JPH0534819Y2 - - Google Patents

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JPH0534819Y2
JPH0534819Y2 JP1163187U JP1163187U JPH0534819Y2 JP H0534819 Y2 JPH0534819 Y2 JP H0534819Y2 JP 1163187 U JP1163187 U JP 1163187U JP 1163187 U JP1163187 U JP 1163187U JP H0534819 Y2 JPH0534819 Y2 JP H0534819Y2
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トランスフアプレスのフイードバー
位置決め装置、詳しくは、ワークを搬送するフイ
ードバーの停止機構に関する。
〔従来の技術〕
型交換する際、ワークを搬送するフイードバー
をボルスタと共に取り出す構造のトランスフアプ
レスにあつては、フイードバーをフイードストロ
ークの中点位置で停止させる必要がある。かかる
トランスフアプレスとして、例えば、第7図、第
8図に示すものが知られている。
このトランスフアプレスでは、第7図に示すよ
うに、ブランクBを搬送する2本の平行なフイー
ドバー21がボルスタ22上に設けられ、各コラ
ム23の中央部に位置している。このフイードバ
ー21はプレス本体のメインモータ(図示せず)
により作動するプレス昇降装置(図示せず)に連
動して、往復運動するようになつている(特開昭
55−14227号公報参照)。即ち、第7図、第8図に
示すように、フイードバー21は、ブランクBを
対向する一対のフインガー24でクランプ(保
持)した状態でリフト→アドハンス→ダウンの順
序でワークを搬送し、フインガー24でワークを
アンクランプした後(第7図の状態)、リターン
してもとの位置に戻る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来はフイードバー21をボルスタ
22と共にプレス外に搬出する目的でフイードバ
ー21その他の慣性力による惰走を見込んで、ク
ランク角度に同期するタイミングスイツチや、フ
イードバー21自体からの信号を取り出す近接ス
イツチ等でフイードストローク(フイードバーの
往復距離)の中点位置にフイードバー21を停止
させようとしていた。ところが、停止信号のでる
タイミングのバラツキや停止信号が出てから止ま
るまでの惰走距離のバラツキによりフイードバー
21の中点停止精度を確保することができなかつ
た。この結果、型交換する際、フイードバー21
をボルスタ22と共に第7図の矢印方向に取り出
そうとしてもボルスタ22より立設されるフイー
ドバー受台上のロケートピンにフイードバー21
の位置決め穴が正しく入らないために取り出せな
いという問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上述の問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、フイードバーをフイード
ストロークの中点位置に正確に停止させることの
できるトランスフアプレスのフイードバー位置決
め装置を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、型交換
の際、ワークを搬送するフイードバーをフイード
ストロークの略中点位置で停止させて、ボルスタ
と共にプレス本体の外部に取り出すトランスフア
プレスにおいて、 フイードバーを移動する駆動装置と、 フイードバーと共に移動するプレートをプレ
ス本体に固設した手前側位置検出センサ及び行
き過ぎ側位置検出センサで検出することによ
り、又は、プレス本体に固設したプレートをフ
イードバーと共に移動する手前側位置検出セン
サ及び行き過ぎ側位置検出センサで検出するこ
とによりフイードバーの位置を検出する検出手
段と、 プレートが、手前側位置検出センサ及び行き
過ぎ側位置検出センサで検出されない時に、両
検出センサで検出されるように、駆動装置に駆
動指令をする制御装置、 とから構成されているものである。
〔考案の作用〕
本考案によれば、フイードバーが惰走して、プ
レートが手前側位置検出センサ及び行き過ぎ側位
置検出センサの両センサにより検出されない位置
にあつても、フイードバーは、制御装置からの駆
動指令を受けた駆動装置によりプレートが両セン
サで検出されるように移動する。従つて、プレー
トと一体のフイードバーの惰走が補正されてフイ
ードバーはフイードストロークの中点で停止す
る。
〔考案の実施例〕
以下、図面により本考案の実施例を説明する。
第1図ないし第3図は本実施例に係るトランス
フアプレスのフイードバー位置決め装置を示す。
図において、Pはプレス本体で、その4隅にコ
ラム1が立設され、プレス本体Pの中央部にボル
スタ2が走行自在に設けられ、このボルスタ2に
金型Kが固定されている。ボルスタ2上にはフイ
ンガー3Aで挟むことによりブランク(ワーク)
Bを搬送する2本の平行なフイードバー3が設け
られている。フイードバー3には分割自在に補助
フイードバー4が連結し、この補助フイードバー
4にスライダー5が一体に連結している。スライ
ダー5には遊星歯車装置6が設けられ、この遊星
歯車装置6は連結歯車7を介して緩速モータ(駆
動装置)8に連結している。遊星歯車装置6は太
陽歯車6Aと遊星歯車6Bとを有し、遊星歯車6
Bが太陽歯車6Aの周りを回転することによりス
ライダー5がフイードストロークSだけブランク
進行方向に往復運動できる構造となつている。
スライダー5の側部にはプレート9が設けら
れ、プレート9に対向して手前側近接スイツチ
(手前側位置検出センサ)10A及び行き過ぎ側
近接スイツチ(行き過ぎ側位置検出センサ)10
Bがプレス本体Pに固設されている。プレート9
を手前側近接スイツチ10A及び行き過ぎ側近接
スイツチ10Bで検出することによりフイードバ
ー3の位置を検出することに代えている。これら
プレート9、手前側近接スイツチ10A、行き過
ぎ側近接スイツチ10Bにより検出手段11が構
成されている。
12は制御装置で、手前側近接スイツチ10A
及び行き過ぎ側近接スイツチ10Bに接続し、プ
レート9が、手前側位置検出センサ10A及び行
き過ぎ側位置検出センサ10Bで検出されない時
に、両検出センサ10A,10Bで検出されるよ
うに、緩速モータ8に駆動指令を与えるものであ
る。
次に、型交換する際、フイードバー3がフイー
ドストロークSの中点位置(第1図の二点鎖線位
置)で停止する動作を、第4図ないし第6図によ
り説明する。
プレス本体Pの動作が停止すると、フイードバ
ー3の中点位置手前の所定角度にて、クランク角
度に同期するタイミングスイツチより停止信号を
受けて、緩速モータ8が正転し、フイードバー3
はある惰走距離だけ動いて一旦止まる(第4図、
A点)。
次に、第6図のフローチヤーに示すように、タ
イマ(図示せず)をセツトし(S1)、緩速モータ
8を正転させる(S2)。この時、プレート9は手
前側近接スイツチ10Aの検出範囲外にある(第
5図a)。手前側近接スイツチ10AがONにな
ると((S3)、第5図b)、S4に進み、プレート9
が行き過ぎ側近接スイツチ10Bの検出範囲内に
あるか否かが判断される。S4において行き過ぎ
側近接スイツチ10BがONになると緩速モータ
8がOFFとなる((S6)、第5図d)。S3で手前側
近接スイツチ10AがOFFの場合は第5図aの
状態であり、S5に進み、タイマが所定の時間経
過していなければ、S2に戻り上記の動作を繰り
返す。
S4で行き過ぎ側近接スイツチ10BがOFFの
場合は第5図cの状態であり、S5に進み、タイ
マが所定の時間経過していなければ、S2に戻り
上記の動作を繰り返す。S5で所定時間経過して
いれば、緩速モータ8が停止する(S6)。緩速モ
ータ8が停止した後、行き過ぎ側近接スイツチ1
0BのON・OFFが判断される(S7)。OFF状態
の時はS2に戻り上記の動作を繰り返す。即ち、
第4図に示すように、緩速モータ8がON・OFF
動作を繰り返すことにより、プレート9は、一定
時間作動した後一定時間休止する寸動動作を繰り
返すいわゆるいも虫動作を行なう。
S7で行き過ぎ側近接スイツチ10BがONのと
きは、S8に進み、手前側近接スイツチ10Aの
ON・OFFが判断される。ONの時はS9に進み、
フイードバー3の中点位置の停止が完了する。
OFFの時はS10に進み、緩速モータ8が逆回転し
(第5図e)、プレート9はいも虫動作で手前側近
接スイツチ10A方向に引き返す(第4図c,
d)。
次いで、S11で手前側近接スイツチ10Aの
ON・OFFが判断される。OFFの時は緩速モータ
8の逆回転が継続し、ONの時はS12に進み、行
き過ぎ側近接スイツチ10BのON・OFFが判断
される。ONの時はS13に進み、フイードバー3
の中点位置の停止が完了する。OFFの時はS1に
戻り、同様の動作を繰り返す。
以上の如き構成によれば、フイードバー3が惰
走して、プレート9が手前側近接スイツチ10A
又は行き過ぎ側近接スイツチ10Bにより検出さ
れない位置にあつても(第5図a,b,c,e)、
プレート9が手前側近接スイツチ10Aと行き過
ぎ側近接スイツチ10Bの両スイツチで検出され
るようにフイードバー3が第5図矢印方向に移動
する。従つて、プレート9が、手前側近接スイツ
チ10A及び行き過ぎ側近接スイツチ10Bで検
出される位置になる(第5図d)。この結果、プ
レート9と一体のフイードバー3の惰走が修正さ
れてフイードバーはフイードストロークSの中点
で正確に停止する(第4図)。従つて、惰走距離
のバラツキ(第4図においてA点の位置が一定し
ていない)があつてもフイードバー3の中点停止
精度を確保することができ、フイードバー3をボ
ルスタ2とともにプレス本体Pの外部に取り出す
場合、フイードバー3の位置決め穴が、フイード
バー受台のロケートピンに入らないということが
なくなる。
又、第4図に示すように、プレート9と一体の
フイードバー3はA点の位置からいも虫動作で動
くので、フイードバー3の惰走する慣性力が小さ
くなり、上記の効果を達成し易くしている。
なお、本実施例においては、駆動装置として緩
速モータ8を使用することによりスライダー5を
移動させているが、油圧シリンダ又は空圧シリン
ダを使用することにより直接スライダー5を移動
させることもできる。
又、本実施例においては、プレート9がスライ
ダー5に設けられ、手前側位置検出センサ10A
及び行き過ぎ側位置検出センサ10Bがプレス本
体Pに固設されているが、プレート9をプレス本
体Pに固設する一方、手前側位置検出センサ10
A及び行き過ぎ側位置検出センサ10Bをスライ
ダー5に設けることもできる。
さらに、本実施例においては、手前側位置検出
センサとして手前側近接スイツチ10Aが、行き
過ぎ側位置検出センサとして行き過ぎ側近接スイ
ツチ10Bが設けられているが、手前側近接スイ
ツチ10A、行き過ぎ側近接スイツチ10Bに代
えて、リミツトスイツチを設けることもできる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、フイード
バーをフイードストロークの中点位置に正確に停
止させることができ、ひいては、型交換の際、フ
イードバーをボルスタとともにプレス本体の外部
に取り出す場合、フイードバーの中点停止装置を
正確に出せるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るトランスフアプ
レスのフイードバー位置決め装置の要部を示す平
面図(アドバンスの状態)、第2図は同トランス
フアプレスのフイードバー位置決め装置の全体を
示す平面図(アドバンスの状態)、第3図はトラ
ンスフアプレスのフイードバー位置決め装置の正
面図、第4図はプレートの動きを示す説明図、第
5図はプレートの移動状態を示す説明図、第6図
は制御内容を示すフローチヤート、第7図は従来
におけるトランスフアプレスの平面図、第8図は
フイードバーの動きを示す側面説明図である。 1……コラム、2……ボルスタ、3……フイー
ドバー、4……補助フイードバー、5……スライ
ダー、8……緩速モータ、9……プレート、10
A……手前側近接スイツチ、10B……行き過ぎ
側近接スイツチ、11……検出手段、P……プレ
ス本体、S……フイードストローク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 型交換の際、ワークを搬送するフイードバーを
    フイードストロークの略中点位置で停止させて、
    ボルスタと共にプレス本体の外部に取り出すトラ
    ンスフアプレスにおいて、 フイードバーを移動する駆動装置と、 フイードバーと共に移動するプレートをプレ
    ス本体に固設した手前側位置検出センサ及び行
    き過ぎ側位置検出センサで検出することによ
    り、又は、プレス本体に固設したプレートをフ
    イードバーと共に移動する手前側位置検出セン
    サ及び行き過ぎ側位置検出センサで検出するこ
    とによりフイードバーの位置を検出する手段
    と、 プレートが、手前側位置検出センサ及び行き
    過ぎ側位置検出センサで検出されない時に、両
    検出センサで検出されるように、駆動装置に駆
    動指令をする制御装置、 とから構成されていることを特徴とするトランス
    フアプレスのフイードバー位置決め装置。
JP1163187U 1987-01-29 1987-01-29 Expired - Lifetime JPH0534819Y2 (ja)

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JPS63122725U JPS63122725U (ja) 1988-08-10
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