JPH0534368Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0534368Y2 JPH0534368Y2 JP13549287U JP13549287U JPH0534368Y2 JP H0534368 Y2 JPH0534368 Y2 JP H0534368Y2 JP 13549287 U JP13549287 U JP 13549287U JP 13549287 U JP13549287 U JP 13549287U JP H0534368 Y2 JPH0534368 Y2 JP H0534368Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- clutch
- torque converter
- regulator valve
- suction pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002028 premature Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はトルクコンバータのロツクアツプクラ
ツチの制御装置に関するものである。
ツチの制御装置に関するものである。
トルクコンバータaのポンプPはエンジンEの
出力側に接続してあり、またタービンTはトラン
スミツシヨンbの入力側に接続してあり、またト
ルクコンバータaにはタービンTをエンジンEの
出力側に直接に接続するためのロツクアツプクラ
ツチcがある。
出力側に接続してあり、またタービンTはトラン
スミツシヨンbの入力側に接続してあり、またト
ルクコンバータaにはタービンTをエンジンEの
出力側に直接に接続するためのロツクアツプクラ
ツチcがある。
このロツクアツプクラツチcのオン作動時、第
4図に示すようにトルクコンバータaの内圧P0
に打ち勝つロツクアツプ作動圧P1を、ロツクア
ツプクラツチcのピストンdに作用させてクラツ
チデイスクeをクラツチプレートfに係合させて
いた。
4図に示すようにトルクコンバータaの内圧P0
に打ち勝つロツクアツプ作動圧P1を、ロツクア
ツプクラツチcのピストンdに作用させてクラツ
チデイスクeをクラツチプレートfに係合させて
いた。
しかしトルクコンバータaの内圧P0は配管抵
抗、運転状態(油量)によつて変化し易いため、
ロツクアツプクラツチcの係合状態が安定しない
場合があり、クラツチフエーシング材の早期摩耗
が生じることがあつた。
抗、運転状態(油量)によつて変化し易いため、
ロツクアツプクラツチcの係合状態が安定しない
場合があり、クラツチフエーシング材の早期摩耗
が生じることがあつた。
本考案は上記の事情に鑑みなされたものであつ
て、その目的とするところは、ロツクアツプクラ
ツチの係合状態が安定し、クラツチフエーシング
材の早期摩耗を防止することを可能にするトルク
コンバータのロツクアツプクラツチ制御装置を提
供することにある。
て、その目的とするところは、ロツクアツプクラ
ツチの係合状態が安定し、クラツチフエーシング
材の早期摩耗を防止することを可能にするトルク
コンバータのロツクアツプクラツチ制御装置を提
供することにある。
上記の目的を達成するために本考案は、ロツク
アツプクラツチ切換弁17の切換作動によりロツ
クアツプクラツチ8を作動させるトルクコンバー
タ油圧回路16を備えたトルクコンバータのロツ
クアツプクラツチ制御装置において、トルクコン
バータ油圧回路16の出口回路22に、コンバー
タ1の油の吸い出しを行う吸出しポンプ23と吸
出しポンプ23の吸込側に位置するレギユレータ
バルブ26とを設け、ロツクアツプクラツチ8の
作動時のロツクアツプクラツチ作動圧を前記レギ
ユレータバルブ26のパイロツト圧にした構成に
してある。
アツプクラツチ切換弁17の切換作動によりロツ
クアツプクラツチ8を作動させるトルクコンバー
タ油圧回路16を備えたトルクコンバータのロツ
クアツプクラツチ制御装置において、トルクコン
バータ油圧回路16の出口回路22に、コンバー
タ1の油の吸い出しを行う吸出しポンプ23と吸
出しポンプ23の吸込側に位置するレギユレータ
バルブ26とを設け、ロツクアツプクラツチ8の
作動時のロツクアツプクラツチ作動圧を前記レギ
ユレータバルブ26のパイロツト圧にした構成に
してある。
吸出しポンプ23とレギユレータバルブ26と
により配管抵抗を安定して低くしロツクアツプク
ラツチ切換バルブ17の作動時(ロツクアツプク
ラツチ8の作動時)に、このロツクアツプクラツ
チ作動圧をパイロツト圧としてレギユレータバル
ブ26に作用させることによりこのレギユレータ
バルブ26をトルクコンバータ1の作動時より低
圧で作動させロツクアツプクラツチ作動時のトル
クコンバータ内圧を低く且つ安定させる。
により配管抵抗を安定して低くしロツクアツプク
ラツチ切換バルブ17の作動時(ロツクアツプク
ラツチ8の作動時)に、このロツクアツプクラツ
チ作動圧をパイロツト圧としてレギユレータバル
ブ26に作用させることによりこのレギユレータ
バルブ26をトルクコンバータ1の作動時より低
圧で作動させロツクアツプクラツチ作動時のトル
クコンバータ内圧を低く且つ安定させる。
以下、本考案の実施例を第1図及び第2図に基
づいて説明する。
づいて説明する。
図面中1はトルクコンバータであり、このトル
クコンバータ1のポンプ2は連結部材3を介して
入力軸4に連結してあり、トルクコンバータ1の
タービン5は連結部材6を介して出力軸7に連結
してある。前記入力軸4は、エンジンの出力側
に、出力軸7はトランスミツシヨンの入力側にそ
れぞれ接続してある。
クコンバータ1のポンプ2は連結部材3を介して
入力軸4に連結してあり、トルクコンバータ1の
タービン5は連結部材6を介して出力軸7に連結
してある。前記入力軸4は、エンジンの出力側
に、出力軸7はトランスミツシヨンの入力側にそ
れぞれ接続してある。
図面中8はロツクアツプクラツチであり、この
ロツクアツプクラツチ8は前記連結部材3に設け
てある。
ロツクアツプクラツチ8は前記連結部材3に設け
てある。
すなわち、連結部材3には環状のシリンダ部1
0が形成してあり、このシリンダ部10内にピス
トン11が摺動可能に嵌挿してある。前記連結部
材3には係合歯部12が形成してあり、またター
ビン側の連結部材6には係合歯部13が形成して
ある。そして前記係合歯部12にはクラツチデイ
スク14が摺動可能に係合しており、また係合歯
部13にはクラツチプレート15が摺動可能に係
合している。
0が形成してあり、このシリンダ部10内にピス
トン11が摺動可能に嵌挿してある。前記連結部
材3には係合歯部12が形成してあり、またター
ビン側の連結部材6には係合歯部13が形成して
ある。そして前記係合歯部12にはクラツチデイ
スク14が摺動可能に係合しており、また係合歯
部13にはクラツチプレート15が摺動可能に係
合している。
第1図中16はトルクコンバータ油圧回路であ
り、このトルクコンバータ油圧回路16はロツク
アツプクラツチ切換弁17を備えていて、このロ
ツクアツプクラツチ切換弁17のポンプポート1
7aは図示しないポンプの吐出側に管路18を介
して接続してあり、タンクポート17bはタンク
19に通じている。
り、このトルクコンバータ油圧回路16はロツク
アツプクラツチ切換弁17を備えていて、このロ
ツクアツプクラツチ切換弁17のポンプポート1
7aは図示しないポンプの吐出側に管路18を介
して接続してあり、タンクポート17bはタンク
19に通じている。
またロツクアツプクラツチ切換弁17のポート
17cは管路20を介して前記ロツクアツプクラ
ツチ8のシリンダ部10に接続してある。
17cは管路20を介して前記ロツクアツプクラ
ツチ8のシリンダ部10に接続してある。
トルクコンバータ油圧回路16の出口回路22
は吸出しポンプ(ギヤポンプ)23を備えてお
り、この吸出しポンプ23の吸込側は管路24を
介してトルクコンバータ1の油の出口側に接続し
てあり、吸出しポンプ23の吐出側はクーラ(図
示省略)に管路25を介して接続してあり、前記
管路24にはレギユレータバルブ26が設けてあ
る。またロツクアツプクラツチ切換弁17のポー
ト17cはパイロツト管路27を介して前記レギ
ユレータバルブ26のパイロツトポート26aに
接続してある。
は吸出しポンプ(ギヤポンプ)23を備えてお
り、この吸出しポンプ23の吸込側は管路24を
介してトルクコンバータ1の油の出口側に接続し
てあり、吸出しポンプ23の吐出側はクーラ(図
示省略)に管路25を介して接続してあり、前記
管路24にはレギユレータバルブ26が設けてあ
る。またロツクアツプクラツチ切換弁17のポー
ト17cはパイロツト管路27を介して前記レギ
ユレータバルブ26のパイロツトポート26aに
接続してある。
次に作動を説明する。
トルクコンバータ1の稼動時吸出しポンプ23
を回転することによりレギユレータバルブ26を
介してトルクコンバータ1内の油を吸い出し、ト
ルクコンバータ内圧を低くする。
を回転することによりレギユレータバルブ26を
介してトルクコンバータ1内の油を吸い出し、ト
ルクコンバータ内圧を低くする。
そして、ロツクアツプクラツチ切換弁17を切
換え作動することにより、ロツクアツプクラツチ
8を作動するとパイロツト圧がレギユレータバル
ブ26に作用し、このレギユレータバルブ26を
トルクコンバータ1の作動時より低圧で作動しロ
ツクアツプ作動時のトルクコンバータ内圧を低く
且つ安定させる。
換え作動することにより、ロツクアツプクラツチ
8を作動するとパイロツト圧がレギユレータバル
ブ26に作用し、このレギユレータバルブ26を
トルクコンバータ1の作動時より低圧で作動しロ
ツクアツプ作動時のトルクコンバータ内圧を低く
且つ安定させる。
以上詳述したように本考案に係るトルクコンバ
ータのロツクアツプクラツチ制御装置は、ロツク
アツプクラツチ切換弁17の切換作動によりロツ
クアツプクラツチ8を作動させるトルクコンバー
タ油圧回路16を備えたトルクコンバータのロツ
クアツプクラツチ制御装置において、トルクコン
バータ油圧回路16の出口回路22に、コンバー
タ1の油の吸い出しを行う吸出しポンプ23と吸
出しポンプ23の吸込側に位置するレギユレータ
バルブ26とを設け、ロツクアツプクラツチ8の
作動時のロツクアツプクラツチ作動圧を前記レギ
ユレータバルブ26のパイロツト圧にしたことを
特徴とするものである。
ータのロツクアツプクラツチ制御装置は、ロツク
アツプクラツチ切換弁17の切換作動によりロツ
クアツプクラツチ8を作動させるトルクコンバー
タ油圧回路16を備えたトルクコンバータのロツ
クアツプクラツチ制御装置において、トルクコン
バータ油圧回路16の出口回路22に、コンバー
タ1の油の吸い出しを行う吸出しポンプ23と吸
出しポンプ23の吸込側に位置するレギユレータ
バルブ26とを設け、ロツクアツプクラツチ8の
作動時のロツクアツプクラツチ作動圧を前記レギ
ユレータバルブ26のパイロツト圧にしたことを
特徴とするものである。
したがつて、吸出しポンプ23とレギユレータ
バルブ26とにより配管抵抗を安定して低くする
ことができるし、またロツクアツプクラツチ切換
バルブ17の作動時(ロツクアツプクラツチ8の
作動時)に、このロツクアツプクラツチ作動圧を
パイロツト圧としてレギユレーターバルブ26に
作用させることによりこのレギユレータバルブ2
6をトルクコンバータ1の作動時より低圧で作動
させロツクアツプクラツチ作動時のトルクコンバ
ータ内圧を低く且つ安定させることができる。
バルブ26とにより配管抵抗を安定して低くする
ことができるし、またロツクアツプクラツチ切換
バルブ17の作動時(ロツクアツプクラツチ8の
作動時)に、このロツクアツプクラツチ作動圧を
パイロツト圧としてレギユレーターバルブ26に
作用させることによりこのレギユレータバルブ2
6をトルクコンバータ1の作動時より低圧で作動
させロツクアツプクラツチ作動時のトルクコンバ
ータ内圧を低く且つ安定させることができる。
このために、ロツクアツプクラツチ8の係合状
態が安定し、クラツチフエーシング材の早期摩耗
を防止することができる。
態が安定し、クラツチフエーシング材の早期摩耗
を防止することができる。
第1図は本考案一実施例の構成説明図、第2図
はトルクコンバータのロツクアツプクラツチの縦
断面図、第3図はトルクコンバータの概略説明
図、第4図はロツクアツプクラツチのピストンの
作用圧力の説明図である。 1はトルクコンバータ、8はレギユレータバル
ブ、16はトルクコンバータ油圧回路、17はロ
ツクアツプクラツチ切換弁、23は吸出しポン
プ。
はトルクコンバータのロツクアツプクラツチの縦
断面図、第3図はトルクコンバータの概略説明
図、第4図はロツクアツプクラツチのピストンの
作用圧力の説明図である。 1はトルクコンバータ、8はレギユレータバル
ブ、16はトルクコンバータ油圧回路、17はロ
ツクアツプクラツチ切換弁、23は吸出しポン
プ。
Claims (1)
- ロツクアツプクラツチ切換弁17の切換作動に
よりロツクアツプクラツチ8を作動させるトルク
コンバータ油圧回路16を備えたトルクコンバー
タのロツクアツプクラツチ制御装置において、ト
ルクコンバータ油圧回路16の出口回路22に、
コンバータ1の油の吸い出しを行う吸出しポンプ
23と吸出しポンプ23の吸込側に位置するレギ
ユレータバルブ26とを設け、ロツクアツプクラ
ツチ8の作動時のロツクアツプクラツチ作動圧を
前記レギユレータバルブ26のパイロツト圧にし
たことを特徴とするトルクコンバータのロツクア
ツプクラツチ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13549287U JPH0534368Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13549287U JPH0534368Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6439965U JPS6439965U (ja) | 1989-03-09 |
JPH0534368Y2 true JPH0534368Y2 (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=31395166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13549287U Expired - Lifetime JPH0534368Y2 (ja) | 1987-09-07 | 1987-09-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534368Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-07 JP JP13549287U patent/JPH0534368Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6439965U (ja) | 1989-03-09 |
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