JPH05342200A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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JPH05342200A
JPH05342200A JP4149566A JP14956692A JPH05342200A JP H05342200 A JPH05342200 A JP H05342200A JP 4149566 A JP4149566 A JP 4149566A JP 14956692 A JP14956692 A JP 14956692A JP H05342200 A JPH05342200 A JP H05342200A
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defining
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JP4149566A
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English (en)
Inventor
Miyuki Ono
美由紀 小野
Koshio Ono
越夫 小野
Kazuko Kaneda
和子 金田
Kiyomi Tanabe
きよ美 田辺
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書処理装置に関し、構造化可能な文書を容
易に作成することができるようにすることを目的とす
る。 【構成】 文書処理装置において、記載事項について関
連付け情報を与え、これを参照して、一又は関連有る複
数の文書の作成、編集等を行えるように構成して、文書
作成を容易なものとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造化可能な定型的な
文書の処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文書には記述項目の間に内容やレイアウ
トにおいて関連があることが多い。これは、ある項目と
他の項目は同じ内容になったり、ある項目が指定される
と他の項目の内容が一定に定まるなど、ある項目と他の
項目の間に何らかの関係が存在するということにより発
生するものである。
【0003】特に、文書の形式が決まっている定型的な
ビジネス文書では、この特徴は著しい。例えば、何月に
出すのかによって時候の挨拶文が決まっており、一月な
らば厳寒や新春のお慶び、3月ならば早春などの挨拶を
記載する。このような記載事項はは決まり文句ではある
が、実際に書く時に迷ったり、以前に書いた文書を再利
用する際に直し忘れたりするものである。
【0004】また、ある仕事を遂行する場合に一連の複
数の文書の作成が必要となることがあり、作成する文書
の間にその記載の内容の間に関係が存在する場合があ
る。これは、ある文書のある記述項目によって他の文書
の記述項目が決まったり、同じ内容であったりすること
である。例えば、研究発表会を開催する場合には、発表
会の開催案内や論文の募集、誰かに講演を依頼するので
あれば講演依頼等の文書を作成する必要があり、これら
の文書では、開催日や開催場所、場合によっては担当者
などが共通する場合がある。ここで開催場所などが変更
になった場合にはすべての文書を編集して、開催場所を
変更しなければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、既存のワード
プロセッサ等の文書処理装置では文書を全ての領域につ
いて特徴付けを行っていないフラットなテキストとして
扱っているため、記述項目の間の関係をうまく処理でき
ないという問題がある。また、文書の構造を取り入れた
文書処理装置も考えられているが、レイアウトを決定す
るために使用していたり、単に文書構成の把握や管理の
容易化などを目的としており、文書の記述項目間の関係
を扱えるものはなく、更に、複数の文書間の関係を扱え
るような文書処理装置はない。
【0006】従って、ユーザが文書の構成要素間の関係
や文書間の関係を正しく把握して、文書を作成しなけれ
ばならず、上述した文書及び一連の文書を作成するに当
たっては細心の注意を払って作成しなければならず煩雑
であるという問題がある。そこで、本発明は、ユーザが
文書の構成要素間の関係や文書間の関係を意識せずに、
容易に文書の作成を行える文書処理装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明に係る文書
処理装置の原理を示す図である。本発明において、上記
の課題を解決するための第1の手段は、構造化可能な定
型的な文書を対象とし、文書処理のためのデータを入力
する入力手段1と、文書の論理構造を定義し編集して論
理構造情報を出力する構造定義手段2と、文書の構成要
素間の関係付けの情報を定義し編集して関係定義情報を
出力する関係定義手段3と、上記論理構造情報に基づい
て文書の構造を解析する構造解析手段4と、保存された
情報を検索する情報検索手段5と、文書の作成及び編集
を行う文書作成手段6と、関係情報を基に関係の処理を
行う関係処理手段8と、上記文書の論理構造及び定義さ
れた関係付けを保存する保存手段9とを設け、文書作成
時に、定義されている構成要素間の関係を参照し、ある
構成要素の内容が決定した場合に、関係付けられた他の
構成要素の内容を決定して文書を作成する文書処理装置
である。
【0008】また、第2の手段は、構造化可能な定型的
な文書を対象とし、文書処理のためのデータを入力する
入力手段1と、文書の論理構造を定義し編集して論理構
造情報を出力する構造定義手段2と、文書の構成要素間
の関係付けの情報を定義し編集して関係定義情報を出力
する関係定義手段3と、上記論理構造情報に基づいて文
書の構造を解析する構造解析手段4と、保存された情報
を検索する情報検索手段5と、文書の作成及び編集を行
う文書作成手段6と、関係情報を基に関係の処理を行う
関係処理手段8と、上記文書の論理構造、定義された関
係付け及び作成された文書を保存する保存手段9とを設
け、文書作成時に文書の構成要素間の関係を作成した文
書の情報として保存し、文書編集時に保存された文書の
情報を参照し、ある構成要素の内容が編集された場合
に、関係付けられた他の構成要素の内容を編集する文書
処理装置である。
【0009】さらに、第3の手段は、構造化可能な定型
的な文書を対象とし、文書処理のためのデータを入力す
る入力手段1と、文書の論理構造を定義し編集して論理
構造情報を出力する構造定義手段2と、文書の構成要素
間の関係付けの情報を定義し編集して関係定義情報を出
力する関係定義手段3と、論理構造に基づいて文書の構
造を解析する構造解析手段4と、保存された情報を検索
する情報検索手段5と、作成済文書を検証する文書検証
手段7と、関係情報を基に関係の処理を行う関係処理手
段8と、上記文書の論理構造を保存する保存手段9と、
検証結果を提示する出力手段10とを設け、定義されて
いる構成要素間の関係を参照し、与えられた文書の関係
付けられている要素が正しく記述されているかを調べ、
結果を通知することによって、関係付けの処理を行って
いない作成済の文書の検証を行う文書処理装置である。
【0010】そして、第4の手段は、構造化可能な定型
的な文書を対象とし、文書処理のためのデータを入力す
る入力手段1と、文書の論理構造を定義し編集して論理
構造情報を出力する構造定義手段2と、文書の構成要素
間の関係付けの情報を定義し編集して関係定義情報を出
力する関係定義手段3と、上記論理構造情報に基づいて
文書の構造を解析する構造解析手段4と、保存された情
報を検索する情報検索手段5と、関係情報を提示する出
力手段10とを設け、構成要素間の関係の出力する文書
処理装置である。
【0011】また、第5の手段は、構造化可能な定型的
な文書を対象とし、文書処理のためのデータを入力する
入力手段1と、文書の論理構造を定義し編集して論理構
造情報を出力する構造定義手段2と、文書の構成要素間
の関係付けの情報を定義し編集して関係定義情報を出力
する関係定義手段3と、上記論理構造情報に基づいて文
書の構造を解析する構造解析手段4と、保存された情報
を検索する情報検索手段5と、文書の作成及び編集を行
う文書作成手段6と、関係情報を基に関係の処理を行う
関係処理手段8と、上記文書の論理構造及び定義された
関係付けを保存する保存手段9と、関連する複数の文書
を定義及び編集する関連文書定義手段11とを設け、文
書を作成する場合に、作成済の関連文書の有無を調べ、
存在した場合に既に作成されている他の関連文書の内容
により、新たに作成する文書の内容を決定する文書処理
装置である。
【0012】さらに、第6の手段は、構造化可能な定型
的な文書を対象とし、文書処理のためのデータを入力す
る入力手段1と、文書の論理構造を定義し編集して論理
構造情報を出力する構造定義手段2と、文書の構成要素
間の関係付けの情報を定義し編集して関係定義情報を出
力する関係定義手段3と、上記論理構造情報に基づいて
文書の構造を解析する構造解析手段4と、保存された情
報を検索する情報検索手段5と、文書の作成及び編集を
行う文書作成手段6と、関係情報を基に関係の処理を行
う関係処理手段8と、上記文書の論理構造、定義された
関係付け及び作成された文書を保存する保存手段9と、
関連する複数の文書を定義及び編集する関連文書定義手
段11とを設け、文書作成後、文書を保存する際に、複
数の文書間の関係を作成した文書の情報として保存して
おき、文書編集時に、保存された情報を参照し、ある文
書の内容を編集した場合に、関係付けられた他の文書の
内容を編集する文書処理装置である。
【0013】そして、第7の手段は、構造化可能な定型
的な文書を対象とし、文書処理のためのデータを入力す
る入力手段1と、文書の論理構造を定義し編集して論理
構造情報を出力する構造定義手段2と、文書の構成要素
間の関係付けの情報を定義し編集して関係定義情報を出
力する関係定義手段3と、論理構造に基づいて文書の構
造を解析する構造解析手段4と、保存された情報を検索
する情報検索手段5と、作成済文書を検証する文書検証
手段7と、関係情報を基に関係の処理を行う関係処理手
段8と、上記文書の論理構造を保存する保存手段9と、
検証結果を提示する出力手段10と、関連する複数の文
書を定義及び編集する関連文書定義手段11とを設け、
検証結果を通知することによって、関係付けの処理を行
っていない作成済み文書の検証を行う文書処理装置であ
る。
【0014】また、第8の手段は、構造化可能な定型的
な文書を対象とし、文書処理のためのデータを入力する
入力手段1と、文書の論理構造を定義し編集して論理構
造情報を出力する構造定義手段2と、文書の構成要素間
の関係付けの情報を定義し編集して関係定義情報を出力
する関係定義手段3と、上記論理構造情報に基づいて文
書の構造を解析する構造解析手段4と、保存された情報
を検索する情報検索手段5と、関係情報を提示する出力
手段10と、関連する複数の文書を定義及び編集する関
連文書定義手段11とを設け、関連する複数文書や文書
間の関係を出力することによって、文書間の関係の把握
を可能とする文書処理装置である。
【0015】そして、第9の手段は、第5の手段の構成
に加えて、電子メールを送受信する電子メール送受信手
段13と、受信した電子メールの内容を解析する電子メ
ール解析手段12とを設けることによって、受信した文
書に対する返事の作成を支援する文書処理装置である。
【0016】
【作用】
第1の手段 構成要素間の関係の定義を入力手段1で受け付け、関係
定義手段3において、与えられた関係を文書ごとに関係
名と関係付ける構成要素を一意に識別できる名前のリス
トを対にした文書の構成要素間の関係情報を保存手段9
に保存しておく。また、関係を処理する方法を定義可能
とし、関係名と関係を処理する方法との対応を保存手段
9に保存しておく。
【0017】文書を作成する際に、ユーザからの入力を
入力手段1で受け付け、構造解析手段4において内容の
入力された構成要素を判断し、文書作成手段6において
文書を作成する。文書作成手段6では、情報検索手段5
に関係の有無の調査を依頼する。情報検索手段5では、
保存手段9に保存した関係を参照し、内容の入力された
構成要素と関係付けられている構成要素があるかどうか
を調べる。関係付けられた構成要素があった場合には、
関係処理手段8において、保存手段9に保存された処理
方法を参照し、定義された関係に従って処理を行う。こ
れにより、関係付けられた他の構成要素の内容を自動的
に決定する。
【0018】第2の手段 第1の手段と同様に、文書の構成要素間の関係を定義
し、保存しておく。文書を保存する際に、文書作成手段
6において、構成要素間の関係情報(関係名と関係付け
られた構成要素を一意に識別できる名前のリスト(また
文書内の位置を示す情報))を、作成した文書の情報と
して保存手段9に保存しておく。
【0019】文書を編集する際に、ユーザからの入力を
入力手段1で受け付け、構造解析手段4において編集さ
れた構成要素を判断し、文書作成手段6において文書を
編集する。文書作成手段6では、情報検索手段5に関係
の有無の調査を依頼する。情報検索手段5では、文書作
成時に保存手段9に保存した文書情報を参照し、編集さ
れた構成要素と関係付けられている構成要素があるかど
うかを調べる。関係付けられた構成要素があった場合に
は、関係処理手段8において、保存手段9に保存された
処理方法を参照し、定義された関係に従って処理を行
う。これにより、関係付けられた他の構成要素の内容を
自動的に編集する。
【0020】第3の手段 第1の手段と同様に、文書の構成要素間の関係を定義
し、保存しておく。ユーザからの文書文書検証要求を入
力手段1で受け付け、構造解析手段4により指定された
文書の構造を解析し、文書検証手段7において、関係に
基づいて指定された文書を検証する。情報検索手段5で
は、保存手段9に保存した構成要素間の関係を参照し、
関係が定義されているかどうかを調べる。関係が定義さ
れた場合には、関係処理手段8において、保存手段9に
保存された処理方法を参照し、関係の処理を行い、結果
を文書検証手段7に通知する。文書検証手段7では、こ
の結果と指定された文書の内容を比較して、出力手段1
0によって結果をユーザに通知する。これにより、指定
された文書の中の関係付けられているものが正しく記述
されているかどうかを検証する。
【0021】第4の手段 第1の手段と同様に、文書の構成要素間の関係を定義
し、保存しておく。ユーザの関係情報参照要求を入力手
段1で受け付け、情報を参照する文書の名前または作成
済み文書(内容)を指定させる。文書(内容)が指定さ
れた場合には、構造解析手段4により指定された文書の
構造を解析し、文書とその論理構造を把握する。情報検
索手段5において保存手段9に保存した関係を参照して
指定文書の構成要素間の関係を検索し、出力手段10に
よって、結果をユーザに通知する。これにより、指定さ
れた文書の構成要素間の関係の把握を可能とする。
【0022】第5の手段 ユーザの関連文書の定義を入力手段1で受け付け、関連
文書定義手段11において、関連性を明確に示す関連文
書名と関連文書として定義された関連性のある複数文書
の名前を対にした関連文書情報を保存手段9に保存す
る。また、関連文書として定義された複数文書間の関係
の定義を入力手段1で受け付け、関係定義手段3におい
て、与えられた関係を関連文書ごとに関係名と関係付け
る構成要素の文書名と該当構成要素を一意に識別できる
名前のリストを対にした文書間の関係情報を保存手段9
に保存しておく。
【0023】関連文書として定義されている文書の作成
を入力手段1で受け付け、文書作成手段6において、文
書を作成する。指定された文書を作成する前に、まず、
情報検索手段5に関係付けの定義と作成済みの関連文書
の有無調査を依頼する。情報検索手段5では、保存手段
9に保存された関係定義を参照し、関係付けられた関連
文書が存在する場合に、関係処理手段8で保存手段9に
保存された関係の処理方法を参照し、関係を処理する。
これにより、既に作成されている他の関連文書の内容か
ら、新たに作成する文書の内容を自動的に決定する。
【0024】第6の手段 第5の手段と同様に関連文書と文書間の関係を定義し、
保存しておく。文書を保存する際に、文書作成手段6に
おいて、文書間の関係情報(関係名と関係付けられた構
成要素の文書名と該当構成要素を一意に識別できる名前
のリスト(または文書内の位置を示す情報))を、作成
した文書の情報として保存手段9に保存しておく。
【0025】関連文書として定義されている文書の編集
を入力手段1で受け付け、構造解析手段4により編集さ
れた構成要素を判断し、文書作成手段6において文書を
編集する。文書作成手段6では、情報検索手段5に編集
された構成要素と関係付けられた文書が存在するかどう
かの調査を依頼する。情報検索手段5では、文書作成時
に保存手段9に保存した文書情報を参照し、関係を調べ
る。関係付けられた関連文書が存在する場合には、関係
処理手段8で保存手段9に保存された関係の処理方法を
参照して、関係を処理する。これにより、ある文書の内
容を編集した場合に、既に作成されている関係付けられ
た他の関連文書の内容を自動的に編集する。
【0026】第7の手段 第5の手段と同様に関連文書と文書間の関係を定義し、
保存しておく。ユーザからの検証要求を入力手段1で受
け付け、構造解析手段4により指定された文書の構造を
解析し、文書検証手段7において、関係に基づいて指定
された文書を検証する。文書検証手段7では、情報検索
手段5を用いて関係が定義されているかどうかを調べ
る。情報検索手段5では、保存手段9に保存した関連文
書定義と文書間の関係定義を参照して調べる。関係が定
義されていた場合には、関係付けられた文書が存在する
かどうかを調べる。関係付けられた文書が存在した場合
には、関係処理手段8において、保存手段9に保存され
た処理方法を参照し、関係の処理を行い、結果を文書検
証手段7に通知する。文書検証手段7では、この結果と
指定された文書の内容を比較して、出力手段10によっ
て結果をユーザに通知する。これにより、指定された文
書の中の関係付けられているものが正しく記述されてい
るかどうかを検証する。
【0027】第8の手段 第5の手段と同様に関連文書と文書間の関係を定義し、
保存しておく。ユーザの関連文書情報参照要求を入力手
段1で受け付け、情報を参照する関連文書名、文書名、
または作成済文書(内容)を指定させる。文書(内容)
が指定された場合には、構造解析手段4により指定され
た文書の構造を解析し、文書とその論理構造を把握す
る。情報検索手段5において保存手段9に保存した関連
文書定義と文書間の関係を参照して、指定文書と関連す
る文書とその関係を検索し、出力手段10によって、結
果をユーザに通知する。これにより、文書間の関係の把
握を可能とする。
【0028】第9の手段 請求項5において、関連文書に関する定義がなされてい
る場合に、電子メールの内容がどのような文書であるか
を示す電子メール中のキーと、その文書名を対にしたメ
ール文書の対応情報を保存手段9に保存する。また、文
書名とその文書が関連文書として定義されている関連文
書名を対にした関連メールの対応情報を保存手段9に保
存する。
【0029】電子メール送受信手段13において、メー
ルを受信すると、電子メール解析手段12において、保
存手段9に保存されたメールと文書の対応を参照し、電
子メールの内容中に定義されているキーがあるかを調べ
る。キーがあった場合には、保存手段9に保存された関
連メール対応表を参照し、関連文書として定義されてい
る文書であれば関連文書名を特定し、関連文書名と、電
子メールの文書名と、電子メールの内容を文書作成手段
への入力とする。
【0030】これにより、受信した電子メールの内容と
それに対する返信用の電子メールの内容を関連文書とし
て定義しその関係が保存してある場合に、返信用の電子
メールの作成を支援する。
【0031】
【実施例】以下、本発明に係る文書処理装置の実施例を
図面に基づいて説明する。本実施例は、上記の第1の手
段から第4の手段(請求項1から4)に対応するもので
ある。本実施例では、以下のように情報を保存する。
【0032】1.定義された構成要素間の関係は、文書
ごとに関係名と関係付ける構成要素を一意に識別できる
名前のリストを対にした関係管理表を図3に示すような
形式で保存する。 2.作成した文書の文書情報として、構成要素間の関係
情報(関係名と関係付けられた構成要素を一意に識別で
きる名前のリスト(または文書内の位置を示す情報))
を、図4に示すような形式で保存する。
【0033】本実施例のシステムは、図2に示すよう
に、入力部1と、文書の論理構造を定義・編集し、論理
構造定義9aを出力する構造定義部2と、文書の構成要
素間の関係付けを定義・編集し、関係定義9bを出力す
る関係定義部3と、論理構造に基づいて文書の構造を解
析する構造解析部4と、定義された情報を検索する情報
検索部5と、文書の論理構造に従って文書を作成・編集
し、文書情報9cを出力する文書作成部6と、文書を検
証する文書検証部7と、文書の要素間の関係を処理する
関係処理部8と、検索した関係情報や検証結果を出力す
る出力部10とからなる。論理構造定義9a、関係定義
9b、及び文書情報9cは、補助記憶装置9に保存され
る。
【0034】本実施例におけるユーザの操作とシステム
の大まかな処理の流れを説明する。まず、文書の論理構
造を定義する。定義された構造は構造定義部2で処理
し、論理構造と文書との対応がわかるように補助記憶装
置9aに保存する。次に、定義した構造中の構成要素間
の関係を定義する。定義された関係は関係定義部3aで
処理し、補助記憶装置9bに保存する。そして、論理構
造を定義した文書を作成する。このとき、関係付けられ
た構成要素の内容が入力された時点で関係付けられた定
義を用いて関係する構成要素の内容を決定する。また、
一旦作成した文書を編集する場合もシステム内部で関係
付けの処理が行われる。システム外で作成した既存文書
の検証や関係情報の参照も可能である。
【0035】関係の定義を行う場合には、ユーザからの
文書の構成要素間の関係の定義要求を入力部1で受け付
け、関係定義部3aにおいて処理する。図5は関係定義
部3aの処理を示すフローチャートである。関係定義部
3aでは、論理構造の定義された文書の一覧をユーザに
示し(101)、選択させる。ユーザの選択した文書の
論理構造を表示し(102)、定義する関係を識別する
名前をユーザに問い合わせる(103)。指定された関
係が定義済であれば、その定義を表示する(104,1
05)。そうでなければ、その処理方法をユーザに問い
合わせる(108,109)。既にシステムに登録され
ている関係については処理方法を問い合わせなくて良
い。次に、関係付ける構成要素を複数指定させる(10
6)。このようにして与えられた関係から文書毎に関係
名と関係付ける構成要素を一意に識別できる名前のリス
トを対にした関係管理表(図3に示した)を作成し、補
助記憶装置9bに保存する(107)。また、関係の処
理方法が定義された場合には、関係名と関係を処理する
方法との対応を補助記憶装置9bに保存する(10
7)。
【0036】文書を作成する場合には、ユーザからの入
力を入力部1で受け付け、構造解析部4において内容の
入力された構成要素を判断し、文書作成部6aにおいて
処理する。図8は文書作成部6aの処理を示すフローチ
ャートである。ユーザの入力(131)が構成要素への
値の入力であれば、情報検索部5aにおいて、補助記憶
装置9に保存した情報を参照し、内容の入力された構成
要素と関係付けられている構成要素があるかどうかを調
べる(132)。情報検索部5aでは、文書の新規作成
の場合には保持記憶装置9bに保存した関係管理表を、
作成済み文書の編集の場合には補記記憶装置9cに保存
した文書情報を、それぞれ参照して指定された構成要素
に対して関係が定義されているかどうかを調べる。関係
が定義されていた場合には関係名と関係付けられた構成
要素(関係情報)を呼びだし元に通知する。そうでなけ
れば、関係が未定義と通知する(図6)。
【0037】関係付けられた構成要素があった場合に
は、関係処理部8において、補助記憶装置9bに保存さ
れた処理方法を参照し、定義された関係に従って処理を
行う(133)。図7は関係処理部の処理を示すフロー
チャートである。先ず、指定関係名から指定方法を検索
し(121)、構成要素の指定が名前である場合には指
定構成要素名から内容を検索して(122,123)処
理を行う(124)。
【0038】ユーザの入力が文書の保存であれば、作成
した文書の情報(図4)を作成し(134)、補助記憶
装置9bに保存した構成要素間の関係(関係名と関係付
けられた構成要素を一意に識別できる名前のリスト(ま
たは文書内の位置を示す情報))を内容とともに、補助
記憶装置9cに保存しておく(135)。作成終了の指
示により、文書作成部6aの処理を終了する。
【0039】文書を検証する場合には、ユーザからの文
書の指定を入力部1で受け付け、構造解析部4において
指定された文書の構造を解析し、文書検証部7aにおい
て処理する。図9は文書検証部7aの処理を示すフロー
チャートである。文書指定を受け付けると(141)、
情報検索部5を呼びだし、指定された文書に対する関係
の有無を調べる(142)。情報検索部5aでは、補助
記憶装置9bに保存した構成要素間の関係(関係管理
表)を参照し、指定された文書に対して関係が定義され
ていた場合には関係情報を呼出し元に通知する。そうで
なければ、関係が未定義という通知をする(146)。
【0040】関係が定義されていた場合には、指定され
た文書の情報をもとに、関係処理部8において、補助記
憶装置9bに保存された処理方法を参照し、関係の処理
を行い(143)、結果を文書検証部7aに通知する。
文書検証部7bでは、関係が定義されていたかどうかを
判断し、定義されていなかった場合にはそのことを出力
10によってユーザに通知する。定義されていた場合に
は、処理結果と指定された文書の内容を比較して、関係
付けられている構成要素の内容が等しい場合には関係付
けられた部分が正しく記述されていることを、そうでな
ければ、正しくないこと(結果が等しくならなかった関
係名、構成要素名・内容など)と関係の処理結果を、出
力10によってユーザに通知する(145,147)。
【0041】関係情報を参照する場合には、ユーザから
の情報参照要求を入力部1で受け付け、情報を参照する
文書名または作成済み文書(内容)を得る。文書(内
容)が指定された場合には、構造解析部4において指定
された文書の構造を解析し、文書とその論理構造を把握
する。そして、情報検索部5aにおいて情報参照の処理
を行う。
【0042】図6は情報検索部5aの処理を示すフロー
チャートである。検索指示があり(111)、定義の参
照の場合には(115)、文書の新規作成などと同様に
保持記憶装置9bに保存された関係管理表(図4)を参
照して、指定された文書に対する関係の有無を調べる
(116)。関係が定義されていた場合には、関係定義
情報をユーザに通知する(117,114)。構造解析
部4で処理した文書の場合にも、関係管理表を参照す
る。
【0043】作成済み文書の情報参照の場合には(11
5,112)、文書の編集と同様に保持記憶装置9cに
保存された文書情報(図4)を参照して、指定された文
書に対する関係の有無を調べる。定義されていた場合に
は、定義されている関係名と関係付けられている構成要
素(名前や内容)などをユーザに通知する(113,1
14)。文書のある構成要素指定可能として、指定され
た構成要素に関する情報を参照できるようにしても良
い。
【0044】また、関係の処理方法の参照機能も提供す
ると良い。これを簡単な例を用いて説明する。ここでは
社外向けの発表会の開催案内を作成する場合を例とす
る。図10に社外向けのビジネス文書の論理構造の例を
示す。ビジネス文書では、受信者のタイプにより受信者
に対する敬称や安否の挨拶が決定する。また、発信年月
日により時候の挨拶が決定する。そこで、このような関
係が定義されると、図11のような関係管理表を作成す
る。この例では構成要素を一意に識別するために対象と
なる構成要素とその一レベル上の構成要素の名前を使用
している。文書を作成する際に受信者の所属、役職、氏
名のうち必要な情報を入力すると、受信者のタイプが決
定する。この受信者のタイプにより、敬称と安否の挨拶
を選択する。敬称や挨拶文などの内容の決まっているも
のに対してのデータベースを予め用意しておき、その中
から条件の合うものを選択するように処理方法を定義し
ておく。また、発信年月日が入力されると、発信月に対
応する時候の挨拶が選択される。
【0045】図26に発表会開催案内の文書例を示す。
この文書では、受信者が会社なので敬称は「御中」、安
否の挨拶は「貴社にはますます…」となっている。ま
た、12月に出すので、時候の挨拶が「初冬の候」となっ
ている。ここで、発信年月日を「平成4年1月20日」に
変更すると、時候の挨拶は「厳寒の候」となる。また、
個人宛に変更すると、敬称が「殿」に、安否の挨拶が
「貴殿には…」と変わる。
【0046】次に本発明に係る文書処理装置の第2の実
施例を説明する。本実施例は上記の第5の手段から第9
の手段(請求項5から9)に対応するものである。本実
施例では、以下のように情報を保存する。 1.定義された関連文書は、関連性を明確に示す関連文
書名と関連文書として定義された関連性のある複数文書
の名前を対にした関連文書管理表を図13のような形式
で保存する。
【0047】2.定義された関連文書間の関係は、関連
文書ごとに関係名と関係付ける構成要素の文書名と該当
構成要素を一意に識別できる名前のリストを対にした関
係管理表を図14のような形式で保存する。 3.作成した文書の文書情報として、文書間の関係情報
(関係名と関係付けられた構成要素の文書名と該当構成
要素を一意に識別できる名前のリスト(または文書内の
位置を示す情報))を、図15のような形式で保存す
る。
【0048】4.関連文書として定義されている文書の
文書情報をグループ化して文書群として保存する。文書
群では、図16のように、関連文書名とその関連文書内
での識別子によって関連文書を識別し、関連文書として
定義されている文書を文書名と文書内での識別子によっ
て識別する。さらに、文書の情報へのポインタを保持す
る。
【0049】5.電子メールの内容がどのような文書で
あるかを示す電子メール中のキーと、その文書名を対に
したメール文書対応表を図17のような形式で保存す
る。 6.文書名とその文書が関連文書として定義されている
関連文書名を対にした関連メールの対応表を図18のよ
うな形式で保存する。本実施例において、文書処理装置
は、図12に示すように、入力部1と、文書の論理構造
を定義・編集し、論理構造定義9aを出力する構造定義
部2と、文書間の関係付けを定義・編集し、関係定義9
dを出力する関係定義部3と、複数の文書を関連文書と
して定義・編集し、関連文書定義9eを出力する関連文
書定義部11と、論理構造に基づいて文書の構造を解析
する構造解析部4と、定義された情報を検索する情報検
索部5と、文書の論理構造に従って文書を作成・編集
し、文書情報9fを出力する文書作成部6と、文書を検
証する文書検証部7と、文書間の関係を処理する関係処
理部8と、検索した関係情報や検証結果を出力する出力
部10と、電子メールの解析を行う電子メール解析部1
2と、電子メールの送受信を行う電子メール送受信部1
3からなる。論理構造定義9a、関係定義9d、関連文
書定義9e、及び文書情報9fは、補助記憶装置9に保
存される。
【0050】本実施例におけるユーザの操作とシステム
の大まかな処理の流れを説明する。まず、文書の論理構
造を定義する。定義された構造は構造定義部2で処理
し、論理構造と文書との対応がわかるように補助記憶装
置9aに保存する。次に、ある作業に必要となる複数の
文書を関連文書として定義する。この定義は関連文書定
義部11で処理し、補助記憶装置9eに保存する。さら
に、定義した関連文書間の構成要素の関係を定義する。
定義された関係は関係定義部3bで処理し、補助記憶装
置9dに保存する。そして、論理構造を定義し、関連文
書として定義した文書を作成する。このとき、作成済み
の関係付けられた関連文書の構成要素の内容により、関
係付けられた定義を用いて関係する構成要素の内容を決
定する。また、一旦作成した文書を編集する場合もシス
テム内部関係付けの処理が行われ、作成済み関連文書の
関係付けられた構成要素の内容が編集される。システム
外で作成した既存文書の検証や文書間の関係の参照も可
能である。また、電子メールでの関連文書の送受信も可
能であり、返信用の文書の作成を支援する。
【0051】関連文書を定義する場合には、ユーザから
の関連文書定義要求を入力1で受け付け、関連文書定義
部11において処理する。関連文書定義部11では、定
義済の関連文書一覧を表示する。この一覧から定義対象
が選択された場合には定義の編集になり、定義を表示し
て、関連付けた文書の変更を受け付ける。変更内容を補
助記憶装置9eに保存する。また、新規作成の場合に
は、関連性を明確に表す関連文書名と関連付ける複数の
文書の名前をユーザから受け付け、関連文書管理表(図
13)を作成して、補助記憶装置9eに保存する。
【0052】関係の定義を行う場合には、ユーザからの
文書の構成要素間の関係の定義要求を入力部1で受け付
け、関係定義部3bにおいて処理する。図19は関係定
義部3bの処理を示すフローチャートである。関係定義
部3bでは、定義済の関連文書の一覧をユーザに示し
(151)、選択させる。ユーザの選択した関連文書定
義(文書名リスト)を表示して(152)、定義する関
係を識別する名前を問い合わせる(153)。指定され
た関係が定義済みだったならば、その定義内容を表示す
る(154,155)。新規に定義する関係ならば、そ
の処理方法をユーザに問い合わせる(159,16
0)。既にシステムに登録されている関係については処
理方法を問い合わせなくて良い。次に、文書名リストか
ら関連付ける文書名を複数指定させる(156)。さら
に、指定文書内の関係付ける構成要素を指定させる(1
57)。このとき、指定された文書の論理構造を表示し
て、その上で構成要素を指定できるようにしても良い
が、表示が分かりにくくならないように注意する必要が
ある。このようにして与えられた関係から関連文書ごと
に関係名と関係付ける構成要素を一意に識別できる名前
のリストを対にした関係管理表(図14)を作成し、補
助記憶装置(9d)に保存する(158)。また、関係
の処理方法が定義された場合には、関係名と関係を処理
する方法との対応を補助記憶装置9dに保存する。
【0053】関連文書を作成する場合には、ユーザから
の入力を入力部1で受け付け、構造解析部4において内
容の入力された構成要素を判断し、文書作成部6bにお
いて処理する。図21は文書作成部6bの処理を示すフ
ローチャートである関連文書一覧を表示し(201)、
文書を作成するものをユーザに選択させる。指定された
関連文書として作成されている文書群を表示する(20
2)。ユーザの指定を受け付け、指定された文書群の指
定文書を作成する。新規作成の場合には、新しい文書群
情報を作成する(203)。
【0054】新規作成の場合には、文書内容をユーザに
問い合わせる前に、定義されている関係を処理する。ま
ず、情報検索部5bを呼びだし、作成する文書に対する
関係定義の有無と関係付けられた関連文書の有無を調べ
る(204)。関係付けられた文書が存在した場合に
は、関係処理部8bにおいて、補助記憶装置9dに保存
された処理方法を参照し、定義された関係に従って処理
を行う(205)。作成時には、関係付けにより内容の
決定している構成要素について、その内容を表示し、確
認及び修正ができるようにすると良い。
【0055】ユーザの入力が構成要素への値の入力であ
れば、情報検索部5bにおいて、補助記憶装置9に保存
した情報を参照し、内容の入力された構成要素と関係付
けられている関連文書があるかどうかを調べる(20
6,207)。図20は情報検索部5bにおけるこの処
理を示すフローチャートである。情報検索部5bでは、
文書の新規作成時には補助記憶装置9dに保存した関連
文書管理表と関係管理表とを参照(178,179)す
る。また、作成済み文書の編集時には補助記憶装置9f
に保存した文書情報を、参照して指定された構成要素に
対して関係が定義されているかどうかを調べる(17
3)。定義されていなければ、関係が未定義と通知する
(181)。関係が定義されていた場合には、関係付け
られた文書が作成済みかどうかを指定文書群の情報から
調べる。作成済みの文書との関係について、関係名と関
係付けられた構成要素(きまっていれば内容も)を呼出
し元に通知する(174、175)。未作成の文書につ
いては、関係は定義されているが関係する関連文書が作
成されていないこと(関係名、関連文書名、構成要素名
など)を通知する。
【0056】図21に戻り、関係付けられた文書が存在
した場合には、関係処理部8において、補助記憶装置9
dに保存された処理方法を参照し、定義された関係に従
って処理を行う(208)。ユーザの入力が文書の保存
であれば、補助記憶装置9dに保存した文書間の関係
(関係名と関係付けられた構成要素を一意に識別できる
名前のリスト(また文書内の位置を示す情報))を内容
とともに、作成した文書の情報(図15)を作成する
(209)。作成時に指定した文書群に作成した文書を
追加し(210)、補助記憶装置9fに保存しておく
(211)。
【0057】作成終了の指示により、文書作成部6bの
処理を終了する。文書を検証する場合には、ユーザから
の文書の指定を入力部1で受け付け、構造解析部4にお
いて指定された文書の構造を解析し、文書検証部7bに
おいて関係を処理する。図22は文書検証部7bの処理
を示すフローチャートである。
【0058】文書指定を受け付けると(221)情報検
索部5bを呼びだし、指定された文書に対する関係の有
無を調べる(222)。情報検索部5bでは、補助記憶
装置9dに保存した関連文書管理表と構成要素間の関係
(関係管理表)を参照し、指定された文書に対して関係
が定義されていた場合には関係付けられた文書が存在す
るかどうかを指定文書の属する文書群の情報から調べ
る。文書が存在する場合には関係する構成要素の内容も
調べて関係情報を呼出元に通知する。そうでなければ、
関係は定義されているが関係する関連文書が作成されて
いないこと(関係名、関連文書名、構成要素名など)を
通知する(227)。
【0059】関係が定義されていた場合には、指定され
た文書の情報をもとに、関係処理部8において、補助記
憶装置9dに保存された処理方法を参照し、関係の処理
を行い、結果を文書検証部7bに通知する(223)。
文書検証部7bでは、関係が定義されていたかどうかを
判断し、定義されていなかった場合にはそのことを出力
10によってユーザに通知する。定義されていた場合に
は、定義されている関係が全て処理されたかどうかを判
断し(224)、関係する文書の未作成のために関係を
処理できなかったものについて、処理できなかった関係
名、構成要素名、処理できなった理由などを出力部10
によってユーザに通知する(228)。処理できたもの
については、処理結果と指定された文書の内容を比較し
て(225)、関係付けられている構成要素の内容が等
しい場合には関係付けられた部分が正しく記述されてい
ることを(226)、そうでなければ、正しくないこと
(結果が等しくならなかった関係名、構成要素名・内容
など)と関係の処理結果を(229)、出力部10によ
ってユーザに通知する。
【0060】関係情報を参照する場合には、ユーザから
の情報参照要求を入力部1で受け付け、情報を参照する
関連文書名、文書名または作成済み文書(内容)を得
る。文書(内容)が指定された場合には、構造解析部4
において指定された文書の構造を解析し、文書とその論
理構造を把握する。そして、情報検索部5bにおいて情
報参照の処理を行う。図20に情報検索部5bの処理フ
ローを示す。
【0061】定義の参照の場合には(176)、文書の
新規作成などと同様に補助記憶装置9dに保存された関
連文書管理表(図13)と関係管理表(図15)を参照
して、指定された文書に対する関係の有無を調べる(1
80)。関係が定義されていた場合には、関係定義情報
をユーザに通知する。構造解析部4で処理した文書の場
合にも関係管理表を参照する。
【0062】作成済み文書の情報参照の場合には(17
2)、文書の編集と同様に補助記憶装置9fに保存され
た文書情報(図15)を参照して、指定された文書に対
する関係の有無を調べる(173)。定義されていた場
合で、関係付けられた文書があった場合には、定義され
ている関係名と関係付けられている文書と構成要素(名
前や内容)などユーザに通知する(174,175)。
文書がなかった場合には、上記と同様の情報(構成要素
は名前のみ)と文書が作成されていないことをユーザに
通知する(181)。文書のある構成要素を指定可能と
して、指定された構成要素に関する情報を参照できるよ
うにしてもよい。
【0063】また、関係の処理方法の参照機能も提供す
ると良い。電子メールを送受信する場合の一実施例の流
れを図23に示す。ユーザが電子メールを読むと(23
0)、電子メールのサブジェクトの中から文書名のキー
となる文字列を探し文書名を特定し(231)、文書名
から関連文書があるかどうかを判断する(232)。関
連文書がある場合、関連文書である返信用のメールを関
係に基づいて作成する(233)。作成した返信用メー
ルを送信して(234)、処理を終了する。関連文書が
なかった場合は処理を終了する。
【0064】これを簡単な例を用いて説明する。ここで
は社外向けの発表会開催に関する文書を作成する場合を
例とする。発表会を開催する場合に必要となる文書とし
て、図24のような文書を関連文書として定義してお
く。これらの文書では、発信者の会社、別記項目の開催
場所(場所)や開催場所への行き方(交通)、問い合わ
せ文の氏名と回答文の受信者、などは同じである。ま
た、回答文の表題は問い合わせ文の表題に“(回答)”
を加えた内容になる。また、講演依頼と座長依頼の担当
者が同じであれば、各依頼文の別記項目の担当者は同じ
になる。このような関係を定義すると、図25のような
関係管理表を作成する。この例では、構成要素を識別す
るものとして構成要素名を使用している。イコールとい
う関係は内容が同じことを表している。したがって、イ
コールの関係にあるいづれかの構成要素の内容が決定し
ていれば、他の文書の関係する構成要素の内容も自動的
に同じものになるし、編集されると自動的に同じものに
編集される。+“(回答)”という関係は1つめの構成
要素の内容に“(回答)”という文字列に加えることを
表している。
【0065】図26に開催案内文、図27に講演依頼文
の文書の例を示す。この2つの文書では、発信者の会
社、別記項目の場所と交通が関係付けられている。ま
た、講演依頼文の別記項目の担当者は座長依頼文と関係
付けられている。開催案内文を先に作成した場合、開催
案内文作成時にはすべての内容をユーザが与えなければ
ならないが、その後に講演依頼文を作成する場合には、
関係付けられた構成要素の内容は決まっているので、関
係付けられていない構成要素の内容だけを与えればよ
い。この例では、発信者の会社、別記項目の場所と交通
の内容が最初から決まっている。また、一方の文書の関
係付けられた構成要素の内容を編集すると、もう一方の
文書の関係付けられた構成要素の内容が編集されるの
で、講演依頼文を作成中に開催場所が変更になった場合
に講演依頼文のみを直せば、開催案内文の場所も自動的
に変更される。
【0066】また、図28のような問い合わせの電子メ
ールを受信した場合、関係付けの処理の結果、図29の
ような返信する回答文の電子メールが生成される。実施
例として、一文書内の構成要素間の関係を用いた文書処
理装置と、関連する複数文書間の関係を用いた文書処理
装置の2つの例を示したが、この2つの機能を合わせ持
ったシステムを考えてもよい。その場合には、一文書と
関連文書の作成を選択できるようにして、選択後はそれ
ぞれの処理を行う。関連文書の処理では、文書間の関係
だけでなく、各文書内の関係も扱えるようにする。この
ためには構成要素間の関係管理表と文書間の関係管理表
の2つを保存して必要に応じて関係を処理すればよい。
【0067】また、実施例では、構造解析部によって論
理構造に従った文書の処理を行っているが、論理構造に
従ってユーザに問い合わせを行うようなインタフェース
を用意すれば、文書の作成と編集においては構造解析部
は不要である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の手段では、文書作成時に、文書の構成要素間の関
係を参照して関係を処理することにより、ある構成要素
の内容が決定した場合に、関係付けられた他の構成要素
の内容を自動的に決定することができ、ユーザは内容の
決定していない構成要素に対して内容を与えるだけで済
む。
【0069】第2の手段では、文書編集時に、文書構成
要素間の関係を含んだ文書情報を参照して関係を処理す
ることにより、ある構成要素の内容が編集された場合
に、関係付けられた他の構成要素の内容を自動的に編集
することができ、ユーザは関係付けられている構成要素
を編集しなくて済む。第3の手段では、指定された文書
の構成要素間の関係を参照して関係を処理し、指定文書
の内容と比較することにより、関係付けの処理を行って
いない作成済み文書の検証を行うことができ、既存文書
の有効利用が可能となる。
【0070】第4の手段では、定義された関係に関する
情報を参照し、ユーザに通知することにより、構成要素
間の関係の把握が可能となり、文書作成におけるミスを
削減でき、また、他人が作成した定義の利用が可能とな
る。第5の手段では、文書作成時に、文書間の関係を参
照して関係を処理することにより、既に作成されている
他の関連文書の内容により、新たに作成する文書の内容
を自動的に決定することができ、ユーザは内容の決定し
ていない構成要素に対して内容を与えるだけで済む。
【0071】第6の手段では、文書編集時に、文書間の
関係を含んだ文書情報を参照して関係を処理することに
より、ある文書の内容を編集した場合に、関係付けられ
た他の文書の内容を自動的に編集することができ、ユー
ザは関係付けられている他文書の構成要素を編集しなく
て済む。第7の手段では、指定された文書の文書間の関
係を参照して関係を処理し、指定文書の内容と比較する
ことにより、関係付けの処理を行っていない作成済み文
書の検証を行うことができ、また、既存文書の有効利用
が可能となる。
【0072】第8の手段では、定義された関係に関する
情報を参照し、ユーザに通知することにより、文書間の
関係の把握が可能となり、関連文書の作成におけるミス
を削減でき、また、他人が作成した定義の利用が可能と
なる。第9の手段では、電子メールを受信し、受信した
文書に対する返事を作成して電子メールを送信すること
により、関連文書における作成処理が容易となる。
【0073】以上のように、本発明によれば、関係付け
の情報を用いることによって、文書の作成・編集機能に
より、文書の作成が容易となり、関係付けられたものに
対する修正漏れを防止できる。関係付けの情報の参照機
能により、定義の確認ができ、他人が作成した定義の利
用が可能となる。文書の検証機能により、既存文書の有
効利用が可能となる。また、ある仕事に関係して必要と
なる複数の文書に関する関係付けの情報を用いることに
より、関連する複数文書に関して一文書と同様の効果が
得られ、作成処理を効率的に行うことができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
【図3】文書の構成要素間の関係を示す管理表である。
【図4】文書情報を示す図である。
【図5】関係定義部の処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】関係検索部の処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】関係処理部の処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】文書作成部の処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】文書検証部の処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】社外文書の論理構造例を示す図である。
【図11】構成要素の関係管理表例を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施例の構成を示す図であ
る。
【図13】関連文書管理表を示す図である。
【図14】文書間の関係管理表を示す図である。
【図15】文書間の関係付けを含んだ文書情報を示す図
である。
【図16】文書群を示す図である。
【図17】メール文書対応表を示す図である。
【図18】関連メール対応表を示す図である。
【図19】関係定義部の処理を示すフローチャートであ
る。
【図20】情報検索部の処理を示すフローチャートであ
る。
【図21】文書作成部の処理を示すフローチャートであ
る。
【図22】文書検証部の処理を示すフローチャートで有
る。
【図23】実施例の処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図24】関連文書管理表例を示す図である。
【図25】構成要素の関係管理表例を示す図である。
【図26】生成した文書の例を示す図である
【図27】生成した文書の例を示す図である。
【図28】受信したメールの内容を示す図である。
【図29】返信したメールの内容を示す図である。
【符号の説明】
1 入力手段 2 構造定義手段 3 関係定義手段 4 構造解析手段 5 情報検索手段 6 文書作成手段 7 文書検証手段 8 関係処理手段 9 保存手段 10 出力手段 11 関連文書定義手段 12 電子メール解析手段 13 電子メール送受信手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 きよ美 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造化可能な定型的な文書を対象とし、
    文書処理のためのデータを入力する入力手段(1)と、 文書の論理構造を定義し編集して論理構造情報を出力す
    る構造定義手段(2)と、 文書の構成要素間の関係付けの情報を定義し編集して関
    係定義情報を出力する関係定義手段(3)と、 上記論理構造情報に基づいて文書の構造を解析する構造
    解析手段(4)と、 保存された情報を検索する情報検索手段(5)と、 文書の作成及び編集を行う文書作成手段(6)と、 関係情報を基に関係の処理を行う関係処理手段(8)
    と、 上記文書の論理構造及び定義された関係付けを保存する
    保存手段(9)とを設け、 文書作成時に、定義されている構成要素間の関係を参照
    し、ある構成要素の内容が決定した場合に、関係付けら
    れた他の構成要素の内容を決定して文書を作成する文書
    処理装置。
  2. 【請求項2】 構造化可能な定型的な文書を対象とし、
    文書処理のためのデータを入力する入力手段(1)と、 文書の論理構造を定義し編集して論理構造情報を出力す
    る構造定義手段(2)と、 文書の構成要素間の関係付けの情報を定義し編集して関
    係定義情報を出力する関係定義手段(3)と、 上記論理構造情報に基づいて文書の構造を解析する構造
    解析手段(4)と、 保存された情報を検索する情報検索手段(5)と、 文書の作成及び編集を行う文書作成手段(6)と、 関係情報を基に関係の処理を行う関係処理手段(8)
    と、 上記文書の論理構造、定義された関係付け及び作成され
    た文書を保存する保存手段(9)とを設け、 文書作成時に文書の構成要素間の関係を作成した文書の
    情報として保存し、文書編集時に保存された文書の情報
    を参照し、ある構成要素の内容が編集された場合に、関
    係付けられた他の構成要素の内容を編集する文書処理装
    置。
  3. 【請求項3】 構造化可能な定型的な文書を対象とし、
    文書処理のためのデータを入力する入力手段(1)と、 文書の論理構造を定義し編集して論理構造情報を出力す
    る構造定義手段(2)と、 文書の構成要素間の関係付けの情報を定義し編集して関
    係定義情報を出力する関係定義手段(3)と、 論理構造に基づいて文書の構造を解析する構造解析手段
    (4)と、 保存された情報を検索する情報検索手段(5)と、 作成済文書を検証する文書検証手段(7)と、 関係情報を基に関係の処理を行う関係処理手段(8)
    と、 上記文書の論理構造を保存する保存手段(9)と、 検証結果を提示する出力手段(10)とを設け、定義さ
    れている構成要素間の関係を参照し、与えられた文書の
    関係付けられている要素が正しく記述されているかを調
    べ、結果を通知することによって、関係付けの処理を行
    っていない作成済の文書の検証を行う文書処理装置。
  4. 【請求項4】 構造化可能な定型的な文書を対象とし、
    文書処理のためのデータを入力する入力手段(1)と、 文書の論理構造を定義し編集して論理構造情報を出力す
    る構造定義手段(2)と、 文書の構成要素間の関係付けの情報を定義し編集して関
    係定義情報を出力する関係定義手段(3)と、 上記論理構造情報に基づいて文書の構造を解析する構造
    解析手段(4)と、 保存された情報を検索する情報検索手段(5)と、 関係情報を提示する出力手段(10)とを設け、構成要
    素間の関係の出力する文書処理装置。
  5. 【請求項5】 構造化可能な定型的な文書を対象とし、
    文書処理のためのデータを入力する入力手段(1)と、 文書の論理構造を定義し編集して論理構造情報を出力す
    る構造定義手段(2)と、 文書の構成要素間の関係付けの情報を定義し編集して関
    係定義情報を出力する関係定義手段(3)と、 上記論理構造情報に基づいて文書の構造を解析する構造
    解析手段(4)と、 保存された情報を検索する情報検索手段(5)と、 文書の作成及び編集を行う文書作成手段(6)と、 関係情報を基に関係の処理を行う関係処理手段(8)
    と、 上記文書の論理構造及び定義された関係付けを保存する
    保存手段(9)と、 関連する複数の文書を定義及び編集する関連文書定義手
    段(11)とを設け、文書を作成する場合に、作成済の
    関連文書の有無を調べ、存在した場合に既に作成されて
    いる他の関連文書の内容により、新たに作成する文書の
    内容を決定する文書処理装置。
  6. 【請求項6】 構造化可能な定型的な文書を対象とし、
    文書処理のためのデータを入力する入力手段(1)と、 文書の論理構造を定義し編集して論理構造情報を出力す
    る構造定義手段(2)と、 文書の構成要素間の関係付けの情報を定義し編集して関
    係定義情報を出力する関係定義手段(3)と、 上記論理構造情報に基づいて文書の構造を解析する構造
    解析手段(4)と、 保存された情報を検索する情報検索手段(5)と、 文書の作成及び編集を行う文書作成手段(6)と、 関係情報を基に関係の処理を行う関係処理手段(8)
    と、 上記文書の論理構造、定義された関係付け及び作成され
    た文書を保存する保存手段(9)と 、関連する複数の文書を定義及び編集する関連文書定義
    手段(11)とを設け、文書作成後、文書を保存する際
    に、複数の文書間の関係を作成した文書の情報として保
    存しておき、文書編集時に、保存された情報を参照し、
    ある文書の内容を編集した場合に、関係付けられた他の
    文書の内容を編集する文書処理装置。
  7. 【請求項7】 構造化可能な定型的な文書を対象とし、
    文書処理のためのデータを入力する入力手段(1)と、 文書の論理構造を定義し編集して論理構造情報を出力す
    る構造定義手段(2)と、 文書の構成要素間の関係付けの情報を定義し編集して関
    係定義情報を出力する関係定義手段(3)と、 論理構造に基づいて文書の構造を解析する構造解析手段
    (4)と、 保存された情報を検索する情報検索手段(5)と、 作成済文書を検証する文書検証手段(7)と、 関係情報を基に関係の処理を行う関係処理手段(8)
    と、 上記文書の論理構造を保存する保存手段(9)と、 検証結果を提示する出力手段(10)と、 関連する複数の文書を定義及び編集する関連文書定義手
    段(11)とを設け、検証結果を通知することによっ
    て、関係付けの処理を行っていない作成済み文書の検証
    を行う文書処理装置。
  8. 【請求項8】 構造化可能な定型的な文書を対象とし、
    文書処理のためのデータを入力する入力手段(1)と、 文書の論理構造を定義し編集して論理構造情報を出力す
    る構造定義手段(2)と、 文書の構成要素間の関係付けの情報を定義し編集して関
    係定義情報を出力する関係定義手段(3)と、 上記論理構造情報に基づいて文書の構造を解析する構造
    解析手段(4)と、 保存された情報を検索する情報検索手段(5)と、 関係情報を提示する出力手段(10)と、 関連する複数の文書を定義及び編集する関連文書定義手
    段(11)とを設け、関連する複数文書や文書間の関係
    を出力することによって、文書間の関係の把握を可能と
    する文書処理装置。
  9. 【請求項9】 電子メールを送受信する電子メール送受
    信手段(13)と、受信した電子メールの内容を解析す
    る電子メール解析手段(12)とを設けることによっ
    て、受信した文書に対する返事の作成を支援する請求項
    5記載の文書処理装置。
JP4149566A 1992-06-09 1992-06-09 文書処理装置 Withdrawn JPH05342200A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003504703A (ja) * 1999-06-18 2003-02-04 ユニヴァーシティ カレッジ ロンドン 配布文書の整合性を監視し維持する方法および装置

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