JPH0535137Y2 - - Google Patents
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- JPH0535137Y2 JPH0535137Y2 JP7754188U JP7754188U JPH0535137Y2 JP H0535137 Y2 JPH0535137 Y2 JP H0535137Y2 JP 7754188 U JP7754188 U JP 7754188U JP 7754188 U JP7754188 U JP 7754188U JP H0535137 Y2 JPH0535137 Y2 JP H0535137Y2
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- pressure
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- cleaning
- cleaning brush
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Landscapes
- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は床面に洗浄液を散布して洗浄ブラシ
で擦ると共に汚水をスキユージによつて吸引回収
して洗浄する床面洗浄車に関するものである。
で擦ると共に汚水をスキユージによつて吸引回収
して洗浄する床面洗浄車に関するものである。
従来の技術
従来、この種の床面洗浄車としては、特公昭55
−39682号公報に示されているように自動車の車
体に支持体を上下に略平行移動可能に支持させ、
その支持体に洗浄ブラシを回転自在に装着し、車
体と支持体の間に支持体を上下動可能な油圧シリ
ンダを介在させ、洗浄しないときには油圧シリン
ダによつて支持体を収納位置に上昇させておき、
洗浄するときに支持体を下降させて洗浄ブラシを
床面に接触させるようにしたものがある。そして
洗浄ブラシと床面との接触圧力(接地荷重)を換
える為に、油圧シリンダの支持体上昇側の圧油供
給路の復帰管に可変オリフイス弁を介在させ、そ
の可変オリフイス弁の調整ねじを回動させてバイ
パスオリフイスの寸法を調整することによつて管
内の背圧を換え、支持体の持上力を換えるように
してある。
−39682号公報に示されているように自動車の車
体に支持体を上下に略平行移動可能に支持させ、
その支持体に洗浄ブラシを回転自在に装着し、車
体と支持体の間に支持体を上下動可能な油圧シリ
ンダを介在させ、洗浄しないときには油圧シリン
ダによつて支持体を収納位置に上昇させておき、
洗浄するときに支持体を下降させて洗浄ブラシを
床面に接触させるようにしたものがある。そして
洗浄ブラシと床面との接触圧力(接地荷重)を換
える為に、油圧シリンダの支持体上昇側の圧油供
給路の復帰管に可変オリフイス弁を介在させ、そ
の可変オリフイス弁の調整ねじを回動させてバイ
パスオリフイスの寸法を調整することによつて管
内の背圧を換え、支持体の持上力を換えるように
してある。
考案が解決しようとする課題
従来の床面洗浄車にあつては、上記のように可
変オリフイス弁の調整ねじを回動させてバイパス
オリフイスの寸法を調整することによつて管内の
背圧を換えて支持体の持上力を換えるようにして
あるので、調整ねじの回動操作によつて洗浄ブラ
シと床面との接触圧力を換えることはできるが、
周知のように可変オリフイス弁の場合バイパスオ
リフイスの寸法を大きく換えたいときには調整ね
じを1回転以上回動させることになるので、その
調整ねじの調整は床面洗浄車を一旦停止させて調
整目盛を良く見ながら行なう必要があり、洗浄作
業能率が低下すると共にその操作性が悪い問題点
があつた。特に最近床面洗浄車の洗浄速度が速く
なつてきており、床面洗浄車の走行停止による洗
浄作業能率の低下が大きくなる問題点があつた。
変オリフイス弁の調整ねじを回動させてバイパス
オリフイスの寸法を調整することによつて管内の
背圧を換えて支持体の持上力を換えるようにして
あるので、調整ねじの回動操作によつて洗浄ブラ
シと床面との接触圧力を換えることはできるが、
周知のように可変オリフイス弁の場合バイパスオ
リフイスの寸法を大きく換えたいときには調整ね
じを1回転以上回動させることになるので、その
調整ねじの調整は床面洗浄車を一旦停止させて調
整目盛を良く見ながら行なう必要があり、洗浄作
業能率が低下すると共にその操作性が悪い問題点
があつた。特に最近床面洗浄車の洗浄速度が速く
なつてきており、床面洗浄車の走行停止による洗
浄作業能率の低下が大きくなる問題点があつた。
課題を解決するための手段
本考案は上記従来の床面洗浄車の課題を解決す
るために、洗浄ブラシ昇降用の油圧シリンダを作
動させる為の支持体下降側の圧油供給路に作動圧
を制御可能な圧力制御弁を設け、車体の運転席近
くに作動圧を任意に制御するための制御部材を付
設し、上記圧力制御弁を上記制御部材の操作によ
つて所定の圧力に設定できるように配設して成る
ことを特徴とする。
るために、洗浄ブラシ昇降用の油圧シリンダを作
動させる為の支持体下降側の圧油供給路に作動圧
を制御可能な圧力制御弁を設け、車体の運転席近
くに作動圧を任意に制御するための制御部材を付
設し、上記圧力制御弁を上記制御部材の操作によ
つて所定の圧力に設定できるように配設して成る
ことを特徴とする。
作 用
洗浄作業しないときは油圧シリンダによつて支
持体を上昇させて洗浄ブラシを収納位置に上昇さ
せ、洗浄作業するときは油圧シリンダによつて支
持体を下降させて洗浄ブラシを床面に接触させる
と共に下向きに押付けて所望の接触圧力を与え
る。その状態で車体を走行させ、洗浄ブラシに洗
浄液を供給すると共に洗浄ブラシを回転させて床
面を擦り、汚水をスキユージによつて吸引回収し
て床面をきれいに洗浄する。その場合床面のよご
れが部分的に激しいときには、走行中に運転者が
制御部材をそのよごれ度合に応じて作動させるこ
とで、圧力制御弁の制御圧力を調整できて洗浄ブ
ラシと床面の接触圧力を床面のよごれに応じた大
きさにでき、車体の走行を停止することなく一定
速度のままできれいに洗浄できる。
持体を上昇させて洗浄ブラシを収納位置に上昇さ
せ、洗浄作業するときは油圧シリンダによつて支
持体を下降させて洗浄ブラシを床面に接触させる
と共に下向きに押付けて所望の接触圧力を与え
る。その状態で車体を走行させ、洗浄ブラシに洗
浄液を供給すると共に洗浄ブラシを回転させて床
面を擦り、汚水をスキユージによつて吸引回収し
て床面をきれいに洗浄する。その場合床面のよご
れが部分的に激しいときには、走行中に運転者が
制御部材をそのよごれ度合に応じて作動させるこ
とで、圧力制御弁の制御圧力を調整できて洗浄ブ
ラシと床面の接触圧力を床面のよごれに応じた大
きさにでき、車体の走行を停止することなく一定
速度のままできれいに洗浄できる。
実施例
以下本願を、実施例を示す図面によつて詳細に
説明する。第1図は床面洗浄車1を示し、これに
おいて、2は車体で、一対の駆動輪3と一つの操
行輪4によつて支えられ、図示しないエンジンに
よつて走行されるようにしてある。5は運転席、
6は操行ハンドル、7は洗浄ブラシ装置、8はス
キユージ8aによつて汚水を吸引する周知のスキ
ユージ装置である。
説明する。第1図は床面洗浄車1を示し、これに
おいて、2は車体で、一対の駆動輪3と一つの操
行輪4によつて支えられ、図示しないエンジンに
よつて走行されるようにしてある。5は運転席、
6は操行ハンドル、7は洗浄ブラシ装置、8はス
キユージ8aによつて汚水を吸引する周知のスキ
ユージ装置である。
上記洗浄ブラシ装置7は第2図〜第7図に示す
ように構成されている。第2図,第3図におい
て、10は車体2の下面に一体に突設されている
支持ブラケツトで、左右一対設けられている。1
1は支持ブラケツト10に上下に略平行移動可能
に支持されている支持体で、図面では昇降体12
とブラシ支承体13とで構成させている。昇降体
12において、14は昇降板で、前端部の両縁に
は夫夫連結片15,15が上記支持ブラケツト1
0,10に上下一対の平行リンク16,16によ
つて連結されている。上記上側のリンク10はタ
ーンバツクル(符号省略)によつて長さ調整でき
るようにしてある。上記昇降板14の上面には車
体2の幅中心位置に補強片17が溶着され、昇降
板14の下面には後端部に介座板14aが溶着さ
れている。昇降板14の前端部には車体2の幅中
心位置にブラシ支承体13を枢着するための枢軸
18が溶着されている。上記昇降板14の後端部
には枢軸18を中心とする円弧状の引掛部19が
形成されている。20は昇降板14の前端部に一
体に設けられている支持腕で、先端部にはロツク
ピン21が上下動自在に取付けられている。上記
ロツクピン21は図示しないばねによつて下向き
に付勢されている。上記ブラシ支承体13におい
て、22は支承板、23は支承板22の前端部に
おける車体2の幅中心位置に溶着されている枢着
片で、上記枢軸18に球面軸受24を介して回動
自在に枢着されている。上記支承板22の後端部
上面には引掛片25が溶着され、その引掛片25
が上記引掛部19に係合されている。上記支承板
22には上記ロツクピン21の下端部と嵌合可能
な2つのロツク孔26,27が形成され(ロツク
孔27は省いても構わない)、支承板22の回動
を第3図に実線で示す通常位置と仮想線で示すブ
ラシ交換位置とでロツクするようにしてある。次
に、28,29,30は上記支承板22の下面に
突設されている3本の支承軸で、夫々には回転体
31が回転自在に取付けられている。上記回転体
31の上面にはギヤ32が一体的に止着され、下
面には洗浄ブラシ33が着脱自在(交換自在)に
取付けられている。34は支承板22の上面に止
着されている油圧モータで、その駆動軸34aに
は上記支承軸28,29に取付けられているギヤ
32,32と噛合する駆動ギヤ35が固着されて
いる。36は支承軸30に取付けられているギヤ
32を駆動ギヤ35とに噛合する中間ギヤで、支
承板22に突設した軸37に取付けられている。
なお、上記支承軸28,29,30の上端には
夫々洗浄ブラシ33に洗浄液を供給する為のホー
ス90が連結されている。
ように構成されている。第2図,第3図におい
て、10は車体2の下面に一体に突設されている
支持ブラケツトで、左右一対設けられている。1
1は支持ブラケツト10に上下に略平行移動可能
に支持されている支持体で、図面では昇降体12
とブラシ支承体13とで構成させている。昇降体
12において、14は昇降板で、前端部の両縁に
は夫夫連結片15,15が上記支持ブラケツト1
0,10に上下一対の平行リンク16,16によ
つて連結されている。上記上側のリンク10はタ
ーンバツクル(符号省略)によつて長さ調整でき
るようにしてある。上記昇降板14の上面には車
体2の幅中心位置に補強片17が溶着され、昇降
板14の下面には後端部に介座板14aが溶着さ
れている。昇降板14の前端部には車体2の幅中
心位置にブラシ支承体13を枢着するための枢軸
18が溶着されている。上記昇降板14の後端部
には枢軸18を中心とする円弧状の引掛部19が
形成されている。20は昇降板14の前端部に一
体に設けられている支持腕で、先端部にはロツク
ピン21が上下動自在に取付けられている。上記
ロツクピン21は図示しないばねによつて下向き
に付勢されている。上記ブラシ支承体13におい
て、22は支承板、23は支承板22の前端部に
おける車体2の幅中心位置に溶着されている枢着
片で、上記枢軸18に球面軸受24を介して回動
自在に枢着されている。上記支承板22の後端部
上面には引掛片25が溶着され、その引掛片25
が上記引掛部19に係合されている。上記支承板
22には上記ロツクピン21の下端部と嵌合可能
な2つのロツク孔26,27が形成され(ロツク
孔27は省いても構わない)、支承板22の回動
を第3図に実線で示す通常位置と仮想線で示すブ
ラシ交換位置とでロツクするようにしてある。次
に、28,29,30は上記支承板22の下面に
突設されている3本の支承軸で、夫々には回転体
31が回転自在に取付けられている。上記回転体
31の上面にはギヤ32が一体的に止着され、下
面には洗浄ブラシ33が着脱自在(交換自在)に
取付けられている。34は支承板22の上面に止
着されている油圧モータで、その駆動軸34aに
は上記支承軸28,29に取付けられているギヤ
32,32と噛合する駆動ギヤ35が固着されて
いる。36は支承軸30に取付けられているギヤ
32を駆動ギヤ35とに噛合する中間ギヤで、支
承板22に突設した軸37に取付けられている。
なお、上記支承軸28,29,30の上端には
夫々洗浄ブラシ33に洗浄液を供給する為のホー
ス90が連結されている。
次に、40は支持体10を昇降させる為の昇降
機構で、これにおいて41は上記補強片17の後
端部にピン連結されているリンク、42は車体2
の下面に溶着されているブラケツト43に回動自
在に枢着されているL形リンクで、一方の腕42
aは上記リンク41にピン連結されている。また
44は油圧シリンダで、そのシリンダ本体44a
は車体2の下面に溶着されているブラケツト45
にピン連結され、ピストンロツド44bは上記L
形リンク42の他方の腕42bにピン連結されて
いる。
機構で、これにおいて41は上記補強片17の後
端部にピン連結されているリンク、42は車体2
の下面に溶着されているブラケツト43に回動自
在に枢着されているL形リンクで、一方の腕42
aは上記リンク41にピン連結されている。また
44は油圧シリンダで、そのシリンダ本体44a
は車体2の下面に溶着されているブラケツト45
にピン連結され、ピストンロツド44bは上記L
形リンク42の他方の腕42bにピン連結されて
いる。
第4図は上記油圧シリンダ44を作動させる為
の油圧回路46を示し、これにおいて47はエン
ジン、48は油圧ポンプ、49は油タンク、50
は切換バルブで、Aソレノイド50aに通電する
と油圧シリンダ44のピストンロツド44bを突
出させて支持体10を下降させ、Bソレノイド5
0bに通電するとピストンロツド44bを没入さ
せて支持体10を上昇させるようにしてある。5
1は支持体下降側の圧油供給路52に配設されて
いる圧力制御弁で、プツシユロツド51aのスト
ロークによつて二次側の作動圧を制御する圧力比
例制御弁によつて構成(以下圧力比例制御弁51
と示す)されているが、この構成に限定されるも
のではなく、他の周知の圧力制御弁で構成しても
良い。53は支持体上昇側の圧油供給路54に配
設されているパイロツトチエツクバルブで、ピス
トンロツド44bを没入状態に保持できるように
してある。55は安全の為のリリーフバルブであ
る。
の油圧回路46を示し、これにおいて47はエン
ジン、48は油圧ポンプ、49は油タンク、50
は切換バルブで、Aソレノイド50aに通電する
と油圧シリンダ44のピストンロツド44bを突
出させて支持体10を下降させ、Bソレノイド5
0bに通電するとピストンロツド44bを没入さ
せて支持体10を上昇させるようにしてある。5
1は支持体下降側の圧油供給路52に配設されて
いる圧力制御弁で、プツシユロツド51aのスト
ロークによつて二次側の作動圧を制御する圧力比
例制御弁によつて構成(以下圧力比例制御弁51
と示す)されているが、この構成に限定されるも
のではなく、他の周知の圧力制御弁で構成しても
良い。53は支持体上昇側の圧油供給路54に配
設されているパイロツトチエツクバルブで、ピス
トンロツド44bを没入状態に保持できるように
してある。55は安全の為のリリーフバルブであ
る。
次に、第5図〜第7図は上記圧力比例制御弁5
1を操作する為の操作装置56を示し、これにお
いて、57は車体2の運転席5の近く(図面では
斜め前方)に溶着されているブラケツトで、上記
圧力比例制御弁51が止着されている。58はブ
ラケツト57に溶着されている取付板で、ねじ部
59aを有する支軸59が一体に突設されてい
る。60は取付板58に支軸59を介して前後揺
動自在に枢着されている制御部材として例示する
制御レバーで、支軸59に回動自在に取付けた円
形の回動板61と回動板61の上縁に溶着したレ
バー軸62とレバー軸62の上端に取付けられた
把手63とで構成されている。64は回動板61
の側面に突設された係合ピンで、取付板58の前
後方向の長孔65を貫通し、上記圧力比例制御弁
51のプツシユロツド51aの先端に当接されて
いる。66は上記回動板61を任意の回動位置に
保持させる保持具で、支軸59に嵌合された座板
67とねじ部59aに螺合された一対のナツト6
8と座板67及び回動板61との間に介在された
圧縮ばね69とで構成されている。上記制御レバ
ー60は第5図,第6図に示すように車体2の天
板2aに設けた前後方向に長い長孔70から上方
へ突出し、天板2aの上面には第5図に示すよう
に制御レバー60の揺動位置を示す為の適当な目
盛71(例えば洗浄ブラシ33と床面の接触圧力
を示す数値)が記載されている。
1を操作する為の操作装置56を示し、これにお
いて、57は車体2の運転席5の近く(図面では
斜め前方)に溶着されているブラケツトで、上記
圧力比例制御弁51が止着されている。58はブ
ラケツト57に溶着されている取付板で、ねじ部
59aを有する支軸59が一体に突設されてい
る。60は取付板58に支軸59を介して前後揺
動自在に枢着されている制御部材として例示する
制御レバーで、支軸59に回動自在に取付けた円
形の回動板61と回動板61の上縁に溶着したレ
バー軸62とレバー軸62の上端に取付けられた
把手63とで構成されている。64は回動板61
の側面に突設された係合ピンで、取付板58の前
後方向の長孔65を貫通し、上記圧力比例制御弁
51のプツシユロツド51aの先端に当接されて
いる。66は上記回動板61を任意の回動位置に
保持させる保持具で、支軸59に嵌合された座板
67とねじ部59aに螺合された一対のナツト6
8と座板67及び回動板61との間に介在された
圧縮ばね69とで構成されている。上記制御レバ
ー60は第5図,第6図に示すように車体2の天
板2aに設けた前後方向に長い長孔70から上方
へ突出し、天板2aの上面には第5図に示すよう
に制御レバー60の揺動位置を示す為の適当な目
盛71(例えば洗浄ブラシ33と床面の接触圧力
を示す数値)が記載されている。
上記構成のものにあつては、床面の洗浄作業を
行なう場合には、切換弁50のAソレノイド50
aに通電して油圧シリンダ44のピストンロツド
44aを突出させ、支持体11の昇降体12を略
平行に下降させる。それによりブラシ支承体13
も下降して洗浄ブラシ33を床面に接触させる。
上記油圧シリンダ44のピストンロツド44bは
洗浄ブラシ33が床面に接触後も圧力比例制御弁
51によつて設定された所定圧力によつて突出作
動され、昇降板14、介座板14a、ブラシ支承
板22等を介して洗浄ブラシ33を床面に押付け
る。その結果、洗浄ブラシ33の接地荷重が予め
圧力比例制御弁51によつて設定された所定の大
きさになる。次に、周知のように洗浄ブラシ33
にホース90から洗浄液を供給し、また油圧モー
タ34を作動させて駆動ギヤ35を矢印方向へ回
転させて各洗浄ブラシ33を第3図の矢印方向へ
回転させる。またスキユージ装置8のスキユージ
8aを下降させて汚水を吸引できるようにする。
上記の状態で車体2を洗浄すべき床面に沿つて走
行させると、洗浄ブラシ33が洗浄液と共に床面
を擦つて床面をきれいに磨き、その洗浄によつて
生じた汚水はスキユージ8aが吸引回収して床面
をきれいに仕上げる。上記の洗浄作業において、
床面に汚れの激しい部分があるときには、運転者
が走行中に制御レバー60を汚れ具合に応じて恰
もチエンジレバーを操作するように後方へ揺動さ
せると、係合ピン64が圧力比例制御弁51のプ
ツシユロツド51aを押し込んで二次圧を高く
し、その結果洗浄ブラシ33の接地荷重が大きく
なつて洗浄ブラシ33の洗浄力が大きくなり、汚
れの激しい部分をもきれいに洗浄できる。上記制
御レバー60の操作は走行中でも簡単にできるの
で、車体2の走行を停止する必要がなく、汚れの
多い所と少ない所が混在している床面でも同じ走
行速度で洗浄できて洗浄作業の能率を良くでき
る。また上記のように床面の汚れ度合いによつて
洗浄ブラシ33の接地荷重を変えて洗浄力を調整
できるので、床面の仕上り斑を少なくでき、床面
を略均一に洗浄できる。上記制御レバー60は保
持具66によつて任意の揺動位置に摩擦保持され
るので、制御レバー60の操作を瞬間的に行なう
ことができ、走行中に制御レバー60を操作して
も走行の安全を確保できる。
行なう場合には、切換弁50のAソレノイド50
aに通電して油圧シリンダ44のピストンロツド
44aを突出させ、支持体11の昇降体12を略
平行に下降させる。それによりブラシ支承体13
も下降して洗浄ブラシ33を床面に接触させる。
上記油圧シリンダ44のピストンロツド44bは
洗浄ブラシ33が床面に接触後も圧力比例制御弁
51によつて設定された所定圧力によつて突出作
動され、昇降板14、介座板14a、ブラシ支承
板22等を介して洗浄ブラシ33を床面に押付け
る。その結果、洗浄ブラシ33の接地荷重が予め
圧力比例制御弁51によつて設定された所定の大
きさになる。次に、周知のように洗浄ブラシ33
にホース90から洗浄液を供給し、また油圧モー
タ34を作動させて駆動ギヤ35を矢印方向へ回
転させて各洗浄ブラシ33を第3図の矢印方向へ
回転させる。またスキユージ装置8のスキユージ
8aを下降させて汚水を吸引できるようにする。
上記の状態で車体2を洗浄すべき床面に沿つて走
行させると、洗浄ブラシ33が洗浄液と共に床面
を擦つて床面をきれいに磨き、その洗浄によつて
生じた汚水はスキユージ8aが吸引回収して床面
をきれいに仕上げる。上記の洗浄作業において、
床面に汚れの激しい部分があるときには、運転者
が走行中に制御レバー60を汚れ具合に応じて恰
もチエンジレバーを操作するように後方へ揺動さ
せると、係合ピン64が圧力比例制御弁51のプ
ツシユロツド51aを押し込んで二次圧を高く
し、その結果洗浄ブラシ33の接地荷重が大きく
なつて洗浄ブラシ33の洗浄力が大きくなり、汚
れの激しい部分をもきれいに洗浄できる。上記制
御レバー60の操作は走行中でも簡単にできるの
で、車体2の走行を停止する必要がなく、汚れの
多い所と少ない所が混在している床面でも同じ走
行速度で洗浄できて洗浄作業の能率を良くでき
る。また上記のように床面の汚れ度合いによつて
洗浄ブラシ33の接地荷重を変えて洗浄力を調整
できるので、床面の仕上り斑を少なくでき、床面
を略均一に洗浄できる。上記制御レバー60は保
持具66によつて任意の揺動位置に摩擦保持され
るので、制御レバー60の操作を瞬間的に行なう
ことができ、走行中に制御レバー60を操作して
も走行の安全を確保できる。
次に、洗浄しない場合(単に走行のみ行なう場
合)には、切換弁50のBソレノイド50bに通
電して油圧シリンダ44のピストンロツド44b
を没入させ、昇降体12を上昇させる。その昇降
体12の上昇によつてブラシ支承体13も上昇さ
れて洗浄ブラシ33を収納位置に上昇させる。そ
の後切換弁50を第4図に示す中立位置に位置さ
せ、油圧ポンプ48から吐出される圧油を直接油
タンク49に戻すようにする。上記の場合、油圧
シリンダ44に供給された圧油はパイロツトチエ
ツクバルブ53によつて戻りが逆止されているの
で、切換弁50において多少の油戻りがあつても
ピストンロツド44bを長期に亘つて没入状態に
維持でき、走行中に洗浄ブラシ33が床面に接触
する事故を阻止できる。なお、洗浄しない場合、
スキユージ装置8のスキユージ8aを上昇状態に
保持することは云う迄もない。
合)には、切換弁50のBソレノイド50bに通
電して油圧シリンダ44のピストンロツド44b
を没入させ、昇降体12を上昇させる。その昇降
体12の上昇によつてブラシ支承体13も上昇さ
れて洗浄ブラシ33を収納位置に上昇させる。そ
の後切換弁50を第4図に示す中立位置に位置さ
せ、油圧ポンプ48から吐出される圧油を直接油
タンク49に戻すようにする。上記の場合、油圧
シリンダ44に供給された圧油はパイロツトチエ
ツクバルブ53によつて戻りが逆止されているの
で、切換弁50において多少の油戻りがあつても
ピストンロツド44bを長期に亘つて没入状態に
維持でき、走行中に洗浄ブラシ33が床面に接触
する事故を阻止できる。なお、洗浄しない場合、
スキユージ装置8のスキユージ8aを上昇状態に
保持することは云う迄もない。
次に、洗浄ブラシ33を新しいものと交換する
場合には、ブラシ支承体13を第2図に示すよう
に持上げた状態で、ロツクピン21を引上げて係
合孔26から離脱させ、その状態でブラシ支承体
13を第3図に仮想線で示すように枢軸18を中
心にして回動させる。その場合、ブラシ支承板2
2は引掛片25が昇降板14の引掛部19に引掛
けられているので持上状態が保持される。ブラシ
支承体13を仮想線で示すように回動させると、
ロツクピン21が係合孔27に係合してその回動
位置をロツクし、その状態では中間位置の洗浄ブ
ラシ33が車体2の側面近くに位置され、その洗
浄ブラシ33の交換を容易に行なうことができ
る。なお、両側部の洗浄ブラシ33はブラシ支承
体13を回動させなくても車体2の側方から容易
に行なうことができる。洗浄ブラシ33の交換後
はブラシ支承体13を第3図に実線で示す元の位
置に戻す。
場合には、ブラシ支承体13を第2図に示すよう
に持上げた状態で、ロツクピン21を引上げて係
合孔26から離脱させ、その状態でブラシ支承体
13を第3図に仮想線で示すように枢軸18を中
心にして回動させる。その場合、ブラシ支承板2
2は引掛片25が昇降板14の引掛部19に引掛
けられているので持上状態が保持される。ブラシ
支承体13を仮想線で示すように回動させると、
ロツクピン21が係合孔27に係合してその回動
位置をロツクし、その状態では中間位置の洗浄ブ
ラシ33が車体2の側面近くに位置され、その洗
浄ブラシ33の交換を容易に行なうことができ
る。なお、両側部の洗浄ブラシ33はブラシ支承
体13を回動させなくても車体2の側方から容易
に行なうことができる。洗浄ブラシ33の交換後
はブラシ支承体13を第3図に実線で示す元の位
置に戻す。
なお、上記実施例では支承体を昇降体とその昇
降体に旋回可能に取付けたブラシ支承体とで構成
しているが、ブラシ支承体を旋回させないときに
はブラシ支承体を直接昇降させるようにして昇降
板を省いても良い。
降体に旋回可能に取付けたブラシ支承体とで構成
しているが、ブラシ支承体を旋回させないときに
はブラシ支承体を直接昇降させるようにして昇降
板を省いても良い。
考案の効果
以上のように本考案にあつては、油圧シリンダ
の支持体下降側の圧油供給路に圧力制御弁を設
け、車体の運転席近くに制御部材を付設し、運転
席での制御部材の作動によつて圧力制御弁の制御
圧力を調整可能にしたので、車体を走行させて床
面を洗浄する場合、床面に部分的によごれの激し
い所があつても、運転者が走行中に制御部材を床
面のよごれに応じて作動させることで、洗浄ブラ
シと床面の接触圧力を床面のよごれに応じた大き
さに調整でき、よごれの激しい床面を走行停止す
ることなくきれいに洗浄でき、床面の洗浄作業能
率を良くできると共に仕上がり斑を少なくできる
効果がある。
の支持体下降側の圧油供給路に圧力制御弁を設
け、車体の運転席近くに制御部材を付設し、運転
席での制御部材の作動によつて圧力制御弁の制御
圧力を調整可能にしたので、車体を走行させて床
面を洗浄する場合、床面に部分的によごれの激し
い所があつても、運転者が走行中に制御部材を床
面のよごれに応じて作動させることで、洗浄ブラ
シと床面の接触圧力を床面のよごれに応じた大き
さに調整でき、よごれの激しい床面を走行停止す
ることなくきれいに洗浄でき、床面の洗浄作業能
率を良くできると共に仕上がり斑を少なくできる
効果がある。
図面は本願の実施例を示し、第1図は床面洗浄
車の側面図、第2図は第1図の一部を断面にして
示す要部拡大図、第3図は第2図の車体を省略し
て示す平面図、第4図は油圧回路図、第5図は制
御部材と運転席との関係を示す説明図、第6図は
制御部材部分の側面図、第7図は第6図の一部を
省略して示す平面図である。 2……車体、5……運転席、11……支持体、
33……洗浄ブラシ、44……油圧シリンダ、5
1……圧力比例制御弁(圧力制御弁)、52……
圧油供給路、60……制御部材。
車の側面図、第2図は第1図の一部を断面にして
示す要部拡大図、第3図は第2図の車体を省略し
て示す平面図、第4図は油圧回路図、第5図は制
御部材と運転席との関係を示す説明図、第6図は
制御部材部分の側面図、第7図は第6図の一部を
省略して示す平面図である。 2……車体、5……運転席、11……支持体、
33……洗浄ブラシ、44……油圧シリンダ、5
1……圧力比例制御弁(圧力制御弁)、52……
圧油供給路、60……制御部材。
Claims (1)
- 運転席を有する自動車の車体に支持体を上下に
略平行移動可能に支持させ、その支持体に洗浄ブ
ラシを回転自在に装着し、支持体と車体との間に
支持体を上下動可能な油圧シリンダを介在させて
成る床面洗浄車において、上記油圧シリンダを作
動させる為の支持体下降側の圧油供給路に作動圧
を制御可能な圧力制御弁を設け、車体の運転席近
くに作動圧を任意に制御するための制御部材を付
設し、上記圧力制御弁を上記制御部材の操作によ
つて所定の圧力に設定できるように配設して成る
ことを特徴とする床面洗浄車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7754188U JPH0535137Y2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7754188U JPH0535137Y2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01180521U JPH01180521U (ja) | 1989-12-26 |
JPH0535137Y2 true JPH0535137Y2 (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=31302520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7754188U Expired - Lifetime JPH0535137Y2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0535137Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5380092B2 (ja) * | 2009-01-30 | 2014-01-08 | アマノ株式会社 | 床面等用清掃機のブラシ装置 |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP7754188U patent/JPH0535137Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01180521U (ja) | 1989-12-26 |
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