JPH05347721A - ビデオスイッチング装置用バックポ−チクランプ回路 - Google Patents

ビデオスイッチング装置用バックポ−チクランプ回路

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Publication number
JPH05347721A
JPH05347721A JP4166705A JP16670592A JPH05347721A JP H05347721 A JPH05347721 A JP H05347721A JP 4166705 A JP4166705 A JP 4166705A JP 16670592 A JP16670592 A JP 16670592A JP H05347721 A JPH05347721 A JP H05347721A
Authority
JP
Japan
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signal
level
circuit
clamp
pulse width
Prior art date
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Pending
Application number
JP4166705A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Murakami
博行 村上
Naoyuki Haraguchi
尚之 原口
Tsuneo Osano
恒夫 小佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種類の異なるビデオ信号であっても、いわゆ
るベデスタルレベルを安定に保持する。 【構成】 パルス幅変換回路6にはビデオ信号の入力タ
イミングと略同時にパルス幅選択信号が入力され、パル
ス幅選択信号に対応したパルス幅を有し且つ水平同期信
号に同期したTTLレベルのパルス信号が出力される。
そして、D/A変換器7及びアナログスイッチ回路4に
より、パルス幅変換回路6で設定されたパルス幅で且つ
クランプレベル信号と同一の信号レベルを有したクラン
プパルス信号がクランプ回路5に入力される結果、クラ
ンプ回路5に入力されたビデオ信号のペデスタルレベル
は、クランプパルス信号の信号レベルに保持されること
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオスイッチング装
置に係り、特に、ビデオ信号のいわゆるペデスタルレベ
ルを設定するバックポ−チクランプ回路の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオ信号を映像表示するビデオ装置に
おいて、入力されたビデオ信号の基準レベル、いわゆる
ペデスタルレベルを安定させることは、歪み等のない正
確な最終出力としての映像信号や印字デ−タに変換され
た信号を得るうえで重要である。 従来、このビデオ信
号のペデスタルレベルを決定するための回路、すなわ
ち、バックポ−チクランプ回路と称されるものとして
は、例えば、図3に示されるような回路がある。以下、
同図に基づいてこのバックポ−チクランプ回路について
概略的に説明すれば、先ず、このバックポ−チクランプ
回路は、入力されたコンポジット信号から同期信号を分
離して抽出する同期信号分離回路1と、この同期信号分
離回路1から出力された同期信号を微分する微分回路2
と、この微分回路2の出力信号に基づいていわゆるオン
オフ信号を発生するトランジスタスイッチング回路3
と、このトランジスタスイッチング回路3から出力され
たオンオフ信号に基づいてクランプレベル信号としての
直流入力電圧を方形波信号に変換するアナログスイッチ
ング回路4と、このアナログスイッチング回路4の出力
信号のレベルを基準にしてコンポジットビデオ信号のペ
デスタルレベルを決定するクランプ回路5とからなるも
のである。
【0003】図4には上述したバックポ−チクランプ回
路の動作を説明するための主要部における信号波形が示
されている。すなわち、同期信号分離回路1及びクラン
プ回路5に入力されるビデオ信号は、図4(a)に示さ
れるように映像信号そのものと、水平同期信号とが混合
されたいわゆるコンポジットビデオ信号である。このコ
ンポジットビデオ信号において、水平同期信号は、映像
信号を挟んでその前後に水平バックポ−チ期間及び水平
フロントポ−チ期間と称される時間間隔をおいて配され
るようになっている。また、水平同期信号及び映像信号
は共にペデスタルレベルと称される一定電圧を基準にそ
れぞれ所定の振幅を有する信号となっている。
【0004】かかるコンポジットビデオ信号が同期信号
分離回路1に入力されることによって、同回路1は、コ
ンポジットビデオ信号から水平同期信号のみを分離して
図4(b)に示されるような水平同期信号を出力する。
微分回路2においては、矩形状の同期信号が微分される
結果、図4(c)に示されるようないわゆる微分波形が
得られる。トランジスタスイッチング回路3において
は、図4(c)に示された微分波形をトリガ信号として
入力し、この微分信号の立ち下がりに同期してトランジ
スタ(図示せず)がいわゆるオンオフ動作するようにな
っており、そのオンオフ信号は、アナログスイッチ回路
4に入力される。そして、アナログスイッチ回路4にお
いては、上述のトランジスタスイッチング回路3からの
オンオフ信号によって一定レベルのクランプレベル信号
が断続されて、図4(e)に示されるような、クランプ
レベル信号と同一の信号レベルを有するクランプパルス
信号と称されるパルス信号が出力されることとなる。ク
ランプ回路5においては、コンポジットビデオ信号のペ
デスタルレベルがクランプパルス信号の信号レベルにな
るようにクランプパルス信号とコンポジットビデオ信号
との合成が行われるようになっている。そして、クラン
プ回路5を経たコンポジットビデオ信号は、最終的に、
例えば、ビデオプリンタに供給され、その信号の内容は
いわゆるハ−ドコピ−として出力されることとなる。こ
のビデオプリンタでは、ディジタル信号化された画像信
号が必要であるために、クランプ回路5を経たアナログ
のコンポジットビデオ信号は、アナログ・ディジタル変
換部8においてディジタル信号に変換されて後段のディ
ジタル処理回路(図示しない)へ供給されるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のバックポ−チクランプ回路においては、クラン
プパルス信号のパルス幅が固定されているために周期等
の異なる複数種類のビデオ信号を選択的に入力するよう
な場合には、クランプパルス信号のパルス幅が適合する
ビデオ信号以外のビデオ信号をCRT等からなる表示装
置において表示すると、画面の左側に比べて右側が暗く
なるというような画質の低下を招くという問題があっ
た。
【0006】また、種々のフォマットのビデオ信号を取
り込むビデオスイッチング装置のクランプ回路において
は、コンデンサをクランプパルス信号により充電し、こ
のコンデンサの充電電圧をビデオ信号のペデスタルレベ
ルとするような回路構成を採っているために、例えば、
水平同期時間が非常に長く且つ映像信号が白地を基調と
して黒色の文字が多いようなものである場合、一旦コン
デンサへのへの充電が行われた後に再び充電が行われる
までの周期が長いので、コンデンサの放電現象により充
電電圧が除々に低下することに加え、映像信号のレベル
が比較的低いのでペデスタルレベルが下がり気味にな
る。一方、これとは反対に水平周期が短くて且つ映像信
号が標準的なものである場合、コンデンサへは短い周期
で充電が繰り返されることに加えて映像信号のレベルが
上述の場合に比して高いので、ペデスタルレベルが上が
り気味になり、いずれにしてもペデスタルレベルが安定
しない。このため、入力された信号を基準電圧と比較す
ることによって、その入力信号をいわゆるディジタル信
号レベル(例えば、TTLレベル等)へ変換する変換動
作を行うアナログ・ディジタル変換部8においては、コ
ンポジットビデオ信号の内容が同じでも上述のようにペ
デスタルレベルが変動することによって、変換結果が異
なってしまい正常ないわゆるハ−ドコピ−(プリンタ出
力)が得られなくなるという問題があった。
【0007】さらに、クランプパルス信号のパルス幅、
すなわち、トランジスタスイッチング回路3から出力さ
れるオンオフ信号は、微分回路2の微分出力信号に対し
て一定の閾値を設定して生成されるようになっている
が、微分出力信号の指数関数的に変化する部分の変化の
割合が温度、湿度等の環境条件によって微妙に変動する
傾向にあり、このために先の閾値が一定であってもトラ
ンジスタスイッチング回路3のオンオフ信号の幅、すな
わち、クランプパルス信号の幅が変動してしまい、安定
した映像が得られないという問題があった。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、規格の異なる種々のビデオ信号のペデスタルレベル
を一定に保持することのできるビデオスイッチング装置
用バックポ−チクランプ回路を提供することを目的とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明に係るビデオスイッチング装置用バックポ−チ
クランプ回路は、同期信号を含むコンポジットビデオ信
号から前記同期信号を分離して該同期信号に同期したク
ランプパルス信号を生成し、このクランプパルス信号の
信号レベルを基準にして前記コンポジットビデオ信号の
ベデスタルレベルを一定レベルに保持するようにしたビ
デオスイッチング装置用バックポ−チクランプ回路にお
いて、前記コンポジットビデオ信号の種類に対応して予
め定められ且つ前記コンポジットビデオ信号の入力と共
に入力されるパルス幅選択信号に応じて前記クランプパ
ルス信号の幅を設定するパルス幅変換手段と、前記パル
ス幅変換手段の出力信号を所望の信号レベルに変換する
レベル変換手段と、前記コンポジットビデオ信号のペデ
スタルレベルを前記レベル変換手段の出力信号の信号レ
ベルに保持するレベル保持手段と、を具備してなるもの
である。
【0010】
【作用】パルス幅変換手段にはコンポジットビデオ信号
に対応したパルス幅選択信号が入力され、コンポジット
ビデオ信号に対応したクランプパルス信号のパルス幅が
設定される。そして、パルス幅変換手段から所定のパル
ス幅に設定されたパルス信号が出力され、このパルス信
号はレベル変換手段に入力される。レベル変換手段にお
いて、入力されたパルス信号はコンポジットビデオ信号
のペデスタルレベルとしての所望の信号レベルに変換さ
れ、レベル保持手段にいわゆるクランプパルスとして入
力される。その結果、レベル保持手段においてクランプ
パルス信号は、コンポジットビデオ信号と信号合成さ
れ、コンポジットビデオ信号のいわゆるペデスタルレベ
ルはクランプパルス信号のレベルに保持されることとな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るビデオスイッチング装置
用バックポ−チクランプ回路の実施例について図1及び
図2を参照しつつ説明する。ここで、図1は本発明に係
るビデオスイッチング装置用バックポ−チクランプ回路
の一実施例を示す回路図、図2は図1に示された回路に
おける動作を説明するための主要部における信号波形を
示した波形図である。尚、図3に示された従来の回路と
同一構成部分については、同一の符号を付してここでの
詳細な説明は省略し、以下、異なる点を中心に説明す
る。このビデオスイッチング装置用バックポ−チクラン
プ回路は、同期信号分離回路1と、外部から入力される
パルス幅選択信号に対応したパルス幅の信号を前述した
同期信号分離回路1の出力である水平同期信号に同期し
て出力するパルス幅変換回路6と、パルス幅変換回路6
の出力信号を所望の信号レベルに変換するD/A変換器
7と、このD/A変換器7の出力信号によってクランプ
レベル信号を断続するアナログスイッチ回路4と、クラ
ンプ回路5と、を有してなるものである。
【0012】クランプ回路5及び同期信号分離回路1
は、コンポジットビデオ信号を入力としているが、この
コンポジットビデオ信号は、図2(a)に示されるよう
に映像信号と水平同期信号とが混合された点においては
従来と変わりがないが、水平同期信号の周期が種々のも
のが入力される、すなわち、一種類の映像信号のみが入
力されるのではなく他種類の映像信号が図示しないビデ
オ選択部において択一的に選択され、その選択されたコ
ンポジットビデオ信号が入力されるようになっている。
【0013】パルス幅変換手段としてのパルス幅変換回
路6は、同期信号分離回路1から出力された水平同期信
号(図2(b)参照)を入力し、パルス幅選択信号に応
じて定まるパルス幅で且つその立ち上がりが水平同期信
号の立ち下がりに同期したパルス信号を出力するもので
ある。ここで、パルス幅選択信号は、ビデオスイッチン
グ装置の図示しない他の部分で発生するものである。す
なわち、ビデオスイッチング装置において、所望する映
像信号の選択は、一般にユ−ザ−がキ−ボ−ド(図示せ
ず)から各映像信号毎に設定された数字、英文字等から
なる識別符号を入力することにより所望のコンポジット
信号が選択され、本実施例のビデオスイッチング装置用
バックポ−チクランプ回路及び図示しない他の回路に入
力されるようになっている。このようにコンポジットビ
デオ信号の選択はキ−ボ−ドに所望のコンポジットビデ
オ信号を選択するために予め定められた識別符号をキ−
入力することにより行われるが、本実施例においてはこ
のキ−入力された識別符号が所望のビデオ毎に異なる点
に着目し、キ−ボ−ドで発生した識別符号をパルス幅選
択信号として流用することを前提としているものであ
る。尚、キ−ボ−ドによるコンポジットビデオ信号の選
択方法としては、上述のように識別符号をキ−入力する
方法に限られず、種類の異なるビデオ信号毎にキ−ボ−
ド上で予め例えば一個のキ−が定めてあるようなもので
あってもかまわず、基本的には種類の異なる映像信号毎
に特定の識別信号が定まるようになっていればよい。す
なわち、その識別信号によって逆に映像信号の種類が特
定できるからである。
【0014】本実施例におけるパルス幅選択信号は、パ
ラレルディジタル信号を想定している。そして、個々の
パルスル幅選択信号に応じて映像信号の種類は特定し得
るので、各映像信号に対してクランプパルス信号の幅を
予め決定することができる。かかる観点に基づいて、こ
のパルス幅変換回路6においては、パルス幅選択信号に
対して出力するパルス信号のパルス幅(このパルス幅が
そのままクランプパルス信号のパルス幅となる。)が予
め定められており、パルス幅選択信号の値に対応して図
2(c)に示されるような所定のパルス幅のパルス信号
が出力されるようになっている。また、本実施例のパル
ス幅変換回路6において出力信号のレベルは、TTLレ
ベルに設定してある。
【0015】このパルス幅変換回路6のより具体的構成
例としては、例えば、個々のパルス幅選択信号に対して
定まる出力信号のパルス幅を記憶した記憶回路(例え
ば、ROM)と、この記憶回路から出力されたパルス幅
のデ−タからTTLレベルのパルス信号を生成するパル
ス生成回路とを備えることによって構成することができ
る。
【0016】D/A変換器7は、パルス幅変換回路6の
TTL出力信号をパルス幅を変えることなくアナログス
イッチ回路4の入力信号として適した信号レベルに変換
するものである。レベル変換手段としてのアナログスイ
ッチ回路4は、上述のD/A変換器7からのパルス信号
でクランプレベル信号を断続してクランプパルス信号を
レベル保持手段としてのクランプ回路5に入力する。ク
ランプ回路5に入力されるクランプパルス信号は、この
クランプ回路5に入力されたコンポジットビデオ信号の
種類に応じたパルス幅を有して入力されるので、クラン
プ回路5から出力されるコンポジットビデオ信号のペデ
スタルレベルは、略クランプパルス信号の信号レベルに
略保持されることとなる。
【0017】しかして、上述の構成において本回路の全
体的な動作について以下に説明する。図示しないキ−ボ
−ド等の操作により種々のコンポジットビデオ信号の中
から所望の信号が選択され、その選択されたビデオ信号
が同期信号分離回路1及びクランプ回路5に入力され
る。同時に、同期信号分離回路1へはキ−ボ−ドによる
コンポジットビデオ信号の選択操作に応じて図示されな
い回路により発生されたパラレルデ−タのパルス幅選択
信号が入力される。
【0018】同期信号分離回路1からは、入力されたコ
ンポジットビデオ信号から分離された水平同期信号が出
力される(図2(b)参照)。また、パルス幅変換回路
6からは、入力されたパルス幅選択信号に対応したパル
ス幅で且つその立ち上がりが水平同期信号の立ち下がり
に同期したTTLレベルのパルス信号が出力される。そ
して、このパルス幅変換回路6の出力信号は、D/A変
換器7でアナログスイッチ回路4の入力に適した信号レ
ベルに変換され、アナログスイッチ回路4に入力され
る。そして、クランプ回路5へは、先のパルス幅変換回
路6の出力信号のパルス幅で且つクランプレベル信号で
定まる信号レベルを有するクランプパルス信号がアナロ
グスイッチ回路4から入力されることとなる。すなわ
ち、クランプ回路5には、入力されたコンポジットビデ
オ信号のペデスタルレベルを保持するに適したパルス幅
を有したクランプパルス信号が入力されることとなり、
その結果、入力されたコンポジットビデオ信号のいわゆ
るペデスタルレベルはクランプパルス信号のレベルに略
保持されることとなる。
【0019】本実施例においては、種々のビデオ信号か
ら所望のビデオ信号を選択した際にビデオスイッチング
装置内で発生する一種の識別信号をパルス幅選択信号と
して入力し、このパルス幅選択信号に応じて定まるパル
ス幅を有するパルス信号を出力するパルス幅変換回路6
を設け、さらに、このパルス幅変換回路6で設定された
パルス幅で且つクランプレベル信号によって定められる
信号レベルを有するクランプパルス信号をアナログスイ
ッチ回路4によって生成するような構成とすることによ
り、種類の異なるコンポジットビデオ信号のベデスタル
レベルを一定に保持するに適したクランプパルス信号を
得ることができ、このため、アナログ・ディジタル変換
の際にデ−タが不安定となるようなことがなくなり、安
定したいわゆるハ−ドコピ−が得られることとなる。さ
らにまた、従来と異なりクランプパルス信号のパルス幅
を決定するために微分信号を用いていないので、環境条
件によってパルス幅が変動することがなく、そのためア
ナログ・ディジタル変換後のデ−タが安定するので、プ
リンタ−等のいわゆるディジタル表示装置において、印
字の劣化やちらつきが低減されることとなる。
【0020】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
選択されたビデオ信号の種類に対応してビデオ信号のペ
デスタルレベルを安定させるためのクランプパルス信号
として適切なパルス幅が設定されるように構成すること
により、ビデオ信号に応じて適切なパルス幅を有するク
ランプパルス信号によってビデオ信号のペデスタルレベ
ルをクランプパルス信号の信号レベルに保持するいわゆ
るクランプ処理が行われるので、これをプリンタ−に供
給するためにアナログ・ディジタル変換する際に変換デ
−タが不安定になるというようなことが無くなり安定し
たプリンタ出力が得られる。また、環境条件によりクラ
ンプパルス信号のパルス幅が微妙に変動することがない
ので、ペデスタルレベルが安定し、ビデオ信号をプリン
タ−に供給するためにアナログ・ディジタル変換する際
に変換デ−タが不安定になるというようなことが無くな
り、安定したプリンタ出力を得ることができるという効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオスイッチング装置用バック
ポ−チクランプ回路の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示された実施例の回路動作を説明するた
めの主要部における信号波形図である。
【図3】従来のバックポ−チクランプ回路図の一実施例
を示す回路図である。
【図4】図3に示された従来の回路の動作を説明するた
めの主要部における信号波形図である。
【符号の説明】
1…同期信号分離回路、 2…微分回路、 3…トラン
ジスタスイッチング回路、 4…アナログスイッチ回
路、 5…クランプ回路、 6…パルス幅変換回路、
8…アナログ・ディジタル変換部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/10 Z 9070−5C

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期信号を含むコンポジットビデオ信号
    から前記同期信号を分離して該同期信号に同期したクラ
    ンプパルス信号を生成し、このクランプパルス信号の信
    号レベルを基準にして前記コンポジットビデオ信号のベ
    デスタルレベルを一定レベルに保持するようにしたビデ
    オスイッチング装置用バックポ−チクランプ回路におい
    て、前記コンポジットビデオ信号の種類に対応して予め
    定められ且つ前記コンポジットビデオ信号の入力と共に
    入力されるパルス幅選択信号に応じて前記クランプパル
    ス信号の幅を設定するパルス幅変換手段と、前記パルス
    幅変換手段の出力信号を所望の信号レベルに変換するレ
    ベル変換手段と、前記コンポジットビデオ信号のペデス
    タルレベルを前記レベル変換手段の出力信号の信号レベ
    ルに保持するレベル保持手段と、を具備することを特徴
    とするビデオスイッチング装置用バックポ−チクランプ
    回路。
JP4166705A 1992-06-03 1992-06-03 ビデオスイッチング装置用バックポ−チクランプ回路 Pending JPH05347721A (ja)

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