JPH0534849B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0534849B2
JPH0534849B2 JP63230486A JP23048688A JPH0534849B2 JP H0534849 B2 JPH0534849 B2 JP H0534849B2 JP 63230486 A JP63230486 A JP 63230486A JP 23048688 A JP23048688 A JP 23048688A JP H0534849 B2 JPH0534849 B2 JP H0534849B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
vibrating
crystal resonator
vibration
width
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63230486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0279511A (ja
Inventor
Hirofumi Kawashima
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Electronic Components Ltd
Original Assignee
Seiko Electronic Components Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Electronic Components Ltd filed Critical Seiko Electronic Components Ltd
Priority to JP63230486A priority Critical patent/JPH0279511A/ja
Publication of JPH0279511A publication Critical patent/JPH0279511A/ja
Publication of JPH0534849B2 publication Critical patent/JPH0534849B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、周波数が1MHz前後の中周波数帯をカ
バーする縦水晶振動子に関する。特に、その振動
子の支持部の形状に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、振動モレが非常に少なく、R1の小
さい、小型縦水晶振動子を提供することにある。
水晶は物理的、および化学的に大変に安定した物
質であり、従つて、これから形成される、いわゆ
る水晶振動子は損失抵抗の小さい、高いQ値を持
つた振動子を得ることができる。しかしながら、
このように優れた特性が得られるのは、振動モレ
の小さい振動子形状の設計がなされて初めて得ら
れるのである。本発明では振動部と支持部がエツ
チング法によつて一体に形成された縦水晶振動子
の支持部の形状を工夫、改善することにより、振
動部のエネルギーを振動部内部に閉じ込めること
ができる。その結果、損失抵抗R1の小さい、且
つ、Q値の高い縦水晶振動子を得ることができ
る。
〔従来の技術〕
振動部と支持部をエツチング法によつて一体に
形成された従来の縦水晶振動子は支持部のフレー
ムの幅が一様、且つ、同一方向に形成され、その
端部でマウントされるため、振動部のエネルギー
がマウント部まで伝わり、振動モレの原因となつ
ていた。そのために、損失抵抗R1の小さい縦水
晶振動子を得ることができなかつた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このために、増幅器の増幅度を高める等して対
応してきたが消費電流が多くなる等の欠点があ
り、ひどい時には、機器に配置したときに、振動
モレが大きく、発振停止するという大きな問題が
生じていた。そこで、本発明はこの振動モレの非
常に小さい縦水晶振動子を提案するものである。
即ち、振動モレの非常に小さい形状を提供するも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の縦水晶振動子の一実施例で、
第2図は第1図の縦水晶振動子の原理を説明する
ための簡略化した平面図である。第2図におい
て、振動子1は振動部2と支持部3から成り、支
持部3は一端固定、他端支持という境界条件で固
定されていると考えられることができる。又、振
動部2は長さL1、幅W1、厚みTで表し、支持部
3は長さL2、幅W2で表すと、今、振動子1の振
動部2は矢印Aで示したように、伸びの変位をす
ると、支持部3は当然矢印Bで示すごとく内側の
曲げのモードを発生する。ここでは屈曲モードを
起こす部分を屈曲部5で示す。逆に、振動部2が
縮めば、支持部3の屈曲部5は外側に曲げのモー
ドを発生する。即ち、本発明では、振動部2の幅
方向の変位を支持部3の屈曲モードに変換するこ
とによつて、その振動の自由度を抑圧しないよう
にしている。そして、実際には、振動を抑圧しな
い寸法がある。この形状寸法は振動部2の歪エネ
ルギーによつて決まる。即ち、振動部2の歪エネ
ルギーをU1、屈曲部を歪エネルギーをU2とする
と、U1,U2は次式で表される。
U1=1/2∫V1T2S2dV ……(1) U2=1/2∫V2EI(∂2v/∂x2)dV ……(2) 但し、応力T2、歪S2、ヤング率E、断面2次
モーメントI、変位v、体積V1,V2、座標xを
示す。又、縦水晶振動子の振動を抑圧しない関数
は式(1)、(2)より、次の関係が成り立つ。
U1>U2 ……(3) これより、屈曲部5の寸法L2,W2が決定され
る。例えは、本発明の周波数1MHzのときの振動
部の寸法は長さL1=2.6mm、W1=80μm、T=
160μmのとき、支持部の屈曲部の寸法比W2/L2
は0.16以下であれば良い。このように寸法を決め
ることにより、損失抵抗の小さい、且つ、高いQ
値を持つ縦水晶振動子を得ることができる。次
に、振動モレについて述べる。第2図の簡略化し
た図から分かるように、振動部2の振動エネルギ
ーは支持部3へブリツジ部4を介して伝達する。
従つて、支持部3でのエネルギー損失を小さくす
れば良い訳で、支持部3のモードは屈曲モードに
変換されるから、一端固定部のマウントされる部
分、即ち、固定部の質量が無限に大きければ、支
持部3のエネルギーはモレないことになる。同様
に、他端支持の条件を持つ支持部3は自由にする
ことによつて、エネルギーモレをなくすことがで
きる。換言するならば、本発明は、振動部2から
伝わる支持部3の屈曲モードに変換する形状、即
ち、幅W2と長さL2の比W2/L2を選択することに
より、振動部の振動を自由にし、且つ、屈曲モー
ドする部分と接続する部分の質量を大きく、更
に、自由にすることによつて、本発明の目的を達
成するものである。
〔作用〕
このように、本発明は振動部と支持部から構成
される、エツチング法によつて形成される縦水晶
振動子の支持部の形状寸法を改善することによ
り、損失抵抗の小さい、且つ、高いQ値を有する
縦水晶振動子を得ることができる。同時に、支持
部の振動モードを解析することにより、振動モレ
の小さい縦水晶振動子が得られる。
〔実施例〕
次に、本発明にて得られた結果を具体的に述べ
る。第1図は本発明の縦水晶振動子の一実施例を
示す平面図で、振動子1は振動部2と支持部3か
ら構成されていて、エツチング法によつて一体に
形成されている。尚、支持部3は屈曲部5、フレ
ーム6、外枠7とマウント部8から成つている。
振動部2は外部からの電解駆動(図示されてな
い)にて、長手方向に伸縮運動をするが、それと
同時にその垂直方向、即ち、ブリツジ部4の方向
にも同様の振動をする。この時に、まず、振動部
2の長手方向の振動を自由に励振するには、ブリ
ツジ部4の方向の振動を十分に自由にすることが
大切で、そのために、本発明では支持部3の屈曲
部5の長さLと幅W(図示されてない)の比によ
つて、例えば、周波数が約1MHzの場合、辺比
W/Lが0.16以下であれば、長手方向の振動の抑
圧を十分に小さくすることができる。次に、振動
モレについては、振動子は振動部2からブリツジ
部4を介して屈曲部5へと一体にエツチング法に
よつて形成され、その端部はフレーム6に接続さ
れる。このとき屈曲部5は屈曲モードで振動する
が、一端がフレーム6に接続され、他端は振動部
2を囲むようにして自由に振動できる構造になつ
ているので、即ち、一端は固定、他端は支持とい
う境界条件を持つ振動をする。又、屈曲部5は屈
曲モードで振動する際に、その長手方向にも若干
の変位をともなう。その結果、フレーム6にも両
端支持の境界条件を有する屈曲振動が発生すると
同時に、外枠7にも屈曲モードは伝わる。従つ
て、この振動をマウント部まで伝わらないように
するには、外枠7の先端部の幅をマウント部8に
接続される外枠7の幅より小さくして、段部を形
成することにより達成できる。
この理由は外枠7の幅の狭い先端部は屈曲モー
ドで振動し、且つ、幅の変化する位置は振動の節
となり、マウント部8と接続される外枠7の幅を
先端部の幅より大きくして質量を大きくするとフ
レーム6付近にエネルギーを閉じ込めることがで
きるためである。それ故、マウント部8で固定し
ても、全く振動モレのない縦水晶振動子が得られ
る。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明は振動部と支持部を
エツチング法によつて一体に形成する縦水晶振動
子に於いて、新形状の縦水晶振動子を提案するこ
とにより、次の著しい効果を有する。
支持部の形状寸法を改善することにより、振
動を自由にさせることができるので、損失抵抗
が小さくなる。
屈曲部をマウント部と逆の方向のフレームに
接続し、又、フレームは質量効果が在る外枠に
接続されているので、振動モレが小さくなる。
片側の面でマウントするので、製造が容易、
且つ、小型化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の縦水晶振動子形状寸法の一実
施例を示す平面図である。第2図は本発明の縦水
晶振動子の原理を説明するための簡略化した平面
図である。 1……振動子、2……振動部、3……支持部、
4……ブリツジ部、5……屈曲部、6……フレー
ム、7……外枠、8……マウント部、L,L2
…屈曲部の長さ、W,W2……屈曲部の幅、L1
…振動部の長さ、W1……振動部の幅。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一端がマウント部に、両側面が外枠に包囲さ
    れ、他端がフレームに包囲された水晶振動子から
    なり、 前記振動子は、支持部を形成する屈曲部とこれ
    を介して支持された振動部とからなり、 かつ、これらがエツチング法によつて一体に形
    成された縦水晶振動子であつて、 前記屈曲部は、振動部のマウント側とその両側
    とを囲み、その基端はフレームに接続され、 前記フレームはさらに外枠に接続され、 前記外枠の幅はマウント側で広く、フレーム側
    で狭く形成され段部をなしていることを特徴とす
    る縦水晶振動子。
JP63230486A 1988-09-14 1988-09-14 縦水晶振動子 Granted JPH0279511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63230486A JPH0279511A (ja) 1988-09-14 1988-09-14 縦水晶振動子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63230486A JPH0279511A (ja) 1988-09-14 1988-09-14 縦水晶振動子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0279511A JPH0279511A (ja) 1990-03-20
JPH0534849B2 true JPH0534849B2 (ja) 1993-05-25

Family

ID=16908539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63230486A Granted JPH0279511A (ja) 1988-09-14 1988-09-14 縦水晶振動子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0279511A (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522070A (ja) * 1991-07-10 1993-01-29 Seiko Electronic Components Ltd 縦水晶振動子
DE4321949C2 (de) * 1992-07-03 1997-07-10 Murata Manufacturing Co Vibratoreinheit
DE4322144C2 (de) * 1992-07-03 1997-06-05 Murata Manufacturing Co Vibratoreinheit
US5541469A (en) * 1993-04-14 1996-07-30 Murata Manufacturing Co., Ltd. Resonator utilizing width expansion mode
GB2278721B (en) * 1993-05-31 1996-12-18 Murata Manufacturing Co Chip-type piezoelectric resonance component
US5621263A (en) * 1993-08-09 1997-04-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric resonance component
US5648746A (en) * 1993-08-17 1997-07-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Stacked diezoelectric resonator ladder-type filter with at least one width expansion mode resonator
CN1064490C (zh) * 1993-08-17 2001-04-11 株式会社村田制作所 梯形滤波器
JP3114526B2 (ja) * 1994-10-17 2000-12-04 株式会社村田製作所 チップ型圧電共振部品

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63302611A (ja) * 1987-06-02 1988-12-09 Seiko Electronic Components Ltd 縦水晶振動子

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63302611A (ja) * 1987-06-02 1988-12-09 Seiko Electronic Components Ltd 縦水晶振動子

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0279511A (ja) 1990-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63260311A (ja) 縦水晶振動子
JPH0534849B2 (ja)
JPH0754891B2 (ja) 縦水晶振動子
JPS63260310A (ja) 縦水晶振動子
JP2531266B2 (ja) 振動子の支持構造
JPH0534848B2 (ja)
JPS63311810A (ja) 縦水晶振動子
JPH0275213A (ja) 縦水晶振動子
JPH0831759B2 (ja) 縦水晶振動子
JPH0831763B2 (ja) 縦水晶振動子
JP2592280B2 (ja) 縦水晶振動子
JPH0828639B2 (ja) 縦水晶振動子
JPH0831765B2 (ja) 縦水晶振動子
JPH01241209A (ja) 縦水晶振動子
JPH07112143B2 (ja) 縦水晶振動子
JPS63260312A (ja) 縦水晶振動子
JPH01229510A (ja) 縦水晶振動子
JP2696104B2 (ja) 縦水晶振動子
JPH01212013A (ja) 縦水晶振動子
JPS63302612A (ja) 縦水晶振動子
JPH02135908A (ja) 縦水晶振動子
JPH0831761B2 (ja) 縦水晶振動子
JPH02186815A (ja) 短辺水晶振動子
JPH0831760B2 (ja) 縦水晶振動子の電極構造
JPH0831762B2 (ja) 縦水晶振動子