JPH05346070A - 造波プール - Google Patents
造波プールInfo
- Publication number
- JPH05346070A JPH05346070A JP15528592A JP15528592A JPH05346070A JP H05346070 A JPH05346070 A JP H05346070A JP 15528592 A JP15528592 A JP 15528592A JP 15528592 A JP15528592 A JP 15528592A JP H05346070 A JPH05346070 A JP H05346070A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wave
- pool
- side wall
- knuckle
- waves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B69/00—Training appliances or apparatus for special sports
- A63B69/0093—Training appliances or apparatus for special sports for surfing, i.e. without a sail; for skate or snow boarding
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 造波装置直前以外にも波高の高い領域を安全
に形成する。 【構成】 造波装置１で発生した波がプール２の両側の
側壁２ａ，２ｂに沿って扇状に拡がるように構成した造
波プール２において、側壁２ａ，２ｂの少なくとも一か
所に側壁が内側にナックルしている部分４を設けた造波
プール２。
に形成する。 【構成】 造波装置１で発生した波がプール２の両側の
側壁２ａ，２ｂに沿って扇状に拡がるように構成した造
波プール２において、側壁２ａ，２ｂの少なくとも一か
所に側壁が内側にナックルしている部分４を設けた造波
プール２。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、造波機能を備えた多
機能プールに関する。
機能プールに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、一端に造波装置を備え、この
造波装置により扇状に拡がる波を発生させ、造波装置と
対向する側に設けた人工のビーチに小波高のシンプルな
寄せ波を造る造波プールは、遊泳設備として多数設置さ
れており、人気を博している。
造波装置により扇状に拡がる波を発生させ、造波装置と
対向する側に設けた人工のビーチに小波高のシンプルな
寄せ波を造る造波プールは、遊泳設備として多数設置さ
れており、人気を博している。
【０００３】このような造波プールにおいては、造波装
置の直前のみ波高が高く、造波装置から遠ざかるにした
がって波高が低くなるので、遊泳者は波高の高い造波装
置の直前に集まりがちであり、造波プールの利用効率が
あまり上がらないという問題がある。このような問題を
解消するために、扇状に拡がるプールの側壁に内側にナ
ックルしたナックル部を形成して、波高の高い領域をナ
ックル部近傍に形成させるようにしたものがある。この
ような造波プールとしては、特開平１−１６５８８１号
公報に開示されたものがある。
置の直前のみ波高が高く、造波装置から遠ざかるにした
がって波高が低くなるので、遊泳者は波高の高い造波装
置の直前に集まりがちであり、造波プールの利用効率が
あまり上がらないという問題がある。このような問題を
解消するために、扇状に拡がるプールの側壁に内側にナ
ックルしたナックル部を形成して、波高の高い領域をナ
ックル部近傍に形成させるようにしたものがある。この
ような造波プールとしては、特開平１−１６５８８１号
公報に開示されたものがある。
【０００４】この造波プールにおいては、図２に示すよ
うに、造波機２１から扇状に拡がっていく造波プール２
２の側壁２２ａおよび２２ｂに対してある角度（α）を
持った方向に水路壁２３ａおよび２３ｂを出し入れする
か、図３に示すように、造波プール２２の側壁２２ａお
よび２２ｂに、回動軸２４ａおよび２４ｂの回りに回動
可能な水路壁２５ａおよび２５ｂを設け、この水路壁２
５ａおよび２５ｂを回動軸２４ａおよび２４ｂの回りに
回動させて、ナックル部を構成するものである。
うに、造波機２１から扇状に拡がっていく造波プール２
２の側壁２２ａおよび２２ｂに対してある角度（α）を
持った方向に水路壁２３ａおよび２３ｂを出し入れする
か、図３に示すように、造波プール２２の側壁２２ａお
よび２２ｂに、回動軸２４ａおよび２４ｂの回りに回動
可能な水路壁２５ａおよび２５ｂを設け、この水路壁２
５ａおよび２５ｂを回動軸２４ａおよび２４ｂの回りに
回動させて、ナックル部を構成するものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、造波装
置の直前以外に波高の高い領域を形成させる前記特開平
１−１６５８８１号公報に開示された造波プールにおい
ては、次のような問題点があった。すなわち、図４に示
すように、造波機２１から扇状に拡がっていく造波プー
ル２２の側壁２２ａから突き出した水路壁２３ａに波が
当たると、波は反射してさらに前方に進み、水路壁２３
ａに当たらないで直進する波と重ね合わされ、波高の高
い領域が水路壁２３ａ近傍に形成される。
置の直前以外に波高の高い領域を形成させる前記特開平
１−１６５８８１号公報に開示された造波プールにおい
ては、次のような問題点があった。すなわち、図４に示
すように、造波機２１から扇状に拡がっていく造波プー
ル２２の側壁２２ａから突き出した水路壁２３ａに波が
当たると、波は反射してさらに前方に進み、水路壁２３
ａに当たらないで直進する波と重ね合わされ、波高の高
い領域が水路壁２３ａ近傍に形成される。
【０００６】そして、この波は水路壁２３ａの先端部分
からさらに前方に進むが、波の動きにともなって水路壁
２３ａの裏面側に停滞していた水が大きく動かされ、水
路壁２３ａの先端部分から水路壁２３ａの裏面側に巻き
込むような渦２６が発生する。この渦２６は遊泳者を巻
き込み、場合によっては死亡事故につながる恐れもある
という問題点があった。
からさらに前方に進むが、波の動きにともなって水路壁
２３ａの裏面側に停滞していた水が大きく動かされ、水
路壁２３ａの先端部分から水路壁２３ａの裏面側に巻き
込むような渦２６が発生する。この渦２６は遊泳者を巻
き込み、場合によっては死亡事故につながる恐れもある
という問題点があった。
【０００７】この発明は、従来技術の上述のような問題
点を解消するためになされたものであり、造波装置の直
前以外にも波高の高い領域を、渦を発生させないで形成
させることのできる造波プールを提供することを目的と
している。
点を解消するためになされたものであり、造波装置の直
前以外にも波高の高い領域を、渦を発生させないで形成
させることのできる造波プールを提供することを目的と
している。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明に係る造波プー
ルは、造波装置で発生した波がプールの両側の側壁に沿
って扇状に拡がるように構成した造波プールにおいて、
側壁の少なくとも一か所に側壁が内側にナックルしてい
る部分を設けたことを特徴とするものである。
ルは、造波装置で発生した波がプールの両側の側壁に沿
って扇状に拡がるように構成した造波プールにおいて、
側壁の少なくとも一か所に側壁が内側にナックルしてい
る部分を設けたことを特徴とするものである。
【０００９】
【作用】この発明に係る造波プールにおいては、プール
の側壁の少なくとも一部を内側にナックルさせた構造と
なっているので、造波装置で発生させた波の一部はこの
ナックル部に当り、反転してナックル部に当たらない波
と重ね合わされて、波高の高い領域がナックル部近傍に
形成される。また、ナックル部はプールの側壁そのもの
の一部であるので、ナックル部の後面に水が停滞してい
て渦が発生するようなこともなく、安全に遊泳できる。
の側壁の少なくとも一部を内側にナックルさせた構造と
なっているので、造波装置で発生させた波の一部はこの
ナックル部に当り、反転してナックル部に当たらない波
と重ね合わされて、波高の高い領域がナックル部近傍に
形成される。また、ナックル部はプールの側壁そのもの
の一部であるので、ナックル部の後面に水が停滞してい
て渦が発生するようなこともなく、安全に遊泳できる。
【００１０】
【実施例】本発明の１実施例の造波プールを図１の平面
図により説明する。本発明の１実施例の造波プールは、
造波機１で発生させた波を、プール２の側壁２ａおよび
２ｂに沿って扇状に拡げ、ビーチ３に達するように構成
されている。そして、プール２の側壁２ａに、側壁２ａ
からβの角度内側にナックルさせたナックル部４を設け
ている。
図により説明する。本発明の１実施例の造波プールは、
造波機１で発生させた波を、プール２の側壁２ａおよび
２ｂに沿って扇状に拡げ、ビーチ３に達するように構成
されている。そして、プール２の側壁２ａに、側壁２ａ
からβの角度内側にナックルさせたナックル部４を設け
ている。
【００１１】造波機１で波を発生させると、波の一部は
このナックル部４に当り、反転してナックル部４に当た
らない波と重ね合わされて、波高の高い領域５がナック
ル部近傍に形成される。
このナックル部４に当り、反転してナックル部４に当た
らない波と重ね合わされて、波高の高い領域５がナック
ル部近傍に形成される。
【００１２】このようにして重ね合わされた波の波高
は、例えばナックル部４の角度βを１５度とした場合、
２０％程度増大するので、造波機１の直前でなくても高
い波を楽しむことができる。また、ナックル部４がプー
ル２の側壁自体であるので、ナックル部４の後面に渦を
発生させる事もなく、安全に遊泳できる。
は、例えばナックル部４の角度βを１５度とした場合、
２０％程度増大するので、造波機１の直前でなくても高
い波を楽しむことができる。また、ナックル部４がプー
ル２の側壁自体であるので、ナックル部４の後面に渦を
発生させる事もなく、安全に遊泳できる。
【００１３】
【発明の効果】この発明により、造波装置直前以外にも
波高の高い領域を安全に形成することができる。
波高の高い領域を安全に形成することができる。
【図１】本発明の１実施例の造波プールの平面図であ
る。
る。
【図２】従来の造波プールの平面図である。
【図３】従来の他の造波プールの平面図である。
【図４】従来の造波プールで渦が発生することを示す説
明図である。
明図である。
【符号の説明】 １ 造波機 ２ プール ２ａ プールの側壁 ２ｂ プールの側壁 ３ ビーチ ４ 側壁のナックル部 ５ 波高の高い領域
Claims (1)
- 【請求項１】 造波装置で発生した波がプールの両側の
側壁に沿って扇状に拡がるように構成した造波プールに
おいて、側壁の少なくとも一か所に側壁が内側にナック
ルしている部分を設けたことを特徴とする造波プール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15528592A JPH05346070A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 造波プール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15528592A JPH05346070A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 造波プール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05346070A true JPH05346070A (ja) | 1993-12-27 |
Family
ID=15602563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15528592A Pending JPH05346070A (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 造波プール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05346070A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6912738B2 (en) * | 1999-12-13 | 2005-07-05 | Kerry Peter Black | Wave pool construction |
| US7144197B2 (en) * | 2002-05-02 | 2006-12-05 | Surf Pools Limited | Apparatus and method for controlling wave characteristics |
| WO2010054850A1 (de) * | 2008-11-17 | 2010-05-20 | Action Team Veranstaltungs Gmbh | Künstliche surfanlage |
| US11788309B2 (en) * | 2017-12-05 | 2023-10-17 | Goodsurf Wave, Llc | Surfing installation |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5230031A (en) * | 1975-09-02 | 1977-03-07 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | Surfing pool with throttole part |
| JPH01165881A (ja) * | 1987-12-22 | 1989-06-29 | Nkk Corp | 造波プール |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP15528592A patent/JPH05346070A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5230031A (en) * | 1975-09-02 | 1977-03-07 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | Surfing pool with throttole part |
| JPH01165881A (ja) * | 1987-12-22 | 1989-06-29 | Nkk Corp | 造波プール |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6912738B2 (en) * | 1999-12-13 | 2005-07-05 | Kerry Peter Black | Wave pool construction |
| US7144197B2 (en) * | 2002-05-02 | 2006-12-05 | Surf Pools Limited | Apparatus and method for controlling wave characteristics |
| WO2010054850A1 (de) * | 2008-11-17 | 2010-05-20 | Action Team Veranstaltungs Gmbh | Künstliche surfanlage |
| US8516624B2 (en) | 2008-11-17 | 2013-08-27 | Action Team Veranstaltungs Gmbh | Artificial surfing facility |
| US11788309B2 (en) * | 2017-12-05 | 2023-10-17 | Goodsurf Wave, Llc | Surfing installation |
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