JPH05345968A - アルミニウム部材及びアルミニウム合金部材 - Google Patents

アルミニウム部材及びアルミニウム合金部材

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JPH05345968A
JPH05345968A JP20576292A JP20576292A JPH05345968A JP H05345968 A JPH05345968 A JP H05345968A JP 20576292 A JP20576292 A JP 20576292A JP 20576292 A JP20576292 A JP 20576292A JP H05345968 A JPH05345968 A JP H05345968A
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JP
Japan
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phase
aluminum
protective film
aluminum alloy
metal
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JP20576292A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Murakami
嘉彦 村上
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Sumitomo Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬質かつ耐久性を示す表面保護膜を有するア
ルミニウム部材及びアルミニウム合金部材を提供する。 【構成】 前記表面保護膜は、金属相と硬質相との二相
からなり、かつ、一方の相中に他方の相が分散した状態
となっている。前記表面保護膜は、蒸着法によりアルミ
ニウムもしくはアルミニウム合金の表面に形成される。
前記金属相は、好ましくはNi又はCo、もしくはN
i、Coのうちのどちらか一方を含む合金である。前記
硬質相は、好ましくは周期律表第IVa族、第Va族、第V
Ia族の遷移金属、Al、Siのうちの少なくとも一つ
の窒化物、炭化物又はほう化物である。上記表面保護膜
中における金属相の割合は、5重量%〜85重量%であ
ることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた耐久性を有する
アルミニウム部材もしくはアルミニウム合金部材に係わ
り、特に、自身の表面に金属相と硬質相との二相からな
り、かつ、一方の相中に他方の相が分散した状態の組織
を有する表面保護膜を被覆したアルミニウム部材及びア
ルミニウム合金部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミニウム、或いはアルミニウ
ム合金は、軽量、優れた比強度、高熱伝導性、高電気伝
導性、非磁性、低放射化、低ガス放出性等の優れた種々
の性質により、身近な家庭用品から、建材、航空機、自
動車、船舶、電気通信機器、金属機械、真空機器等、非
常に幅広い分野で利用されている。しかし、アルミニウ
ム、或いはアルミニウム合金は軟らかいために、イオン
プレーティング法によるTiN,TiC等のコーティン
グや、Ni−Pめっき等の特殊な表面処理を施すことに
よって、耐久性を向上させるように改良されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アルミニウ
ム或いはアルミニウム合金は非常に熱膨張率が高いため
に、熱膨張係数が低いTiNやTiCなどの既存の硬質
膜をコーティングしてもその界面には大きな内部歪が存
在し、硬質膜の剥離やクラックを生じ易いという問題が
あった。
【0004】また、比較的熱膨張係数が大きいNi−P
めっきの膜では硬度が低いために、充分な耐久性が得ら
れなかった。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、硬質かつ充分な耐久性
を有したアルミニウム部材及びアルミニウム合金部材を
提供することを目的とする。
【0005】本発明者らは、上述のように従来耐久性が
ないとされていたアルミニウム或いはアルミニウム合金
の表面処理の実験を重ねて鋭意研究の結果、イオンプレ
ーティング法等の蒸着法を用い、蒸発源として、雰囲気
ガスと反応せずに金属として析出することになる金属
と、雰囲気ガスと反応して硬質相として析出することに
なる金属とを用い、蒸着させることにより得られた被膜
がアルミニウム部材及びアルミニウム合金部材表面の硬
質保護膜として非常に有効であることを見い出し、さら
に、該被膜の組織を研究し、本発明を完成するに至っ
た。
【課題を解決するための手段】而して、本発明のアルミ
ニウム部材及びアルミニウム合金部材は、アルミニウム
もしくはアルミニウム合金の表面に形成された被膜が、
金属相と硬質相とが相互にいり乱れた組織、すなわち、
金属相が硬質相中に、もしくは硬質相が金属相中に分散
したような組織構造の表面保護膜(以下、金属相と硬質
相との混合相からなる表面保護膜と称する。)であるこ
とを前記課題の解決手段とした。
【0006】そして、本発明のアルミニウム部材及びア
ルミニウム合金部材は、アルミニウムもしくはアルミニ
ウム合金の表面に、金属相と硬質相との混合相からなる
表面保護膜を蒸着法により形成してなることを前記課題
の解決手段とした。
【0007】ここで、前記金属相がNi又はCo、もし
くはNi、Coのうちのどちらか一方を含む合金であ
り、前記硬質相が、周期律表第IVa族の遷移金属、周期
律表第Va族の遷移金属、周期律表第VIa族の遷移金
属、Al、Siのうちの少なくとも一つの窒化物、炭化
物又はほう化物であることが好ましい。
【0008】また、前記金属相がFe−Ni合金である
ことが好ましい。そして、前記硬質相がFe−Cr−N
複合窒化物であことが好ましい。さらに、前記金属相と
硬質相との混合相からなる表面保護膜を、該表面保護膜
全体に対して金属相を5重量%〜85重量%とし、前記
表面保護膜の金属相以外の残部が硬質相及び不可避不純
物からなる組成とすることが好ましい。
【0009】以下、本発明について詳細に説明する。す
なわち、成膜法としてイオンプレーティング法、反応性
スパッタリング法等の蒸着法を用い、蒸発源として、雰
囲気ガスと反応せずに金属相として析出することになる
金属と雰囲気ガスと反応して硬質相として析出すること
になる金属とを用い、もしくはこれら金属の合金を用
い、これら金属もしくはその合金を蒸着させることによ
り得られた被膜の組織を、電子プローブ微小部分分析法
(Electron Probe Micro Analysis)、X線回析分析法(X-
ray Diffraction Analysis)、X線光電子分光法(X-ray
Photoelectron Spectroscopy)等により分析して金属相
と硬質相とが存在することを見い出した。この被膜の組
織構造は、金属相と硬質相とが互いに入り乱れて存在す
る混合相からなることが確認された。
【0010】そして、前記アルミニウム或いはアルミニ
ウム合金の表面の金属相となる金属は、蒸着時に雰囲気
ガス(ArとN2との混合ガス、ArとCH4との混合ガ
ス、ArとB2H6との混合ガス等)と反応しにくいよう
な金属としてNi又はCo、もしくはNi、Coのうち
どちらか一方を含む合金が好ましい。
【0011】また、硬質相となる金属化合物の金属とし
ては、前記雰囲気ガスと反応する周期律表の第IVa族、
第Va族、第VIa族の遷移金属(これら遷移金属とは、
周期律表のIVa、Va、VIa族のTi,Zr,Hf,V,
Nb,Ta,Cr,Mo,W等である。なお、周期率表
によっては、上記遷移金属をIVB、VB、VIB族と記載す
る場合がある。)、Al、Siが好ましい。
【0012】上記金属相となるNi又はCo、もしくは
Ni、Coのうちどちらか一方を含む合金と、上記硬質
相となる周期律表の第IVa族、第Va族、第VIa族の遷
移金属、Al、Siのうちの少なくとも一つとを同時に
蒸発させることにより、選択的に硬質相となる金属のみ
が雰囲気ガスと反応することになる。そして、硬質相と
なる前記金属は雰囲気ガスと反応して窒化物、炭化物も
しくはほう化物となる。
【0013】そして、雰囲気ガスと反応しにくい金属が
金属相としてアルミニウムもしくはアルミニウム合金の
表面に蒸着し、雰囲気ガスと反応する金属が窒化物、炭
化物もしくはほう化物となり、これら化合物が硬質相と
してアルミニウムもしくはアルミニウム合金の表面に蒸
着する。このようにして、金属相と硬質相との混合相か
らなる表面保護膜が、アルミニウムもしくはアルミニウ
ム合金の表面に形成されるようになっている。
【0014】そして、上記金属相と硬質相との混合相か
らなる表面保護膜の組成を、金属相となるNi又はC
o、もしくはNi、Coのうちのどちらか一方を含む合
金を5〜85重量%とし、表面保護膜の金属相以外の残
部を周期律表の第IVa族,第Va族,第VIa族の遷移金
属、Al、Siのうちの少なくとも一つの窒化物、炭化
物又はほう化物及び不可避不純物とするのが好ましい。
【0015】そして、以上のようにアルミニウム或いは
アルミニウム合金の表面に、前記金属相と硬質相との複
合相からなる表面保護膜を、蒸着法により形成されたア
ルミニウム部材或いはアルミニウム合金部材は、その表
面保護膜に剥離、クラックが生じ難く、優れた耐久性を
有する。
【0016】即ち、金属相としてのNi又はCo、もし
くはNi、Coのうちのどちらか一方を含む合金を5〜
85重量%とし、残部を周期率表の第IVa族,第Va
族,第VIa族の遷移金属、Al、Siのうちの少なくと
も一つの窒化物、炭化物又はほう化物と不可避不純物と
した組成の混合相を、アルミニウム或いはアルミニウム
合金の表面保護膜とすることにより、有効なアルミニウ
ム部材或いはアルミニウム合金部材となる。
【0017】なお、表面保護膜の金属相が5重量%未満
では保護膜としての熱膨張係数が低く、母材との間に大
きな内部歪をもたらし、かつ保護膜としての靱性が低い
ために、機械的、熱的応力がかかった時に、保護膜の剥
離、クラックを生じ易く、金属相が85重量%を越える
と、保護膜としての硬度が低くなって、傷が付き易く、
既存のNi−Pめっき膜と同程度の耐久性しか得られな
いため好ましくない。
【0018】本発明のアルミニウム部材及びアルミニウ
ム合金部材は、上記の組成の表面保護膜をアルミニウム
或いはアルミニウム合金の表面に被覆して、硬度、及び
熱サイクル試験を行なった結果、良好な耐久性があるこ
とが判明した。
【0019】従って、本発明のアルミニウム部材及びア
ルミニウム合金部材は、上記の組成の表面保護膜を被覆
することによって、アルミニウム或いはアルミニウム合
金の表面の強度が改良されたものが得られ、更に表面の
損傷を防止でき、ひいては、耐久性が問題となっている
アルミニウム或いはアルミニウム合金に適用できる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明のアルミニウム部材及びアル
ミニウム合金部材の実施例を具体的に実験例に基づいて
説明するが、本発明は、それらによって限定されるもの
ではない。
【0021】(実験例)アルミニウム合金またはアルミ
ニウム基板として、A1050(純アルミニウム)とA
2219(アルミニウム−銅系合金)とA5086(ア
ルミニウム合金)との3種をそれぞれ100φ×1.5
tの円盤に成形したものを用意し、これら円盤の表面に
荒研磨と仕上げ研磨とを施し、鏡面に仕上げた。次に市
販の溶剤により脱脂し、70℃の5%H2SO4水溶液で
30秒間エッチングを施し、室温の30%のHNO3水
溶液で30秒間スマット除去を行った。その後、蒸着法
としては反応性スパッタリング法を用い、対陰極材(タ
ーゲット)として組成を変化させたNi−Fe−Cr合
金、Ni−Cr合金、Co−W合金、或いはNi−V合
金を用い、それぞれ、Ar−N2、Ar−CH4、Ar−
B2H6雰囲気のもとでプラズマを発生させ、様々な組成
を持つ被膜をアルミニウムまたはアルミニウム合金基板
に被覆した後、硬度を測定し、さらに熱サイクル試験を
行ない、保護膜の剥離や膨れの有無を確認した。
【0022】上記実験による金属相と硬質相とからなる
表面保護膜を被覆したアルミニウム及びアルミニウム合
金基板の評価結果を表1ないし表3に示す。なお、上記
A5086からなる基盤には、ターゲットとしてFe−
Ni−Cr合金を用いてFe−Ni合金とFe−Cr−
N複合窒化物からなる保護膜を形成し、その評価結果を
表1に示す。また、上記A1050からなる基板には、
ターゲットとしてNi−Cr合金を用いてNiとCr2
Nとからなる保護膜を形成し、その評価結果を表2に示
す。また、上記A2219からなる基板には、ターゲッ
トとしてCo−W合金を用いてCoとWCとからなる保
護膜を形成し、その評価結果を表3に示す。また、上記
A5086からなる基板には、ターゲットとしてNi−
V合金を用いてNiとVB2とからなる保護膜を形成
し、その評価結果を表4に示す。
【0023】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【0024】なお、表面保護膜の組成分析は、電子プロ
ーブ微小部分析法(Electron probemicro analysis) 、
X線回折分析法(X-ray diffraction analysis)、X線
光電子分光法(X-ray photoelectoron spectroscopy)
により行った。また、硬度はビッカース硬度計で測定
し、この際の測定条件を荷重1kgf(15sec)と
した。そして、熱サイクル試験は400℃(30mi
n)−常温(水冷)の条件で、保護膜の剥離、クラック
等がないかどうかを確認しながら30回まで繰り返し
た。最後まで問題がなかったものを○印で示し、途中、
剥離等を生じたものにはその時の回数を示した。
【0025】表1ないし表3に示すように、 金属相をFe−Ni合金とし硬質相をFe−Cr−N
複合窒化物とした混合相からなる表面保護膜と、 金属相をNiとし硬質相をCr2Nとした表面保護膜
と、 金属相をCoとし硬質相をWCとした表面保護膜と、 金属相をNiとし硬質相をVB2とした表面保護膜と を有するそれぞれのアルミニウム合金部材は、金属相の
組成を略85重量%以下とした場合に、600Hv以上
の硬度を得ることができ、金属相の組成を略5重量%以
上とすることにより上記熱サイクル試験において30回
以上の耐久性を有する。
【0026】以上のように、本実施例のアルミニウム合
金部材は、その表面が高い硬度と耐久性を有することが
ができ、幅広い分野で用いることができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のア
ルミニウム部材及びアルミニウム合金部材により、次の
ような顕著な技術的効果が得られた。 a、本発明のアルミニウム部材及びアルミニウム合金部
材は、その表面を硬質かつ耐久性を有するものとするこ
とができる。 b、従って、アルミニウム部材及びアルミニウム合金部
材を用いる広い分野に渡って、耐久性を有するアルミニ
ウム部材及びアルミニウム合金部材を提供することがで
きる。 c、また、従来、耐久性の面からアルミニウム部材或い
はアルミニウム合金部材を用いるのが困難な分野におい
ても、本発明のアルミニウム部材及びアルミニウム合金
部材を用いることが可能となり、アルミニウムの需要を
大幅に拡大することができる。 d、以上のことから、本発明のアルミニウム部材及びア
ルミニウム合金部材は、これらを用いる各産業の発展に
大きく寄与することができる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムもしくはアルミニウム合金
    の表面に、金属相と硬質相との二相からなり、かつ、一
    方の相中に他方の相が分散した状態の組織を有する表面
    保護膜を形成してなることを特徴とするアルミニウム部
    材及びアルミニウム合金部材。
  2. 【請求項2】 アルミニウムもしくはアルミニウム合金
    の表面に、金属相と硬質相との二相からなり、かつ、一
    方の相中に他方の相が分散した状態の組織を有する表面
    保護膜を、蒸着法により形成してなることを特徴とする
    アルミニウム部材及びアルミニウム合金部材。
  3. 【請求項3】 前記金属相がNi又はCo、もしくはN
    i、Coのうちのどちらか一方を含む合金であり、前記
    硬質相が、周期律表第IVa族の遷移金属、周期律表第V
    a族の遷移金属、周期律表第VIa族の遷移金属、Al、
    Siのうちの少なくとも一つの窒化物、炭化物又はほう
    化物であることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のアルミニウム部材及びアルミニウム合金部材。
  4. 【請求項4】 前記金属相がFe−Ni合金であること
    を特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載のア
    ルミニウム部材及びアルミニウム合金部材。
  5. 【請求項5】 前記硬質相がFe−Cr−N複合窒化物
    であることを特徴する請求項1、請求項2、請求項3又
    は請求項4記載のアルミニウム部材及びアルミニウム合
    金部材。
  6. 【請求項6】 前記金属相と硬質相との二相からなり、
    かつ一方の相中に他方の相が分散した状態の組織を有す
    る表面保護膜は、該表面保護膜全体に対して金属相を5
    重量%〜85重量%とし、前記表面保護膜の金属相以外
    の残部が硬質相及び不可避不純物からなる組成とするこ
    とを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4又は請求項5記載のアルミニウム部材及びアルミニウ
    ム合金部材。
JP20576292A 1991-12-06 1992-07-31 アルミニウム部材及びアルミニウム合金部材 Pending JPH05345968A (ja)

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Effective date: 20011204