JPH0534527Y2 - - Google Patents

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JPH0534527Y2
JPH0534527Y2 JP6990387U JP6990387U JPH0534527Y2 JP H0534527 Y2 JPH0534527 Y2 JP H0534527Y2 JP 6990387 U JP6990387 U JP 6990387U JP 6990387 U JP6990387 U JP 6990387U JP H0534527 Y2 JPH0534527 Y2 JP H0534527Y2
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door
bale
forming chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は圃場に散在する牧草や藁などをピツク
アツプ部で拾い上げ、ベール形成室でロール状の
ベールに形成するロールベーラに関し、ベール形
成室で形成されたベールをベール形成室側方のベ
ール取出用ドアより機外に取出すようにしたベー
ル取出装置に関する。
「従来の技術」 例えば実開昭61−134259号公報に記載の如くベ
ール形成室側方のベール取出用ドアを前後方向に
開閉つまり前部に開閉支点軸を設けドア後部を開
閉自在とした手段がある。
「考案が解決しようとする問題点」 斯る手段にあつて、ベール形成室より手動或い
は自動でベールが外側に取出された場合、ベール
はドアと機体つまりベーラ部との間の地面上に落
下し、ドアの閉動操作の際このベールが障害とな
つてドアの閉動が行えなくなる欠点があつた。こ
のためベールの放出時ベールを遠方にはね飛ばす
ようにしたベールキツカーなど取り付ける手段も
あるが、その分構造を複雑化させるばかりでなく
もう一つ信頼性に欠けるなどの問題があつた。
「問題点を解決するための手段」 したがつて本考案は、前記ドアの下端側を機体
に開閉支点部材を介し支持させて該ドアの上端側
を開放可能に形成すると共に、前記ドア開放時の
ドア内周面を後下り傾斜のベール放出案内面に形
成したものである。
「作用」 而して本考案によれば、前記ドアを開放させて
のベール取出し時においては、ドア内周面上に取
出されたベールはその後下りのベール放出案内面
を転がつて機体後方の運転席側に放出されるた
め、そのベール取出の確認が充分に行えるばかり
でなくその後の処理も容易に行えるもので、特に
ロールベーラの後方にベール運搬車などを連結さ
せる手段にあつてはこの運搬車への積込みも容易
且つ能率的に行える。また前記ドアのベール放出
案内面によりベールが機体後方に放出されること
によりベールがドア閉動時での障害とならずこの
ため別途ベールキツカーなどの設置の必要もなく
常に確実なドアの開閉動作が行われる。
「実施例」 以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。第1図はベール取出用ドア部の説明図、第2
図は全体側面図、第3図は同平面図であり、図中
1は走行クローラ2を有する機台、3は前記機台
1後部に装設してエンジン4を内設するエンジン
部、5は前記エンジン部3上方の機体左右中央に
配設して作業変速レバーである作業クラツチレバ
ー6、走行クラツチレバー7、左右サイドクラツ
チレバー8,8を備える運転操作部、9は前記運
転操作部5下方に備える副変速レバーである。
また、図中10は前記機台1前部に搭載するベ
ーラ部、11はピツクアツプガイド板12並びに
複数のピツクアツプフインガー13を備えるピツ
クアツプ部であり、ベーラ部10前方下部の支点
軸14にピツクアツプ部11を上下動自在に支持
すると共に、前記運転操作部5左側に配設するピ
ツクアツプ昇降調節ハンドル15をワイヤ16を
介してピツクアツプ部11に連結し、ベーラ部1
0前方でピツクアツプ部11を昇降可能に装設す
る。そして前記ベーラ部10内に彎曲形状の主及
び副整形パイプコンベア17,18を対向状に配
設させて筒状のベール形成室19を形成すると共
に、内側前部に結束装置20を備え、主整形パイ
プコンベア17を駆動時、前記ピツクアツプフイ
ンガー13を同時に回転させて圃場の乾草を拾い
上げベール形成室19内に送んで、前記主及び副
整形パイプコンベア17,18の回転でもつてロ
ール状のベールAに形成し、その後前記結束装置
20によつてベールA外周に結束を施し、ベール
形成室19左側のベール取出し用ドア21から機
外に取出すように構成している。
第1図に示す如く、前記ドア21はこの上端側
を外方に開放可能とするもので、機体前後方向に
軸架する開閉支点部材である支点軸22を介して
前記ドア21の下側をベーラ部3左側に回動自在
に支持させると共に、前記ドア21下端の固定軸
23に長孔24aを介して連結するドア開閉部材
24を設け、該開閉部材24をベール形成室19
下方に横架する送りねじ軸25に螺着支持させる
と共に、ドア開閉用モータ26に伝導機構27を
介して前記ねじ軸25を連動連結させ、該モータ
26によりねじ軸25を回転させて前記開閉部材
24を右或いは左に移動させ、支点軸22を中心
にドア21を開閉し、ベール形成室19の左側を
開放或いは閉鎖するように構成している。
また前記ドア21と反対側のベール形成室19
内側でドア21に対向させてベール送り出し部材
である円盤形の押出し板28を配設させると共
に、該押出し板28にベール放出用アーム29の
先端を連結させ、該アーム29基端をベール形成
室19前方に横架する送りねじ軸30に螺着支持
させると共に、ベール放出用モータ31に前記ね
じ軸30の一端を連動結合させ、該モータ31に
よりねじ軸30を回転させて前記アーム29と共
に押出し板28を往復移動させ、ベール形成室1
9のベールAをドア21側から機外に放出するよ
うに構成している。
さらに、前記開閉部材24の右移動終端位置で
アクチユエータ32aを当接させてドア21の全
開状態を検出させるスイツチ32を備え、該スイ
ツチ32の出力でもつて前記ベール放出用モータ
31を駆動させ、ドア21の全開後にこれと連動
してベールAを放出するように構成している。
なお、前記スイツチ32は前記結束装置20に
よるベールA結束作業終了に連動させて前記ドア
開放用モータ26を駆動すると共に、ドア全開状
態で前記モータ26を停止させることができる。
ところで、前記ベール形成室19内に臨ませる
ドア21のベール形成側板33は、ドア21に固
定支持する基板34にモータ35及び回転ネジ軸
36及びネジ結合体37を介し進退可能に連結さ
せて、ベールAの取出し時にあつては前記側板3
3をベール形成室19より後退させドア21の内
周面21aに側板33の内周面を面一状に一致さ
せるように設けている。
而して第4図乃至第5図に示す如く、前記ドア
21の開放状態時にあつて該ドア21は、内周面
21aを左右方向に左下り角(α)を有し且つ前
後方向に後下り角(β)を有する傾斜状のベール
放出案内面に形成すると共に、その左端外側縁に
ベール端面摺接面21bを折曲形成し、前記ベー
ルAをドア内周面21a上に放出後においてはこ
の後方の運転操作部5側にベールAを自然転動さ
せるように構成している。
一方、前記運転操作部5後方にベール運搬車3
8をヒツチブラケツト39及び連結杆40を介し
装着させ、前記ベール形成室19より機外に取出
されたベールAがドア内周面21aを転動しこの
後方に至つたとき前記運搬車38に積込んで搬送
するように構成している。
本実施例は上記の如く構成するもので、ピツク
アツプ部11によつて拾い上げられた藁草は主整
形パイプコンベア17によつてベール形成室19
内に搬入され、この主整形パイプコンベア17と
副整形パイプコンベア18とでロール状のベール
Aに形成され、このベール形成終了後に結束装置
20によりトワインをベールA外周に巻付けて結
束を行うもので、この結束作業終了に連動してド
ア開閉用モータ26が駆動され、ねじ軸25の回
転によるドア開閉部材24の右移動により、ベー
ル取出し用ドア21が自動開放される。そして前
記開閉部材24の右移動終位置でスイツチ32が
作動されることにより、前記ドア21が全開した
ことを確認し、前記スイツチ32の出力で前記モ
ータ26の駆動停止とベール放出用モータ31の
駆動を同時に行い、ドア21の開放動作が終了さ
れる一方で、これに連動してねじ軸30の回転に
よるベール放出アーム29及び押出し板31の一
回の往復移動により、ベール形成室19内のベー
ルAがドア21から機体外側に自動放出される。
この後、再び前記ドア開閉用モータ26が駆動さ
れ、ねじ軸25の逆回転による前記開閉部材24
の左移動により、前記ドア21が自動閉鎖され、
ベール形成作業が再開される。
而して前記ドア21の自動開放時に先立つて
は、前記モータ35の駆動操作でもつてベール形
成室19内に突入状態の側板33を後退させて、
ドア21の内周面21aにこの側板33の内周面
を沿わせる状態に面一とさせておくもので、この
結果ドア21開放後この内周面21a上にベール
形成室19よりベールAが放出されるとき、左下
り角(α)の傾斜でもつてその放出が助長される
一方、後下り角(β)の傾斜でもつて運転操作部
5側にベールAが自然転動し前記運搬車38への
ベールAの積込みを容易に行わしめることが可能
にできるもので労働の軽減化が図れる。またこの
ようにベール形成室19より機外に放出されたベ
ールAが運転操作部5側に取出されることによ
り、運転作業者はそのベールAの放出の確認を容
易且つ確実に行うことができると共に、ドア21
の閉動操作の際にベールAがこの障害となること
がないので、従来の如くベールA放出の都度ベー
ルA或いは機体そのものを移動させる必要などな
く確実なドア21の閉動作が行える。
第6図は他の変形構造例を示すもので、前述実
施例においてはドア21の取付位置を一定としド
ア21の内周面21a自体を後下り角(β)を有
する傾斜形状に形成した構成例を示したが、該構
成のものはドア21自体を傾斜させることなく開
閉支点部材である蝶番などドア取付部材22a,
22bの取付位置を前後で異ならせる(前部を高
く後部を低く)如く設けて、このドア21の開放
時前述実施例同様ドア内周面21aが後下り角
(β)を有するように設けたもので、前述実施例
とは同様の作用効果を奏するように構成したもの
である。
「考案の効果」 以上実施例からも明らかなように本考案は、ベ
ール形成室19で形成されたベールAをベール形
成室19側方のベール取出用ドア21より機外に
取出すようにした構造において、前記ドア21の
下端側を機体に開閉支点部材22,22a,22
bを介し支持させて該ドア21の上端側を開放可
能に形成すると共に、前記ドア21開放時のドア
内周面21aを後下り傾斜(後下り角(β))の
ベール放出案内面に形成したものであるから、ベ
ール形成室19よりドア内周面21a上に取出さ
れたベールAは常にこの後方位置に取出されて前
記ドア21の閉操作時の障害となることなく、し
たがつてベールAの影響を受けることのない確実
なドア21の開閉が行われると共に、機体後方の
運転操作位置でベールAの放出の確認も容易且つ
確実に行え、しかも運転操作位置後方にベール運
搬車38など装備させた場合この運搬車38への
ベールA積込みも容易に行わしめることができる
など後処理作業での能率向上化が図れる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はベール取出用ドア部の説明図、第2図
は全体の側面図、第3図は同平面図、第4図はド
ア部の側面説明図、第5図は同背面説明図、第6
図は他の変形構造例を示す説明図である。 19……ベール形成室、21……ドア、21a
……ドア内周面、22,22a,22b……開閉
支点部材、A……ベール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベール形成室で形成されたベールをベール形成
    室側方のベール取出用ドアより機外に取出すよう
    にした構造において、前記ドアの下端側を機体に
    開閉支点部材を介し支持させて該ドアの上端側を
    開放可能に形成すると共に、前記ドア開放時のド
    ア内周面を後下り傾斜のベール放出案内面に形成
    したことを特徴とするロールベーラのベール取出
    装置。
JP6990387U 1987-05-11 1987-05-11 Expired - Lifetime JPH0534527Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6990387U JPH0534527Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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JP6990387U JPH0534527Y2 (ja) 1987-05-11 1987-05-11

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JPS63178434U JPS63178434U (ja) 1988-11-18
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