JPH0535062U - 掴持部付き鋏 - Google Patents

掴持部付き鋏

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JPH0535062U
JPH0535062U JP8655391U JP8655391U JPH0535062U JP H0535062 U JPH0535062 U JP H0535062U JP 8655391 U JP8655391 U JP 8655391U JP 8655391 U JP8655391 U JP 8655391U JP H0535062 U JPH0535062 U JP H0535062U
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JP
Japan
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gripping
scissors
blade
handle
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JP8655391U
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達也 斉藤
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Kaijirushi Hamono Center KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 両刃部4,5の先端部で両掴持部12,13
が折曲成形され、開閉中心軸部3の回転中心方向に沿う
両刃部4,5の厚さ寸法Bと両掴持部12,13の厚さ
寸法Aとがほぼ同一になっているとともに、両刃部4,
5の摺接面に沿う中心線Q上で両掴持部12,13が互
いに当接し得るようになっている。この両掴持部12,
13の当接面には凹凸部が形成されている。柄部におい
て刃部4,5から延設された支持杆の先端部には、両斜
面間でテーパ部を有するドライバー又はホッチキスの針
外しや、両腕とそれらの間の切欠きとを有する釘抜き又
は画鋲抜きが形成されている。 【効果】 両刃部4,5の先端での両掴持部12,13
の成形が大変行い易くなる。また、ドライバーや針外し
や釘抜きや画鋲抜きにより、従来にない各種機能を有す
る多用途鋏として大変便利である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は両刃部の先端に掴持部を設けた鋏に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の鋏としては、例えば実開昭57−54352号公報に示すもの がある。この鋏においては、図12に示すように、回動可能に支持された両刃部 4,5の先端に連続して掴持部12,13が設けられ、両刃部4,5を互いに閉 じたとき、この両掴持部12,13が互いに当接されるようになっている。回動 中心方向に沿う両刃部4,5の厚さ方向の中心線P間で両刃部4,5が互いに摺 接する面に沿う中心線Qと、両掴持部12,13の厚さ方向の中心線Rとがほぼ 一致し、両掴持部12,13の厚さ寸法Aは両刃部4,5の厚さ寸法Bと比較し てほぼ2倍になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように前記両中心線Q,Rを互いに一致させると、ねじりが生じることな く掴持力が最も有効に働くと考えられるが、両掴持部12,13をこの中心線R 上で互いに当接させるには、両掴持部12,13を両刃部4,5から突出させて 両掴持部12,13の厚さ寸法Aを両刃部4,5の厚さ寸法Bよりも大きくしな ければならないため、両掴持部12,13が両刃部4,5に対し鉤状になり、両 掴持部12,13の成形が大変困難であった。
【0004】 本考案は両掴持部の形状を改良してその成形を容易に行い得るようにすること を目的としている。また、これに加え、従来にない各種機能を有する鋏を提供す ることも目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
後記する各実施例の図面に示すように、本考案に係る鋏においては、一対の鋏 片1,2が開閉中心軸部3により回動可能に支持され、同軸部3よりも先端側に 刃部4,5が設けられているとともに、同軸部3よりも基端側に柄部6,7が設 けられ、両鋏片1,2を開閉させたとき両刃部4,5が互いに摺接するようにな っている。
【0006】 特に、前記両刃部4,5の先端部で両掴持部12,13が折曲成形され、前記 開閉中心軸部3の回動中心方向に沿う両刃部4,5の厚さ寸法Bと両掴持部12 ,13の厚さ寸法Aとがほぼ同一になっているとともに、両刃部4,5の摺接面 に沿う中心線Q上で両掴持部12,13が互いに当接し得るようになっている。 この両掴持部12,13の当接面には凹凸部12a,13aが形成されている。
【0007】 前記柄部6,7において刃部4,5から延設された支持杆8,9の先端部には 、両斜面17a,27a間でテーパ部17,27を有するドライバー16又はホ ッチキスの針外し26や、両腕19,24とそれらの間の切欠き20,25とを 有する釘抜き18又は画鋲抜き23が形成されている。
【0008】
【作用】
このような鋏では、その両刃部4,5による切断機能ばかりでなく、両掴持部 12,13により物を掴むこともできる。このとき、その凹凸部12a,13a は滑り止めの働きをする。さらに、ドライバー16や針外し26や釘抜き18や 画鋲抜き23により、各種機能も果たす。
【0009】
【第1実施例】 まず、本考案の第1実施例に係る鋏を図1から図6を参照して説明する。 図1,2に示すように、一対の鋏片1,2は開閉中心軸部3により回動可能に 支持され、同軸部3よりも先端側に刃部4,5が設けられているとともに、同軸 部3よりも基端側に柄部6,7が設けられている。両柄部6,7において、両刃 部4,5から延設された支持杆8,9には把持環10,11が取着されている。 そして、両鋏片1,2を互いに開閉させると、両刃部4,5が開閉中心軸部3を 中心に回動して互いに摺接する。図4に示すように、開閉中心軸部3の回動中心 方向に沿う両刃部4,5の厚さ方向の中心線Pと、それらの間で両刃部4,5の 摺接面に沿う中心線Qとは互いに平行になっているとともに、両刃部4,5の厚 さ寸法Bが同一になっている。
【0010】 図3,4に示すように、両刃部4,5の先端に連続して折曲部14,15が形 成され、この両折曲部14,15は両刃部4,5の摺接面に沿う中心線Qに対し 内側へ傾斜している。さらに、この両折曲部14,15の先端に連続して掴持部 12,13が形成され、この両掴持部12,13の厚さ方向の中心線Rと、両刃 部4,5の摺接面に沿う中心線Qとは互いに一致している。この両掴持部12, 13は両刃部4,5の先端部を折曲して形成されているため、両掴持部12,1 3の厚さ寸法Aが両刃部4,5の厚さ寸法Bとほぼ同一になっている。両掴持部 12,13の相対向内面には凹凸部12a,13aが形成されている。そして、 両刃部4,5を互いに閉じると、両掴持部12,13がそれらの凹凸部12a, 13aで互いに当接するようになっている。
【0011】 一方の柄部6の支持杆8の先端部にはドライバー16が形成され、図5に示す ように両斜面17a間で次第に細くなるテーパ部17が形成されている。他方の 柄部7の支持杆9の先端部には釘抜き18が形成され、両腕19間で切欠き20 が形成されているとともに、図6に示すように両腕19が若干折曲されて次第に 細くなっている。両支持杆8,9の相対向する内側に大小の凹部22が形成され 、両柄部6,7を互いに閉じたときそれらの凹部22間で六角スパナ21が形成 されるようになっている。
【0012】 このような鋏では、その両刃部4,5による切断機能ばかりでなく、両掴持部 12,13により物を掴むこともできる。このとき、その凹凸部12a,13a は滑り止めの働きをする。さらに、ドライバー16や釘抜き18や六角スパナ2 1により、各種機能も果たす。
【0013】 特に本実施例においては、互いに摺接する両刃部4,5の先端部で両掴持部1 2,13が折曲成形され、両掴持部12,13の厚さ寸法Aが両刃部4,5の厚 さ寸法Bとほぼ同一のまま、両刃部4,5の摺接面に沿う中心線Q上で両掴持部 12,13が互いに当接可能になっているため、両刃部4,5の先端での両掴持 部12,13の成形が大変行い易くなる。
【0014】
【第2実施例】 次に、本考案の第2実施例に係る鋏を図7から図11を参照して説明する。 この第2実施例においても前記第1実施例と同様に両刃部4,5の先端で両掴 持部12,13が折曲成形されている。
【0015】 一方の柄部6の支持杆8の先端部には画鋲抜き23が形成されている。この画 鋲抜き23においては前記第1実施例の釘抜き18の両腕19及び切欠き20と 同様に両腕24及び切欠き25が形成されている。他方の柄部7の支持杆9の先 端部にはホッチキスの針外し26が形成されている。この針外し26においては 、前記第1実施例のドライバー16のテーパ部17及びその両斜面17aと同様 にテーパ部27及びその両斜面27aが形成されているとともに、このテーパ部 27に丸みを付けて紙折り28が形成されている。両刃部4,5にはそれぞれ長 孔30が透設され、両刃部4,5が閉じられたときこの両長孔30が互いに重合 して引掛ねじ回し29になっている。この鋏においても、切断機能や掴持機能ば かりではなく、画鋲抜き23や針外し26や紙折り28により、各種機能を果た す。
【0016】
【考案の効果】
本考案の係る鋏によれば、両刃部4,5の先端での両掴持部12,13の成形 が大変行い易くなる。また、ドライバー16や針外し26や釘抜き18や画鋲抜 き23により、従来にない各種機能を有する多用途鋏として大変便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る鋏を閉じた状態を示す正面図
である。
【図2】同じく開いた状態を示す正面図である。
【図3】図1の部分拡大正面図である。
【図4】図1の部分拡大平面図である。
【図5】図1の鋏にあるドライバーを示す部分断面図で
ある。
【図6】図1の鋏にある釘抜きを示す部分断面図であ
る。
【図7】第2実施例に係る鋏を閉じた状態を示す正面図
である。
【図8】同じく開いた状態を示す正面図である。
【図9】図7の鋏にある画鋲抜きを示す部分断面図であ
る。
【図10】図7の鋏にあるホッチキスの針外しを示す部
分断面図である。
【図11】図7の鋏にある引掛ねじ回しを示す部分断面
図である。
【図12】従来の鋏においてその両刃部の先端にある掴
持部を示す部分平面図である。
【符号の説明】
1 鋏片、2 鋏片、3 開閉中心軸部、4 刃部、5
刃部、6 柄部、7柄部、8 支持杆、9 支持杆、
10 把持環、11 把持環、12a 凹凸部、13
掴持部、13a 凹凸部、14 折曲部、15 折曲
部、16 ドライバー、18 釘抜き、21 スパナ、
23 画鋲抜き、26 ホッチキスの針外し、28 紙
折り、29 引掛ねじ回し、A 掴持部12,13の厚
さ寸法、B 刃部4,5の厚さ寸法。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の鋏片(1,2)を開閉中心軸部
    (3)により回動可能に支持し、同軸部(3)よりも先
    端側に刃部(4,5)を設けるとともに、同軸部(3)
    よりも基端側に柄部(6,7)を設け、両鋏片(1,
    2)の開閉に伴い両刃部(4,5)を互いに摺接可能に
    した鋏において、 前記両刃部(4,5)の先端部で両掴持部(12,1
    3)を折曲成形し、前記開閉中心軸部(3)の回動中心
    方向に沿う両刃部(4,5)の厚さ寸法(B)と両掴持
    部(12,13)の厚さ寸法(A)とをほぼ同一にし
    て、両刃部(4,5)の摺接面に沿う中心線(Q)上で
    両掴持部(12,13)を当接可能にし、この当接面に
    凹凸部(12a,13a)を形成したことを特徴とする
    掴持部付き鋏。
  2. 【請求項2】 請求項1の柄部(6,7)において、刃
    部(4,5)から延設した支持杆(8,9)の先端部に
    は、両斜面(17a,27a)間でテーパ部(17,2
    7)を有するドライバー(16)又はホッチキスの針外
    し(26)を形成したことを特徴とする掴持部き付鋏。
  3. 【請求項3】 請求項1の柄部(6,7)において、刃
    部(4,5)から延設した支持杆(8,9)の先端部に
    は、両腕(19,24)とそれらの間の切欠き(20,
    25)とを有する釘抜き(18)又は画鋲抜き(23)
    を形成したことを特徴とする掴持部付き鋏。
JP8655391U 1991-10-23 1991-10-23 掴持部付き鋏 Expired - Lifetime JP2505944Y2 (ja)

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JPH0535062U true JPH0535062U (ja) 1993-05-14
JP2505944Y2 JP2505944Y2 (ja) 1996-08-07

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2828045A1 (en) * 2012-03-19 2015-01-28 Sarah Schmidt A constraint for a pair of scissors
JP2016096995A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 資規 照井

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JP2016096995A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 資規 照井

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