JPH0534710U - 発振回路 - Google Patents
発振回路Info
- Publication number
- JPH0534710U JPH0534710U JP8084191U JP8084191U JPH0534710U JP H0534710 U JPH0534710 U JP H0534710U JP 8084191 U JP8084191 U JP 8084191U JP 8084191 U JP8084191 U JP 8084191U JP H0534710 U JPH0534710 U JP H0534710U
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- signal
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- Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 温度変動、部品の経時変化があっても注入同
期信号パルスの位相情報を保持する発振回路を得ること
を目的としており、さらに短時間で調整できる注入同期
信号パルスの位相情報を保持する発振回路を得ることを
目的とする。 【構成】 LC発振回路のコンデンサをバラクタダイオ
ードで構成するとともに、注入同期信号パルスの位相情
報を保持する発振回路の出力の一部を周波数弁別回路に
入力し、その出力信号をバラクタダイオードに印加する
ようにしたものである。
期信号パルスの位相情報を保持する発振回路を得ること
を目的としており、さらに短時間で調整できる注入同期
信号パルスの位相情報を保持する発振回路を得ることを
目的とする。 【構成】 LC発振回路のコンデンサをバラクタダイオ
ードで構成するとともに、注入同期信号パルスの位相情
報を保持する発振回路の出力の一部を周波数弁別回路に
入力し、その出力信号をバラクタダイオードに印加する
ようにしたものである。
Description
【0001】
この考案は注入同期信号パルスの位相情報を保持する発振回路の構成に関する ものである。
【0002】
図2は従来の注入同期信号パルスの位相情報を保持する発振回路の構成を示す 図であり、1は引込み信号(ロッキングパルス)入力端子、2は注入同期信号パ ルスの位相情報を保持する発振回路の信号出力端子、5と6はトランジスタ、7 は正電源電圧端子、8は負電源電圧端子、9と10はトランスを構成するコイル 、11はコンデンサ、12、13、14、15、16は抵抗、22はコンデンサ である。
【0003】 次に動作について説明する。トランジスタ5、コイル9、10、コンデンサ1 1、22、抵抗12で構成されている部分はLC発振回路であり、引込み信号入 力端子1にロッキングパルスが入力されない状態では、このLC発振回路は、コ イル9のインダクタンス、およびコンデンサ22の容量で定まる周波数で発振し 、信号出力端子2に発振信号を出力する。 次に、引込み信号入力端子1に、上記LC発振回路の発振周波数にほとんど等 しい周波数の、大レベルのロッキングパルスを入力すると、LC発振回路は注入 同期を起こして、ロッキングパルスの周波数で、ロッキングパルスと、ある位相 関係を保って発振する。 その後、引込み信号入力端子1にロッキングパルスの入力が無くなっても、L C発振回路は、タンク回路の特性により、しばらくの間はそのままロッキングパ ルスとある位相関係を保って発振し続ける。 レーダ装置において、マグネトロン送信信号をミックスダウンしたものをロッ キングパルスとして用いれば、この注入同期信号パルスの位相情報を保持する発 振回路の出力は送信信号とある位相関係を保った信号となり、この信号を用いて レーダ受信機内で受信信号を位相検波すれば、レーダ装置に移動目標表示機能を 持たせることができる。
【0004】
従来の注入同期信号パルスの位相情報を保持する発振回路は、以上のように構 成されているので、周囲の温度変動、部品の経時変化などで、LC発振回路の発 振周波数がずれてしまうと、ロッキングパルスの周波数とLC発振回路の周波数 との差が大きくなってしまい、注入同期信号パルスの位相情報を保持する発振回 路が、ロッキングパルスの位相情報を保持できなくなってしまうことがあるとい う欠点があった。 さらに、LC発振回路の発振周波数は、ロッキングパルスの周波数と、ほとん ど等しくなるように調整する必要があるため、調整に時間がかかるという欠点が あった。
【0005】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、周囲の温度変 動、部品の経時変化があってもロッキングパルスの位相情報を保持できる注入同 期信号パルスの位相情報を保持する発振回路を得ることを目的としており、さら に短時間で調整できる注入同期信号パルスの位相情報を保持する発振回路を得る ことを目的とする。
【0006】
この考案に係る注入同期信号パルスの位相情報を保持する発振回路は、LC発 振回路のコンデンサをバラクタダイオードで構成するとともに、注入同期信号パ ルスの位相情報を保持する発振回路の出力の一部を周波数弁別回路に入力し、そ の出力信号をバラクタダイオードに印加するようにしたものである。
【0007】
この考案における注入同期信号パルスの位相情報を保持する発振回路は、周波 数弁別回路によって、LC発振回路の発振周波数が正しい周波数からどれだけず れているかを検出し、周波数差が無くなるように、バラクタダイオードに制御電 圧をあたえ、バラクタダイオードの容量を変化させて、LC発振回路の発振周波 数を常に正しい周波数に保持する。
【0008】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1において、1は引込み 信号(ロッキングパルス)入力端子、2は注入同期信号パルスの位相情報を保持 する発振回路の信号出力端子、3は電力分配器、4は周波数弁別器、5と6はト ランジスタ、7は正電源電圧端子、8は負電源電圧端子、9と10はトランスを 構成するコイル、11はコンデンサ、12、13、14、15、16は抵抗、1 7はチョークコイル、18と19はコンデンサ、20はバラクタダイオード、2 1はチョークコイルである。
【0009】 次に動作について説明する。トランジスタ5、コイル9、10、コンデンサ1 1、18、19、バラクタダイオード20、抵抗12で構成されている部分はL C発振回路であり、引込み信号入力端子1にロッキングパルスが入力されない状 態では、このLC発振回路は、コイル9のインダクタンス、およびコンデンサ1 8、19、そしてバラクタダイオード20の容量で定まる周波数で発振し、信号 出力端子2に発振信号を出力する。 引込み信号入力端子1に、LC発振部の発振周波数とほとんど同じ周波数で、 大レベルのロッキングパルスを入力したとき、及びロッキングパルスが無くなっ てからしばらくの間は、LC発振回路はロッキングパルスの周波数で、ロッキン グパルスと、ある位相関係を保って発振するのは従来の注入同期信号パルスの位 相情報を保持する発振回路と同じである。
【0010】 注入同期信号パルスの位相情報を保持する発振回路の出力信号は、電力分配器 3により2分配され、その片方は周波数弁別器4に入力される。周波数弁別器4 は、この注入同期信号パルスの位相情報を保持する発振回路が正しい周波数で発 振しているときは中程度の電圧を、正しい周波数より低い周波数で発振している ときは高い電圧を、また、正しい周波数より高い周波数で発振しているときは低 い電圧を発生するように構成してある。したがって、周囲の温度変動、部品の経 時変化などで、LC発振回路の発振周波数がずれると、周波数弁別器4からバラ クタダイオード20に印加している電圧が変化する。バラクタダイオード20は 印加電圧を高くするとそれにしたがって容量が減少する特性があるので、結局こ のLC発振回路の発振周波数は常に正しい周波数に保たれる。
【0011】 また、この注入同期信号パルスの位相情報を保持する発振回路を組み立てたと きに、周波数弁別器4をとり去った状態で、LC発振部の発振周波数を正確にロ ッキングパルスの周波数に合わせるようにコンデンサ18、19およびコイル9 を調整する必要はなく、粗く合わせておけばよい。その後、周波数弁別器4を取 付けて、その出力電圧のオフセットを調整して、発振周波数をロッキングパルス の周波数に合わせておけばよい。
【0012】
以上のように、この考案によれば、注入同期信号パルスの位相情報を保持する 発振回路を、LC発振回路部のコンデンサをバラクタダイオードで構成するとと もに、注入同期信号パルスの位相情報を保持する発振回路の出力の一部を周波数 弁別回路に入力し、その出力信号をバラクタダイオードに印加するように構成し たので、周囲の温度変動、部品の経時変化があってもロッキングパルスの位相情 報を保持できる注入同期信号パルス位相情報を保持する発振回路を得ることがで き、さらに、調整に要する時間が短い注入同期信号パルスの位相情報を保持する 発振回路を得ることができる。
【図1】この考案の一実施例による注入同期信号パルス
の位相情報を保持する発振回路の構成を示す図である。
の位相情報を保持する発振回路の構成を示す図である。
【図2】従来のこの種の注入同期信号パルスの位相情報
を保持する発振回路の構成を示す図である。
を保持する発振回路の構成を示す図である。
1 引込み信号入力端子 2 信号出力端子 3 電力分配器 4 周波数弁別器 5 トランジスタ 6 トランジスタ 7 正電源電圧端子 8 負電源電圧端子 9 コイル 10 コイル 11 コンデンサ 12 抵抗 13 抵抗 14 抵抗 15 抵抗 16 抵抗 17 チョークコイル 18 コンデンサ 19 コンデンサ 20 バラクタダイオード 21 チョークコイル
Claims (1)
- 【請求項1】 バラクタダイオードとトランスの一次巻
き線からなるタンク回路と、トランスの2次巻き線から
信号の一部を、ベース接地されたトランジスタのエミッ
タに帰還する方式のトランジスタLC発振回路と、上記
LC発振回路のトランジスタのエミッタに増幅信号を供
給するように構成され、抵抗でバイアスされた第2のト
ランジスタを有するトランジスタ増幅回路と、LC発振
器の出力を分配する電力分配器と、周波数弁別器を有す
る、マグネトロンを送信機にもちいた、移動目標指示機
能のあるレーダ装置の第2局部信号を発生するための、
注入同期信号パルスの位相情報を保持する発振回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8084191U JPH0534710U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 発振回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8084191U JPH0534710U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 発振回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534710U true JPH0534710U (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=13729592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8084191U Pending JPH0534710U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 発振回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534710U (ja) |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP8084191U patent/JPH0534710U/ja active Pending
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