JPH05344005A - 音声符号化処理装置 - Google Patents

音声符号化処理装置

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Publication number
JPH05344005A
JPH05344005A JP14528892A JP14528892A JPH05344005A JP H05344005 A JPH05344005 A JP H05344005A JP 14528892 A JP14528892 A JP 14528892A JP 14528892 A JP14528892 A JP 14528892A JP H05344005 A JPH05344005 A JP H05344005A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
error
unit
signal
error detection
voice
Prior art date
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Pending
Application number
JP14528892A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiichi Yamada
誠一 山田
Shigeru Hosoi
茂 細井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14528892A priority Critical patent/JPH05344005A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声符号化データのうち誤りの生じたサンプ
ルに対してのみミュート処理を実行すること。 【構成】 ADPCM復号部12により音声符号化デー
タから音声信号と6次零点予測値を形成する。そして音
声符号化データの中に誤りがあることが誤り検出部10
によって検出されたときに、音声符号化データからサン
プル値の正規化パラメータを抽出する。そして6次零点
予測値を正規化パラメータに従って、正規化し、正規化
された予測値が基準値を越えるか否かを正規化・誤り判
定部16で判定し、予測値が基準値を越えたときには誤
りが生じたとして誤り検出信号をミュート処理部18へ
出力する。ミュート処理部18は音声信号のうち誤りの
生じたサンプルに対応した音声信号に対してのみミュー
ト処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声符号化処理装置に係
わり、特に、ADPCM音声符号化データを音声信号と
して復号化処理するに好適な音声符号化処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディジタル移動通信等において、音声デ
ータを伝送するに際しては、ADPCM音声符号化方式
が採用されている。このADPCM音声符号化方式は、
CCITT勧告G.721に準拠したものであり、この
ADPCM音声符号化方式においては、入力音声に対し
て、過去の入力信号から2次の極予測と6次の零点予測
によって現在の入力信号の予測値を求め、入力信号と予
測信号との間の残差を求め、この残を入力信号の状態に
よって適応的に量子化するようになっている。そして3
2KbpsADPCMを用いれば、7〜6ビットPCM
音声信号と同等の音声品質を得ることができる。
【0003】ADPCM音声符号化方式を適用した従来
の装置としては、図2に示されるものが知られている。
この装置は誤り検出部1、ADPCM復号部2、ミュー
ト処理部3を備えて構成されている。ADPCM復号部
2には、図3に示されるように、符号化データA(k)
が入力されており、この符号化データA(k)には誤り
検出符号err(k)が付加されている。この符号化デ
ータA(k)は、ADPCM音声符号化データiのmサ
ンプル分のバーストデータを意味しており、このデータ
A(k)は、i(k+j)(j=0,1…m−1)で構
成されている。なお、このバーストデータとは、mサン
プル分の時系列データを意味している。図2に示される
装置において、誤り検出部1には誤り検出符号err
(k)が入力されており、その誤り検出符号からバース
トデータA(k)の中に誤りを検出した場合には、誤り
検出部1から検出信号err′(k)=1が出力され
る。そしてerr(k)=1のときには、ミュート処理
部3において、ADPCM復号部2で復号されたmサン
プル分のADPCM音声符号化データi(k+j)の復
号音声sd(k+j)が全てミュートされ、ミュート処
理部3から出力信号sd′(k+j)が出力される。一
方、誤りが生じなかったときには、err(k)=0が
ミュート処理部3に入力され、ミュート処理部3からは
復号音声sd(k+j)がそのまま出力信号sd′(k
+j)として出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、バ
ーストデータA(k)の中に誤りが検出されたときに
は、誤りがなかった音声データについてもミュート処理
部3においてミュート処理が行われ、音声信号の品質が
劣化する。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、音声符号化データのうち誤りの生じたサンプル値
にのみミュート処理を実行することができる音声符号化
処理装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、音声符号化データを順次サンプリングし各
サンプル値を予測分析に従って音声信号に変換する復号
部と、音声符号化データに付加された誤り検出信号を基
に音声符号化データに誤りがあるか否かを検出する誤り
検出部と、誤り検出部により誤りが検出されたときに音
声符号化データからサンプル値の正規化パラメータを抽
出する正規化パラメータ抽出部と、復号部の予測分析に
より得られた予測値を正規化パラメータ抽出部の抽出に
よる正規化パラメータに従って正規化する正規化部と、
正規化部で正規化されたサンプルの予測値が基準を越え
たときにときに誤り検出信号を出力する誤り判定部と、
復号部から音声信号を受け誤り検出部から誤り検出信号
が出力されないときには音声信号をそのまま出力し誤り
検出部から誤り検出信号が出力されたときには誤りの生
じたサンプルに対応した音声信号に対してミュート処理
を実行するミュート処理部とを備えている音声符号化処
理装置を構成したものである。
【0007】
【作用】上記発明は、音声符号化データの処理過程にお
いて、音声信号の予測分析を行うときに使用する6次零
点予測値を利用して誤りを検出し、この検出値の絶対値
の分布が誤りのある符号化データと誤りのない符号化デ
ータの場合で異なる性質を利用したものであり、このよ
うな構成を採用することにより、音声符号化データに誤
りが生じたときには音声符号化データからサンプル値の
正規化パラメータが抽出される。そして予測分析により
得られた予測値を正規化パラメータに従って正規化し、
正規化されたサンプルの予測値が基準値を越えたときに
は誤りが生じたとして、誤りの生じたサンプルに対応し
た音声信号に対してのみミュート処理を実行し、それ以
外の音声信号に対してはミュート処理の実行を行わない
ようにし、ミュート処理にともなって音声信号の品質が
劣化するのを防止することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】図1において、音声符号化処理装置は誤り
検出部10、ADPCM復号部12、正規化パラメータ
抽出部14、正規化・誤り判定部16、ミュート処理部
18から構成されている。
【0010】ADPCM復号部12は、図3に示される
ような音声符号化データA(k)を受け、このデータを
順次サンプリングし、各サンプル値を予測分析し、この
予測分析に従って音声信号sd(k+j)を出力すると
ともに、6次零点予測値sez(k+n)を出力するよ
うになっている。誤り検出部10は音声符号化データA
(k)に付加された誤り検出符号err(k)を受け、
この誤り検出符号を基に符号化データA(k)の中に誤
りがあるか否かを検出し、誤りを検出したときには検出
信号err(k)=1を出力し、誤りが検出されなかっ
たときには検出信号err′(k)=0を正規化パラメ
ータ抽出部14を出力するようになっている。正規化パ
ラメータ抽出部14は、誤り検出部10から信号er
r′(k)=1の信号が入力されたときに、n番目のサ
ンプルである符号化データi(k+n)から音声信号の
振幅のパワー等の正規化パラメータz(k+n)を抽出
し、抽出した正規化パラメータz(k+n)を正規化・
誤り判定部16へ出力する。
【0011】正規化・誤り判定部16は、正規化パラメ
ータz(k+j)を受けたときに、ADPCM復号部1
2から出力された6次零点予測値sez(k+n)を正
規化パラメータz(k+n)によって正規化する。そし
て正規化されたサンプルの予測値が基準値より大きいと
きには、サンプル値i(k+n)は誤りと判定し、誤り
検出信号として、ch(k+n)=1の信号を出力す
る。一方、サンプル値i(k+n)が基準値より小さか
ったときには、誤りが検出されなかったとして、ch
(k+n)=0の信号をミュート処理部18へ出力す
る。
【0012】ここで、2種類の音声データについて、音
声符号化データに誤りがある場合と誤りがない場合の6
次零点予測値sezの絶対値の分布を算出したところ、
図4及び図5に示されるような分布特性が得られた。図
4及び図5の(A)は誤りがある場合を示し、図4及び
図5の(B)は誤りがない場合を示しており、これらの
図から、誤りがある場合にはこの値は誤りがないときの
最大値以上の値になることが理解される。そしてこの最
大値を越えたときには正規化・誤り判定部16において
サンプル値に誤りが生じたとして判定されることとな
る。
【0013】また、誤り検出部10において、err′
(k)=0の信号が出力されたとき、すなわちバースト
データに誤りがなかったときには、正規化パラメータ抽
出部14は、パラメータの抽出処理を行うことなく、信
号z(k+n)=0を出力し、正規化・誤り判定部16
からは信号ch(k+n)=0が出力されることにな
る。
【0014】一方、ミュート処理部18は信号ch(k
+n)が“1”か“0”か否かによってどのサンプルに
誤りが生じたか否かを判定し、信号ch(k+n)=1
のサンプルに対応したADPCM復号音声sd(k+
n)に対してのみミュート処理を実行し、出力信号s
d″(k+n)を出力する。そして誤りの生じなかった
サンプルに対応したADPCM復号音声sd(k+n)
に対してはミュート処理を実行せず音声信号をそのまま
出力する。従って、本実施例によれば、誤りの生じたサ
ンプルに対応した音声信号のみがミュート処理されるた
め、ミュート処理にともなって音声信号の品質が劣化す
るのを抑制することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、音声符号化データのうち誤りの生じたサンプルに対
応した音声信号に対してのみミュート処理を実行するよ
うにしたため、音声符号化データの伝送時におけるミュ
ート処理にともなって音声信号の品質が劣化するのを抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック構成図
【図2】従来例のブロック構成図
【図3】音声符号化データの構成図
【図4】音声データに誤りがある場合とない場合のse
zの絶対値の分布特性図
【図5】音声データに誤りがある場合とない場合のse
zの絶対値の分布特性図
【符号の説明】
10 誤り検出部 12 ADPCM復号部 14 正規化パラメータ抽出部 16 正規化・誤り判定部 18 ミュート処理部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声符号化データを順次サンプリングし
    各サンプル値を予測分析に従って音声信号に変換する復
    号部と、音声符号化データに付加された誤り検出信号を
    基に音声符号化データに誤りがあるか否かを検出する誤
    り検出部と、誤り検出部により誤りが検出されたときに
    音声符号化データからサンプル値の正規化パラメータを
    抽出する正規化パラメータ抽出部と、復号部の予測分析
    により得られた予測値を正規化パラメータ抽出部の抽出
    による正規化パラメータに従って正規化する正規化部
    と、正規化部で正規化されたサンプルの予測値が基準を
    越えたときにときに誤り検出信号を出力する誤り判定部
    と、復号部から音声信号を受け誤り検出部から誤り検出
    信号が出力されないときには音声信号をそのまま出力し
    誤り検出部から誤り検出信号が出力されたときには誤り
    の生じたサンプルに対応した音声信号に対してミュート
    処理を実行するミュート処理部とを備えている音声符号
    化処理装置。
JP14528892A 1992-06-05 1992-06-05 音声符号化処理装置 Pending JPH05344005A (ja)

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