持軸を
示す。また、16は車体1の運転席に設けた調節
ダイヤルで、このダイヤル16を回転操作すると
フレキシブルワイヤ17を介して上記ブラケツト
14の先端部14aに連結したチエーン18が進
退され、ブラケツト14が回動して上記メインブ
ラシ3の高さ(接地圧)を、第1図の実施例と同
様に運転席から上下1mmの範囲で微調整できる仕
組に成つている。
尚、図面では具体的に示されていないが、車体
1に取付けた車輪は走行中に地面に喰い込まない
様に巾広偏平タイヤが使用されている。
本考案に係るスイーパー用ブラシ装置は以上述
べた如き構成であるから、清掃に当つては先ず第
1図又は第5図に示した如く作動装置を用いて、
メインブラシ3の短尺ブラシ条3bの先端が第3
図の如き被清掃面Gに軽く接する様に高さ調節す
る。
次いで、モータを起動して車体1を走行させな
がらメインブラシ3並びにサイドブラシ8を回転
すれば、被清掃面G上のダスト類をメインブラシ
3がホツパ4内に掃き込んで清掃することができ
る。
この時、メインブラシ3の太くて短い短尺ブラ
シ条3b…は、被清掃面G(地面)上に堆積して
いるダスト類を破砕して前方へ跳ね飛ばすことが
できるため、例えば、グラウンド面に固く堆積し
た降灰の様なダスト類も、被清掃面Gの土を削り
取ることなく清掃することができる。
また、この短尺ブラシ条3b…では清掃しきれ
ずに被清掃面Gに残つたダスト類は、細長い長尺
ブラシ条3a…が第4図で符号3atで示す如く被
清掃面Gに圧接して屈曲し、その軽い弾性にて該
面Gを叩いて掻き上げるから、隈無くホツパ4内
に掃き込んで清掃できると共に、軟らかな長尺ブ
ラシ条3aの弾性によつて被清掃面Gの削り取り
を防止することができる。
更に、上記メインブラシ3の接地圧は、車体1
の運転席に座つたまま第1図又は第5図に示した
調節ダイヤル13,16を操作することにより、
上下1mmの範囲内で微調整して、上記短尺ブラシ
条3bの先端が被清掃面Gに軽く接する通常運転
状態にセツトしたり、或は、ダスト類の堆積状況
とか被清掃面Gの状況に応じて、上記短尺ブラシ
条3bの接触状態を適宜加減調節することができ
る。
〔効果〕
本考案に係るスイーパー用ブラシ装置は以上述
べた如くであるから、メインブラシを構成する細
長い長尺ブラシ条と太くて短い短尺ブラシ条と
が、被清掃面上のダスト類をホツパに掃き込んで
清掃できるのであるが、被清掃面上に堆積したダ
スト類を破砕して跳ね飛ばす短尺ブラシ条は、被
清掃面に軽く接する程度に高さ調節されているか
ら地面を削り取る心配がなく、また、この短尺ブ
ラシ条では清掃しきれないダスト類を清掃する長
尺ブラシ条は、軟らかくて軽い弾性にて被清掃面
を叩いてダスト類を掻き上げ清掃する構成である
から、この長尺ブラシ条によつても被清掃面の地
面が削り取られる心配がなく、従つて、これ等短
尺と長尺の各ブラシ条の清掃効果が相剰して、柔
らかい地面上のダスト類をその多少に係り無く、
而も、地面を痛めずに清掃できるものであつて、
スイーパーを運転しながらブラシの接地圧を最適
な状態に微調整できる点と相俟つて、特に、校庭
とか公園又はグランド面等に堆積した降灰の清掃
等に用いて洵に好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るブラシ装置を備えたスイ
ーパーの一例を示した一部断面側面図で、第2図
は本考案で用いるメインブラシの側面図、第3図
と第4図はメインブラシの回転時の状態を説明し
た側面図で、第5図は本考案で用いる作動装置の
他の実施例を示した構成図、第6図は従来より使
用されているメインブラシの側面図である。 1はスイーパーの車体、2はブラシ軸、3はメ
インブラシ、3aは長尺ブラシ条、3bは短尺ブ
ラシ条、4はホツパ、8はサイドブラシ、9と1
4はブラケツト、13と16は調節ダイヤル、G
は被清掃面(地面)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) サイドブラシによつて車体サイドのダスト類
    を中央寄りに掃き寄せ、この掃き寄せたダスト
    類を車体底部に設けたメインブラシでホツパ内
    部に掃き込んで清掃する様に構成したスイーパ
    ーに於いて、上記のメインブラシを、回転ブラ
    シ軸の周面に対して毛足が細長い長尺ブラシ条
    と、毛足が太くて短い短尺ブラシ条とを円周方
    向に交互に取付けて構成したことを特徴とする
    スイーパー用ブラシ装置。 (2) 車体に対して上下作動自在に取付けたブラケ
    ツトに上記のメインブラシを支持せしめ、この
    ブラケツトには、ブラケツトを上下作動して、
    メインブラシの接地高さを調節する作動装置を
    取付けると共に、上記車体の運転席に上記作動
    装置の操作部を設けたことを特徴とする前記請
    求項(1)記載のスイーパー用ブラシ装置。
JP4852688U 1988-04-11 1988-04-11 Expired - Lifetime JPH0535141Y2 (ja)

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JP4852688U JPH0535141Y2 (ja) 1988-04-11 1988-04-11

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JP4852688U JPH0535141Y2 (ja) 1988-04-11 1988-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01150625U JPH01150625U (ja) 1989-10-18
JPH0535141Y2 true JPH0535141Y2 (ja) 1993-09-07

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JP4852688U Expired - Lifetime JPH0535141Y2 (ja) 1988-04-11 1988-04-11

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