JPH05347022A - 磁気記録媒体の記録再生装置 - Google Patents

磁気記録媒体の記録再生装置

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JPH05347022A
JPH05347022A JP4155376A JP15537692A JPH05347022A JP H05347022 A JPH05347022 A JP H05347022A JP 4155376 A JP4155376 A JP 4155376A JP 15537692 A JP15537692 A JP 15537692A JP H05347022 A JPH05347022 A JP H05347022A
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magnetic
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recording
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JP4155376A
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Inventor
Naoki Mukoda
直樹 向田
Shinji Ichikawa
慎司 市川
Takayuki Kasuya
高之 粕谷
Hiroya Kitagawa
浩也 北川
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TDK Corp
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気記録媒体の第1及び第2のトラックから
物理情報としての特定の磁気バーコードを検出すると共
に、所定の磁気情報を記録,再生する記録再生装置にお
いて、物理情報の検出手段及び磁気情報を記録,再生す
る磁気ヘッド間に位置のずれが存在していても、セキュ
リティの向上を図るようにする。 【構成】 第1のトラックT1に設けられた物理情報の
一例としての磁気バーコードに対して正確な位置関係を
保って第2のトラックT2に磁気情報が記録された標準
の磁気カード10を予め用いて、CPU8の制御の基に
再生を行うことにより第1及び第2の磁気ヘッド2,3
間の位置のずれに応じた磁気情報のビットのずれを装置
個有のデータとして測定してROM6に格納する。次
に、標準以外の磁気カードを用いて磁気情報の記録,再
生を行うときは、前記ビットのずれのデータを基に記
録,再生する磁気情報を補正する。これによってビット
のずれ全体を許容範囲に設けなくとも、セキュリティの
向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気カード等の磁気記
録媒体のセキュリティの向上を図るようにした磁気記録
媒体の記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録媒体としての磁気カードはキャ
ッシュカード,クレジットカード,テレホンカード等の
広い範囲に普及してきている。この磁気カード11は図
7に示すように、その表面に個人情報,金額情報等の磁
気情報が1ビット単位の連続した複数のビットの形で帯
状(ストライプ状)に記録されたトラック(記録領域)
Tが設けられている。そしてこの磁気カード11を用い
てキャッシング,ショッピング等を行うときは、この磁
気カード11を記録再生装置としてのCD,ATM等に
セットすることにより、磁気ヘッド12によって所定の
磁気情報が読出されるようになっている。
【0003】ところで図7に示したような磁気カード1
1の大部分は、その表面に磁性流体等を塗布することに
よって磁気情報が磁化パターンの形で容易に浮かび上っ
てくるので、作為的に磁気情報を改ざんして偽造カード
化されるおそれがある。すなわち、セキュリティが低い
磁気カードとなる。
【0004】この欠点をなくすため、図8に示すように
磁気情報の第2のトラックT2に平行して、磁気バーコ
ードを設けた第1のトラックT1を加え、この磁気バー
コードの特定のものの位置を基準として前記トラックT
2に磁気情報を記録するようにした磁気カード21、及
びこれに関した記録再生装置が提案されている。
【0005】このような磁気カード21によれば、記録
再生装置に設けられている各トラックT1,T2に対応
した各磁気ヘッド22,23によって各トラックT1,
T2の情報を読出す場合、図9に示すようにトラックT
1の特定の磁気バーコードB1の検出タイミングに一致
してトラックT2から所定の磁気情報が再生されたとき
のみ、この磁気カードは良品であると判定されるように
なっている。所定の磁気情報は予め定められた例えば9
ビットから構成された情報が記録されている例で示して
いる。
【0006】従って、精度の面でこのような条件を作為
的に設定することは不可能なので、磁気情報の改ざん防
止の点で効果的となる。
【0007】
【発明が解決しようする課題】ところで従来のそのよう
な磁気カードでは、各トラックから情報を読出す場合対
応した各磁気ヘッド間で位置のずれが存在しているとき
は、所期の効果が得られないという問題がある。
【0008】すなわち、従来の磁気カード21によって
所期の効果が得られるのは図8に示したように、第1の
磁気ヘッド22のギャップG1と第2の磁気ヘッド23
のギャップG2間に位置のずれが存在していないことが
前提条件となっている。しかしながら実際においては、
各ヘッド22,23の位置は精度良く配置されるものの
各ギャップG1,G2間には図10に示すように、磁気
ヘッドの製造上の精度及び磁気ヘッドを筐体へ取付ける
際の調整の問題によって数100μmの位置のずれが避
けられず、また検出回路の精度の問題も加わって、トラ
ックT2から再生される磁気情報は、トラックT1から
検出される特定の磁気バーコードの検出タイミングに一
致せずに、前後に数ビットのずれが発生する。
【0009】図10を参照してその詳細を説明すると、
矢印Xで示したトラック方向に沿って第1の磁気ヘッド
22に対して第2の磁気ヘッド23が後方に寸法Dだけ
ずれて配置されている場合を示している。これによっ
て、第1の磁気ヘッド22によってトラックT1から特
定の磁気バーコードB1が検出されたタイミングから、
例えば3ビット分遅れて第2の磁気ヘッド23によって
トラックT2から所定の磁気情報の9ビットが再生され
ることになる。
【0010】従って、ずれた3ビット分を許容範囲とし
て設けて、合計12ビットの範囲から所定の9ビットの
磁気情報を再生させなければならなくなる。これは再生
時に限らず記録時にも同様に生じる。しかしながら、こ
のように数ビット分の許容範囲を設けることはその分磁
気情報の改ざんを許す余地を与えることになるため、所
期の効果が得られなくなる。
【0011】このような2種類の磁気ヘッド間の位置の
ずれは、多数の記録再生装置間でばらつきがあり、各装
置間でのばらつきを考慮すると前記許容範囲は前後に広
めに設ける必要があるので、所期のねらいであるセキュ
リティの向上に結びつかなくなる。
【0012】本発明は以上のような問題に対処してなさ
れたもので、各記録再生装置間での各磁気ヘッドギャッ
プ間の位置のずれに対応して磁気情報の記録,再生に最
小の許容範囲を設けるだけで所期の効果を得るようにし
た磁気記録媒体の記録再生装置を提供することを目的と
するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、物理情報が設けられた帯状の第1の領域
と、磁気情報が記録される帯状の第2の領域とを有する
磁気記録媒体を対象として、前記第1及び第2の領域に
各々対応して設けられた検出手段及び磁気ヘッドを備
え、前記検出手段によって第1の領域から検出される物
理情報の位置を基準として前記磁気ヘッドによって第2
の領域に対して所定の磁気情報を記録,再生する磁気記
録媒体の記録再生装置において、第1の領域に設けられ
た物理情報に対して正確な位置関係を保って第2の領域
に所定の磁気情報が記録されている標準の磁気記録媒体
を予め用いて、前記検出手段及び磁気ヘッドによって各
々物理情報を検出すると共に所定の磁気情報を再生する
ことにより、検出された物理情報と再生された所定の磁
気情報間における位置関係のずれ情報を検出してこれを
格納する記録手段と、前記ずれ情報の検出動作を制御す
ると共に、標準以外の磁気記録媒体を対象としてこの磁
気記録媒体に対して前記検出手段及び磁気ヘッドによっ
て各々物理情報を検出すると共に所定の磁気情報を記
録,再生するときは、前記格納されたずれ情報を基に記
録,再生する所定の磁気情報を補正する制御手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の本発明の構成によれば次のよう
に作用する。制御手段は、物理情報としての磁気バーコ
ードに対して正確な位置関係を保って磁気情報が記録さ
れている標準の磁気記録媒体を予め用いて、第1及び第
2の磁気ヘッドによって各々第1及び第2の領域から特
定の磁気バーコードを検出すると共に所定の磁気情報を
再生することにより、各磁気ヘッド間の位置のずれに応
じた磁気バーコードの検出タイミングに対する磁気情報
のずれを装置個有のずれ情報として検出する。そしてこ
のずれ情報を記録手段に格納する。
【0015】次に、標準以外の磁気記録媒体を用いて、
各磁気ヘッドによって特定の磁気バーコードを検出する
と共に所定の磁気情報を記録,再生するときは、制御手
段は前記格納されたずれ情報を取出してこれを基にその
磁気情報を補正する。従って、各磁気ヘッド間で位置の
ずれが存在していても、この位置のずれに応じた磁気情
報のずれ情報を保持してくおくことによって、所定の磁
気情報の記録,再生に最小の許容範囲を設けるだけで、
所期の効果を得ることができる。
【0016】請求項2記載の本発明の構成よれば、ずれ
情報に基いて補正した後の磁気情報が特定の物理情報に
対して正確な位置関係を保っていない場合は、制御手段
によって対象とした磁気記録媒体を不良とする判定を行
うことができる。
【0017】請求項3記載の本発明の構成によれば、物
理情報を磁気バーコードで構成することにより請求項1
又は2と同様な作用を行わせることができる。
【0018】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0019】図1は本発明の磁気記録媒体の記録再生装
置の実施例を示すブロック図で、本実施例記録再生装置
1は、記録再生を行う対象となる図8のような磁気カー
ドに設けられている物理情報としての磁気バーコードが
設けられた第1の領域である第1のトラックT1及び磁
気情報が記録される第2の記録領域である第2のトラッ
クT2に、各々対応して設けられた第1の磁気ヘッド2
及び第2の磁気ヘッド3と、第1の磁気ヘッド2に接続
される磁気バーコードの再生を行う磁気バーコード再生
回路4と、第2の磁気ヘッド3に接続され特定の磁気情
報の記録,再生を行う磁気情報記録再生回路5と、RO
M(リードオンリーメモリ)6及びRAM(ランダムア
クセスメモリ)7を有し記録再生動作の全体を制御する
CPU(中央演算処理装置)8とを備えている。特定の
磁気情報は予め定められた例えば9ビットから構成され
る。
【0020】本実施例記録再生装置1は、図2に示すよ
うに予め標準の磁気記録媒体となる磁気カード10を用
いて、駆動回路12によってこの磁気カード10を矢印
のようにトラック方向に移動させて第1の磁気ヘッド2
と第2の磁気ヘッド3間の各ギャップG1,G2間の位
置のずれDに基く磁気情報のずれが測定されて、この磁
気情報のずれが装置個有のずれのデータとしてROM6
に格納される。
【0021】磁気情報のずれの測定は標準の磁気カード
10をトラック方向に移動させながら、第1の磁気ヘッ
ド2によってトラックT1から検出される特定の磁気バ
ーコードB1の検出タイミングに対して、第2の磁気ヘ
ッド3によってトラックT2から再生される磁気情報の
ビットのずれを例えば時間遅れを測定回路13によって
測定することにより行う。
【0022】この標準の磁気カード10は、磁気バーコ
ードを設けたトラックT1の特定の磁気バーコード例え
ばB1に対して、正確な位置関係を保ってトラックT2
に所定の磁気情報(例えば9ビットから構成されてい
る)が記録されているものが用いられるので、もし第1
及び第2の磁気ヘッド2,3間に位置のずれが存在して
いない記録再生装置によって再生を行ったときは、図9
に示したようにトラックT1の特定の磁気バーコードB
1の検出タイミングに一致してトラックT2から特定の
磁気情報が再生されるようになる。
【0023】もし、第1及び第2の磁気ヘッド2,3間
に位置のずれDが存在しているときは、この位置のずれ
Dに応じて、トラックT2から再生される所定の磁気情
報はトラックT1から検出される特定の磁気バーコード
B1の検出タイミングに一致せずに、数ビットのずれと
なって再生されることになる。
【0024】制御手段としてのCPU8は、前記のよう
な各磁気ヘッド2,3間の位置のずれDに応じて生じる
特定の磁気情報のずれの検出動作を制御すると共に、検
出したこのずれのデータをROM6に格納する。また、
RAM7には特定の磁気情報の内容自身のデータ等が書
き換え可能に格納される。CPU8はまた、標準の磁気
カード10以外の磁気カードを対象として各磁気ヘッド
2,3によって各々特定の磁気バーコードB1を検出す
ると共に、所定の磁気情報を記録,再生するときは、前
記ROM6から磁気情報のずれのデータを取出してこれ
を基に記録,再生する所定の磁気情報を補正するように
動作する。
【0025】さらに、CPU8は前記のようにして補正
した記録,再生する所定の磁気情報が、トラックT1の
磁気バーコードに対して正確な位置関係を保って記録,
再生されていない場合は、この対象の磁気カードを不良
として判定する機能を有している。これによってずれの
データに基いて補正された後の磁気カードであっても、
万一改ざんされた可能性のあるものは不良として排除す
ることができるようになる。
【0026】次に本実施例の作用を説明する。
【0027】本実施例記録再生装置1に設けられている
第1の磁気ヘッド2と第2の磁気ヘッド3間で、図3に
示したように第1の磁気ヘッド2に対して後方に、第2
の磁気ヘッド3が寸法Dだけずれて各ギャップG1,G
2が配置されているものとする。
【0028】これによって、本実施例記録再生装置1に
対して予め図2のように標準の磁気カード10をセット
して、第1の磁気ヘッド2によってトラックT1から特
定の磁気バーコードB1を検出すると共に第2の磁気ヘ
ッド3によって特定の磁気情報を再生すると、図4に示
すようにトラックT1から所定の磁気バーコードB1が
検出されたタイミングから数ビット分例えば3ビット分
遅れてトラックT2から9ビットの所定の磁気情報が再
生される。この遅れた3ビット分は測定回路13によっ
て測定された後、磁気情報のずれのデータとしてCPU
8の制御の基にROM6に格納される。
【0029】続いてこの本実施例記録再生装置1に対し
て、既にトラックT1に磁気バーコードが記録されると
共にトラックT2に磁気情報が記録された標準以外の磁
気カードを用いてセットする。これにより、第1及び第
2の磁気ヘッド2,3によって各々トラックT1から特
定の磁気バーコードB1を検出すると共に、トラックT
2から所定の磁気情報を再生する。このときCPU8は
ROM6から格納されている3ビット分のずれのデータ
を取出して、再生された磁気情報を補正するように制御
する。
【0030】これによって用いたこの磁気カードが、ト
ラックT1に記録された特定の磁気バーコードB1に対
して正確な位置関係を保ってトラックT2に所定の磁気
情報が記録されているものであれば、補正の結果図5に
示すようにトラックT1の特定の磁気バーコードB1の
検出タイミングに一致してトラックT2から所定の磁気
情報が再生されることになる。従ってこの磁気カードは
良品であると判定できる。
【0031】もし、補正の結果図6に示すようにトラッ
クT1の特定の磁気バーコードB1の検出タイミングに
一致せずに数ビット分例えば2ビット分ずれてトラック
T2から所定の磁気情報が再生されたときは、元々この
磁気カードのトラックT2に記録された磁気情報は正し
いものではなく、改ざんされたおそれがあると推定でき
るので不良との判定がCPU8によってなされる。
【0032】このように本実施例によれば、予め標準の
磁気カードを用いて装置に設けられている第1及び第2
の磁気ヘッド2,3間の位置のずれに応じた磁気信号の
ずれを検出してこのずれのデータをROM6に格納する
ようにしたので、任意の磁気カードの再生を行うときは
この磁気カードの磁気情報が磁気バーコードに対して正
確な位置関係を保って記録されていれば、各磁気ヘッド
間の位置のずれに基く磁気情報のビット分のずれはCP
U8によって自動的に補正されるため、ビットのずれの
影響を受けることなく良品の判定が行われて所定の磁気
情報の再生が行われる。
【0033】従って、トラックT2から再生される磁気
情報の範囲に従来のように数ビット分の許容範囲を設け
ることなく、セキュリティの向上を図ることができると
いう所期の効果を得ることができる。
【0034】また、実施例ではずれのデータの補正後に
任意の磁気カードに対して再生を行う場合を例にあげて
説明したが、記録を行う場合であっても再生時に準じて
同様なずれのデータの検出,ずれのデータに基いて記録
する磁気情報の補正を行うことにより同様な効果を得る
ことができる。
【0035】さらに、各磁気ヘッドにおいて一方の磁気
ヘッドの位置のずれの方向は、トラック方向に対して遅
れ方向、進み方向のどちらにずれていても良く、この場
合ずれのデータはプラス3ビット分あるいはマイナス2
ビット分のように区別することにより、全く同様な効果
を得ることができる。
【0036】さらにまた、第1のトラックT1には磁気
バーコードを設けた例で示したが、この情報は磁気であ
る必要はなく物理情報一般を利用することができるの
で、パンチ孔等で構成してもよい。これに伴いこの情報
を読出しする手段も磁気ヘッドに限ることなく、フォト
センサ等も含めた検出手段一般を利用することができ
る。
【0037】なお、実際の場合トラックT2に対応した
磁気情報のトラックT1に対応した磁気バーコードの検
出タイミングに対するずれは、全く一致している必要は
なく、プラス,マイナス1ビット分程度はずれていても
セキュリティ保持面を考慮したとしても、全く問題なく
所期の効果を得ることができる。従って、特定の磁気バ
ーコードの検出タイミングに対して所定の磁気情報をプ
ラス,マイナス1ビットの高精度に設定して記録,再生
することが可能となる。特定の磁気情報は9ビットで構
成する例で説明したが何らこれに限ることはない。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、第1
及び第2の磁気ヘッドを備え第1の磁気ヘッドによって
任意の磁気記録媒体の第1のトラックから検出する物理
情報としての磁気バーコードの位置を基準として第2の
磁気ヘッドによって第2のトラックに対して所定の磁気
情報を記録,再生する記録再生装置において、予め標準
の磁気記録媒体を用いて各々特定の磁気バーコードを検
出すると共に所定の磁気情報を再生することにより各磁
気ヘッドの位置のずれに応じた磁気バーコードの検出タ
イミングに対する磁気情報のずれ情報を検出して記録
し、標準以外の磁気記録媒体を用いて各磁気ヘッドによ
って特定の磁気バーコードを検出すると共に所定の磁気
情報を記録,再生するときは、この磁気情報を前記ずれ
情報に基いて補正するようにしたので、各ヘッド間に位
置のずれが存在していてもこの位置のずれに応じた磁気
情報のずれは補正されるので、磁気情報の記録,再生に
最小の許容範囲を設けるだけで、セキュリティの向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気記録媒体の記録再生装置の実施例
を示すブロック図である。
【図2】本実施例記録再生装置に備えられた第1及び第
2の磁気ヘッド間の位置のずれに応じた磁気情報のずれ
のデータを測定する方法を示す説明図である。
【図3】本実施例記録再生装置に備えられた第1及び第
2の磁気ヘッド間の位置のずれを示す説明図である。
【図4】図3の第1及び第2の磁気ヘッドを用いて磁気
記録媒体を再生して得られた磁気バーコード及び磁気情
報の関係を示す説明図である。
【図5】本実施例装置によって補正された磁気バーコー
ド及び磁気情報の関係を示す説明図である。
【図6】本実施例装置によって補正された磁気バーコー
ド及び磁気情報の関係の他の例を示す説明図である。
【図7】従来の磁気記録媒体の再生方法の説明図であ
る。
【図8】従来の他の磁気記録媒体の再生方法の説明図で
ある。
【図9】図8の磁気記録媒体から得られた磁気バーコー
ド及び磁気情報の関係を示す説明図である。
【図10】従来の記録再生装置に備えられた第1及び第
2の磁気ヘッド間に位置のずれが存在している場合に得
られた磁気バーコード及び磁気情報の関係を示す説明図
である。
【符号の説明】
2 第1の磁気ヘッド 3 第2の磁気ヘッド 6 ROM 8 CPU 10 標準の磁気記録媒体(磁気カード) 13 測定回路 T1 第1のトラック(磁気バーコード用) T2 第2のトラック(磁気情報用)
フロントページの続き (72)発明者 北川 浩也 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物理情報が設けられた帯状の第1の領域
    と、磁気情報が記録される帯状の第2の領域とを有する
    磁気記録媒体を対象として、前記第1及び第2の領域に
    各々対応して設けられた検出手段及び磁気ヘッドを備
    え、前記検出手段によって第1の領域から検出される物
    理情報の位置を基準として前記磁気ヘッドによって第2
    の領域に対して所定の磁気情報を記録,再生する磁気記
    録媒体の記録再生装置において、第1の領域に設けられ
    た物理情報に対して正確な位置関係を保って第2の領域
    に所定の磁気情報が記録されている標準の磁気記録媒体
    を予め用いて、前記検出手段及び磁気ヘッドによって各
    々物理情報を検出すると共に所定の磁気情報を再生する
    ことにより、検出された物理情報と再生された所定の磁
    気情報間における位置関係のずれ情報を検出してこれを
    格納する記録手段と、前記ずれ情報の検出動作を制御す
    ると共に、標準以外の磁気記録媒体を対象としてこの磁
    気記録媒体に対して前記検出手段及び磁気ヘッドによっ
    て各々物理情報を検出すると共に所定の磁気情報を記
    録,再生するときは、前記格納されたずれ情報を基に記
    録,再生する所定の磁気情報を補正する制御手段とを備
    えたことを特徴とする磁気記録媒体の記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、補正後の所定の磁気情
    報が物理情報に対して正確な位置関係を保っていない場
    合は、対象とした磁気記録媒体を不良と判定する機能を
    有している請求項1記載の磁気記録媒体の記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】 前記物理情報が磁気バーコードからなる
    請求項1又は2記載の磁気記録媒体の記録再生装置。
JP4155376A 1992-06-15 1992-06-15 磁気記録媒体の記録再生装置 Withdrawn JPH05347022A (ja)

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