JPH0534127Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0534127Y2 JPH0534127Y2 JP1987099008U JP9900887U JPH0534127Y2 JP H0534127 Y2 JPH0534127 Y2 JP H0534127Y2 JP 1987099008 U JP1987099008 U JP 1987099008U JP 9900887 U JP9900887 U JP 9900887U JP H0534127 Y2 JPH0534127 Y2 JP H0534127Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- reinforcing plate
- flexible circuit
- flexible
- shape
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 41
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000012787 coverlay film Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、可撓性回路基板の一部に補強板を設
けて機械的強度を確保しながら他の機器等に対す
る実装性或いは接続性を高め得るようにした補強
板付可撓性回路基板に関し、更に具体的に云え
ば、補強板と可撓性回路基板の可撓部との境界部
位に応力集中の発生する度合を低減して補強板と
可撓性回路基板との剥離等を防止するようにした
補強板付可撓性回路基板に関する。
けて機械的強度を確保しながら他の機器等に対す
る実装性或いは接続性を高め得るようにした補強
板付可撓性回路基板に関し、更に具体的に云え
ば、補強板と可撓性回路基板の可撓部との境界部
位に応力集中の発生する度合を低減して補強板と
可撓性回路基板との剥離等を防止するようにした
補強板付可撓性回路基板に関する。
「従来の技術と問題点」
この種の可撓性回路基板は、回路部品実装の際
の作業性向上を図る目的やコネクタ等の他の機器
部品に対する接続装着性を確保する目的等を以て
機械的強度を高め得るように、第3図に一例を示
す如く、所要の接続パターン4を有する接続部3
に該当する可撓性回路基板2の端部裏面に適当な
厚さの補強板5を接合するようにして補強板付可
撓性回路基板1を構成するのもがある。このよう
な補強板付可撓性回路基板1に於ける補強板5と
可撓性回路基板2の可撓部との境界部位に位置す
る補強板5の端部7は、図の如く直線状に形成す
るのが通常であるが、他の電子機器又はコネクタ
等に上記接続部3を接続実装する際には、曲げ或
いはねじれ等の好ましくない外力が加わる恐れが
多分にある為、補強板5の端部7に該当する可撓
性回路基板2の可撓部に応力集中を与える度合が
相当に高く、このような応力集中によつて補強板
5の端部7近傍で可撓性回路基板2と補強板5と
が剥離するという難点があつた。
の作業性向上を図る目的やコネクタ等の他の機器
部品に対する接続装着性を確保する目的等を以て
機械的強度を高め得るように、第3図に一例を示
す如く、所要の接続パターン4を有する接続部3
に該当する可撓性回路基板2の端部裏面に適当な
厚さの補強板5を接合するようにして補強板付可
撓性回路基板1を構成するのもがある。このよう
な補強板付可撓性回路基板1に於ける補強板5と
可撓性回路基板2の可撓部との境界部位に位置す
る補強板5の端部7は、図の如く直線状に形成す
るのが通常であるが、他の電子機器又はコネクタ
等に上記接続部3を接続実装する際には、曲げ或
いはねじれ等の好ましくない外力が加わる恐れが
多分にある為、補強板5の端部7に該当する可撓
性回路基板2の可撓部に応力集中を与える度合が
相当に高く、このような応力集中によつて補強板
5の端部7近傍で可撓性回路基板2と補強板5と
が剥離するという難点があつた。
「考案の目的及び構成」
本考案は、可撓性回路基板に補強板を配設する
構造に於いて、補強板と可撓性回路基板の可撓部
との境界部位に応力集中の発生する度合を可及的
に抑制して両者の剥離等を好適に阻止できるよう
にした補強板付可撓性回路基板を提供するもので
あり、その為に本考案によれば、可撓性回路基板
に部分的に補強板を配装して固定部を形成するよ
うにした補強板付可撓性回路基板に於いて、上記
固定部と可撓性回路基板の可撓部との境界に位置
する上記補強板端部を円弧状或いは台形状などの
部分的な張出形状に構成したものである。
構造に於いて、補強板と可撓性回路基板の可撓部
との境界部位に応力集中の発生する度合を可及的
に抑制して両者の剥離等を好適に阻止できるよう
にした補強板付可撓性回路基板を提供するもので
あり、その為に本考案によれば、可撓性回路基板
に部分的に補強板を配装して固定部を形成するよ
うにした補強板付可撓性回路基板に於いて、上記
固定部と可撓性回路基板の可撓部との境界に位置
する上記補強板端部を円弧状或いは台形状などの
部分的な張出形状に構成したものである。
「実施例」
以下、図示の実施例を参照しながら本考案を更
に説明すると、第1図に於いて、可撓性回路基板
2は例えばその一端に外部接続の為の所要の接続
パターン4を配装して接続部3を設け、該接続部
3の接続パターン4以外の配線パターンをカバー
レイフイルム等で被覆しており、このような可撓
性回路基板2に於ける接続部3の裏面には端部6
を山形状ないし台形状に形成した補強板5を接合
して固定部を設けて補強板付可撓性回路基板1を
構成してある。
に説明すると、第1図に於いて、可撓性回路基板
2は例えばその一端に外部接続の為の所要の接続
パターン4を配装して接続部3を設け、該接続部
3の接続パターン4以外の配線パターンをカバー
レイフイルム等で被覆しており、このような可撓
性回路基板2に於ける接続部3の裏面には端部6
を山形状ないし台形状に形成した補強板5を接合
して固定部を設けて補強板付可撓性回路基板1を
構成してある。
補強板5の端部6を上記のように山形状ないし
台形状に形成して補強板5の端部6を部分的な張
出形状に構成する場合には、第2図1の如く平坦
な頂部の幅とその両側の傾斜部分の幅とを同等の
幅Lに形成すると共に各傾斜部分の角度θを20〜
30度程度に形成するのが好ましい。補強板5の斯
かる端部形状は上記の他、同図2に示すように上
記端部6の傾斜部分を円弧状に形成した端部6A
に構成する手法、或いは同図3のように端部全体
を上記1に近似するような円弧状の端部6Bに形
成することも好適であり、その他図示しないが可
撓性回路基板2の可撓部に加わる屈曲やねじれ等
による上記端部近傍に対する応力集中の発生態様
を適宜考慮して種々の端部張出形状を採用するこ
とが可能である。補強板端部に上記のような形状
の張出部を形成することにより、可撓性回路基板
2の固定部と可撓部との境界部位に加えられる応
力集中を緩和して補強板5と可撓性回路基板2と
の好ましくない剥離を好適に阻止して該基板2の
接続部3の安定化を図ることが出来る。
台形状に形成して補強板5の端部6を部分的な張
出形状に構成する場合には、第2図1の如く平坦
な頂部の幅とその両側の傾斜部分の幅とを同等の
幅Lに形成すると共に各傾斜部分の角度θを20〜
30度程度に形成するのが好ましい。補強板5の斯
かる端部形状は上記の他、同図2に示すように上
記端部6の傾斜部分を円弧状に形成した端部6A
に構成する手法、或いは同図3のように端部全体
を上記1に近似するような円弧状の端部6Bに形
成することも好適であり、その他図示しないが可
撓性回路基板2の可撓部に加わる屈曲やねじれ等
による上記端部近傍に対する応力集中の発生態様
を適宜考慮して種々の端部張出形状を採用するこ
とが可能である。補強板端部に上記のような形状
の張出部を形成することにより、可撓性回路基板
2の固定部と可撓部との境界部位に加えられる応
力集中を緩和して補強板5と可撓性回路基板2と
の好ましくない剥離を好適に阻止して該基板2の
接続部3の安定化を図ることが出来る。
図示の実施例では、補強板5を可撓性回路基板
2の一端部に配設するようにした構成例を示して
あるが、補強板5を可撓性回路基板2の途中等に
設けて該基板2の両側に可撓部を形成するような
補強板付可撓性回路基板を構成する際には、補強
板5の両端部に上記態様で適宜張出部を形成する
ことも任意可能である。
2の一端部に配設するようにした構成例を示して
あるが、補強板5を可撓性回路基板2の途中等に
設けて該基板2の両側に可撓部を形成するような
補強板付可撓性回路基板を構成する際には、補強
板5の両端部に上記態様で適宜張出部を形成する
ことも任意可能である。
「考案の効果」
以上説明したように、本考案では、可撓性回路
基板に部分的に補強板を配装して固定部を形成す
るようにした補強板付可撓性回路基板に於いて、
上記固定部と可撓性回路基板の可撓部との境界部
位に位置する上記補強板端部を円弧状或いは台形
状等の部分的な張出形状に構成したので、可撓性
回路基板の可撓部に加わる屈曲或いはねじれ等に
よる補強板端部と可撓性回路基板の可撓部との近
傍に発生する応力集中を好適に緩和してこの部分
に於ける可撓性回路基板と補強板との剥離等を防
止することができ、これにより可撓性回路基板の
接続部を安定に維持することが可能である。
基板に部分的に補強板を配装して固定部を形成す
るようにした補強板付可撓性回路基板に於いて、
上記固定部と可撓性回路基板の可撓部との境界部
位に位置する上記補強板端部を円弧状或いは台形
状等の部分的な張出形状に構成したので、可撓性
回路基板の可撓部に加わる屈曲或いはねじれ等に
よる補強板端部と可撓性回路基板の可撓部との近
傍に発生する応力集中を好適に緩和してこの部分
に於ける可撓性回路基板と補強板との剥離等を防
止することができ、これにより可撓性回路基板の
接続部を安定に維持することが可能である。
第1図は本考案に係る補強板付可撓性回路基板
の概念的な要部斜視構成図、第2図1,2及び3
は第1図に於ける補強板の端部形状を示す平面構
成図、そして、第3図は従来例による補強板付可
撓性回路基板の概念的な要部斜視構成図である。 2……可撓性回路基板、3……接続部、4……
接続パターン、5……補強板、6……山形状張出
端部、6A……一部円弧状端部、6B……円弧状
張出端部、7……一直線状の端部。
の概念的な要部斜視構成図、第2図1,2及び3
は第1図に於ける補強板の端部形状を示す平面構
成図、そして、第3図は従来例による補強板付可
撓性回路基板の概念的な要部斜視構成図である。 2……可撓性回路基板、3……接続部、4……
接続パターン、5……補強板、6……山形状張出
端部、6A……一部円弧状端部、6B……円弧状
張出端部、7……一直線状の端部。
Claims (1)
- 可撓性回路基板に部分的に補強板を配装して固
定部を形成するようにした補強板付可撓性回路基
板に於いて、上記固定部と可撓性回路基板の可撓
部との境界に位置する上記補強板端部を円弧状或
いは台形状等の部分的な張出形状に構成したこと
を特徴とする補強板付可撓性回路基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987099008U JPH0534127Y2 (ja) | 1987-06-27 | 1987-06-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987099008U JPH0534127Y2 (ja) | 1987-06-27 | 1987-06-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS645473U JPS645473U (ja) | 1989-01-12 |
JPH0534127Y2 true JPH0534127Y2 (ja) | 1993-08-30 |
Family
ID=31325774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987099008U Expired - Lifetime JPH0534127Y2 (ja) | 1987-06-27 | 1987-06-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0534127Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7465883B2 (en) | 2005-12-13 | 2008-12-16 | Nitto Denko Corporation | Plate-reinforced wiring circuit board |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2537635Y2 (ja) * | 1992-02-05 | 1997-06-04 | 日本メクトロン株式会社 | 取付板付可撓性回路基板 |
JP2000124573A (ja) * | 1998-10-16 | 2000-04-28 | Sanyo Electric Co Ltd | フレキシブル配線板の補強構造 |
JP2005243968A (ja) * | 2004-02-26 | 2005-09-08 | Kyocera Corp | フレキシブルリジッド基板 |
JP5587660B2 (ja) * | 2009-09-08 | 2014-09-10 | 日東電工株式会社 | 中継基板およびハードディスクドライブ |
JP6927825B2 (ja) * | 2017-09-22 | 2021-09-01 | 三菱電機株式会社 | フレキシブルプリント基板および表示装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS558833A (en) * | 1978-07-04 | 1980-01-22 | Tokyo Shibaura Electric Co | Method of washing |
JPS5514736B2 (ja) * | 1975-09-09 | 1980-04-18 | ||
JPS55102289A (en) * | 1979-01-29 | 1980-08-05 | Nippon Mektron Kk | Structure for and method of reinforcing flexible circuit substrate |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5514736U (ja) * | 1978-07-14 | 1980-01-30 | ||
JPH0128585Y2 (ja) * | 1981-01-13 | 1989-08-31 | ||
JPS59146975U (ja) * | 1983-03-18 | 1984-10-01 | 松下電器産業株式会社 | フレキシブル配線板 |
-
1987
- 1987-06-27 JP JP1987099008U patent/JPH0534127Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5514736B2 (ja) * | 1975-09-09 | 1980-04-18 | ||
JPS558833A (en) * | 1978-07-04 | 1980-01-22 | Tokyo Shibaura Electric Co | Method of washing |
JPS55102289A (en) * | 1979-01-29 | 1980-08-05 | Nippon Mektron Kk | Structure for and method of reinforcing flexible circuit substrate |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7465883B2 (en) | 2005-12-13 | 2008-12-16 | Nitto Denko Corporation | Plate-reinforced wiring circuit board |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS645473U (ja) | 1989-01-12 |
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