JPH05344548A - フレーム切替方式 - Google Patents

フレーム切替方式

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JPH05344548A
JPH05344548A JP14976192A JP14976192A JPH05344548A JP H05344548 A JPH05344548 A JP H05344548A JP 14976192 A JP14976192 A JP 14976192A JP 14976192 A JP14976192 A JP 14976192A JP H05344548 A JPH05344548 A JP H05344548A
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JP
Japan
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frame
digital
signal
transmission line
trunk
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Withdrawn
Application number
JP14976192A
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English (en)
Inventor
Makoto Hosoi
誠 細井
Masayuki Nishimura
真幸 西村
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Nagoya Communication Systems Ltd
Fujitsu ACS Co Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Fujitsu Nagoya Communication Systems Ltd
Fujitsu ACS Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Fujitsu Nagoya Communication Systems Ltd, Fujitsu ACS Co Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP14976192A priority Critical patent/JPH05344548A/ja
Publication of JPH05344548A publication Critical patent/JPH05344548A/ja
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Interface Circuits In Exchanges (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル伝送路を交換機に接続するディジ
タルトランクにおけるフレーム切替方式に関し、ディジ
タルトランクのマルチフレーム構成を、極力簡易に設定
可能とすることを目的とする。 【構成】 所定の複数種類のマルチフレーム構成の何れ
か一種類に設定し、ディジタル伝送路4を交換機1に接
続するディジタルトランク2において、ディジタルトラ
ンクに設定するマルチフレーム構成を複数種類内で順次
切替え、ディジタル伝送路から到着するディジタル信号
の受信を試み、ディジタル信号が受信可能となった際に
使用したマルチフレーム構成を、ディジタルトランク内
に固定的に設定するフレーム構成切替手段100を設
け、またフレーム構成切替手段を、交換機により複数種
類の中から指定されたマルチフレーム構成を固定的に設
定可能とする様に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル伝送路を交
換機に接続するディジタルトランクにおけるフレーム切
替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は本発明の対象となるディジタル伝
送路の一例を示す図であり、図4はディジタル伝送路に
おけるフレーム構成の一例を示す図であり、図5は従来
あるディジタルトランクの一例を示す図である。
【0003】図3において、交換機1のネットワーク
(NW)11には、ディジタルトランク(DT)2がデ
ィジタルハイウェイ12を経由して接続されており、交
換機1と対向交換機(SW)3とを接続するディジタル
伝送路4が、ディジタルトランク(DT)2に接続され
ている。
【0004】ディジタル伝送路4は、毎秒2.048メ
ガビットのディジタル信号を伝送しており、ディジタル
信号は、図4(a) に例示される如く、それぞれ8ビット
から成る三十二個のタイムスロット(TS)で一フレー
ム(F)を構成している。
【0005】各タイムスロット(TS)は、毎秒64キ
ロビットの伝送速度を有し、一回線の音声情報等を伝送
可能であるが、例えば制御情報等の如きより低速の情報
を伝送するタイムスロット(TS)は、同一種類の制御
情報を複数フレーム(F)を一周期として伝送する、所
謂マルチフレーム構成を採用している。
【0006】マルチフレーム構成を採用している場合に
は、マルチフレーム数およびマルチフレームの位相を識
別する為の信号(以後フレーム構成信号mfと称する)
が必要となる。
【0007】図4(b) には、十六フレーム(F)を一周
期とするマルチフレーム(MF16)およびフレーム構成
信号(mf16)が示され、また図4(b) には、二フレー
ム(F)を一周期とするマルチフレーム(MF2 )およ
びフレーム構成信号(mf2)が示されている。
【0008】従って、交換機1と対向交換機(SW)3
とをディジタル伝送路4で接続する場合に、マルチフレ
ーム(MF16)および(MF2 )の何れを採用するかを
予め決定して置き、決定に基づくディジタル信号を送受
信可能とする如く、交換機1および対向交換機(SW)
3を設定する必要がある。
【0009】図5において、ディジタルトランク(D
T)2は、フレーム組立分解部(FAD)21、ハイウ
ェイインタフェース部(HIF)22、ラインプロセッ
サ(LPR)23、セレクタ(SEL)24、27、二
組の受信タイミング生成部(RTG)25、二組の送信
タイミング生成部(TTG)26、二組のジャック2
8、並びに発光ダイオード(LED)210を具備して
いる。
【0010】フレーム組立分解部(FAD)21は、対
向交換機(SW)3からディジタル伝送路4の受信伝送
路4R を経由して伝送されるディジタル信号のフレーム
(F)を分解してハイウェイインタフェース部(HI
F)22に転送し、またハイウェイインタフェース部
(HIF)22から転送されるディジタル信号のフレー
ム(F)を組立て、ディジタル伝送路4の送信伝送路4
T を経由して対向交換機(SW)3に伝送する。
【0011】ハイウェイインタフェース部(HIF)2
2は、ディジタルハイウェイ12を経由してネットワー
ク(NW)11との間で各種情報を送受信する。ライン
プロセッサ(LPR)23は、交換機1の呼処理プロセ
ッサ(CPR)13との間で各種制御情報を、ディジタ
ルハイウェイ12を経由して送受信し、ディジタルトラ
ンク(DT)2によるディジタル信号の送受信を制御す
る。
【0012】また受信クロック生成部(RCG)211
は、対向交換機(SW)3から受信伝送路4R を経由し
て伝送されるディジタル信号に同期したクロック信号c
lk 21を生成し、二組の受信タイミング生成部(RT
G)25に伝達する。
【0013】二組の受信タイミング生成部(RTG)2
5の内、一方の受信タイミング生成部(RTG)251
は、受信クロック生成部(RCG)211から伝達され
るクロック信号clk21に同期し、且つ十六フレーム
(F)を一周期とするフレーム構成信号(mf16R )を
生成し、セレクタ(SEL)24の入力端子(A)に伝
達し、また他方の受信タイミング生成部(RTG)25
2 は、受信クロック生成部(RCG)211から伝達さ
れるクロック信号clk21に同期し、且つ二フレーム
(F)を一周期とするフレーム構成信号(mf2R)を生
成し、セレクタ(SEL)24の入力端子(B)に伝達
する。
【0014】また送信クロック生成部(SCG)212
は、発振器(OSC)213の出力信号によりクロック
信号clk23を生成し、二組の送信タイミング生成部
(TTG)26に伝達する。
【0015】二組の送信タイミング生成部(TTG)2
6の内、一方の送信タイミング生成部(TTG)261
は、送信クロック生成部(SCG)212から伝達され
るクロック信号clk23に同期し、且つ十六フレーム
(F)を一周期とするフレーム構成信号(mf16T )を
生成し、セレクタ(SEL)27の入力端子(A)に伝
達し、また他方の送信タイミング生成部(TTG)26
2 は、送信クロック生成部(SCG)212から伝達さ
れるクロック信号clk23に同期し、且つ二フレーム
(F)を一周期とするフレーム構成信号(mf2T)を生
成し、セレクタ(SEL)27の入力端子(B)に伝達
する。
【0016】ショートプラグ29は、ディジタルトラン
ク(DT)2を十六マルチフレール(MF16)構成に設
定する場合にはジャック281 に挿入され、また二マル
チフレーム(MF2 )構成に設定する場合にはジャック
282 に挿入される。
【0017】ショートプラグ29がジャック281 に挿
入された場合には、ジャック281から選択信号
(sA )がフレーム組立分解部(FAD)21、セレク
タ(SEL)24および27に伝達され、またショート
プラグ29がジャック282 に挿入された場合には、ジ
ャック282 から選択信号(sB )がフレーム組立分解
部(FAD)21、セレクタ(SEL)24および27
に伝達される。
【0018】フレーム組立分解部(FAD)21は、選
択信号(sA )を伝達された場合には、ディジタル伝送
路4が十六マルチフレーム(MF16)を採用されている
として受信伝送路4R から到着するディジタル信号を受
信処理し、選択信号(sB )を伝達された場合には、デ
ィジタル伝送路4が二マルチフレーム(MF2 )を採用
されているとして受信伝送路4R から到着するディジタ
ル信号を受信処理する。
【0019】またセレクタ(SEL)24は、選択信号
(sA )を伝達された場合には、受信タイミング生成部
(RTG)251 から入力端子(A)に入力されるフレ
ーム構成信号(mf16R )を選択してラインプロセッサ
(LPR)23に伝達することにより各種の情報を制御
し、選択信号(sB )を伝達された場合には、受信タイ
ミング生成部(RTG)252 から入力端子(B)に入
力されるフレーム構成信号(mf2R)を選択してライン
プロセッサ(LPR)23に伝達することにより各種の
情報を制御する。
【0020】更にセレクタ(SEL)27は、選択信号
(sA )を伝達された場合には、送信タイミング生成部
(TTG)261 から入力端子(A)に入力されるフレ
ーム構成信号(mf16T )を選択してフレーム組立分解
部(FAD)21に伝達し、選択信号(sB )を伝達さ
れた場合には、送信タイミング生成部(TTG)26 2
から入力端子(B)に入力されるフレーム構成信号(m
2T)を選択してフレーム組立分解部(FAD)21に
伝達する。
【0021】なおフレーム組立分解部(FAD)21
は、ジャック281 から伝達される選択信号(sA )、
またはジャック282 から伝達される選択信号(sB
に基づき、受信伝送路4R から到着するディジタル信号
を受信処理を試みるが、例えば対向交換機(SW)3と
のマルチフレーム構成の決定が相違していた場合には、
正常な受信処理が不可能となる。
【0022】フレーム組立分解部(FAD)21は、受
信伝送路4R から到着するディジタル信号を正常に受信
処理している状態では、発光ダイオード(LED)21
0に伝達するマルチフレーム不一致信号(sf)を一致
状態(例えば論理“0”)に設定しているが、受信伝送
路4R から到着するディジタル信号を正常に受信処理出
来ぬことを検出すると、発光ダイオード(LED)21
0に伝達するマルチフレーム不一致信号(sf)を不一
致状態(例えば論理“1”)に設定し、対向交換機(S
W)3とのマルチフレーム構成の相違を表示させる。
【0023】従って試験者は、ディジタル伝送路4を経
由して対向交換機(SW)3と通信を開始する際に、予
め対向交換機(SW)3との間で決定して置いたマルチ
フレーム構成に対応するジャック281 または282
ショートプラグ29を挿入し、若し発光ダイオード(L
ED)210が不一致状態を表示する場合には、対向交
換機(SW)3とのマルチフレーム構成の決定が相違し
ていたと判断し、ショートプラグ29を他のジャック2
2 または281 に差替え、発光ダイオード(LED)
210が表示されぬかを検査する。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】以上の説明から明らか
な如く、従来あるディジタルトランク(DT)2におい
ては、ショートプラグ29をジャック281 または28
2 に挿入することにより、マルチフレーム構成を設定し
ていた為、ショートプラグ29を挿入するジャックを誤
り、対向交換機(SW)3と相違したマルチフレーム構
成に設定すると、ディジタル伝送路4を経由する通信が
不可能となる。
【0025】この様な事態の発生を防止する為には、デ
ィジタル伝送路4で採用するマルチフレーム構成を対向
交換機(SW)3との間で充分確認して置くか、或いは
ショートプラグ29をディジタルトランク(DT)2の
具備する各ジャック281 および282 に順次挿入し乍
ら対向交換機(SW)3と通信を試み、発光ダイオード
(LED)210の表示状態を観察するか、更にはディ
ジタル伝送路4から到着するディジタル信号を解析して
マルチフレーム構成を直接観測する為に、例えばフレー
ムアナライザ等の高級な測定器を準備する必要があっ
た。
【0026】本発明は、ディジタルトランクのマルチフ
レーム構成を、極力簡易に設定可能とすることを目的と
する。
【0027】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を示
す図である。図1において、1は交換機、2はディジタ
ルトランク、4はディジタル伝送路である。
【0028】ディジタルトランク2は、予め定められた
複数種類のマルチフレーム構成の何れか一種類に設定
し、ディジタル伝送路4を交換機1に接続する。100
は、本発明によりディジタルトランク2に設けられたフ
レーム構成切替手段である。
【0029】
【作用】フレーム構成切替手段100は、ディジタルト
ランク2に設定するマルチフレーム構成を前述の複数種
類内で順次切替えてディジタル伝送路4から到着するデ
ィジタル信号の受信を試み、ディジタル信号が受信可能
となった際に使用したマルチフレーム構成を、ディジタ
ルトランク2内に固定的に設定する。
【0030】なおフレーム構成切替手段100は、複数
種類のマルチフレーム構成の中から、交換機1により指
定された任意種類のマルチフレーム構成を固定的に設定
することが考慮される。
【0031】従って、ディジタルトランクのマルチフレ
ーム構成が、ディジタル伝送路から到着するディジタル
信号を受信可能な如く自動的に設定されることとなり、
当該ディジタルトランクの保守性および信頼性が大幅に
向上する。
【0032】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。図2は本発明の一実施例によるディジタルトランク
を示す図である。なお、全図を通じて同一符号は同一対
象物を示す。また対象とするディジタル伝送路は図3お
よび図4に例示される通りとする。
【0033】図2においては、図1におけるフレーム構
成切替手段100としてモード切替カウンタ(CN
1 )214およびエラー監視カウンタ(CNT2 )2
15が設けられている。
【0034】最初にモード切替カウンタ(CNT1 )2
14およびエラー監視カウンタ(CNT2 )215の動
作を簡単に説明する。第一にシステム電源がオン状態に
なるとモード切替カウンタ(CNT1 )214の計数値
(n)は 論理“0”に設定され、ディジタルトランク
(DT)2のフレームモードが例えば十六マルチフレー
ム(MF16)に設定されるものとする。
【0035】ここでディジタル伝送路4からディジタル
信号を受信すると、フレーム組立分解部(FAD)21
にてフレームの分解が行われるが、フレームモードが不
一致の場合、エラー監視カウンタ(CNT2 )215が
フレーム組立分解部(FAD)21から出力されるマル
チフレーム不一致信号(sf)が不一致状態に設定され
ているのでフレーム組立分解部(FAD)21に伝達さ
れるフレーム信号をクロック信号として計数し、ある一
定時間連続で不一致状態を検出するとモード切替カウン
タ(CNT1 )214にクロック信号として挿入され、
モード切替カウンタ(CNT1 )214をn+1に計数
する。その計数値をフレーム組立分解部(FAD)2
1、セレクタ(SEL)24および27に伝達し、ディ
ジタルトランク(DT)2のモード切替えを行う。再度
マルチフレーム不一致信号(sf)を確認して一致状態
に設定されている場合には、エラー監視カウンタ(CN
2)215にリセットが発生し、モード切替カウンタ
(CNT1 )214の計数を停止してモードを固定す
る。これによりフレーム組立分解部(FAD)21はデ
ィジタル伝送路4からのフレームに一致して動作可能と
なる。
【0036】カウンタ(CNT)211は、二進一桁の
カウンタであり、フレーム組立分解部(FAD)21か
ら出力されるマルチフレーム不一致信号(sf)が不一
致状態(例えば論理“1”)に設定されている場合に、
セレクタ(SEL)27からフレーム組立分解部(FA
D)21に伝達されるフレーム構成信号(mf16)また
は(mf2 )をクロック信号として計数し、計数値
(n)(=論理“0”または論理“1”)をフレーム組
立分解部(FAD)21、セレクタ(SEL)24およ
び27に伝達し、またマルチフレーム不一致信号(s
f)が一致状態(例えば論理“0”)に設定されている
場合に、セレクタ(SEL)27から出力されるフレー
ム構成信号(mf16)または(mf2 )の計数を停止す
る。
【0037】フレーム組立分解部(FAD)21は、計
数値(n)が論理“0”に設定される場合には、ディジ
タル伝送路4が十六マルチフレーム(MF16)を採用さ
れているとして受信伝送路4R から到着するディジタル
信号を受信処理し、また計数値(n)が論理“1”に設
定される場合には、ディジタル伝送路4が二マルチフレ
ーム(MF2 )を採用されているとして受信伝送路4R
から到着するディジタル信号を受信処理する。
【0038】またセレクタ(SEL)24は、計数値
(n)が論理“0”に設定される場合には、受信タイミ
ング生成部(RTG)251 から入力端子(A)に入力
されるフレーム構成信号(mf16R )を選択してライン
プロセッサ(LPR)23に伝達することにより各種の
情報を制御し、また計数値(n)が論理“1”に設定さ
れる場合には、受信タイミング生成部(RTG)252
から入力端子(B)に入力されるフレーム構成信号(m
2R)を選択してラインプロセッサ(LPR)23に伝
達することにより各種の情報を制御する。
【0039】更にセレクタ(SEL)27は、計数値
(n)が論理“0”に設定される場合には、送信タイミ
ング生成部(TTG)261 から入力端子(A)に入力
されるフレーム構成信号(mf16T )を選択してフレー
ム組立分解部(FAD)21に伝達し、また計数値
(n)が論理“1”に設定される場合には、送信タイミ
ング生成部(TTG)262 から入力端子(B)に入力
されるフレーム構成信号(mf2T)を選択してフレーム
組立分解部(FAD)21に伝達する。
【0040】図2において、ディジタル伝送路4を経由
して対向交換機(SW)3との通信が開始される以前
に、フレーム組立分解部(FAD)21から出力される
マルチフレーム不一致信号(sf)が不一致状態(=論
理“1”)に設定され、またモード切替カウンタ(CN
1 )214の計数値(n)が論理“0”に設定されて
いるものとすると、フレーム組立分解部(FAD)21
は十六マルチフレーム(MF16)の受信処理状態に設定
され、またセレクタ(SEL)24はフレーム構成信号
(mf16R )を選択出力し、更にセレクタ(SEL)2
7はフレーム構成信号(mf16T )を選択出力してい
る。
【0041】かかる状態で、ディジタル伝送路4を経由
して対向交換機(SW)3との通信が開始され、フレー
ム組立分解部(FAD)21が受信伝送路4R から到着
するディジタル信号を十六マルチフレーム(MF16)構
成で受信処理を開始する。
【0042】ここで、対向交換機(SW)3も十六マル
チフレーム(MF16)を採用している場合には、フレー
ム組立分解部(FAD)21は受信伝送路4R から到着
するディジタル信号を正常に受信処理可能となり、発光
ダイオード(LED)210に伝達するマルチフレーム
不一致信号(sf)を一致状態(=論理“0”)に設定
し、発光ダイオード(LED)210に一致状態を表示
させる。
【0043】マルチフレーム不一致信号(sf)が一致
状態(=論理“0”)に設定されると、エラー監視カウ
ンタ(CNT2 )215がリセットされ、モード切替カ
ウンタ(CNT1 )214が計数を停止し、計数値
(n)(=論理“0”)を固定的に出力し、フレーム組
立分解部(FAD)21、セレクタ(SEL)24およ
び27を、十六マルチフレーム(MF16)構成に維持さ
せる。
【0044】これに引替え、対向交換機(SW)3が二
マルチフレーム(MF2 )を採用している場合には、フ
レーム組立分解部(FAD)21は受信伝送路4R から
到着するディジタル信号を正常に受信処理不可能とな
り、発光ダイオード(LED)210に伝達するマルチ
フレーム不一致信号(sf)を不一致状態(=論理
“1”)に設定し、発光ダイオード(LED)210に
不一致状態を表示させる。
【0045】マルチフレーム不一致信号(sf)が不一
致状態(=論理“1”)に設定されると、モード切替カ
ウンタ(CNT1 )214は計数値(n)(=論理
“0”)を論理“1”に更新する。
【0046】計数値(n)が論理“1”に設定される
と、フレーム組立分解部(FAD)21は二マルチフレ
ーム(MF2 )の受信処理状態に設定され、またセレク
タ(SEL)24はフレーム構成信号(mf2R)を選択
出力し、更にセレクタ(SEL)27はフレーム構成信
号(mf2T)を選択出力する。
【0047】その結果、フレーム組立分解部(FAD)
21は受信伝送路4R から到着するディジタル信号を正
常に受信処理可能となり、発光ダイオード(LED)2
10に伝達するマルチフレーム不一致信号(sf)を一
致状態(=論理“0”)に設定し、発光ダイオード(L
ED)210に一致状態を表示させる。
【0048】マルチフレーム不一致信号(sf)が一致
状態(=論理“0”)に設定されると、エラー監視カウ
ンタ(CNT2 )215がリセットされ、モード切替カ
ウンタ(CNT1 )214が計数を停止し、計数値
(n)(=論理“1”)を固定的に出力し、フレーム組
立分解部(FAD)21、セレクタ(SEL)24およ
び27を、二マルチフレーム(MF2 )構成に維持させ
る。また現在設定されているマルチフレーム構成をライ
ンプロセッサ(LPR)23に通知する。
【0049】更にディジタルトランク(DT)2をディ
ジタル伝送路4から取外した場合には、マルチフレーム
構成の設定をラインプロセッサ(LPR)23の指示に
よりモード切替えを行わない様にする。
【0050】次に、ディジタルトランク(DT)2にデ
ィジタル伝送路4を接続しない状態で、交換機1側のみ
で例えば十六マルチフレーム(MF16)構成で動作させ
る場合には、呼処理プロセッサ(CPR)13からディ
ジタルハイウェイ12を経由してディジタルトランク
(DT)2内のラインプロセッサ(LPR)23に、モ
ード切替カウンタ(CNT1 )214の計数値(n)を
強制値(nX )(今回は論理“0”)に設定させる指示
を伝達する。
【0051】呼処理プロセッサ(CPR)13から前述
の指示を伝達されたラインプロセッサ(LPR)23
は、モード切替カウンタ(CNT1 )214に強制値
(nX =論理“0”)を固定的に設定する。
【0052】以後計数値(n)(=nX =論理“0”)
を伝達されるフレーム組立分解部(FAD)21、セレ
クタ(SEL)24および27は、それそれ十六マルチ
フレーム(MF16)構成で動作する。
【0053】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、ディジタルトランク(DT)2にディジタル伝
送路4を接続し、対向交換機(SW)3からのディジタ
ル信号を受信開始すると、エラー監視カウンタ(CNT
2 )215がマルチフレーム不一致信号(sf)が一定
時間不一致状態(論理“1”)に設定されている限り、
モード切替カウンタ(CNT1 )214の計数値(n)
を更新させてディジタルトランク(DT)2内のマルチ
フレーム構成を順次切替え、対向交換機(SW)3とマ
ルチフレーム構成が一致し、マルチフレーム不一致信号
(sf)が一致状態(論理“0”)に設定されると、一
致時点で採用していた計数値(n)を固定し、ディジタ
ルトランク(DT)2のマルチフレーム構成を固定的に
設定する為、ディジタルトランク(DT)2内のマルチ
フレーム構成が自動的に対向交換機(SW)3と一致す
ることとなり、従来あるディジタルトランク(DT)2
の如く、対向交換機(SW)3のマルチフレーム構成を
予め確認し、或いはショートプラグ29を順次差替え、
更にはフレームアナライザ等の高級な測定器を準備して
対向交換機(SW)3から伝送されるディジタル信号の
マルチフレーム構成を計数する等の作業が不要となる。
【0054】なお、図2はあく迄本発明の一実施例に過
ぎず、例えばディジタル伝送路4は伝送速度が毎秒2.
048メガビットで採用するマルチフレーム構成は十六
マルチフレーム(MF16)および二マルチフレーム(M
2 )の二種類に限定されることは無く、ディジタル伝
送路4の伝送速度が毎秒1.544メガビットで採用す
るマルチフレーム構成が四マルチフレーム(MF4 )、
十二マルチフレーム(MF12)および24マルチフレー
ム(MF24)の三種類等、他に幾多の変形が考慮される
が、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。
【0055】
【発明の効果】以上、本発明によれば、前記ディジタル
トランクにおいて、ディジタルトランクのマルチフレー
ム構成が、ディジタル伝送路から到着するディジタル信
号を受信可能な如く自動的に設定されることとなり、当
該ディジタルトランクの保守性および信頼性が大幅に向
上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を示す図
【図2】 本発明の一実施例によるディジタルトランク
を示す図
【図3】 本発明の対象となるディジタル伝送路の一例
を示す図
【図4】 ディジタル伝送路におけるフレーム構成の一
例を示す図
【図5】 従来あるディジタルトランクの一例を示す図
【符号の説明】
1 交換機 2 ディジタルトランク(DT) 3 対向交換機(SW) 4 ディジタル伝送路 4R 受信伝送路 4T 送信伝送路 11 ネットワーク(NW) 12 ディジタルハイウェイ 12D 下りハイウェイ 12U 上りハイウェイ 13 呼処理プロセッサ(CPR) 21 フレーム組立分解部(FAD) 22 ハイウェイインタフェース部(HIF) 23 ラインプロセッサ(LPR) 24、27 セレクタ(SEL) 25 受信タイミング生成部(RTG) 26 送信タイミング生成部(TTG) 28 ジャック 29 ショートプラグ 100 フレーム構成切替手段 210 発光ダイオード(LED) 211 受信クロック生成部(RCG) 212 送信クロック生成部(SCG) 213 発振器(OSC) 214 モード切替カウンタ(CNT1 ) 215 エラー監視カウンタ(CNT2
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 真幸 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通エーシーエス株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた複数種類のマルチフレー
    ム構成の何れか一種類に設定し、ディジタル伝送路
    (4)を交換機(1)に接続するディジタルトランク
    (2)において、 前記ディジタルトランク(2)に設定するマルチフレー
    ム構成を前記複数種類内で順次切替え、前記ディジタル
    伝送路(4)から到着するディジタル信号の受信を試
    み、前記ディジタル信号が受信可能となった際に使用し
    たマルチフレーム構成を、ディジタルトランク(2)内
    に固定的に設定するフレーム構成切替手段(100)を
    設けることを特徴とするフレーム切替方式。
  2. 【請求項2】 前記フレーム構成切替手段(100)
    は、前記複数種類のマルチフレーム構成の中から、前記
    交換機(1)により指定された任意種類のマルチフレー
    ム構成を固定的に設定することを特徴とする請求項1記
    載のフレーム切替方式。
JP14976192A 1992-06-10 1992-06-10 フレーム切替方式 Withdrawn JPH05344548A (ja)

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