JPH05341692A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH05341692A JPH05341692A JP4173668A JP17366892A JPH05341692A JP H05341692 A JPH05341692 A JP H05341692A JP 4173668 A JP4173668 A JP 4173668A JP 17366892 A JP17366892 A JP 17366892A JP H05341692 A JPH05341692 A JP H05341692A
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- electric heating
- heating element
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置を大型化することなく、また、コストを
上昇させることなく、電流波形の高調波成分に関するI
EC規格に適合したコンデンサインプット型のDC電源
を有する画像形成装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 定着装置4内に温度制御用ヒータ7とは別の
ヒータ18をトライアック6を介せずに設け、電源スイ
ッチ2の押下によって電源が投入されている間は上記ヒ
ータ18への通電を行う。
上昇させることなく、電流波形の高調波成分に関するI
EC規格に適合したコンデンサインプット型のDC電源
を有する画像形成装置を提供することを目的としてい
る。 【構成】 定着装置4内に温度制御用ヒータ7とは別の
ヒータ18をトライアック6を介せずに設け、電源スイ
ッチ2の押下によって電源が投入されている間は上記ヒ
ータ18への通電を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気発熱体により熱定
着を行う手段を備えた画像形成装置に関するものであ
る。
着を行う手段を備えた画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置には電気発熱体を備
えた定着装置が用いられており、該電気発熱体は図8に
示すような回路によって駆動・制御されている。図8に
おいて1は商用電源であり、電源スイッチ2を介して直
流電源(以下、DC電源とする)3、定着装置4に電力
を供給している。また、DC電源3によって安定化され
た電圧は上記定着装置4の制御部5に供給されている。
該制御部5は定着装置4の温度を所定温度に保つ制御を
行うもので、トライアック6を断続的に駆動させること
によって定着装置4内の電気発熱体たるハロゲンヒータ
7への通電を制御するものである。つまり、該ハロゲン
ヒータ7の近傍に配設したサーミスタ8の温度に対する
抵抗値変化を電圧変化として制御部5のA/Dコンバー
タ9に入力し、このサーミスタ電圧を8ビットのディジ
タル値に変換してマイクロコンピュータ10へフィード
バックすることにより定着装置4の温度を検知し、該温
度が所定温度となるように該マイクロコンピュータ10
によってトライアック6を断続的に駆動してハロゲンヒ
ータ7へ供給する電力の調整を行っている。
えた定着装置が用いられており、該電気発熱体は図8に
示すような回路によって駆動・制御されている。図8に
おいて1は商用電源であり、電源スイッチ2を介して直
流電源(以下、DC電源とする)3、定着装置4に電力
を供給している。また、DC電源3によって安定化され
た電圧は上記定着装置4の制御部5に供給されている。
該制御部5は定着装置4の温度を所定温度に保つ制御を
行うもので、トライアック6を断続的に駆動させること
によって定着装置4内の電気発熱体たるハロゲンヒータ
7への通電を制御するものである。つまり、該ハロゲン
ヒータ7の近傍に配設したサーミスタ8の温度に対する
抵抗値変化を電圧変化として制御部5のA/Dコンバー
タ9に入力し、このサーミスタ電圧を8ビットのディジ
タル値に変換してマイクロコンピュータ10へフィード
バックすることにより定着装置4の温度を検知し、該温
度が所定温度となるように該マイクロコンピュータ10
によってトライアック6を断続的に駆動してハロゲンヒ
ータ7へ供給する電力の調整を行っている。
【0003】一方、DC電源3は、上記商用電源1の交
流電圧をダイオードブリッジ11にて全波整流し、コン
デンサ12で平滑化してトランス13の一次側に入力す
るコンデンサインプット型電源であり、上記トランス1
3への電圧入力がFET14を介して制御部15によっ
て断続的に制御され、二次側出力が一定に保たれるよう
になっている。また、二次側出力はスイッチングダイオ
ード16とコンデンサ17によって平滑化され、上記マ
イクロコンピュータ等へ供給されている。
流電圧をダイオードブリッジ11にて全波整流し、コン
デンサ12で平滑化してトランス13の一次側に入力す
るコンデンサインプット型電源であり、上記トランス1
3への電圧入力がFET14を介して制御部15によっ
て断続的に制御され、二次側出力が一定に保たれるよう
になっている。また、二次側出力はスイッチングダイオ
ード16とコンデンサ17によって平滑化され、上記マ
イクロコンピュータ等へ供給されている。
【0004】以上のように、複写機等の画像形成装置に
おける定着装置では、マイクロコンピュータ等の温度制
御手段を備えることが良好な画像を形成する上で不可欠
であり、そのような制御手段を安定して駆動するために
は上述のようなDC電源が不可欠となっている。
おける定着装置では、マイクロコンピュータ等の温度制
御手段を備えることが良好な画像を形成する上で不可欠
であり、そのような制御手段を安定して駆動するために
は上述のようなDC電源が不可欠となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のようなコンデンサインプット型のDC電源におい
ては、上記ハロゲンヒータ7への通電が行われていない
ときの入力電流波形が図9に示す入力電圧波形に対して
図10のように歪んだものとなり、電源の電流波形に対
する国際規格に適合しないという問題点があった。
来例のようなコンデンサインプット型のDC電源におい
ては、上記ハロゲンヒータ7への通電が行われていない
ときの入力電流波形が図9に示す入力電圧波形に対して
図10のように歪んだものとなり、電源の電流波形に対
する国際規格に適合しないという問題点があった。
【0006】この国際規格とは国際電気標準会議(Inte
rnational Electrotechnical Commission 、 以下IEC
とする)において商用電源に接続される製品の電流波形
の高調波成分について定められた IEC Publication 555
-2 の規格をいう。
rnational Electrotechnical Commission 、 以下IEC
とする)において商用電源に接続される製品の電流波形
の高調波成分について定められた IEC Publication 555
-2 の規格をいう。
【0007】一方、ハロゲンヒータ7に通電が行われて
いるときの入力電流波形は図11に示すように上記規格
に適合したものとなる。これは、ハロゲンヒータ7へ通
電されているときにはコンデンサ12への充電電流が制
限されるが、通電されていないときには商用電源1から
の入力電圧がピークのときにのみコンデンサ12への充
電電流が流れるためである。このため、従来は図8にA
で示す部分にインダクタ(コイル)を挿入したり、アク
ティブフィルタを構成して一次側で電圧を昇圧して電流
波形の歪みをなくすような対策が採られている。
いるときの入力電流波形は図11に示すように上記規格
に適合したものとなる。これは、ハロゲンヒータ7へ通
電されているときにはコンデンサ12への充電電流が制
限されるが、通電されていないときには商用電源1から
の入力電圧がピークのときにのみコンデンサ12への充
電電流が流れるためである。このため、従来は図8にA
で示す部分にインダクタ(コイル)を挿入したり、アク
ティブフィルタを構成して一次側で電圧を昇圧して電流
波形の歪みをなくすような対策が採られている。
【0008】しかしながら、インダクタを挿入する場
合、そのインダクタがかなり大きなものになり、小型の
画像形成装置のDC電源内に入れることはスペース的に
難しくなる。また、アクティブフィルタを構成する場
合、そのための制御ICが高価であったり、スイッチン
グ動作により昇圧しているためノイズが発生し、その対
策にスペース及びコストがかかるという問題点があっ
た。
合、そのインダクタがかなり大きなものになり、小型の
画像形成装置のDC電源内に入れることはスペース的に
難しくなる。また、アクティブフィルタを構成する場
合、そのための制御ICが高価であったり、スイッチン
グ動作により昇圧しているためノイズが発生し、その対
策にスペース及びコストがかかるという問題点があっ
た。
【0009】本発明は上記問題点を解決し、装置を大型
化することなく、また、コストを上昇させることなく、
電流波形の高調波成分に関するIEC規格に適合したコ
ンデンサインプット型のDC電源を有する画像形成装置
を提供することを目的としている。
化することなく、また、コストを上昇させることなく、
電流波形の高調波成分に関するIEC規格に適合したコ
ンデンサインプット型のDC電源を有する画像形成装置
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記目
的は、電気発熱体を有する定着装置と、該電気発熱体を
断続的に駆動して定着装置の温度を所定温度に制御する
温度制御手段と、商用電源を直流の電源に変換せしめる
コンデンサインプット型直流電源とを備えた画像形成装
置において、上記電気発熱体は、上記温度制御手段に制
御される第一の電気発熱体と、該第一の電気発熱体とは
独立に制御される第二の電気発熱体とを備え、該第二の
電気発熱体への通電は、上記直流電源の負荷が所定値以
上のときに行われるように設定されていることにより達
成される。
的は、電気発熱体を有する定着装置と、該電気発熱体を
断続的に駆動して定着装置の温度を所定温度に制御する
温度制御手段と、商用電源を直流の電源に変換せしめる
コンデンサインプット型直流電源とを備えた画像形成装
置において、上記電気発熱体は、上記温度制御手段に制
御される第一の電気発熱体と、該第一の電気発熱体とは
独立に制御される第二の電気発熱体とを備え、該第二の
電気発熱体への通電は、上記直流電源の負荷が所定値以
上のときに行われるように設定されていることにより達
成される。
【0011】
【作用】本発明によれば、例えば、画像形成装置が大型
で定着動作前の待機状態でもコンデンサインプット型直
流電源の負荷が所定値以上である場合には待機状態から
第二の電気発熱体への通電が行われる。上記コンデンサ
インプット型直流電源は、上記負荷が所定値を超えると
電源を安定化させるためにトランスの一次側における電
力供給量を増加させようとするので、この際、コンデン
サの充放電が頻繁に行われ、該コンデンサへの充電電流
は入力電圧波形のピーク値付近のみで流れる傾向にあ
る。しかし、上記第二の電気発熱体への通電によって該
コンデンサへの充電電流は制限されるので、入力電流波
形の導通角は広がることとなる。一方、上記第一の電気
発熱体への通電が始まる定着時には該第一の電気発熱体
及び第二の電気発熱体への通電により上記充電電流が制
限され同様に導通角が広がる。また、画像形成装置が小
型で待機状態における上記直流電源の負荷が所定値以下
である場合には、定着時に上記第二の電気発熱体への通
電が行われる。したがって、上述の定着時の場合と同様
に導通角が広がる。
で定着動作前の待機状態でもコンデンサインプット型直
流電源の負荷が所定値以上である場合には待機状態から
第二の電気発熱体への通電が行われる。上記コンデンサ
インプット型直流電源は、上記負荷が所定値を超えると
電源を安定化させるためにトランスの一次側における電
力供給量を増加させようとするので、この際、コンデン
サの充放電が頻繁に行われ、該コンデンサへの充電電流
は入力電圧波形のピーク値付近のみで流れる傾向にあ
る。しかし、上記第二の電気発熱体への通電によって該
コンデンサへの充電電流は制限されるので、入力電流波
形の導通角は広がることとなる。一方、上記第一の電気
発熱体への通電が始まる定着時には該第一の電気発熱体
及び第二の電気発熱体への通電により上記充電電流が制
限され同様に導通角が広がる。また、画像形成装置が小
型で待機状態における上記直流電源の負荷が所定値以下
である場合には、定着時に上記第二の電気発熱体への通
電が行われる。したがって、上述の定着時の場合と同様
に導通角が広がる。
【0012】
【実施例】本発明の第一実施例及び第二実施例を添付図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0013】〈第一実施例〉先ず、本発明の第一実施例
を図1ないし図5に基づいて説明する。なお、図8に示
した従来例との共通箇所には同一符号を付して説明を省
略する。図1はぺージプリンタ等の画像形成装置の断面
図を示している。図1において21は記録材Pを収容す
る給紙カセットであり、装置右側にその一部を突出させ
て配設されている。該給紙カセット21の上部には給紙
ローラ22が設けられており、該給紙ローラ22の記録
材搬送方向前方に配設されたレジストローラ23に向け
て記録材Pを搬送せしめる。また、該レジストローラ2
3よりも記録材搬送方向前方には潜像担持体たる感光ド
ラム24が設けられており、レジストローラ23は該感
光ドラム24の画像形成動作とのタイミングを取りなが
ら記録材Pを該感光ドラム24に搬送する。
を図1ないし図5に基づいて説明する。なお、図8に示
した従来例との共通箇所には同一符号を付して説明を省
略する。図1はぺージプリンタ等の画像形成装置の断面
図を示している。図1において21は記録材Pを収容す
る給紙カセットであり、装置右側にその一部を突出させ
て配設されている。該給紙カセット21の上部には給紙
ローラ22が設けられており、該給紙ローラ22の記録
材搬送方向前方に配設されたレジストローラ23に向け
て記録材Pを搬送せしめる。また、該レジストローラ2
3よりも記録材搬送方向前方には潜像担持体たる感光ド
ラム24が設けられており、レジストローラ23は該感
光ドラム24の画像形成動作とのタイミングを取りなが
ら記録材Pを該感光ドラム24に搬送する。
【0014】一方、感光ドラム24の周囲には一次帯電
器25,現像装置26,転写用帯電器27,並びにクリ
ーニング装置28が備えられており、感光ドラム24表
面へのトナー像の形成及び該トナー像の記録材Pへの転
写並びに該表面のクリーニングを行っている。つまり、
一次帯電器25によって一様に帯電した感光ドラム24
の表面にレーザビームが照射されることにより該表面に
は原稿画像に対応する潜像が形成され、該潜像は現像装
置26によって可視像化される。該可視像は上記レジス
トローラ23から搬送された記録材P上に転写用帯電器
27によって転写され、該記録材P上に担持される。転
写処理後は感光ドラム24の表面をクリーニング装置2
8によってクリーニングし、その後の潜像形成処理に備
える。
器25,現像装置26,転写用帯電器27,並びにクリ
ーニング装置28が備えられており、感光ドラム24表
面へのトナー像の形成及び該トナー像の記録材Pへの転
写並びに該表面のクリーニングを行っている。つまり、
一次帯電器25によって一様に帯電した感光ドラム24
の表面にレーザビームが照射されることにより該表面に
は原稿画像に対応する潜像が形成され、該潜像は現像装
置26によって可視像化される。該可視像は上記レジス
トローラ23から搬送された記録材P上に転写用帯電器
27によって転写され、該記録材P上に担持される。転
写処理後は感光ドラム24の表面をクリーニング装置2
8によってクリーニングし、その後の潜像形成処理に備
える。
【0015】以上のように可視像を転写された記録材P
は、感光ドラム24よりも記録材搬送方向前方に備えら
れた定着装置4へ向けて搬送され、該記録材P上の可視
像は該定着装置4において永久画像として定着される。
また、定着装置4よりも記録材搬送方向前方には排紙ロ
ーラ29が設けられおり、定着処理後の記録材Pを画像
形成装置外部へと排出するようになっている。
は、感光ドラム24よりも記録材搬送方向前方に備えら
れた定着装置4へ向けて搬送され、該記録材P上の可視
像は該定着装置4において永久画像として定着される。
また、定着装置4よりも記録材搬送方向前方には排紙ロ
ーラ29が設けられおり、定着処理後の記録材Pを画像
形成装置外部へと排出するようになっている。
【0016】このような画像形成装置における定着装置
4は、定着用ローラ内部に配設したハロゲンヒータ等の
電気発熱体により該定着用ローラを加熱して定着を行う
ものであり、本実施例装置においては、図2に示すよう
に二つのハロゲンヒータ7,18が設けられている。
4は、定着用ローラ内部に配設したハロゲンヒータ等の
電気発熱体により該定着用ローラを加熱して定着を行う
ものであり、本実施例装置においては、図2に示すよう
に二つのハロゲンヒータ7,18が設けられている。
【0017】第一のヒータ7は従来例と同様にトライア
ック6を介してマイクロコンピュータ10と接続されて
いるが、第二のヒータ18はトライアック6を介せずに
直接電源スイッチ2を介して商用電源1と接続されてい
る。つまり、第二のヒータ18は画像形成装置に電源が
投入されている間は常に駆動されている。
ック6を介してマイクロコンピュータ10と接続されて
いるが、第二のヒータ18はトライアック6を介せずに
直接電源スイッチ2を介して商用電源1と接続されてい
る。つまり、第二のヒータ18は画像形成装置に電源が
投入されている間は常に駆動されている。
【0018】このように常に第二のヒータに電流が流れ
るようにしたために、画像形成装置に流れる総電流が増
し、図3の入力電圧波形に対する第一のヒータ7の非駆
動時における入力電流波形は、図4のように従来例に比
べて導通角が広がり、第一のヒータ7の駆動時における
入力電流波形とほぼ同様の形となった。この本実施例に
よる入力電流波形の高調波レベルと従来例の高調波レベ
ルを比較した結果を表1に示す。
るようにしたために、画像形成装置に流れる総電流が増
し、図3の入力電圧波形に対する第一のヒータ7の非駆
動時における入力電流波形は、図4のように従来例に比
べて導通角が広がり、第一のヒータ7の駆動時における
入力電流波形とほぼ同様の形となった。この本実施例に
よる入力電流波形の高調波レベルと従来例の高調波レベ
ルを比較した結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】表1から分かるように、高調波レベルは本
発明により急激に低下しているとは言えないが、この場
合に適用されるIEC規格のクラスがクラスDからクラ
スAに変わるため、結果としてIEC規格に適合させる
ことができた。
発明により急激に低下しているとは言えないが、この場
合に適用されるIEC規格のクラスがクラスDからクラ
スAに変わるため、結果としてIEC規格に適合させる
ことができた。
【0021】つまり、図4に点線で示した範囲に入力電
流波形の殆どが入る場合は、従来例のときのようにクラ
スDの規格に適合させなければならないが、本実施例の
場合はIECの規格はクラスAが適用される。その結
果、本実施例の入力電流波形は表1に示すようにクラス
Aの規格値に適合しており、インダクタの挿入やアクテ
ィブフィルタの導入による装置の大型化及びコストの上
昇を生じさせることなく従来の問題点を解決することが
できた。
流波形の殆どが入る場合は、従来例のときのようにクラ
スDの規格に適合させなければならないが、本実施例の
場合はIECの規格はクラスAが適用される。その結
果、本実施例の入力電流波形は表1に示すようにクラス
Aの規格値に適合しており、インダクタの挿入やアクテ
ィブフィルタの導入による装置の大型化及びコストの上
昇を生じさせることなく従来の問題点を解決することが
できた。
【0022】また、本実施例によれば、電源スイッチ2
が閉位置にあり電源が投入された状態であれば第二のヒ
ータ18は常に通電されているため、定着装置4が十分
に暖められており、スタンバイ状態からプリント状態に
達する時間が短縮されるという効果も奏することができ
る。したがって、画像形成装置に印字指示信号が出力さ
れてから印字終了となるまでの時間を小さくすることが
できる。
が閉位置にあり電源が投入された状態であれば第二のヒ
ータ18は常に通電されているため、定着装置4が十分
に暖められており、スタンバイ状態からプリント状態に
達する時間が短縮されるという効果も奏することができ
る。したがって、画像形成装置に印字指示信号が出力さ
れてから印字終了となるまでの時間を小さくすることが
できる。
【0023】〈第二実施例〉次に、本発明の第二実施例
を図6に基づいて説明する。なお、第一実施例との共通
箇所には同一符号を付して説明を省略する。
を図6に基づいて説明する。なお、第一実施例との共通
箇所には同一符号を付して説明を省略する。
【0024】本実施例はDC電源3のトランス13の一
次側にインダクタ19を追加したところが第一実施例と
異なる。これにより、さらに規格に対するマージンを増
やすことができた。
次側にインダクタ19を追加したところが第一実施例と
異なる。これにより、さらに規格に対するマージンを増
やすことができた。
【0025】本実施例のように第二のヒータ18を設け
た上でインダクタ19を追加すれば、従来の方式よりも
インダクタを小さくすることができる。また、第二のヒ
ータ18の消費電力を第一実施例よりも少なくすること
ができる。さらに、第二のヒータ18の配線を電源スイ
ッチ2より電源側に取っているため、画像形成装置のウ
ォーミングアッフプタイムを短縮させることができる。
た上でインダクタ19を追加すれば、従来の方式よりも
インダクタを小さくすることができる。また、第二のヒ
ータ18の消費電力を第一実施例よりも少なくすること
ができる。さらに、第二のヒータ18の配線を電源スイ
ッチ2より電源側に取っているため、画像形成装置のウ
ォーミングアッフプタイムを短縮させることができる。
【0026】〈第三実施例〉次に、本発明の第三実施例
を図7に基づいて説明する。なお、第一実施例及び第二
実施例との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
を図7に基づいて説明する。なお、第一実施例及び第二
実施例との共通箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0027】本実施例は画像形成装置が第一実施例及び
第二実施例よりも小型の場合に適用できるもので、第二
のヒータ18にもトライアック20を接続することによ
り、スタンバイ状態では通電せず、プリント状態にて上
述した実施例と同様に通電するように制御を行うもので
ある。これにより、上述の実施例に比べて消費電力を少
なくすることができる。
第二実施例よりも小型の場合に適用できるもので、第二
のヒータ18にもトライアック20を接続することによ
り、スタンバイ状態では通電せず、プリント状態にて上
述した実施例と同様に通電するように制御を行うもので
ある。これにより、上述の実施例に比べて消費電力を少
なくすることができる。
【0028】小型の画像形成装置においてはスタンバイ
時におけるDC電源の負荷が小さいためにスタンバイ時
に第二のヒータ18への通電を停止してもIEC規格ク
ラスDを満足している場合があり、本発明の効果を奏す
ることができる。
時におけるDC電源の負荷が小さいためにスタンバイ時
に第二のヒータ18への通電を停止してもIEC規格ク
ラスDを満足している場合があり、本発明の効果を奏す
ることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電気発熱体を有する定着装置と、該電気発熱体を断続的
に駆動して定着装置の温度を所定温度に制御する温度制
御手段と、商用電源を直流の電源に変換せしめるをコン
デンサインプット型直流電源とを備えた画像形成装置に
おいて、上記温度制御手段によって制御される第一の電
気発熱体の他、独立して駆動される上記定着装置に第二
の電気発熱体を備え、該第二の電気発熱体への通電は上
記直流電源の負荷が所定値以上のときに行うこととした
ので、大型のインダクタを用いて装置を大型化すること
なく、また、アクティブフィルタを用いてコストを上昇
させることなく、入力電流波形の高調波成分に関するI
ECの規格に適合した電源を有する画像形成装置を提供
できる。
電気発熱体を有する定着装置と、該電気発熱体を断続的
に駆動して定着装置の温度を所定温度に制御する温度制
御手段と、商用電源を直流の電源に変換せしめるをコン
デンサインプット型直流電源とを備えた画像形成装置に
おいて、上記温度制御手段によって制御される第一の電
気発熱体の他、独立して駆動される上記定着装置に第二
の電気発熱体を備え、該第二の電気発熱体への通電は上
記直流電源の負荷が所定値以上のときに行うこととした
ので、大型のインダクタを用いて装置を大型化すること
なく、また、アクティブフィルタを用いてコストを上昇
させることなく、入力電流波形の高調波成分に関するI
ECの規格に適合した電源を有する画像形成装置を提供
できる。
【図1】本発明の第一実施例装置の概略構成を示す断面
図である。
図である。
【図2】図1装置の定着装置及び直流電源並びに温度制
御手段の概略構成を示す回路図である。
御手段の概略構成を示す回路図である。
【図3】図2の回路における交流入力電圧の波形を示す
図である。
図である。
【図4】図2の回路において第一のヒータへの通電を行
っていないときの入力電流波形を示す図である。
っていないときの入力電流波形を示す図である。
【図5】図2の回路において第一のヒータへの通電を行
っているときの入力電流波形を示す図である。
っているときの入力電流波形を示す図である。
【図6】本発明の第二実施例装置の概略構成を示す回路
図である。
図である。
【図7】本発明の第三実施例装置の概略構成を示す回路
図である。
図である。
【図8】従来例装置の概略構成を示す回路図である。
【図9】図8の回路における交流入力電圧の波形を示す
図である。
図である。
【図10】図8の回路においてヒータへの通電を行って
いないときの入力電流波形を示す図である。
いないときの入力電流波形を示す図である。
【図11】図8の回路においてヒータへの通電を行って
いるときの入力電流波形を示す図である。
いるときの入力電流波形を示す図である。
1 商用電源 3 DC電源(直流電源) 4 定着装置 5 制御部(温度制御手段) 7 ハロゲンヒータ(第一の電気発熱体) 18 ハロゲンヒータ(第二の電気発熱体)
Claims (1)
- 【請求項1】 電気発熱体を有する定着装置と、該電気
発熱体を断続的に駆動して定着装置の温度を所定温度に
制御する温度制御手段と、商用電源を直流の電源に変換
せしめるコンデンサインプット型直流電源とを備えた画
像形成装置において、上記電気発熱体は、上記温度制御
手段に制御される第一の電気発熱体と、該第一の電気発
熱体とは独立に制御される第二の電気発熱体とを備え、
該第二の電気発熱体への通電は、上記直流電源の負荷が
所定値以上のときに行われるように設定されていること
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4173668A JPH05341692A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4173668A JPH05341692A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05341692A true JPH05341692A (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=15964889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4173668A Pending JPH05341692A (ja) | 1992-06-09 | 1992-06-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05341692A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0934303A (ja) * | 1995-07-17 | 1997-02-07 | Nec Corp | 電子写真プリンタ |
US5994671A (en) * | 1996-03-21 | 1999-11-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
US8692165B2 (en) * | 2003-01-06 | 2014-04-08 | Bunn-O-Matic Corporation | Power circuitry incorporating both foreign and domestic alternating current line voltages for a heated beverage apparatus |
-
1992
- 1992-06-09 JP JP4173668A patent/JPH05341692A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0934303A (ja) * | 1995-07-17 | 1997-02-07 | Nec Corp | 電子写真プリンタ |
US5994671A (en) * | 1996-03-21 | 1999-11-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Image heating apparatus |
US8692165B2 (en) * | 2003-01-06 | 2014-04-08 | Bunn-O-Matic Corporation | Power circuitry incorporating both foreign and domestic alternating current line voltages for a heated beverage apparatus |
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